どうもこんばんは~、そうだいでございます。なんか、今年は空梅雨なんですかねぇ。降る、降るっていっても、こちら山形はなかなか雨が降ってくれないんですよ。九州地方とか、西日本は豪雨に悩まされている地域もあるそうなんですが、こっちは湿度が高くなるばっかりで。夏が来るといっても、今年はプールも打ち上げ花火もお祭りもないでしょうし。この夏は、遊ぶにもなにかとアイデアが必要のようですなぁ。
今年のゴールデンウィークはどこにも行けなかったんで、そろそろ近づいてきた夏休み、7月の4連休なんかは、思いきってどこか遠くの温泉宿にでも泊りに行きたいなぁ~と考えているんですが、東京のコロナ事情を見ていますと、もしかして第2波もすぐそこまで来ているのかも知れず……まだ安心はできませんよね。
私が山形に戻ってきて、はや5年が経ちまして、温泉王国・山形の温泉を各個撃破していくこころみも、ついに昨年で100湯を超えました。でもさすがは豊饒なる王国と言いますか、米沢とか庄内とか、まだまだ未開の温泉郷はいくらでも残っています。銀山も、ちゃんと泊りでは行ってないし。いやほんと、山形温泉ネットワークは広大ですわ! 五色温泉、またいつか泊りに行きたいなぁ。
ただ、この夏はそんな山形県内を生意気にもひょいっと跳び越えて県外に繰り出したいとも考えているのですが……まだ時期尚早かも知れないし、判断つきかねているところです。やだね~コロナ!
さて、そんなこんなでともかく良いニュースの少ない印象のある2020年なわけですが、まさか! まさかまさかの大朗報が!! これにはわたくし、心の底から驚きました。
ドラマシリーズ『探偵・由利麟太郎』(2020年6~7月放送予定 全5話 関西テレビ)
『探偵・由利麟太郎(たんていゆりりんたろう)』は、カンテレ(関西テレビ)制作・フジテレビ系列「火曜21時枠」で放送予定の、横溝正史原作による「由利麟太郎」シリーズを映像化した連続テレビドラマシリーズ。主演は、本作が地上波連続ドラマ初主演となる吉川晃司。各話54分、第1回のみ15分拡大放送。
番組キャッチコピーは、「観察すれば、真実は自ずと浮かび上がる」。
本作は、昭和を代表する推理小説作家・横溝正史が、彼の代表作である「金田一耕助」シリーズよりも前に生み出していた探偵・由利麟太郎が活躍するシリーズ作品を初めて連続ドラマ化したもので、在阪テレビ局であるカンテレ(関西テレビ)が「ALL関西」を掲げ、34年ぶりにゴールデン・プライム帯の連続ドラマとして東映京都撮影所と共同制作した。全シーンにおいて京都をはじめとする関西地方で撮影されている。
原作小説において由利麟太郎が登場する作品の映像化は、単発のテレビドラマとしては石坂浩二が由利麟太郎を演じた『蝶々殺人事件』(1998年12月5日にテレビ朝日『土曜ワイド劇場』枠で放送)の事例がある。また、『真珠郎』、『仮面劇場』、『木乃伊(ミイラ)の花嫁』、『悪魔の家』を原作として、由利および三津木を金田一耕助(演・古谷一行)に置き換えた連続ドラマや単発ドラマシリーズの事例や、『真珠郎』を原作として由利を金田一耕助(演・小野寺昭)に置き換えた単発ドラマの事例もある。ちなみに、映像化作品において由利麟太郎が原作小説の通りに白髪の人物として描写されているのは本作が初である。
また本作は、2019新型コロナウイルスの感染拡大で開催延期となった東京オリンピックが本来は2020年7月に開幕予定だったことから、当初より全5話の特別連続ドラマとして企画・制作が進んでいたため、撮影はコロナ禍の影響を受ける直前だった2020年3月にクランクアップしている。
なお、原作小説の時代設定は昭和初期(太平洋戦争前)であるが、本作では令和現在に置き換えるなどの変更が行われている(第1話で2020年3月1日の日付が見られる)。
ちなみに、原作小説における由利麟太郎は「1893年生まれ」という設定であり、今回映像化される作品の中では40歳代ということになる。
主なキャスティング
4代目・由利 麟太郎 …… 吉川 晃司(54歳)
22代目・等々力 大志警部 …… 田辺 誠一(51歳)
三津木 俊助 …… 志尊 淳(25歳)
波田 聡美 …… どんぐり(60歳)
山岸 克平 …… 木本 武宏(49歳)
鈴子(等々力の部下)…… 森山 くるみ(26歳)
等々力の妻 …… あだち 理絵子(45歳)
主なスタッフ
脚本 …… 小林 弘利(59歳)
音楽 …… ワンミュージック
主題歌 …… 吉川 晃司
演出 …… 木村 弥寿彦
原作小説 …… 『花髑髏』(1937年)、『憑かれた女』(1933年)、『銀色の舞踏靴』(1939年)、『蝶々殺人事件』(1946~47年)
原作との相違点
・原作小説では、由利麟太郎の活動拠点は東京の麹町であるが、本作では京都となっている。
・本作での由利の弓道の心得があるという設定はオリジナルで、由利役の吉川晃司と制作スタッフとの打ち合わせから設定に盛り込まれた。
・原作小説では、三津木俊助は新日報社の社会部の新聞記者であり、本作のようなミステリー作家志望の青年ではないが、原作の三津木も記者業の傍ら探偵小説を執筆している。
・原作では三津木が由利の解決した事件を新日報で記事にしているが、本作では三津木が WEBサイトに由利の活躍記録をアップしている。
・等々力警部は原作小説では警視庁の警部であるが、本作では京都府警に所属している。
・等々力警部が由利と大学時代の同窓生という設定と、たい焼き好きという設定はオリジナルである。
・本作の波田聡美と山岸克平、鈴子や等々力警部の妻は、すべて本作オリジナルのキャラクターである。
いや~、まさか、2020年にこのお方が堂々復活なされるとは! しかも、京都で!? 5話限定で!? 吉川晃司さんで!? もう、どこから不思議に思っていいのやら……
まず兆候として、おととし2018年に角川文庫版の『真珠郎』が、まんまあの杉本一文画伯の表紙絵ごと堂々の復刊をとげました。21世紀も10年以上が過ぎたこの時代に、いったい誰がこの復活を予期しえたというのでしょうか……いや、そりゃ確かに傑作なんですけど!
なんだこれは……これはおかしい。これは何か、2016年の長谷川博己金田一版『獄門島』以降の「金田一耕助ブーム」とは別の地下水流が動き始めているぞ……なんとなく、浮かれてばかりもいられないミョ~な胸騒ぎがし始めていたわけです。まぁ、名探偵・金田一耕助にとどまらない「横溝正史ワールド」全体の再発見の流れなのかと喜んではいたのですが。
そして、今年の春ごろに本屋さんで「連続ドラマ化決定!!」という目を疑うような惹句とともに、『蝶々殺人事件』、『憑かれた女』、『花髑髏』、『血蝙蝠』という、これまた目を疑うようなラインナップが月イチで復刊されるという、もはや「血迷ったか、角川書店!?」というか、「もっと先に復刊するやつ、あんじゃん!?」というか……いや、これはもううれしい悲鳴以外の何ものでもないわけなんですが、まぁ~ビックリ仰天のムーブメントが告知されたわけなのです。
今までわたくし、横溝ワールドを原作とする映像作品についてのレビューだのなんだのを、この『長岡京エイリアン』にてさまざまつづってまいりましたが、正直言いまして、「由利麟太郎シリーズ」に関しましてはアウェー感があるというか、そんなに詳しくないです。というか、そもそも思い入れがうすいという……
そりゃまぁ、横溝ファンとして青春の大切な時間をつぎ込んで古本屋をまわった身としましては、昔からちょいちょい、例の角川文庫の「黒地に緑字の背表紙」の未読本を掘り出してはむさぼり読み、その中で由利麟太郎ものも読んではいたのですが、ぶっちゃけ「なんだよ! 金田一出てこないやつ買っちゃったよ!」みたいな印象の持ち方で、完全に「金田一耕助ガチャ」のハズレ枠としか言いようのないポジションに甘んじていたのでした。いや、あくまでも当時の私の中では、の話ですよ!?
振り返ってみれば、それだけ「金田一耕助」の名探偵としてのイメージは、すでに当時のそうだい少年に強烈に植えつけられていたのでしょう。それはひとえに、単発になっていたとはいえ充分におどろおどろしいインパクトを持って放送されていた TBSの古谷金田一による『名推理』シリーズとか、フジテレビの片岡金田一シリーズとか、衛星放送でたまに放送されていた石坂金田一シリーズとか、『金田一少年の事件簿』とか、一連の二次的作品の情報のおかげだったわけです。当然、原作小説も読んでみたらおもしろいわけで。
それに対して由利麟太郎シリーズはといいますと……たま~に『真珠郎』とかが映像化されても、あったり前のように名探偵役が金田一耕助にすり替えられて、「え? 解決するのは金田一耕助ですが、なにか?」みたいな恐怖の情報操作が行われていたわけです。『仮面劇場』とか、『木乃伊の花嫁』とか、『悪魔の家』とか……すべて金田一耕助という怪物の犠牲者ですよね。こんなキャラクターが「天使」なわけねぇだろ!!
ただ、これらは別にテレビ局の横暴でそんな改変が行われていたとも言いきれず、『真珠郎』と『仮面劇場』はがっつり横溝先生がご存命の時に金田一ものとして映像化されており、さらに言うと、もともと由利麟太郎や三津木俊助が主人公だったジュブナイル作品(『夜光怪人』と『蝋面博士』)が、横溝先生の許可を得て推理作家・山村正夫によって金田一ものとしてリライトされるという、由利&三津木ファンにとってはもう造物主さえも信用できない愛なき極寒の迫害時代が、半世紀にもわたって続いていたわけだったのです。かわいそすぎ!!
映像化された『真珠郎』なんて、3作品中3作すべてが金田一もの! ちゃんと由利ものにしてるのは JET先生のコミカライズだけだという寒々しさ。さすがは JET先生、金田一もののコミカライズの3番目に『睡れる花嫁』を持ってくるだけのお人だ!!
そんな中でも、かつてあの石坂浩二さんが由利麟太郎を演じた『蝶々殺人事件』があったこと、確かに私も覚えてました。ただ、見たはずなんだけど肝心の内容は……とにかくつまんなかったっていう記憶しかない! いや、それは私がガキンチョだったからおもしろさがわかんなかったんだろうな、きっと! うん……
ちなみにここで、横溝先生の手による原作小説での「由利麟太郎の事件簿」をざっと簡単に整理してみましょう。個人的には意外に感じたのですが、あの完璧主義者っぽい横溝先生にしては珍しく、中絶作品が2作もあるんですね! 金田一ものの『仮面舞踏会』を見てもわかる通り、自作の完成にはあんなにねちっこく執念を燃やしていた先生なのに……
それにしても、金田一ものも当然そうなのですが、大小関係なく全ての作品を書籍で読めるっていう今現在の状況は、ホントに幸せなことですよ。四半世紀前の私が聞いたら口から血を吐いてうらやましがりますよ! 嗚呼、自転車立ちこぎで山形市内を汗まみれで駆けずり回り、数少ない古本屋に通いつめていたあの日々。っていうか、柏書房さまは神様だ!!
☆特別ふろく 名探偵・由利麟太郎の事件簿(カッコ内の年数は事件発生推定年月)
1、『石膏美人』 (19?年5月 角川文庫『悪魔の設計図』に収録)
2、『獣人』 (19?年9月 角川文庫『悪魔の設計図』に収録)
3、『憑かれた女』(1933年8月 角川文庫)
※ただし『憑かれた女』は初出当初は由利&三津木ものではなく、戦後1948年1月に単行本化された際に由利&三津木ものとして改稿された。
4、『白蝋変化』 (1936年4月 角川文庫『花髑髏』に収録)
5、『蜘蛛と百合』(1936年7月 角川文庫『蝶々殺人事件』に収録)
6、『真珠郎』(1936年10月 角川文庫)
ex1、『猫と蝋人形』(1936年8月 三津木俊助のみの登場 角川文庫『仮面劇場』に収録)
7、『首吊り船』(1936年10月 角川文庫『憑かれた女』に収録)
8、『夜光虫』(1936年11月 角川文庫)
9、『幻の女』(1937年1月 角川文庫)
10、『焙烙の刑』(1937年初春 角川文庫『花髑髏』に収録)
11、『鸚鵡を飼う女』(1937年4月 角川文庫『双仮面』に収録)
12、『幽霊鉄仮面』(1937年4月 ジュブナイル作品 角川スニーカー文庫)
※この作品から、由利&三津木に加えて少年探偵・御子柴進が登場する。
13、『花髑髏』(1937年5月 角川文庫)
14、『薔薇と鬱金香』(1937年7月 角川文庫『蝶々殺人事件』に収録)
15、『蝶々殺人事件』 (1937年10月 角川文庫)※作品の連載は1946~47年
16、『迷路の三人』(1937年8月 翻案作品 柏書房『由利・三津木探偵小説集成2』)
ex2、『猿と死美人』(1938年2月 三津木俊助のみの登場 角川文庫『幻の女』に収録)
17、『木乃伊の花嫁』 (1938年2月 角川文庫『青い外套を着た女』に収録)
ex3、『白蝋少年』(1938年4月 三津木俊助のみの登場 角川文庫『仮面劇場』に収録)
ex4、『悪魔の家』(1938年5月 三津木俊助のみの登場 角川文庫)
18、『悪魔の設計図』(1938年6月 角川文庫)
19、『双仮面』(1938年7月 角川文庫)
20、『仮面劇場』(1938年10月 角川文庫)
21、『銀色の舞踏靴』(1939年3月 角川文庫『血蝙蝠』に収録)
22、『黒衣の人』(1939年4月 角川文庫『悪魔の家』に収録)
23、『盲目の犬』(1939年4月 角川文庫『双仮面』に収録)
24、『血蝙蝠』(1939年8月 角川文庫)
25、『嵐の道化師』(1939年10月 角川文庫『悪魔の家』に収録)
26、『怪盗どくろ指紋』(1940年1月 ジュブナイル作品 角川文庫『仮面城』に収録)
27、『三行広告事件』 (1942年 角川文庫『空蝉処女』に収録)
28、『神の矢』(1949年2月 中絶作品 柏書房『由利・三津木探偵小説集成4』)
29、『模造殺人事件』(1950年5月 中絶作品 柏書房『由利・三津木探偵小説集成4』)
30、『カルメンの死』(1950年1月 角川文庫『幻の女』に収録)
なるほど~。名探偵・由利麟太郎が活躍する作品は、ジュブナイルもあわせて全部で30作なんですか。ほとんどが長編じゃないし、これはコンプリートもお手頃ですな。本のお値段はちょっと張るかも知れませんが、まぁ読めるんだからいいですよね。
いっぽう、我らが金田一耕助ものの作品は、ジュブナイル9作をあわせて全部で86作! 由利シリーズの約3倍というのは、順当なボリュームでしょう。そして、その中には先ほど言ったような経緯で、由利&三津木から「ぶんどった」因縁の2作もあるという……まぁいいじゃないのジュブナイルなんだから! 仲良くしましょうよ~。
さてさて、原作小説のお話はここまでにしておきまして、肝心の「令和に復活した由利&三津木 in 京都」に話題を移しましょう!
この記事をつづる時点では、第1話『花髑髏』のみを観ているという状況なのですが、ドラマの中身はといいますと……
存外(失礼ながら)おもしろいじゃないか! 由利麟太郎やらなんやら、アレンジはものすごいけど。
いや~、っていうか、主演が吉川晃司っていう段階で、まぁ成功しかないんじゃないですか。何しててもカッコいい! 原作小説をちょっと読んでみるとわかるんですが、由利麟太郎って、実年齢的にも吉川さんよりもずっと若いし、けっこう猪突猛進で軽率に見えるところもあるんですよね。それなのに、一人称は「わし」! よくわかんねぇ……作品によっても印象がかなり変わるし。
あと、由利麟太郎ものって、ほんとに「雰囲気系ミステリー」といいますか、「細かいことは気にしない!」という往年の「探偵小説」のお作法を色濃く継いでいるんですよね、だって戦前の娯楽小説なんですし。
ですから、今回のように大幅に作中要素を改変して、由利麟太郎も原作以上にエキセントリックな変人にしたとしても、いちいち目くじら立てずに「いや~この、天知小五郎みたいな予定調和感が心地いいね。」ってな感じで眺めていればいいんですな。「推理小説」じゃあないんですよね。完全に、金田一耕助でなく明智小五郎の系譜にある名探偵になっているわけです。いかにも何か起こりそうな洋館は出てくるわ、謎の生体実験は出てくるわ!
そう、基本的に由利&三津木シリーズは「戦前」の物語なんです。そして、『獄門島』の例を出すまでもなく、金田一耕助シリーズのほとんどは、「戦後」の物語。「古い時代の終わり」が生む事件という意味では、あの『本陣殺人事件』だって、由利先生ではなく金田一耕助が解決するべき事件なんですな。ちゃんと棲みわけてるんだなぁ。そして、金田一耕助が活躍する時、由利先生は去るという。
なので、令和のこの時代に由利麟太郎が復活するというのは、確かに理に適ったことなのかもしれません。「もはや戦後ではない。すでに戦前である。」という……ちょっと怖い話ですが。
それにしましても、今回の初連続ドラマ化が、たったの5回で終わってしまうというのは、最初から決まっているとだとは言え、いかにももったいない!
京都ロケにもかなりの気合が入っていますし、来年にでも、また撮影状況が落ち着いた時に、まさかの第2シーズンの到来を期待したいと思います!! あ、来年もまたオリンピック進行に巻き込まれてしまうのでしょうが……
いや~、等々力警部、気持ちいいくらいに原作小説からかけ離れたキャラクターになっていましたね……加藤武バージョンとはまた違った方向性で。そういえば、かつて田辺誠一さんはコマーシャルかかなんかで金田一耕助を演じていましたよね。まさか等々力警部のほうにいくとは。硬派な由利麟太郎に比べて、まるで金田一耕助のようなユニークな人物になっているのが興味深い。そして、部下の女刑事の名前は「鈴子」て! 制作スタッフもお好きねぇ~!!
今年のゴールデンウィークはどこにも行けなかったんで、そろそろ近づいてきた夏休み、7月の4連休なんかは、思いきってどこか遠くの温泉宿にでも泊りに行きたいなぁ~と考えているんですが、東京のコロナ事情を見ていますと、もしかして第2波もすぐそこまで来ているのかも知れず……まだ安心はできませんよね。
私が山形に戻ってきて、はや5年が経ちまして、温泉王国・山形の温泉を各個撃破していくこころみも、ついに昨年で100湯を超えました。でもさすがは豊饒なる王国と言いますか、米沢とか庄内とか、まだまだ未開の温泉郷はいくらでも残っています。銀山も、ちゃんと泊りでは行ってないし。いやほんと、山形温泉ネットワークは広大ですわ! 五色温泉、またいつか泊りに行きたいなぁ。
ただ、この夏はそんな山形県内を生意気にもひょいっと跳び越えて県外に繰り出したいとも考えているのですが……まだ時期尚早かも知れないし、判断つきかねているところです。やだね~コロナ!
さて、そんなこんなでともかく良いニュースの少ない印象のある2020年なわけですが、まさか! まさかまさかの大朗報が!! これにはわたくし、心の底から驚きました。
ドラマシリーズ『探偵・由利麟太郎』(2020年6~7月放送予定 全5話 関西テレビ)
『探偵・由利麟太郎(たんていゆりりんたろう)』は、カンテレ(関西テレビ)制作・フジテレビ系列「火曜21時枠」で放送予定の、横溝正史原作による「由利麟太郎」シリーズを映像化した連続テレビドラマシリーズ。主演は、本作が地上波連続ドラマ初主演となる吉川晃司。各話54分、第1回のみ15分拡大放送。
番組キャッチコピーは、「観察すれば、真実は自ずと浮かび上がる」。
本作は、昭和を代表する推理小説作家・横溝正史が、彼の代表作である「金田一耕助」シリーズよりも前に生み出していた探偵・由利麟太郎が活躍するシリーズ作品を初めて連続ドラマ化したもので、在阪テレビ局であるカンテレ(関西テレビ)が「ALL関西」を掲げ、34年ぶりにゴールデン・プライム帯の連続ドラマとして東映京都撮影所と共同制作した。全シーンにおいて京都をはじめとする関西地方で撮影されている。
原作小説において由利麟太郎が登場する作品の映像化は、単発のテレビドラマとしては石坂浩二が由利麟太郎を演じた『蝶々殺人事件』(1998年12月5日にテレビ朝日『土曜ワイド劇場』枠で放送)の事例がある。また、『真珠郎』、『仮面劇場』、『木乃伊(ミイラ)の花嫁』、『悪魔の家』を原作として、由利および三津木を金田一耕助(演・古谷一行)に置き換えた連続ドラマや単発ドラマシリーズの事例や、『真珠郎』を原作として由利を金田一耕助(演・小野寺昭)に置き換えた単発ドラマの事例もある。ちなみに、映像化作品において由利麟太郎が原作小説の通りに白髪の人物として描写されているのは本作が初である。
また本作は、2019新型コロナウイルスの感染拡大で開催延期となった東京オリンピックが本来は2020年7月に開幕予定だったことから、当初より全5話の特別連続ドラマとして企画・制作が進んでいたため、撮影はコロナ禍の影響を受ける直前だった2020年3月にクランクアップしている。
なお、原作小説の時代設定は昭和初期(太平洋戦争前)であるが、本作では令和現在に置き換えるなどの変更が行われている(第1話で2020年3月1日の日付が見られる)。
ちなみに、原作小説における由利麟太郎は「1893年生まれ」という設定であり、今回映像化される作品の中では40歳代ということになる。
主なキャスティング
4代目・由利 麟太郎 …… 吉川 晃司(54歳)
22代目・等々力 大志警部 …… 田辺 誠一(51歳)
三津木 俊助 …… 志尊 淳(25歳)
波田 聡美 …… どんぐり(60歳)
山岸 克平 …… 木本 武宏(49歳)
鈴子(等々力の部下)…… 森山 くるみ(26歳)
等々力の妻 …… あだち 理絵子(45歳)
主なスタッフ
脚本 …… 小林 弘利(59歳)
音楽 …… ワンミュージック
主題歌 …… 吉川 晃司
演出 …… 木村 弥寿彦
原作小説 …… 『花髑髏』(1937年)、『憑かれた女』(1933年)、『銀色の舞踏靴』(1939年)、『蝶々殺人事件』(1946~47年)
原作との相違点
・原作小説では、由利麟太郎の活動拠点は東京の麹町であるが、本作では京都となっている。
・本作での由利の弓道の心得があるという設定はオリジナルで、由利役の吉川晃司と制作スタッフとの打ち合わせから設定に盛り込まれた。
・原作小説では、三津木俊助は新日報社の社会部の新聞記者であり、本作のようなミステリー作家志望の青年ではないが、原作の三津木も記者業の傍ら探偵小説を執筆している。
・原作では三津木が由利の解決した事件を新日報で記事にしているが、本作では三津木が WEBサイトに由利の活躍記録をアップしている。
・等々力警部は原作小説では警視庁の警部であるが、本作では京都府警に所属している。
・等々力警部が由利と大学時代の同窓生という設定と、たい焼き好きという設定はオリジナルである。
・本作の波田聡美と山岸克平、鈴子や等々力警部の妻は、すべて本作オリジナルのキャラクターである。
いや~、まさか、2020年にこのお方が堂々復活なされるとは! しかも、京都で!? 5話限定で!? 吉川晃司さんで!? もう、どこから不思議に思っていいのやら……
まず兆候として、おととし2018年に角川文庫版の『真珠郎』が、まんまあの杉本一文画伯の表紙絵ごと堂々の復刊をとげました。21世紀も10年以上が過ぎたこの時代に、いったい誰がこの復活を予期しえたというのでしょうか……いや、そりゃ確かに傑作なんですけど!
なんだこれは……これはおかしい。これは何か、2016年の長谷川博己金田一版『獄門島』以降の「金田一耕助ブーム」とは別の地下水流が動き始めているぞ……なんとなく、浮かれてばかりもいられないミョ~な胸騒ぎがし始めていたわけです。まぁ、名探偵・金田一耕助にとどまらない「横溝正史ワールド」全体の再発見の流れなのかと喜んではいたのですが。
そして、今年の春ごろに本屋さんで「連続ドラマ化決定!!」という目を疑うような惹句とともに、『蝶々殺人事件』、『憑かれた女』、『花髑髏』、『血蝙蝠』という、これまた目を疑うようなラインナップが月イチで復刊されるという、もはや「血迷ったか、角川書店!?」というか、「もっと先に復刊するやつ、あんじゃん!?」というか……いや、これはもううれしい悲鳴以外の何ものでもないわけなんですが、まぁ~ビックリ仰天のムーブメントが告知されたわけなのです。
今までわたくし、横溝ワールドを原作とする映像作品についてのレビューだのなんだのを、この『長岡京エイリアン』にてさまざまつづってまいりましたが、正直言いまして、「由利麟太郎シリーズ」に関しましてはアウェー感があるというか、そんなに詳しくないです。というか、そもそも思い入れがうすいという……
そりゃまぁ、横溝ファンとして青春の大切な時間をつぎ込んで古本屋をまわった身としましては、昔からちょいちょい、例の角川文庫の「黒地に緑字の背表紙」の未読本を掘り出してはむさぼり読み、その中で由利麟太郎ものも読んではいたのですが、ぶっちゃけ「なんだよ! 金田一出てこないやつ買っちゃったよ!」みたいな印象の持ち方で、完全に「金田一耕助ガチャ」のハズレ枠としか言いようのないポジションに甘んじていたのでした。いや、あくまでも当時の私の中では、の話ですよ!?
振り返ってみれば、それだけ「金田一耕助」の名探偵としてのイメージは、すでに当時のそうだい少年に強烈に植えつけられていたのでしょう。それはひとえに、単発になっていたとはいえ充分におどろおどろしいインパクトを持って放送されていた TBSの古谷金田一による『名推理』シリーズとか、フジテレビの片岡金田一シリーズとか、衛星放送でたまに放送されていた石坂金田一シリーズとか、『金田一少年の事件簿』とか、一連の二次的作品の情報のおかげだったわけです。当然、原作小説も読んでみたらおもしろいわけで。
それに対して由利麟太郎シリーズはといいますと……たま~に『真珠郎』とかが映像化されても、あったり前のように名探偵役が金田一耕助にすり替えられて、「え? 解決するのは金田一耕助ですが、なにか?」みたいな恐怖の情報操作が行われていたわけです。『仮面劇場』とか、『木乃伊の花嫁』とか、『悪魔の家』とか……すべて金田一耕助という怪物の犠牲者ですよね。こんなキャラクターが「天使」なわけねぇだろ!!
ただ、これらは別にテレビ局の横暴でそんな改変が行われていたとも言いきれず、『真珠郎』と『仮面劇場』はがっつり横溝先生がご存命の時に金田一ものとして映像化されており、さらに言うと、もともと由利麟太郎や三津木俊助が主人公だったジュブナイル作品(『夜光怪人』と『蝋面博士』)が、横溝先生の許可を得て推理作家・山村正夫によって金田一ものとしてリライトされるという、由利&三津木ファンにとってはもう造物主さえも信用できない愛なき極寒の迫害時代が、半世紀にもわたって続いていたわけだったのです。かわいそすぎ!!
映像化された『真珠郎』なんて、3作品中3作すべてが金田一もの! ちゃんと由利ものにしてるのは JET先生のコミカライズだけだという寒々しさ。さすがは JET先生、金田一もののコミカライズの3番目に『睡れる花嫁』を持ってくるだけのお人だ!!
そんな中でも、かつてあの石坂浩二さんが由利麟太郎を演じた『蝶々殺人事件』があったこと、確かに私も覚えてました。ただ、見たはずなんだけど肝心の内容は……とにかくつまんなかったっていう記憶しかない! いや、それは私がガキンチョだったからおもしろさがわかんなかったんだろうな、きっと! うん……
ちなみにここで、横溝先生の手による原作小説での「由利麟太郎の事件簿」をざっと簡単に整理してみましょう。個人的には意外に感じたのですが、あの完璧主義者っぽい横溝先生にしては珍しく、中絶作品が2作もあるんですね! 金田一ものの『仮面舞踏会』を見てもわかる通り、自作の完成にはあんなにねちっこく執念を燃やしていた先生なのに……
それにしても、金田一ものも当然そうなのですが、大小関係なく全ての作品を書籍で読めるっていう今現在の状況は、ホントに幸せなことですよ。四半世紀前の私が聞いたら口から血を吐いてうらやましがりますよ! 嗚呼、自転車立ちこぎで山形市内を汗まみれで駆けずり回り、数少ない古本屋に通いつめていたあの日々。っていうか、柏書房さまは神様だ!!
☆特別ふろく 名探偵・由利麟太郎の事件簿(カッコ内の年数は事件発生推定年月)
1、『石膏美人』 (19?年5月 角川文庫『悪魔の設計図』に収録)
2、『獣人』 (19?年9月 角川文庫『悪魔の設計図』に収録)
3、『憑かれた女』(1933年8月 角川文庫)
※ただし『憑かれた女』は初出当初は由利&三津木ものではなく、戦後1948年1月に単行本化された際に由利&三津木ものとして改稿された。
4、『白蝋変化』 (1936年4月 角川文庫『花髑髏』に収録)
5、『蜘蛛と百合』(1936年7月 角川文庫『蝶々殺人事件』に収録)
6、『真珠郎』(1936年10月 角川文庫)
ex1、『猫と蝋人形』(1936年8月 三津木俊助のみの登場 角川文庫『仮面劇場』に収録)
7、『首吊り船』(1936年10月 角川文庫『憑かれた女』に収録)
8、『夜光虫』(1936年11月 角川文庫)
9、『幻の女』(1937年1月 角川文庫)
10、『焙烙の刑』(1937年初春 角川文庫『花髑髏』に収録)
11、『鸚鵡を飼う女』(1937年4月 角川文庫『双仮面』に収録)
12、『幽霊鉄仮面』(1937年4月 ジュブナイル作品 角川スニーカー文庫)
※この作品から、由利&三津木に加えて少年探偵・御子柴進が登場する。
13、『花髑髏』(1937年5月 角川文庫)
14、『薔薇と鬱金香』(1937年7月 角川文庫『蝶々殺人事件』に収録)
15、『蝶々殺人事件』 (1937年10月 角川文庫)※作品の連載は1946~47年
16、『迷路の三人』(1937年8月 翻案作品 柏書房『由利・三津木探偵小説集成2』)
ex2、『猿と死美人』(1938年2月 三津木俊助のみの登場 角川文庫『幻の女』に収録)
17、『木乃伊の花嫁』 (1938年2月 角川文庫『青い外套を着た女』に収録)
ex3、『白蝋少年』(1938年4月 三津木俊助のみの登場 角川文庫『仮面劇場』に収録)
ex4、『悪魔の家』(1938年5月 三津木俊助のみの登場 角川文庫)
18、『悪魔の設計図』(1938年6月 角川文庫)
19、『双仮面』(1938年7月 角川文庫)
20、『仮面劇場』(1938年10月 角川文庫)
21、『銀色の舞踏靴』(1939年3月 角川文庫『血蝙蝠』に収録)
22、『黒衣の人』(1939年4月 角川文庫『悪魔の家』に収録)
23、『盲目の犬』(1939年4月 角川文庫『双仮面』に収録)
24、『血蝙蝠』(1939年8月 角川文庫)
25、『嵐の道化師』(1939年10月 角川文庫『悪魔の家』に収録)
26、『怪盗どくろ指紋』(1940年1月 ジュブナイル作品 角川文庫『仮面城』に収録)
27、『三行広告事件』 (1942年 角川文庫『空蝉処女』に収録)
28、『神の矢』(1949年2月 中絶作品 柏書房『由利・三津木探偵小説集成4』)
29、『模造殺人事件』(1950年5月 中絶作品 柏書房『由利・三津木探偵小説集成4』)
30、『カルメンの死』(1950年1月 角川文庫『幻の女』に収録)
なるほど~。名探偵・由利麟太郎が活躍する作品は、ジュブナイルもあわせて全部で30作なんですか。ほとんどが長編じゃないし、これはコンプリートもお手頃ですな。本のお値段はちょっと張るかも知れませんが、まぁ読めるんだからいいですよね。
いっぽう、我らが金田一耕助ものの作品は、ジュブナイル9作をあわせて全部で86作! 由利シリーズの約3倍というのは、順当なボリュームでしょう。そして、その中には先ほど言ったような経緯で、由利&三津木から「ぶんどった」因縁の2作もあるという……まぁいいじゃないのジュブナイルなんだから! 仲良くしましょうよ~。
さてさて、原作小説のお話はここまでにしておきまして、肝心の「令和に復活した由利&三津木 in 京都」に話題を移しましょう!
この記事をつづる時点では、第1話『花髑髏』のみを観ているという状況なのですが、ドラマの中身はといいますと……
存外(失礼ながら)おもしろいじゃないか! 由利麟太郎やらなんやら、アレンジはものすごいけど。
いや~、っていうか、主演が吉川晃司っていう段階で、まぁ成功しかないんじゃないですか。何しててもカッコいい! 原作小説をちょっと読んでみるとわかるんですが、由利麟太郎って、実年齢的にも吉川さんよりもずっと若いし、けっこう猪突猛進で軽率に見えるところもあるんですよね。それなのに、一人称は「わし」! よくわかんねぇ……作品によっても印象がかなり変わるし。
あと、由利麟太郎ものって、ほんとに「雰囲気系ミステリー」といいますか、「細かいことは気にしない!」という往年の「探偵小説」のお作法を色濃く継いでいるんですよね、だって戦前の娯楽小説なんですし。
ですから、今回のように大幅に作中要素を改変して、由利麟太郎も原作以上にエキセントリックな変人にしたとしても、いちいち目くじら立てずに「いや~この、天知小五郎みたいな予定調和感が心地いいね。」ってな感じで眺めていればいいんですな。「推理小説」じゃあないんですよね。完全に、金田一耕助でなく明智小五郎の系譜にある名探偵になっているわけです。いかにも何か起こりそうな洋館は出てくるわ、謎の生体実験は出てくるわ!
そう、基本的に由利&三津木シリーズは「戦前」の物語なんです。そして、『獄門島』の例を出すまでもなく、金田一耕助シリーズのほとんどは、「戦後」の物語。「古い時代の終わり」が生む事件という意味では、あの『本陣殺人事件』だって、由利先生ではなく金田一耕助が解決するべき事件なんですな。ちゃんと棲みわけてるんだなぁ。そして、金田一耕助が活躍する時、由利先生は去るという。
なので、令和のこの時代に由利麟太郎が復活するというのは、確かに理に適ったことなのかもしれません。「もはや戦後ではない。すでに戦前である。」という……ちょっと怖い話ですが。
それにしましても、今回の初連続ドラマ化が、たったの5回で終わってしまうというのは、最初から決まっているとだとは言え、いかにももったいない!
京都ロケにもかなりの気合が入っていますし、来年にでも、また撮影状況が落ち着いた時に、まさかの第2シーズンの到来を期待したいと思います!! あ、来年もまたオリンピック進行に巻き込まれてしまうのでしょうが……
いや~、等々力警部、気持ちいいくらいに原作小説からかけ離れたキャラクターになっていましたね……加藤武バージョンとはまた違った方向性で。そういえば、かつて田辺誠一さんはコマーシャルかかなんかで金田一耕助を演じていましたよね。まさか等々力警部のほうにいくとは。硬派な由利麟太郎に比べて、まるで金田一耕助のようなユニークな人物になっているのが興味深い。そして、部下の女刑事の名前は「鈴子」て! 制作スタッフもお好きねぇ~!!
松本清張の世界……ヒマだった学生時代に主要な作品はいちおうざっと読んでみたのですが、深入りはしておりません。食わず嫌いではあるのですが、いかにも入ったら戻って来られそうな深みを感じてしまったもので……
映像化されたものも『砂の器』をはじめとして観てはいるのですが、あの香水やら汗やらタバコやらといった、いわゆる「昭和の大人」のにおいが漂ってきそうなギトギト感に、乱歩&横溝ほどのファンタジーを読み取ることができず、一定の距離を置いておりました。
若かったんでしょうかね。今、また読み始めてみたら、違ってくるのかな?
緒形さんも加藤さんも、名優であることは当然として、とにかく「異形のひと」ですよね~! 出てくるだけで、画面から目が離せなくなってしまう。
つい先日、だいぶ晩年に近い頃の映画『隠し剣 鬼の爪』でも、そうとうな悪役を嬉々として演じていた緒形さんを観ましたが、職業・俳優という方の迫力は健在でしたね。
清張作品は、原作も映像も観たら疲れるからな~!! もうちょっと仕事をがんばってから、ゆっくり楽しむことにいたします……
本当に、80年代バブリーなあの頃のフジテレビは勢いがありましたよね。トレンディドラマなんかも花盛り。「笑っていいとも!」バラエティのフジも華やかでした。
「み、や、ざ、わ~」の頃の、りえちゃん、可愛かったですよね。 でもあの写真集は衝撃的でした😆
貴ノ花関とも、とってもお似合いだと思いましたが。。。 今でも美しく輝いていますよね。(この先何か横溝作品と縁があると嬉しいですね)
鶴太郎さんの金田一や吾郎ちゃんの金田一とかもAXNで観てみたいです。
「三億円事件」と言えば清張先生もお書きになっていました。
そうそう、八つ墓村でも有ったあの事件の事も「昭和史発掘」で読みました。(なかなか渋ーい硬派揃いで(^_^))
「乱歩パラダイス」に「横溝ワールド」とくれば、「清張? 」何だろう? (ああ、みうらじゅんさんは清張地獄ですって😄)確かに~!って思った。
そうだいさんは清張作品もお読みになりますか? 私は最近清張作品ずっと読んでいます。そろそろ読み終わるので次は乱歩先生読もっかな~(^^)
「砂の器」 原作ではサラッとなシーンを映画版では、加藤嘉さんの演技も素晴らしいとても感動的な作品になっていますよね。
息子の事知らないって言うシーン。 号泣しました😭
… で今、その砂の器2大演技派 加藤嘉さん&緒形拳さん出演の「復讐するは我にあり」を鑑賞しております。いやぁ、昭和の映画って凄い!
(加藤嘉さんが~‼︎ 😱)
12月には「江戸川乱歩と横溝正史」っていう(以前書籍化されていたみたいですね)本も単行本化販売みたいで楽しみです♪
お仕事忙しいんですね。 季節の変わり目、風邪など引かないようにじゅうぶん気を付けてくださいね😊
1980年代生まれのわたくしにとりましては、それこそ片岡鶴太郎さんがお笑い芸人から俳優へとシフトチェンジしていった頃のフジテレビの「なにやっても最先端」な空気が本当になつかしくて、珠のような美しさの宮沢りえさんがふつうに出ていたとんねるずのコント番組があるかと思えば、『実録犯罪史シリーズ』とかと銘打ってそうとう真剣に金嬉老事件とか三億円事件とかをドラマ化していたムチャクチャ感も加点されて、鶴ちゃんの金田一シリーズは思い入れが深いのです。鶴太郎さんも説教強盗を演じてましたよね。
AXNミステリー、すごいですね! 私も観たいのですが……仕事で忙殺されている秋でございます。
松本清張の世界も、足を踏み入れると帰って来られない深さのあるところですよね~。それこそ、小説にもドラマにもおもしろさのある重厚&硬派な印象があります。
乱歩パラダイスや横溝ワールドのようにパロディになったりアニメ化したりしてウケるようには見えないのですが、今でも新しい世代のファンは生まれているんでしょうねぇ。
会ってみたいなぁ、映画『砂の器』の加藤嘉に衝撃を受けている令和の小中学生!!
傑作推理シリーズは、色んな短編くっつけたのやら、世間一般(原作知らないとか)での、横溝作品イメージの(それも、映画やドラマのイメージの影響大?)おどろおどろしさが先にたった感がありましたよね。
改変されたそこんところが、良い方に向かってたらそれはそれで又、面白いし楽しいですよね。
でも、あまりにも⁉︎ って変化していたら…⁇ どうなんでしょ、今の私なら?画面に向かってある程度の😄ツッコミは入れるけど(色々と丸くなりました(^_^))。ねー。
そうそう、若い頃好きだったアイドルとかのラブシーンなんかも、当時は受け付けなかったですけど、今ならどーって事無いくらい客観的に観られるように成長しました(笑) もー、横溝先生の懐の深さ、サービス精神に微弱ながら近づいてきた?感じです。
兎にも角にもこの時代に由利先生ものや、シゲアキ、吉岡、池松(敬称略)金田一など、観られる事が幸せです😃
あー、結局吉岡さんの、どうなったんでしょうね。 観たかったですけどねー、「手毬唄」
年末のシゲアキ金田一もどうなるのかなぁ?
「青沼菊乃、静馬親子」のそれまでの人生も、原作で深く知ることが出来ました。
そして気になったのが「犬神佐兵衛翁」の17歳以前の事。
「鶴太郎」さん、私ら世代には鶴ちゃんです(笑)
ひょうきん族での「マッチでーす」や「キューちゃん」が懐かしい。 …が、いつの間にか「牛尾刑事」とかキリッと真面目な役柄も演じられていて☺️
金田一も観てみたいですね。
牧瀬里穂さんと平幹二朗さんが毎回ですか? なんか事務所の関係ですかね?
平幹二朗さんは確か?佐久間良子さんの、元、でしたよね?わー、横溝繋がり? 病院坂の佐久間さん美しかった!
で!金田一が月代ちゃんに❤️ですか? アハハ、ひっくり返りました(笑) 鵜飼ではないんですね。
金田一の恋バナっぽい?「女怪」も読んでみたいです。 以前「丘みつ子」さんのドラマ観ました。
数学的で、理詰な横溝先生の短編も素晴らしいですよね。「百日紅~」とか、「蔵の中」傑作です! ハハーンと唸りました。
散歩中🐕、百日紅の花見る度に思い出します😊
映像化すると、ドラマチックになるのは、他の作家にも言えますよね。 同じ目で観る(見)のに、動くとなると音楽やら他の効果も有ったりして、読むと観るでは、身体的精神的変化も有って、面白いですね。
本当にひとりの金田一像が、色んな役者さんの見た目や個性で、変化する。 不思議です。
あ、今月AXNミステリーで「金田一特集」有るみたいですね。 わー!「片岡知恵蔵」さんや「高倉健」さん、「池辺良」さんの金田一が観られる~♪
金田一のいない「犬神家」も有るみたいですねー(^^)
「岸田森」さんの「血を吸うシリーズ」この前観ました。 素敵❤️🧛(中尾彬さんや松尾嘉代さんも若かった!)
「吹越満」さん。 凄く個性的な役者さんですよね。 ちょっと影の有る雰囲気。
偶々観た清張先生の「家紋」ってドラマも良い演技されていました。
横溝作品では、愛人と心中する役とか似合いそう(^ω^)
長々と長文失礼しました。
そうなんです、映像化された横溝作品の長編は、そりゃまぁ2時間なり2時間半なりと確かにボリュームは大きいのですが、それでも原作の内容全てを網羅しているわけではないんですよね。「青沼菊乃の現在」って、なかなか映像化されませんよね~。やったらいいじゃないかとも思うんですが、やはり本筋の流れから脱線する印象があるのでしょうか。でも、原作を読んだ人だけのボーナスみたいになっていておもしろいですね!
鶴太郎版『獄門島』は、記憶している限り私が生まれて初めて、最後までちゃんと観た映像化横溝作品なのですが、インパクトが強かったですね~。犯人役の俳優さんも、これまた私が大好きな NHK大河ドラマ『太平記』では全然ちがう形で鶴太郎さんとからんでおられた名優だったので、演技の世界ってすごいんだなぁ!!と感激したものです。
あと、鶴太郎金田一シリーズはご存知の通り平幹二朗さんと、当時飛ぶ鳥を落とす勢いの人気アイドル女優だった牧瀬里穂さんが必ず何かの役で出演するという謎のしばりがあって、『獄門島』では牧瀬さんが最後に〇される本鬼頭家の長女・月代を演じていました。そして、さすがに大人気の牧瀬さんを単なるアレな娘にしておくのもどうかという配慮があったのか、金田一と月代との間にほのかな愛情が生まれ、それなのに月代を失ってしまった金田一が悲しみと怒りに燃えるという、原作を読んだ人と鬼頭早苗が卒倒してしまうようなドラマオリジナル展開があったと記憶しています。それが功を奏していたかどうかはわかりませんが、少なくとも当時純情な小学生だった私にとっては、非常にわかりやすく劇的な印象を残していたのでした。鶴太郎金田一は、総じて人間的な味わいが強めですよね。
『首』なんか最たるものですが、金田一ものの短編は、トリックの解明に重点を置いた、数学か詰将棋の問題のような純粋ミステリーのおもむきがあると思います。まさに推理小説の鬼ですね! なので、2時間サスペンス時代の古谷金田一シリーズのような人間ドラマ方面への膨らませ方は世間的なイメージをだいぶ変えているような気もします。でも、それは天知茂の『美女』シリーズもしかりですが、良い点だけでも悪い点だけでもなく、功罪相半ばするものですよね~。
なるほど、映像化された金田一耕助を「あったか系」と「イケメン系」の二流で分けるのならば、あったか系は渥美清~古谷一行~西田敏行~片岡鶴太郎ときてゆくゆくは濱田さん、クール系は池部良(古い!)~石坂浩二~鹿賀丈史~稲垣吾郎~長谷川博己ときてオダギリさんということになるのでしょうか。同じ役なのに、見た目がまるでちがう……でも、きめる時はビシッときめて推理をひらめかせる天才という部分をちゃんと演じられる実力派ぞろい!
私がいちばん好きな俳優は岸田森さんなのですが、現在活躍されている俳優さんで好きなのは、吹越満さんですかねぇ。クセの強い俳優さん、大好きです!! 吹越さんは、どちらかといえば金田一耕助ではなくて事件関係者の役ですよねぇ。もう田治見要蔵やってるし。
そうなんです。中学で「真珠郎」と出会って(最初は由利先生なんですね~(^ω^) )叔母から借りた数冊読んだきり、多感なお年頃(笑) 心の片隅には有りましたが、興味は違う分野にもですね。
で、ひょんな事から?又横溝愛に目覚めて、今新鮮な気分です。
「犬神家~」も改めて原作読んでみると、映画との違いが色々あって又、楽しめました。(それはさておき、が好き😁)
「青沼菊乃」の事も、驚きでした。(^^) 小夜子にもちょっと同情したりして。
後、‼︎ 松子が今の私くらいですゥ(^_^)
次は「七つの仮面」♪ 楽しみです。
鶴太郎さんの「獄門島」気になります。 長谷川金田一はラスト(奥田英二さん含め)凄かったですよね。
あ、この前「獄門岩の首」観ました。 原作の「首」も読んでみたいです。
濱田岳さん、あーそうでしたね、釣りバカ日誌で、西田さんと!
背格好が原作に近そうじゃないですか?(笑) ちょっと一癖もありそうだし(^ω^)
そうだいさんのイチオシ役者さんとかいますか?
エヘヘ、意外な?トコで「オダギリジョー」さんも、演ってくれないかなぁ。 妄想がとまらない(笑)
フジテレビの金田一シリーズは片岡鶴太郎版しかり稲垣吾郎版しかり、けっこう長めに続けてくれるのでありがたいですね。シゲアキ版もがんばってほしいですねぇ。
私が最初に見た映像の中の金田一耕助は、古谷一行の『傑作推理』シリーズのどれかか、片岡金田一シリーズの第1作『獄門島』だったかと思います。豊川金田一の『八つ墓村』は映画館に観に行きました。
おぉ、濱田岳さん、いいですね~!! きっと素晴らしい金田一耕助を演じてくれるような気がします。『釣りバカ日誌』つながりではないですが、西田敏行さんのような情に厚い金田一像になりそうですね!
最近はクールな金田一耕助が続いているような気がしますから、そろそろそっちにいってもいいかも!? 観てみたいですね~。
私、実はあんまり原作って読んだことなかったんです。
高校の頃、叔母が持っていた文庫本借りて読んでいたくらいでして(^_^*) (その中の1つ幽霊男はアレだったですね~^_^)
この頃は他の事にも(人やら音楽)お熱になっていて、本格的に読み始めたのは、ここ数年前からです。
だから映画やドラマで観たことは有っても原作読んだこと無いのが多々有ります。
高校の頃再放送で観ていた「横溝シリーズ」は学校でも話題になって楽しみでした。
「犬神家の一族」も今更ながらやっと、今、令和の時代に読んでいます。 映画版(76年の)思い出しながら、ウンウン、ってワクワクして比較しながら。楽しい!
もう今では横溝作品無しでは過ごせないです。
まだまだ、未読の作品があるので、楽しみです。揃えたいです!(なるべく杉本先生ので)
吉岡さん、急?想定外だったので、他の俳優さんのスケジュールとか調整が大変かもしれないですね。(同じ事務所とかでいますかね?)
池松くんの、手毬唄も観てみたいですよね~♪ 長谷川さんは大河が有るし?
シゲ金田一、今迄で2作品でしたね? 本当に後3作品くらい頑張って欲しいですね。次は都会ものも面白いかも?エログロ有り?地上波大丈夫か⁉︎
あ、今夜なんと!「人間椅子」地上波放送有りますね~😃 楽しみにスタンバーイ😄
「民放他局の対抗馬」 原点回帰の古巣にただいま!ってTBSさんとかでないですかね~(^^)
そうですね。やはり一行さん、石坂さんですかね。
逆に私は「鶴太郎」さんや、「豊川」さんは最近ですね。観たの。あ、でも豊川さん未見でした。八つ墓村ですよね?
一行さんのも傑作推理シリーズはリアルタイムで観たことなくて、最近です。「糸電話」が良いですよね~♪ アハハ。
じっちゃんですか?「金田一少年の事件簿」でしたっけ? 噂にはよく耳にしたけど、未見です。
剛くんの金田一って、皆さん結構期待していますよね~(^^) 年齢的にも丁度良いのかな?
私は密かに?「濱田岳」さんを推して(期待して)おります(^^)
そうですよね! もともと NHKプレミアム版の金田一耕助は3人もいらっしゃいますから! これを機に、短編しかやらせてもらえていない池松壮亮さんに長編ドラマ登板をお願いするのも……なんちゃって! そう簡単にはいきませんか。
シゲアキ版金田一耕助シリーズは、やっぱり5作くらいはやってほしいなぁと思います。民放他局の対抗馬金田一シリーズが誕生するまで、がんばっていただきたいと!
そういえば、コロナとは関係ないそうなのですが、なんと古谷一行さんまで最近、急病に倒れたとか。暑いし、なにかと体調管理には気をつけないと!
いよいよ、古谷さんもご無理ができないお歳になったかとしみじみ感じ入っているのですが、あいあい。様にとっての同世代の金田一耕助(を演じた俳優さん)って、やっぱり古谷さんなのでしょうか。
私が最初に夢中になった時期(中高生時代)の映像化金田一耕助は、片岡鶴太郎さんだったり豊川悦司さんだったり、そうとう後期の古谷さんだったりしたので同世代とはとても言えないのですが、そう考えてみると、金田一耕助でなく、その自称お孫さんを演じた堂本剛さんが最も近い思い入れがあります。演技がやたら上手に観えたんですよねぇ、当時。
堂本剛さんが老いたら、さすがに私もガックリきますねぇ~。最近あんまり見ないけど。
その睡眠すら?最近満足のいく、熟睡って言うのが出来ていません。(苦笑)
加齢と共に、疲れやすく、又疲れが取れにくくなりました。
時々横溝作品が子守唄(子守本)のようになっております😅(寝る前に読んでいて、オドロオドロしい夢とか観たりして😱
横溝先生、確か?薬剤師の資格を持っていたんですよね? 勤務先かな?
「謎の骨格に論理の肉付けをして浪漫の衣を着せましょう」 良い言葉ですよね😌
キワモノにならずに。 逆に乱歩先生は其処がニンマリして好きです😁 許されます~🤡
この前未完の「悪霊」を読みましたが、凄く先が気になりました。(この作品については横溝先生とちょっと?有ったらしいですよね)
(必ず再会すると信じて)どの由利先生作品か、楽しみです!
‼︎ えぇッー⁉︎ 吉岡さんもですか⁉︎ ビックリしました。ショックです😞
もう、誰にでも疾患するんですね。 本当に手毬唄だったかもしれないですね。この秋も楽しみにしていたのに~、ウーン残念😩
………って言っといて、アレなんですが。。。
キャスト(金田一)変更してとかもアリ?とか、イケナイ事も考えてしまいました。
シゲアキ版はどうでしょう?ちょっと?年末恒例になりつつある?
ドラマもコロナ対策が大変そうですもんね。 こんな事になるとは思ってもいませんでした。
やっぱり、大乱歩の通俗長編もそうなんですが、由利麟太郎シリーズはミステリーというよりも冒険小説に近い探偵小説ですよね。ただ、そこに横溝正史の近代西洋医学(薬学)の確かな素養が混ざるのが、かろうじてキワモノにならずにいられる説得力を生んでいるのかも知れません。同時代の探偵小説家はあまたいらっしゃっても、全員そうホイホイと21世紀にドラマ化できるもんじゃあないと思うんですよね。やっぱり横溝ワールドは次元がちがう!
ところで、吉岡金田一の待望の次回作なんですが、そろそろかな……と思っていましたら、まさにドンピシャのタイミングで、他ならぬ吉岡秀隆さん感染の大悲報が~!!
こんなことって、あるのでしょうか!? でも、「次回出演作の準備として検査」って、たぶん……『悪魔の手毬唄』、だったのかナ~!?
残念ですが、ともかく一刻も早いご快復をお祈りして、いつか必ずもたらされるであろう、良いニュースを待ちましょう。
でも、観たかったなぁ、「秋じゃなくて夏の鬼首村」!!
でも私も42,3くらいから、体力が落ちたのをヒシヒシと感じております😅
由利先生作品って、戦前の雰囲気もあってか乱歩風味も感じちゃいました。
「蜘蛛と百合」の三ツ木俊助は、妖しい美女に骨抜きにされちゃって~。
由利先生曰く「女は化け物」ですね。 もし次この作品だったら、あの可愛らしい「志尊くん」が?原作に忠実になら、こりゃ9:00 台は刺激的ですね~💋😁
でも、三ツ木俊助のラストの涙の意味が深いですよね。あー是非映像化して欲しいです!
他の登場人物も僕っ娘やら(私の好物(^ν^))、麗しい美少年など、イイですね~♪
そうですよね、今回のシリーズ、現代の闇みたいなのに上手くアレンジされていてなるほど!と思いました。
それはそうと、今年の「吉岡金田一」は、あるんでしょうか? 秋くらいでしたよね?
なんとか、今回角川文庫で復刊された由利麟太郎ものは全て読む事ができました! 仕事の忙しさもあるんですが、私も歳をとって、昔のような「寝る間を忘れて読みふける」という経験がとんとご無沙汰になってしまったのが残念です。読むとすぐ眠くなっちゃう……
そうそう、『蝶々殺人事件』も、だいぶアレンジが効いていましたよね。でも、許せる! 作品の仕上がりに説得力があるんでしょうか。たとえ少々レトロであろうが、作り手の姿勢にブレがないのがいいんでしょうね。
「障害」とか「血筋」って、確かに直接の映像化は昨今難しいかもしれませんが、そこら辺の悲劇性を、現代の別の何かに置き換える努力を、今回の作り手さんがたがおこたることはないでしょう。
彼らは、吉川麟太郎シリーズは、必ず帰ってくる!!
『蜘蛛と百合』って、テーマというか、犯人の心理的な流れがむしろ現代的すぎてびっくりしちゃいますよね。アレンジもへったくれもなくストレートに映像化できそう!
ただ、「美しい女性が出てきたらだいたいその人が〇〇」っていうパターン、けっこうありますよね……まぁ、サスペンスドラマなんて全部そうだろ!と開きなおってしまえばいいんですが。
お仕事の方その後どうですか? 「蝶々~🦋」読む時間取れましたか?
前編はほぼ忠実に、手堅く、正当に話が進んでいて、イイぞイイぞ!って思ったけど、前3作品が予想外なのも有ったので、もしや?(高岡さんのあのシーンとか観て)とは頭の隅に有りました(笑い) 期待通りに(苦笑)いじっちゃってて~😄 。
でも、雰囲気、キャスト良かったです。
このオカルト路線は、(もしパート2有れば)そのまま引き継がれそうでよね。
私のイチオシ(希望、期待度では)はやはり「真珠郎」「夜光虫」「仮面劇場」ですが。ウーン、難しいかなぁ?
他にはちょっと小粒?だけど結構好きな「迷路の3人」とか 後「木乃伊の花嫁」「双仮面」「白蝋変化」「悪魔の家」が面白かったです👍
「蜘蛛と百合」なんかも、このシリーズに向いていそう♪
兎に角、次を期待して日々過ごしております😊 あると思うよ~😙🙏
まだまだ暑い日が続きそうですので、どうかコロナ共々気をつけてくださいね(^^)
私も、原作小説『蝶々殺人事件』の細かい部分がかなり曖昧だったので再読しようとしたのですが、仕事が忙しくてなかなか時間が確保できず……
良くも悪くも、犯人役がスマートになってアクが抜けた感じでしたよね。その分、被害者の方の異常性がしっかりとクローズアップされていたので、ドラマとしてはまとまりが良くなっていたのかも? ただ、原作では死なないはずの人物の「自殺のような病死」という、ややこしすぎる脱線が足されたのにはビックラこきました。なんというオカルト路線……
原作小説では、相良千恵子が実は後の?で、読者からすると無意識のうちに土屋恭三が主人公であるかのような錯覚に陥る、反則すれすれの「日記」形式の罠などと、実験的な構成がてんこ盛りの印象が強いのですが、うまくまとめてくれたと感じました。第2シーズン、本当に期待しています! 一体、どの原作を利用して「由利麟太郎の妻の謎」を語ってくれるのでしょうか……?
実に恥ずかしいことに、私、小野寺昭バージョンの金田一作品をひとつも見たことがないんですよ~! しかも、『夜歩く』とは……おうらやましい!!
やっと日の目を見た由利先生もの。本当に切に切に次を期待しますよね。
想像するに?ドラマ版の方の過去が女絡み(昔の恋人?奥さん?)で、とても辛い経験してそうですよね。
ハッキリしてもらわないと(笑)モヤモヤが収まりませーん😄
時代設定が違うので、又、今にあった話に持っていくのも大変なのかなぁ?そこ(上手い具合に改変するのも)も腕の見せどころですよね。
私は柏書房版で初めて読んだんですが、不覚にも(苦笑) 《メフィストフェレスの土屋恭三》の書記読んで❤️好きになりかけてしまいました😅
でも、由利先生の土屋に対する痛烈な言葉を聞いて、書記読んだ私は読解力が無いのか?想像力がないのか?と凹みました。
あーでも、トランクのトリックやら、東京=大阪間の複雑な移動の話も⁇ 頭がこんがらがりそうになりました。 で、今又再読中です。
あの、最後取り押さえられるシーンは、ドラマ版では、しれっと(笑)鈴木一真さんが、ドアからこんにちは。でしたね。
原作の方のメフィストフェレスの、あの描写部分が、好きです。(舞台映えしそう!)
私は兄の影響で観ていた仮面ライダーの「一文字隼人」って名前カッコイイなぁ。とか、駄菓子屋で「仮面ライダースナック」たまに食べてたなぁ。とか、その程度です。先のそうだいさんのコメント拝見して、そこはかとない「特撮愛」を感じました。
そうですね。見栄えが良いただの消耗品にしてしまうのは、酷な事ですよね。
そこで得たものを大切に培っていけたら、言うことないんでしょうが。 特撮に限らず、現代は何事も早すぎてついていけてないです。
ちょっと唐さんのウィキ観てみたら、結構昔、ハッチャケていたんですね。(寺山修司さんとのエピソードが凄いです(^_^))
昭和のTV人には色んな個性のある方が溢れていましたよね。(今、同じ事したら大変な事に?ですよね)
そう言えば、昨日小野寺昭さん金田一の「夜歩く女」を初めてTVで観ました(^^) 爽やか金田一〜😆(三つ首塔も観てみたい!)
やっと日の目を見た由利先生もの。本当に切に切に次を期待しますよね。
想像するに?ドラマ版の方の過去が女絡み(昔の恋人?奥さん?)で、とても辛い経験してそうですよね。
ハッキリしてもらわないと(笑)モヤモヤが収まりませーん😄
時代設定が違うので、又、今にあった話に持っていくのも大変なのかなぁ?そこ(上手い具合に改変するのも)も腕の見せどころですよね。
私は柏書房版で初めて読んだんですが、不覚にも(苦笑) 《メフィストフェレスの土屋恭三》の書記読んで❤️好きになりかけてしまいました😅
でも、由利先生の土屋に対する痛烈な言葉を聞いて、書記読んだ私は読解力が無いのか?想像力がないのか?と凹みました。
あーでも、トランクのトリックやら、東京=大阪間の複雑な移動の話も⁇ 頭がこんがらがりそうになりました。 で、今又再読中です。
あの、最後取り押さえられるシーンは、ドラマ版では、しれっと(笑)鈴木一真さんが、ドアからこんにちは。でしたね。
原作の方のメフィストフェレスの、あの描写部分が、好きです。(舞台映えしそう!)
私は兄の影響で観ていた仮面ライダーの「一文字隼人」って名前カッコイイなぁ。とか、駄菓子屋で「仮面ライダースナック」たまに食べてたなぁ。とか、その程度です。先のそうだいさんのコメント拝見して、そこはかとない「特撮愛」を感じました。
そうですね。見栄えが良いただの消耗品にしてしまうのは、酷な事ですよね。
そこで得たものを大切に培っていけたら、言うことないんでしょうが。 特撮に限らず、現代は何事も早すぎてついていけてないです。
ちょっと唐さんのウィキ観てみたら、結構昔、ハッチャケていたんですね。(寺山修司さんとのエピソードが凄いです(^_^))
昭和のTV人には色んな個性のある方が溢れていましたよね。(今、同じ事したら大変な事に?ですよね)
そう言えば、昨日小野寺昭さん金田一の「夜歩く女」を初めてTVで観ました(^^) 爽やか金田一〜😆(三つ首塔も観てみたい!)
『蝶々殺人事件』2020エディションも含めて、この吉川麟太郎シリーズは非常に好感の持てる出来になっていったと感じました。自分で作っておきながら、「由利先生の過去」エピソードをまるで回収せずに放り投げた最終回には、男らしささえ感じさせる勇断を見ましたね。2020年にも関わらず、シルクハットにフロックコートの怪人物という部分だけはかたくなにアレンジしなかった点にも、執念に似た哲学を感じました。「古臭くてけっこう! 非現実的でけっこう!!」というきっぷのよさ。
現代の特撮ドラマに出演している俳優さんを批判しているわけではないのですが、新人さんの登竜門であることが当たり前になっている状態がどうなのかと思うんですね。演技力はまずどうでもいいから、ルックスと1年間がんばれる体力があればいいという消耗品のような扱いが、さていかがなものかと。
主人公って、どうしてもキャラクターが何パターンかのうちに限定されてしまいますよね。それはもしかしたら、お子様が楽しく見ておもちゃも売れなければならない「商品」としての宿命なのかもしれませんが。
私は、ウルトラマンも仮面ライダーも新作がながらく製作されなかった時期に幼少期を過ごしたので(1985年前後)、特撮ヒーローの新作に困らない今の子供達をうらやましいとは思うのですが、どんなに人気があってもだいたい1年で強制的に終わっってしまうし、強化フォームやらサブライダーやらで情報が氾濫してしまう「供給過多状態」を、ちょっとあわれにも思ってしまうのです。
今の子供達に、果たして南光太郎ほどの輝きを感じさせるヒーローはいるのかと……いや、これは番組や俳優さんの問題ではなく、子供の「ヒーローへの渇望」がちゃんとあるのかという方の問題ですが。「誰か助けてー!!」のリアリティですね。
吉川さん、適役でしたね! でも、それ以外の「元ヒーロー」の俳優さんがたの存在感も味わい深かったと思います。売れっ子になった後にどう生きていくのか。みなさま、常人にはなかなか分からない人生をあゆんでおられるのですね。
そういえば、かつて大鶴さんのお父上も、円谷プロの作品に一度だけ出演しておられました。それも、まさに唐十郎さんらしく「特撮番組なんかぶっこわしてやる!!」という気合に満ち満ちており、その結果みごとにぶっ壊れて(お蔵入り)おりました。すごいな~、昭和!!
私も聞いた事があります。 歌い手が演技をすると 又(本業の役者とは)違った面白い発見があるみたいな事ですね。
考えたら、詩や曲の中でも色んなドラマがありますもんね。
正直に申し上げますと、モニカの頃の吉川さんは、苦手でした。 が! なんだか久し振りに観た彼は良い歳の重ね方をしていますね。
最初、この由利先生もどうかな?と思いましたが、安心して観られました(^^)
「俳優として、自分がある人に演じてもらいたい」 正に、今の吉川さんには当てはまっていると思います。
特撮もアクション(映画とか)も、演技は置いてけぼりな事が多いんですかね? それ込みで、見応えのある作品も有りますよね。
私も、(初代?ですよね?平成ライダーの?)「オダギリジョー」さんとか、もっともっと頑張って欲しいです。石坂浩二さんの次の(^^)2枚目金田一耕助とか演じて欲しい!
観ました? 🦋😃 大鶴さん、凄い悪になっていましたね(苦笑) (そう言えば昔、お父様の「佐川君からの手紙」読んで衝撃受けました😱)
…で!由利先生の過去も中途半端だったし、こりゃほぼほぼ❷【有り😽】ですよね〜♪ (実はもう何か進んでたりして?)
特撮番組というと、怪獣やら変身ヒーローやらの活躍が見どころなんだから、人間ドラマの方は適当でいいか、みたいな先入観がありますが、絵空事を相手にしているからこそ、それに堂々と対峙できるリアリティ・哲学・そして美学を自分の中に確立している俳優さんが出演しなければならない、と私は考えています。
そして、私が愛する『怪奇大作戦』をはじめとして、昭和の特撮番組は、もともとキャリアと実力のある劇団俳優さんが呼ばれる形がふつうであったために、その高いレベルでの実現が可能になっていたのだと思います。
それが、今はどうですか……特撮番組が俳優デビュー作という人が当たり前。確かに昭和よりは多少ルックスがいいかもしれませんが、はっきり申しまして「かわいい or かっこよかったら誰でもいい」お人形さんが並んでいるとしか、オッサンの私には見えません。いや、松坂桃李さんや佐藤健さんは私も好きなんですけど。
だからこそ、歌手や芸人としてキャリアのある人物がたまに特撮番組に出ると、素晴らしい化学反応が起こるんですよね。吉川さんしかり、板尾さんしかり!
俳優としての自分がある人に、特撮番組の主人公を演じていただきたい!! 私のささやかな願いです。
特撮と同様に絵空事である、ミステリードラマも、しかりですねェ~!!
後編は、この原総一郎含めさくらのプライベートな(デリケートな)描写もどうなっているのか、気になるところですね。
そうそう、ある意味?この物語での一番ビックリしたのとか😍由利先生の哀しそうな過去も明らかになるのか⁉︎ 待ち遠しいです。
特撮、戦隊ヒーローですよね。 聞いた事があります。 偶然なんでしょうか? ファンはたまらんでしょうね(^^)
私は「志尊淳」さん、と言えば、以前レスリングの「吉田さおり」さんがファンだというので、知っていました。
へー、「板尾創路」さん仮面ライダーだったんだ。初耳です。
板尾さんと言えば、「ガキの使い~」で、「スケキヨ」パロっていましたね。 で、シゲアキ金田一にも出演していましたよね?確か?
そうそう、特撮で思い出したけど、以前そうだいさんが仰っていた「怪奇大作戦」動画で観ました。例の?問題作です。岸田森さんがカッコイイですよね〜♪
主題歌も素晴らしい👍
「夜歩く」又、観たくなりました。
さすが、およそ2時間サイズに仕立てただけはあります。由利先生の過去も含めてなので、来週で全部おさまるかどうかちょっと心配なのですが、21世紀に突如として舞い降りた「由利&三津木ファン至福のサービスタイム」の締めくくりを、しかと見届けたいと思います!
余談ですが、このドラマシリーズはテレビ朝日の「スーパーヒーロータイム」で、仮面ライダーやら5人戦隊(ゴレンジャーの系列ですね)やらで変身ヒーローを演じられた俳優さんがやたらと出演されていて、吉川さんは仮面ライダー、志尊さんは戦隊ヒーロー、『蝶々殺人事件』ゲストでは、オペラ歌手の小野を演じている佐野岳さんが仮面ライダーを演じておられます。ヒーローではないですが、高岡早紀さんは昔、江戸時代のアンチヒロインと言えなくもない、『東海道四谷怪談』のお岩さんを演じています。今回も死んでるほうが存在感がある……
ななんと、大阪府警の警部を演じている板尾創路さんも仮面ライダー、やったことあるんですよ!
特撮ファンから見ても、今回の吉川麟太郎シリーズは注目なんですよね。
役柄も皆さん私のイメージに近かったです(うーん、大鶴義丹さんは、最初見た目だけの判断では微妙でしたが、)
ちょっとずつ由利先生の過去も明らかになってきた。
又、そうだいさんの感想(記事とか)も聴いてみたいです!
御夫婦で「養命酒」のCMで、見かけましたが、あらッ⁉︎ この前、草刈正雄さんに変わっていました。(首縊り〜😆)
菅野美穂さん、仲間由紀恵さん、皆さん主役級の方々ですね。ゲストかな?
アハハ、だいぶん、ふくよかになられましたもんね。愛の水中花の頃は色気が半端なかった(^^)
美輪サマも黒蜥蜴でしたね。若い頃はホント西洋人の様なお顔立ちで、三島先生もコロリ、だったのかな?
やはり横溝作品のミステリアスな美少年像っていうのは、現実的ではない所や、美麗な容姿の残虐人っていうのが、魅力的でもありますね。
のほほんとした美少年(笑)それはそれで、志尊さんはほっこりしますよね。
ミステリアスな美少年に飽きた先生が生み出したのが、金田一耕助! なるほど! なにげに母性本能をくすぐるところとか、良い感じです😍
解決するのは孫ではあるんですが、話の大筋はだいたい原作小説どおりだったかと記憶しています。ともかく、『吸血鬼』やら『地獄の道化師』といった長編を正味45分くらいにギューギューに押し込める乱暴さがむちゃくちゃでしたね……でも、キャスティングだけはものすごかったんだよなぁ。菅野美穂さんでしょ、仲間由紀恵さんでしょ。
松坂慶子さんの黒蜥蜴と聞くと確かに豪華なんですが、なにぶん2004年の松坂さんなんで、かっぷくはだいぶ美輪サマよりになっていると感じました。もっと早く演じておられていたら……
映画に詳しいわけじゃ全然なくて、特にそこらへんの変なサスペンスやホラーが好きなだけです。あのころの謎解き物も、思い出せば笑ってしまうような力わざなトリックが多かったですよね。
『真珠郎』なんか最たるものですが、由利麟太郎時代の横溝先生は、美少年にやたら盛り込みすぎなんですよ!! 性格はもちろん、性別も血縁関係も疑ってかからなくてはならないジョーカー札になりすぎ……ドラマで三津木さんを演じている志尊さんみたいなのほほんとした普通の美少年って、まずいませんよね。
もしかすると、ミステリアスな美少年に飽きた横溝先生が生んだのが金田一耕助なのでしょうか。つまり、真珠郎と金田一耕助は裏と表の存在!
さすがはTBS、古谷一行金田一の最後の敵が真珠郎だというのは、決してでたらめではなかったのですね!
まごうことなき考えすぎです。
「乱歩R」 耳にしたことはありましたが、藤井隆さん?奥さんが乙葉さんの? 彼がその明智の孫設定ですか?
原作とは違う独自の推理ドラマ? そう言えば「じっちゃんの名にかけて!」でしたっけ?こちらは金田一の孫設定の? KinKi Kidsの堂本剛さんでしたかね?
あー、映画も平成版乱歩作品が有りませんでした?
「黒蜥蜴」の松坂慶子さん、わー!良い感じですね。👍 ベストテンでのセクシー黒タイツで熱唱していたの思い出しました(笑)
小林少年(老年(^_^))が、大滝秀治さん! アハハ、色んな意味で素晴らしいですね。
でも、そうですか…。 残念な感じなんですね。
そうそう、あまり観たことなかった(リアルタイムで知らなかった)けど、陣内孝則さんの明智小五郎も有りましたよね。
今回の初、「㊗️由利麟太郎」、賛否両論があるみたいですね。 昨今のコンプライアンスやら、尺、時代の相違など、(あー、なんだか役者は豪華なのに脚本云々とか聞きますね) 原作に忠実っていうのはなかなか難しいところですよね。 でも、結構頑張っていると思います(←上から~(笑))
TVの前で、1人ツッコミしながら、私は毎週楽しみにしていました。
9:30分過ぎくらいから、どどどぉ〜っと、高速を突っ走る感😄
そう!私もこのタイトル観た時 真っ先に「殺しのドレス」を思い出しました(観たことはありません😅)
ブライアン・デ・パルマ監督って名前はよく聞きました。80年代の映画雑誌とかで。
そうだいさんは、映画とかもお詳しいんですね。
そうですね。苦肉の策、現代の社会問題化しているのを題材にした。(原作の傀太の描写が、横溝先生はブッぱなしていますよね)
この「花髑髏」も、犯人に対しての悲劇性が強調されていて、 市川監督作品や、TVドラマでもそうなんですが、やはり血生臭いドロドロなストーリーでも、(だからか?)「悲劇の犯人像」っていう方が、観ている方に受けるんでしょうかね? 原作は、どうしようもない悪女だったり、案外淡白な話も盛り気味。(に、しないと華がないかな?)
「神隠し真珠郎」の事ですか? コレも故意に横溝感出し過ぎ感(笑) (目が青かったよォ〜😂)
こんな感じで、横溝作品のイメージが有ると、逆に?(ゆりりん未読、知らないなら)新鮮かもしれないですね。
ここ数日、懐かしの「横溝シリーズ版」 「仮面劇場」観ていました。 コレもトンデモ大量マーダー虹リンになっていますね(笑)でも、好きよ〜😄👍司葉子さんが綺麗ですよね。 この作品もモニカ麟太郎で観てみたいなぁ。 (美少年ものに弱いのだ(^ν^))
それに比べると、もともと原作のボリュームが適度な今回の由利麟太郎はかなりバランスのいいドラマ化&現代化になっていると感じていまして、確かに謎解きとしてはいささか食い足りないのですが、戦前の古色蒼然たる探偵小説をよくぞここまでアップデートしてくれた!と拍手を贈りたいですね。
確かに、明日からの2回でおしまいなのはいかにも残念なのですが、2時間ドラマのスケールとなる『蝶々殺人事件』、楽しみですね~!
ところで、見るからに怪しいピエロが、美しいモデル嬢を次々と行き当たりばったりに殺していくという見た目重視な『殺しのピンヒール』は、タイトルからもわかる通り、天知小五郎シリーズ的なケレン味もさることながら、ブライアン=デ=パルマ監督の『殺しのドレス』(1980年)や、ダリオ=アルジェント監督の『シャドー』(1982年)あたりの欧米のサスペンス映画をほうふつとさせるものがありました。そばっていうよりは……ハンバーガーかな!?
傀太くんを引きこもりの少年にしていたのは苦肉の策というか……でもそうなると、そこまで彼を隠したり、世間に対して後ろめたく感じる説得力が微妙に足りなくなる気がします。
難しいものですね~! でも、『真珠郎』だって平成にドラマ化されているんですから、大丈夫ですよ! まぁ、そんなに面白くはなかったですけど……
「憑かれた女」は、原作では前半怪奇現象?エマ子さんどうしちゃったの?乱歩作品ぽい雰囲気で先が読めませんでした。 今回はその不思議な映像シーンも案外良かったと思いました。
そうですね。犯人像も現代風で。…しかーし、ですよね(^_^) ひっくり返っていた!五月ももう少し落ち着いているイメージだったかな?
CM込みの1時間は、ちょっと惜しい?ような、バタバタ解決してしまっているような? もう少し人物描写を詳しくしてもよかったかな?と思いました。
「殺しのピンヒール」は、その点含め、まとまっていたように思います。 これまたピエロが乱歩先生でついニヤリ🤡😽
あー、来週の(敢えてこう言います(^^))「蝶々殺人事件」で、ひとまず?(と、思いたい!)御開きとか寂しいです😞
でも、大好きな作品なので、どう料理しているのか楽しみです!
年末年忘れ企画で、シゲアキ金田一🆚モニカ麟太郎を希望します!(笑)
でも、シゲアキ金田一、今年もし有るのなら何を取り上げるんでしょうかね?「女王蜂」とか観てみたいなぁ。
悪女は美しければ美しいほど、ドキドキしますよね😍
それにしても、「花髑髏」の傀太が! 地上波では ギリギリでしたかね。
「真珠郎」 大好きな作品なんです❤️ でも、令和では……………。
いや~ビックリしましたね、まさかの由利&三津木ペアの連続ドラマ化!!
内容に関しては、ほんとに先日の『憑かれた女』なんかも際立っていたのですが、横溝原作のスマート&単純化ですよね。あれ、原作で二段せいろそばだったのが一段になってる!?みたいな。
でも、犯人像も実に現代風な味つけになっているし、第一、一時間ドラマとしてけっこうおさまりがいい!
まぁ、由利麟太郎のマンガチックなキャラ設定も含めて、あたたかい目で見守って欲しいということなのでしょうか。まさか、「今までさんざんひどい迫害の歴史を歩んできたゆりりんファンなのだから、多少アレンジを過激にしても待望のドラマ化で嬉しいばっかりで抗議しないだろう。」と制作陣がアグラをかいているわけではないのでしょうが……
単発スペシャルドラマで『真珠郎』とかも、充分ありえますよね! 年末に同じフジテレビ系でシゲアキ金田一とモニカ麟太郎の東西対決とかがあったら、最高ですね~!!
余談ですが、『花髑髏』と『真珠郎』って、けっこう犯人付近の人間関係が似てますよね……横溝ワールドでの「お姉さん」って、美しくもあり恐ろしくもあり。興味深いですね~。
いやぁ、本当に令和のゆりりん(笑)とご対面出来るとは!感涙ものです😂
…で、リアル銀髪リアルモニカの(水球で鍛えた肩幅すごかった)「吉川晃司」さんが演じていらっしゃる~😆
私的には「渡部篤郎」さんとか「仲村トオル」さん、「鶴見辰吾」さんも良かったかな。
現代に置き換えていて、設定やら、キャラ、あれ〜! ①エマちゃん⁉︎結末までも、 ②映像化された放庵さんのゲスみたく?な日下博士になってもうた🥴
他、おおっーと、かの?「金田一耕助の傑作推理シリーズ」を思い出させてくれるトンデモ感含めわー!きゃあ!言いながら視聴しました。
私も由利先生ものは「真珠郎」のみしか読んでおらず、柏書房のを丁度読んでいました。
戦前作品で雰囲気とか登場人物も乱歩先生っぽくて、新鮮で楽しく読めました。
本当に5話だけでは寂しいですよね。(多分、ありそうな予感)
だってだってだって(笑)「仮面劇場」とか「夜光虫」「血蝙蝠←ネーミングが素晴らしい!」 「真珠郎」を是非本家の?由利先生で観てみたい! ウーンしかし、虹之助&真珠郎とか、色々難しい?厳しいのかなぁ?
に、しても明日と(銀色の舞踏靴って綺麗な響き) 明後日の蝶々殺人事件(最近コロナニュースでも横文字を使うの多いし)タイトル変えなくて良くないですか?