くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

クリスマス会

2006年12月16日 | 保育園
我が保育園にはホールがない。だから行事があると1週間くらい前からロッカー、道具箱、仕切り扉などを大移動する。これがかなりの力仕事。お陰で、また一回り上腕二頭筋が太くなった~よくジムで「鍛えてますね~」って誉められる。鍛えてるんじゃなくって、自然についたんだよな~。

物がなくなった保育室は広くなってすっきりする。このままにしておきたいって感じ。そんな保育室にも入りきらないくらいの保護者が押し寄せてくるのがクリスマス会だ。保護者の気持ちを考慮して今年は会場を入れ替え制にしてみた。自分の子どもの発表の時は前方で見てもらえるようにって。保護者の方も協力的でスムーズに動いてくれたのでひとまず安心した。

舞台に登場する子ども達をお家の人がビデオカメラやらデジカメやらを持って待ち構えている。フラッシュもバシバシ焚かれる。まるでここは記者会見場かいっ?て程だ。最近の子ども達がとてもカメラ慣れしているのには驚く。レンズを見ると、ニッコリと満面の笑顔をつくる。たいしたもんだ。

でも、人見知り時期の1歳児は、そこまでの余裕はなくて、ママやパパの姿を見つけると大泣きになってしまった。む~す~んでひ~ら~い~て…うわ~んえ~んといった具合で泣き声の大合唱。なだめたりすかしたり、抱き上げたりと保育士も大奮闘!練習は上手に出来たのにな…。ま、これも発達段階の一つ。きっと来年は違っていることだろう。

5歳児はイエス様の降誕劇を発表。去年は担任として関わったが今年はピアノ係としてサポートにまわる。憧れの劇をいよいよ発表することで、クラスに緊張感が漂っている。たくさん練習した成果を発揮できる子もいれば、萎縮気味の子もいたが、どの子もいい表情だった。

行事の目的ってなんなんだろう。きちんとしたものを保護者に見せること?私はそれだけじゃいけないと思う。やはりその中心に子どもがいなくてはいけない。だから、たとえ、緊張して台詞が言えなくても、泣いてしまっても、その時の子どもの姿はその時だけのものとして受けとめてあげたい。結果はよりも過程が大切なんだよね。

来週は、クリスマス会ごっこで盛り上がりそう。子ども達の意外な面が発見できたりして。この子はこういうところをよく見ていたんだなって。


闇の中を歩んでいた民は大きな光を見た。
死の陰の地に住んでいた者たちのうえに光りが照った。

ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。
ひとりの男の子が、私たちに与えられる。


子ども達の健やかなる成長を祈って…
一足早く、Merry Christmas!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿