長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

なんぼ感謝してもしたりない一冊の思い出  ~学習マンガでミステリー!?~

2014年05月21日 23時45分00秒 | ミステリーまわり
『学研まんが事典シリーズ 第26巻 世界の名探偵ひみつ事典』(1988年1月 学習研究社 201ページハードカバー 当時880円)
 構成・竹本 みつる、監修・藤原宰太郎(推理クイズ作家)
 作画・竹本 みつる、今道 英治、桜多 吾作、かぶと虫太郎

 『世界の名探偵ひみつ事典』は、世界中の人たちに読まれ、親しまれている有名な探偵小説19編をとりあげ、主人公の探偵の活やくを中心にえがいてあります。探偵の推理方法やその過程は、小説の中心となる部分から、まんがにふさわしいところを選んで構成しています。 
 ※学研の『まんが事典』シリーズは、1972年から始まった学研『まんがひみつ』シリーズの姉妹シリーズにあたる。

 竹本みつる …… 1936年、兵庫県神戸市生まれ。高校在学中に少女マンガ家としてデビュー。『ふたりの花物語』、『お姉さんのいる街』など作品多数。学習マンガにも多くの著作がある。


《目次》
序章「名探偵登場」作画・竹本みつる
・エドガー=アラン=ポオ『モルグ街の殺人』(1841年)より 『なぞの怪人』(オーギュスト=デュパン)作画・今道英治
・ガストン=ルルウ『黄色い部屋の秘密』(1907年)より 『密室のさけび声』(ジョゼフ=ルールタビーユ)作画・竹本みつる
・ポースト『ズームドルフ事件』(1911年)より 『太陽の殺人』(アブナー伯父)作画・桜多吾作
・横溝正史『本陣殺人事件』(1946年)より 『はなれの殺人』(金田一耕助)作画・かぶと虫太郎
トリック講座1「密室トリック」作画・竹本みつる
・コナン=ドイル『唇のねじれた男』(1891年)より 『夫が消えた部屋』(シャーロック=ホームズ)作画・桜多吾作
 モーリス=ルブラン『白鳥の首のエディス』(1913年)より 『保険金をねらえ』(アルセーヌ=ルパン)作画・かぶと虫太郎
 バロネス・オルツィ『リッスン・グロープの謎』(1905年)より 『死者の足音』(隅の老人)作画・今道英治
 横溝正史『黒猫亭事件』(1947年)より 『空き地の死体』(金田一耕助)作画・かぶと虫太郎
トリック講座2「一人二役・二人一役」作画・竹本みつる
 ジャック=フットレル『消えた首飾り』(1906年)より 『首かざりをさがせ』(ヴァン=ドゥーゼン博士)作画・かぶと虫太郎
 ギルバート=ケイス=チェスタトン『見えない男』(1911年)より 『見えない犯人』(ブラウン神父)作画・今道英治
 エラリイ=クイーン『神の灯』(1935年)より 『消えた黒屋敷』(エラリイ=クイーン)作画・かぶと虫太郎
 アーネスト=ブラマ『フラットの惨劇』(1927年)より 『合わない帽子』(マックス=カラドス)作画・桜多吾作
トリック講座3「消失トリック」作画・竹本みつる
 岡本綺堂『半七捕物帳 おばけ師匠』(1917年)より 『ヘビののろい』(半七親分)作画・かぶと虫太郎
 イーデン=フィルポッツ『闇からの声』(1925年)より 『仮面の復讐』(リングローズ)作画・かぶと虫太郎
 エラリイ=クイーン『Xの悲劇』(1932年)より 『路面電車の殺人』(ドルリイ=レーン)作画・桜多吾作
 フリーマン=ウィルス=クロフツ『クロイドン発12時30分』(1934年)より 『完全なアリバイ』(フレンチ警部)作画・今道英治
トリック講座4「意外な凶器」作画・竹本みつる
 オースティン=フリーマン『歌う白骨』(1912年)より 『消えた灯台守』(ソーンダイク博士)作画・かぶと虫太郎
 江戸川乱歩『心理試験』(1925年)より 『びょうぶのきず』(明智小五郎)作画・桜多吾作
 ジョン=ディクスン=カー『皇帝のかぎ煙草入れ』(1942年)より 『くだけた煙草入れ』(キンロス博士)作画・今道英治
トリック講座5「アリバイ」作画・竹本みつる

 ほとんどのページのコマ隅に、推理小説の歴史や文章テクニックに関する「まめちしき」が書かれている。




《このめくるめく、異常なる濃密空間……もうたまら~ん!! 途中です》
コメント (2)
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