三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【出張合間に「お初天神」参詣】

2017年12月20日 06時39分55秒 | Weblog


さて本日までの出張日程で、きのうは兵庫県をぐるっと回ってきました。
1日目は京都市内をあちこち巡って、きのうは兵庫県内行脚。
兵庫県は北は寒冷で雪も積もっていた日本海に面する地域もあり、
一方で淡路島のように温暖な地域もある。
はじめて日本海側まで走ってみて、その気候多様性に驚きました。
まぁきのうは淡路島には行きませんでしたが・・・。
レンタカーで走破した距離はおおむね400km超というもの。
さすがにやや運転疲れも感じられていました。
本日は京都市内から大阪市内を巡って、午後、関空から帰還の予定。
本年最終の出張日程もどうやらメドが立ってきた次第。

で、昨日は梅田・曾根崎町にて会食であります。
大阪に来ても、だいたいミナミの方に行くことが多かったので、
この曾根崎町ははじめての探訪でありました。
御堂筋から教えられるままに、「お初天神通」を散策。
なにやら、艶っぽい名前の通りでありますが、
近松門左衛門・曽根崎心中の題材になった心中事件の舞台ということ。
そういうことは初めて知った。
人間いくつになっても、知らないことだらけであります。
わたしは、毎日のように北海道神宮にお詣りする習慣もあるので、
せっかくということでお詣りしてまいりました。
恋人たちの聖地とかいう謳い文句で、
中高年おじさんとしてはやや気後れもしながらも
民俗探訪と楽しませてもらいました。
こういう商魂のたくましい神さまはまことに大阪らしい。
でもまぁ、東京新橋の神社でも「あめのうずめの命」が祭神になっているし、
曽根崎心中という事件の舞台になったという故事も
それを商機と捉えた大阪人の気っ風もよくわかりますね。
夜の時間帯でしたが、そんな時間にも若い娘さんたちが詣っていた。
で、食事後、立ち寄った「正調・スナック」で「えびす」さんの縁起物も発見。
わたしなど、七福神といわれてもなんのことやらと、
どんな神さまたちか、たぶん北海道には上陸されなかったように思う次第(笑)。
ちなみに、恵比須(えびす)・大黒・毘沙門(びしゃもん)・弁天・福禄寿(ふくろくじゅ)
・寿老人・布袋(ほてい)の総称なんだそうで、
わたしが知らないだけで、北海道にも来られているのかも知れません(笑)。
でもそういう神さまへの信仰が現実に根付いている様子は
さすがに文化の底の厚さかと、酒の酔いとともに感じ入りました。

さて、本日帰還後はいよいよ、ことしも最終週の追い込みであります。
あと十数日しか残っていませんが、まだまだやること山積。
しっかり片付けていきたいと思います。
コメント
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