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長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

未映像化天下人 or 宰相は誰だ!? 大河ドラマで雑に振り返る日本中世史 1965~97年

2022年11月06日 16時46分20秒 | 日本史みたいな
※年齢は初放映当時のものです。
※子役時代を演じた俳優さんは省略しています。

大河ドラマ第3作 『太閤記』(1965年 全52話 原作・吉川英治)
松永 弾正 久秀(1508~77年)…… 松村 達雄(50歳 2005年没)
足利 義昭(1537~97年)…… 二世 市村 吉五郎(47歳 2010年没)
織田 信長(1534~82年)…… 高橋 幸治(29歳)
明智 光秀(1516?~82年)…… 佐藤 慶(36歳 2010年没)
柴田 勝家(1522?~83年)…… 二世 中村 歌門(51歳 1989年没)
豊臣 秀吉(1537~98年)…… 緒形 拳(27歳 2008年没)
黒田 如水 孝高(1546~1604年)…… 田村 高広(36歳 2006年没)
豊臣 秀次(1568~95年)…… 田村 正和(21歳 2021年没)
石田 三成(1560~1600年)…… 石坂 浩二(23歳)
徳川 家康(1543~1616年)…… 六世 尾上 菊蔵(41歳 2000年没)

第4作 『源義経』(1966年 全52話 原作・村上元三)
平 清盛(1118~81年)…… 辰巳 柳太郎(60歳 1989年没)
平 宗盛(1147~85年)…… 東 千代之介(39歳 2000年没)
藤原 秀衡(1122~87年)…… 滝沢 修(59歳 2000年没)
藤原 泰衡(1155~89年)…… 片山 明彦(39歳 2014年没)
九条 兼実(1149~1207年)…… 二世 中村 又五郎(51歳 2009年没)
源 頼朝(1147~99年)…… 芥川 比呂志(45歳 1981年没)
源 義経(1159~89年)…… 七世 尾上 菊五郎(23歳)
北条 政子(1157~1225年)…… 大塚 道子(35歳 2013年没)

第7作 『天と地と』(1969年 全52話 原作・海音寺潮五郎)
細川 氏綱(1513~64年)…… 細川 俊夫(52歳 1985年没)
三好 長慶(1522~64年)…… 梅野 泰靖(35歳 2020年没)
2.松永 弾正 久秀(1508~77年)…… 河野 秋武(57歳 1978年没)
足利 義輝(1536~65年)…… 山本 学(32歳)
2.足利 義昭(1537~97年)…… 大出 俊(28歳)
近衛 前久(1536~1612年)…… 佐野 浅夫(43歳 2022年没)
2.織田 信長(1534~82年)…… 杉 良太郎(24歳)
2.柴田 勝家(1522?~83年)…… 金田 龍之介(40歳 2009年没)
2.木下 藤吉郎 秀吉(1537~98年)…… 浜田 光夫(25歳)
2.徳川 家康(1543~1616年)…… 松山 政路(21歳)

第9作 『春の坂道』(1971年 全52話 原作・山岡荘八)
3.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 二世 中村 芝鶴(70歳 1981年没)
2.豊臣 秀次(1568~95年)…… 伊藤 孝雄(34歳)
前田 利家(1539?~99年)…… 加藤 嘉(58歳 1988年没)
2.石田 三成(1560~1600年)…… 中村 敦夫(30歳)
豊臣 秀頼(1593~1615年)…… 十五世 片岡 仁左衛門(26歳)
片桐 且元(1556~1615年)…… 小山田 宗徳(43歳 1986年没)
大野 治長(1569~1615年)…… 山下 洵一郎(31歳)
3.徳川 家康(1543~1616年)…… 山村 聰(60歳 2000年没)
徳川 秀忠(1579~1632年)…… 青山 哲也(30歳 2006年没)
徳川 家光(1604~51年)…… 十二世 市川 団十郎(24歳 2013年没)

第10作 『新・平家物語』(1972年 全52話 原作・吉川英治)
白河法皇(1053~1129年)…… 滝沢 修(65歳 2000年没 後白河法皇と二役)
鳥羽法皇(1103~56年)…… 野村 萬(42歳)
崇徳上皇(1119~64年)…… 田村 正和(28歳 2021年没)
後白河法皇(1127~92年)…… 滝沢 修(65歳 2000年没 白河法皇と二役)
高倉上皇(1161~81年)…… 十五世 片岡 仁左衛門(27歳)
藤原 忠実(1078~1162年)…… 森 雅之(61歳 1973年没)
藤原 忠通(1097~1164年)…… 原 保美(57歳 1997年没)
藤原 頼長(1120~56年)…… 成田 三樹夫(37歳 1990年没)
松殿 基房(1144~1231年)…… 嵐 圭史(31歳)
信西入道(1106~1260年)…… 小沢 栄太郎(62歳 1988年没)
藤原 信頼(1133~60年)…… 亀石 征一郎(33歳 2021年没)
2.平 清盛(1118~81年)…… 仲代 達矢(39歳)
平 重盛(1138~79年)…… 原田 大二郎(27歳)
2.平 宗盛(1147~85年)…… 勝呂 誉(31歳)
2.藤原 秀衡(1122~87年)…… 加藤 嘉(59歳 1988年没)
木曽 義仲(1154~84年)…… 林 与一(29歳)
2.源 頼朝(1147~99年)…… 高橋 幸治(36歳)
2.源 義経(1159~89年)…… 志垣 太郎(20歳)
2.北条 政子(1157~1225年)…… 栗原 小巻(26歳)
北条 時政(1138~1215年)…… 加東 大介(60歳 1975年没)
北条 義時(1163~1224年)…… 西田 敏行(25歳)

第11作 『国盗り物語』(1973年 全51話 原作・司馬遼太郎)
3.松永 弾正 久秀(1508~77年)…… 永井 秀明(51歳 2002年没)
2.足利 義輝(1536~65年)…… 竹脇 無我(28歳 2011年没)
3.足利 義昭(1537~97年)…… 伊丹 十三(39歳 1997年没)
3.織田 信長(1534~82年)…… 高橋 英樹(28歳)
織田 信忠(1557~82年)…… 松原 守(?歳)
2.明智 光秀(1516?~82年)…… 近藤 正臣(30歳)
3.柴田 勝家(1522?~83年)…… 宍戸 錠(39歳 2020年没)
4.羽柴 秀吉(1537~98年)…… 火野 正平(23歳)
2.黒田 如水 孝高(1546~1604年)…… 江守 徹(29歳)
2.前田 利家(1539?~99年)…… 目黒 祐樹(25歳)
3.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 佐山 泰三(17歳)
4.徳川 家康(1543~1616年)…… 寺尾 聰(25歳)

第16作 『黄金の日日』(1978年 全51話 原作・城山三郎)
六角 承禎 義賢(1521~98年)…… 奥村 公延(47歳 2009年没)
三好 政康(?~1569年)…… 露木 護(48歳)
三好 長逸(?~?年)…… 平野 元(57歳 1996年没)
岩成 友通(?~1573年)…… 渡辺 厳(40歳)
4.足利 義昭(1537~97年)…… 松橋 登(33歳)
4.織田 信長(1534~82年)…… 高橋 幸治(42歳 2回目の信長役)
3.明智 光秀(1516?~82年)…… 内藤 武敏(51歳 2012年没)
4.柴田 勝家(1522?~83年)…… 新田 昌玄(43歳 2004年没)
5.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 緒形 拳(40歳 2008年没 2回目の秀吉役)
3.豊臣 秀次(1568~95年)…… 桜木 健一(29歳)
3.黒田 如水 孝高(1546~1604年)…… 勝部 演之(39歳)
3.前田 利家(1539?~99年)…… 臼井 正明(49歳 2016年没)
4.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 近藤 正臣(35歳)
2.大野 治長(1569~1615年)…… 藤堂 貴也(25歳)
5.徳川 家康(1543~1616年)…… 児玉 清(44歳 2011年没)

第17作 『草燃える』(1979年 全51話 原作・永井路子)
2.後白河法皇(1127~92年)…… 二世 尾上 松緑(65歳 1989年没)
後鳥羽上皇(1180~1239年)…… 尾上 辰之助(32歳)
3.平 清盛(1118~81年)…… 金子 信雄(55歳 1995年没)
3.平 宗盛(1147~85年)…… 西田 健(33歳)
2.木曽 義仲(1154~84年)…… 河野 在臣(?歳)
2.九条 兼実(1149~1207年)…… 高橋 昌也(48歳 2014年没)
土御門 通親(1149~1202年)…… 仲谷 昇(49歳 2006年没)
近衛 基通(1160~1233年)…… 鶴岡 修(31歳)
3.源 頼朝(1147~99年)…… 石坂 浩二(37歳)
3.源 義経(1159~89年)…… 国広 富之(25歳)
3.北条 政子(1157~1225年)…… 岩下 志麻(38歳)
源 頼家(1182~1204年)…… 郷 ひろみ(23歳)
源 実朝(1192~1219年)…… 篠田 三郎(30歳)
2.北条 時政(1138~1215年)…… 金田 龍之介(50歳 2009年没)
2.北条 義時(1163~1224年)…… 松平 健(25歳)
北条 泰時(1183~1242年)…… 中島 久之(26歳)

おまけ! 映画『影武者』(1980年4月公開 脚本・黒澤明、井出雅人)
織田 信長(1534~82年)…… 隆 大介(23歳 2021年没)
徳川 家康(1543~1616年)…… 油井 昌由樹(32歳)

第19作 『おんな太閤記』(1981年 全50話 作・橋田寿賀子)
5.足利 義昭(1537~97年)…… 津村 鷹志(37歳)
5.織田 信長(1534~82年)…… 藤岡 弘、(34歳)
4.明智 光秀(1516?~82年)…… 石濱 朗(46歳 2022年没)
5.柴田 勝家(1522?~83年)…… 近藤 洋介(47歳)
6.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 西田 敏行(33歳)
4.豊臣 秀次(1568~95年)…… 広岡 瞬(22歳)
2.豊臣 秀頼(1593~1615年)…… 井上 純一(22歳)
4.黒田 如水 孝高(1546~1604年)…… 菅野 菜保之(41歳)
4.前田 利家(1539?~99年)…… 滝田 栄(30歳)
毛利 輝元(1553~1625年)…… 入江 正徳(53歳)
5.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 宅麻 伸(24歳)
2.片桐 且元(1556~1615年)…… 岡本 信人(33歳)
3.大野 治長(1569~1615年)…… 四世 河原崎 権十郎(26歳)
6.徳川 家康(1543~1616年)…… フランキー堺(51歳 1996年没)
2.徳川 秀忠(1579~1632年)…… 佐藤 佑介(21歳)

第21作 『徳川家康』(1983年 全50話 原作・山岡荘八)
6.足利 義昭(1537~97年)…… 篠原 大作(49歳 2016年没)
2.近衛 前久(1536~1612年)…… 佐竹 明夫(57歳 2009年没)
6.織田 信長(1534~82年)…… 役所 広司(27歳)
2.織田 信忠(1557~82年)…… 森 篤夫(29歳)
5.明智 光秀(1516?~82年)…… 寺田 農(40歳)
6.柴田 勝家(1522?~83年)…… 大山 克巳(52歳 2012年没)
7.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 武田 鉄矢(33歳)
5.豊臣 秀次(1568~95年)…… 氏家 修(?歳)
3.豊臣 秀頼(1593~1615年)…… 利重 剛(20歳)
5.黒田 如水 孝高(1546~1604年)…… 入川 保則(43歳 2011年没)
5.前田 利家(1539?~99年)…… 瑳川 哲朗(46歳 2021年没)
2.毛利 輝元(1553~1625年)…… 御木本 伸介(51歳 2002年没)
上杉 景勝(1556~1623年)…… 横井 徹(44歳)
6.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 鹿賀 丈史(32歳)
3.片桐 且元(1556~1615年)…… 久米 明(58歳 2020年没)
4.大野 治長(1569~1615年)…… 谷 隼人(36歳)
7.徳川 家康(1543~1616年)…… 滝田 栄(32歳)
3.徳川 秀忠(1579~1632年)…… 勝野 洋(33歳)

新大型時代劇第2作 『真田太平記』(1985年 全45話 原作・池波正太郎)
8.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 長門 裕之(51歳 2011年没)
6.豊臣 秀次(1568~95年)…… 堀内 正美(35歳)
2.豊臣 秀頼(1593~1615年)…… 円谷 浩(21歳 2001年没)
6.前田 利家(1539?~99年)…… 御木本 伸介(53歳 2002年没)
3.毛利 輝元(1553~1625年)…… 中山 昭二(57歳 1998年没)
2.上杉 景勝(1556~1623年)…… 伊藤 孝雄(48歳)
7.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 清水 綋治(41歳)
4.片桐 且元(1556~1615年)…… 山本 耕一(50歳)
5.大野 修理 治長(1569~1615年)…… 細川 俊之(44歳 2011年没)
8.徳川 家康(1543~1616年)…… 四世 中村 梅之助(55歳 2016年没)
4.徳川 秀忠(1579~1632年)…… 二世 中村 梅雀(29歳)

新大型時代劇第3作 『武蔵坊弁慶』(1986年 全32話 原作・富田常雄)
4.平 清盛(1118~81年)…… 芦田 伸介(69歳 1999年没)
4.平 宗盛(1147~85年)…… 長塚 京三(40歳)
3.木曽 義仲(1154~84年)…… 佐藤 浩市(25歳)
3.藤原 秀衡(1122~87年)…… 萬屋 錦之介(53歳 1997年没)
2.藤原 泰衡(1155~89年)…… 津嘉山 正種(42歳)
4.源 頼朝(1147~99年)…… 菅原 文太(52歳 2014年没)
4.源 義経(1159~89年)…… 川野 太郎(26歳)
4.北条 政子(1157~1225年)…… 神崎 愛(31歳)
3.北条 時政(1138~1215年)…… 内藤 武敏(59歳 2012年没)

第25作 『独眼竜政宗』(1987年 全50話 原作・山岡荘八)
9.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 勝 新太郎(55歳 1997年没)
7.豊臣 秀次(1568~95年)…… 陣内 孝則(28歳)
3.豊臣 秀頼(1593~1615年)…… 山下 規介(24歳)
7.前田 利家(1539?~99年)…… 大木 実(63歳 2009年没)
8.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 奥田 瑛二(36歳)
5.片桐 且元(1556~1615年)…… 松村 達雄(72歳 2005年没)
6.大野 修理 治長(1569~1615年)…… 榎木 孝明(31歳)
9.徳川 家康(1543~1616年)…… 津川 雅彦(47歳 2018年没)
5.徳川 秀忠(1579~1632年)…… 勝野 洋(37歳 2回目の秀忠役)
2.徳川 家光(1604~51年)…… 宅麻 伸(30歳)

第26作 『武田信玄』(1988年 全50話 原作・新田次郎)
7.足利 義昭(1537~97年)…… 九世 市川 団蔵(36歳)
7.織田 信長(1534~82年)…… 石橋 凌(31歳)
7.柴田 勝家(1522?~83年)…… 大木 聡(27歳 2012年没)
8.前田 利家(1539?~99年)…… 滝口 剛(?歳)
10.徳川 家康(1543~1616年)…… 八世 中村 芝翫(22歳)

第27作 『春日局』(1989年 全50話 作・橋田寿賀子)
8.織田 信長(1534~82年)…… 藤岡 弘、(42歳 2回目の信長役)
3.織田 信忠(1557~82年)…… 草見 潤平(32歳)
6.明智 光秀(1516?~82年)…… 五木 ひろし(40歳)
10.豊臣 秀吉(1537~98年)…… 藤岡 琢也(58歳 2006年没)
4.豊臣 秀頼(1593~1615年)…… 渡辺 徹(27歳)
9.前田 利家(1539?~99年)…… 嶺田 則夫(47歳 2007年没)
9.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 伊武 雅刀(39歳)
6.片桐 且元(1556~1615年)…… 津嘉山 正種(44歳)
7.大野 修理 治長(1569~1615年)…… 大和田 獏(38歳)
11.徳川 家康(1543~1616年)…… 丹波 哲郎(66歳 2006年没)
6.徳川 秀忠(1579~1632年)…… 中村 雅俊(37歳)
3.徳川 家光(1604~51年)…… 江口 洋介(21歳)

第29作 『太平記』(1991年 全49話 原作・吉川英治)
後醍醐天皇(1288~1339年)…… 十五世 片岡 仁左衛門(46歳)
尊良親王(1306?~37年)…… 新岡 義章(?歳)
護良親王(1308~35年)…… 堤 大二郎(30歳)
宗良親王(1311~85年)…… 八神 徳幸(22歳)
恒良親王(1325~46年)…… 大河原 梓(?歳)
成良親王(1326~44年)…… 長谷川 宙(?歳)
後村上天皇(1328~68年)…… 渡辺 博貴(17歳)
守邦親王(1301~33年)…… 吉川 英資(?歳)
北条 高時(1304~33年)…… 片岡 鶴太郎(36歳)
金沢 貞顕(1278~1333年)…… 児玉 清(57歳 2011年没)
赤橋 守時(1295~1333年)…… 勝野 洋(41歳)
金沢 貞将(1302~33年)…… 久野 真平(22歳)
長崎 円喜(?~1333年)…… フランキー堺(61歳 1996年没)
長崎 高資(?~1333年)…… 西岡 徳馬(44歳)
足利 尊氏(1305~58年)…… 真田 広之(30歳)
足利 直義(1307~52年)…… 高嶋 政伸(24歳)
足利 義詮(1330~67年)…… 片岡 孝太郎(23歳)
高 師直(?~1351年)…… 柄本 明(42歳)
仁木 頼章(1299~1359年)…… 山本 伸吾(39歳)
細川 顕氏(?~1352年)…… 森次 晃嗣(47歳)
細川 頼春(1304~52年)…… 芹沢 名人(32歳)
光厳天皇(1313~64年)…… 辻 輝猛(22歳)
光明天皇(1322~80年)…… 海野 義貞(?歳)

第30作 『信長 KING OF ZIPANGU 』(1992年 全49話 作・田向正健)
2.六角 承禎 義賢(1521~98年)…… 平泉 成(47歳)
2.三好 長慶(1522~64年)…… 中丸 新将(42歳)
4.松永 弾正 久秀(1508~77年)…… 清水 綋治(47歳)
3.足利 義輝(1536~65年)…… 宮田 恭男(27歳)
8.足利 義昭(1537~97年)…… 三世 花柳 寿楽(24歳)
9.織田 信長(1534~82年)…… 緒形 直人(24歳)
4.織田 信忠(1557~82年)…… 東根作 寿英(19歳)
8.柴田 勝家(1522?~83年)…… 滝田 栄(41歳)
7.明智 光秀(1516?~82年)…… マイケル富岡(30歳)
11.木下 藤吉郎 秀吉(1537~98年)…… 仲村 トオル(26歳)
10.前田 利家(1539?~99年)…… 橋爪 淳(31歳)
12.徳川 家康(1543~1616年)…… 郷 ひろみ(36歳)

第31作 『琉球の風 DRAGON SPIRIT 』(1993年 全23話 原作・陳舜臣)
12.羽柴 秀吉(1537~98年)…… 仲村 トオル(27歳 2回目の秀吉役)
13.徳川 家康(1543~1616年)…… 小林 旭(54歳)
7.徳川 秀忠(1579~1632年)…… 岸谷 五朗(28歳)

第32作 『炎立つ』(1993年 全35話 原作・高橋克彦)
源 頼義(988~1075年)…… 佐藤 慶(64歳 2010年没)
源 義家(1039~1106年)…… 佐藤 浩市(32歳)
藤原 頼通(992~1074年)…… 森塚 敏(66歳 2006年没)
3.後白河法皇(1127~92年)…… 中尾 彬(50歳)
2.松殿 基房(1144~1231年)…… 寺泉 憲(45歳)
3.九条 兼実(1149~1207年)…… 斎藤 洋介(42歳 2020年没)
5.平 宗盛(1147~85年)…… 斧 アツシ(31歳)
4.藤原 秀衡(1122~87年)…… 渡瀬 恒彦(49歳)
3.藤原 泰衡(1155~89年)…… 渡辺 謙(33歳)
5.源 頼朝(1147~99年)…… 長塚 京三(48歳)
5.源 義経(1159~89年)…… 野村 宏伸(28歳)
4.北条 時政(1138~1215年)…… 本郷 功次郎(55歳 2013年没)
3.北条 義時(1163~1224年)…… 渡辺 博貴(20歳)

第33作 『花の乱』(1994年 全37話 作・市川森一)
後花園天皇(1419~71年)…… 大出 俊(53歳)
後土御門天皇(1442~1500年)…… 川野 太郎(34歳)
一条 兼良(1402~81年)…… 内藤 武敏(67歳 2012年没)
二条 持通(1416~93年)…… 藤木 悠(63歳 2005年没)
足利 義教(1394~1441年)…… 小林 勝也(51歳)
足利 義勝(1434~43年)…… 久我 未来(14歳)
足利 義政(1436~90年)…… 十二世 市川 団十郎(47歳 2013年没)
日野 富子(1440~96年)…… 三田 佳子(52歳)
足利 義視(1439~91年)…… 佐野 史郎(39歳)
足利 義尚(1465~89年)…… 松岡 昌宏(17歳)
足利 義材(1466~1523年)…… 大沢 たかお(26歳)
足利 義遐(1481~1511年)…… 羽江 幹朗(?歳)
細川 持之(1400~42年)…… 戸沢 佑介(62歳)
細川 勝元(1430~73年)…… 二世 野村 萬斎(28歳)
細川 政元(1466~1507年)…… 今井 雅之(33歳 2015年没)
畠山 徳本入道 持国(1398~1455年)…… 中井 啓輔(58歳)
畠山 義就(1437~91年)…… 永澤 俊矢(32歳)
畠山 政長(1442~93年)…… 赤羽 秀之(24歳)
斯波 義廉(1445~?年)…… 博田 章敬(?歳)
斯波 義敏(1435~1508年)…… 長谷川 恒之(34歳)

第35作 『秀吉』(1996年 全49話 原作・堺屋太一)
5.松永 弾正 久秀(1508~77年)…… 秋間 登(46歳)
9.足利 義昭(1537~97年)…… 玉置 浩二(37歳)
10.織田 信長(1534~82年)…… 渡 哲也(54歳 2020年没)
5.織田 信忠(1557~82年)…… 西川 忠志(27歳)
9.柴田 勝家(1522?~83年)…… 中尾 彬(53歳)
8.明智 光秀(1516?~82年)…… 村上 弘明(39歳)
13.木下 藤吉郎 秀吉(1537~98年)…… 竹中 直人(39歳)
8.羽柴 秀次(1568~95年)…… 三国 一夫(20歳)
6.黒田 如水 孝高(1546~1604年)…… 伊武 雅刀(46歳)
11.前田 利家(1539?~99年)…… 渡辺 徹(34歳)
3.上杉 景勝(1556~1623年)…… 神谷 秀澄(35歳)
4.毛利 輝元(1553~1625年)…… 風間 正広(?歳)
10.石田 佐吉 三成(1560~1600年)…… 真田 広之(35歳)
14.徳川 家康(1543~1616年)…… 西村 まさ彦(35歳)

第36作 『毛利元就』(1997年 全50話 原作・永井路子)
2.足利 義稙(1466~1523年)…… 田口 トモロヲ(39歳)
5.毛利 輝元(1553~1625年)…… 森田 剛(17歳)
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これ、面白かったなぁ ゲーム『源平合戦』をふりかえる ~資料編で力つきた……~

2022年06月12日 20時48分45秒 | 日本史みたいな
歴史シミュレーションゲーム『源平合戦』(1994年9月発売 光栄)
 『源平合戦(げんぺいかっせん)』は、光栄(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたPC-9801用歴史シミュレーションゲーム。家庭用ゲーム機には移植されなかったため、他のゲームシリーズに比べて知名度は低い。
 2004年10月に「コーエー25周年記念パック Vol.4」の一作として再発売された。翌2005年7月15日には「コーエー定番シリーズ」で単品発売されている。
 プレイヤーは源頼朝、源義経、平清盛、平宗盛、源義仲、藤原秀衡などの源平の争乱に活躍した武将のひとりとなって他勢力の打倒を目指す。
 1180年、源頼朝が石橋山合戦から逃れ鎌倉に拠を構えたところから始まり、平家が壇ノ浦合戦で滅び、頼朝と義経の対立が露わになった時代までを扱っている。

各勢力の特徴
 基本的には九州北部から東北までの、日本列島エリアに散在する拠点を奪い合う「信長の野望シリーズ」や「三國志シリーズ」と同タイプのゲームであるが、本作では各勢力固有のコマンドが存在して、特色・個性を打ち出している。

清和源氏
 戦闘時の計略等に「財貨(金銭)」が殆どかからないが「商業奨励」ができないので、不足しがちな財貨は兵糧を売って補う必要がある。あまりに時間がかかると赤字になることもある。源氏は動員兵の訓練が出来、武将の「武力」「勇名」が高い。また、三勢力中、唯一「弓術」を上げられる「流鏑馬」イベントを実行可能である。

桓武平氏
 「商業奨励」ができ、「優雅」の高い人材が多く、三勢力中唯一可能な「歌会」イベントによる朝廷親密度のアップがしやすいが、何をするにも財貨が要る。動員兵の訓練ができないので、雑兵の数を揃えて補う必要がある。武将の「優雅」が高く特殊技能「操船」を持つ武将が多いため、海戦が有利。

奥州藤原氏
 「金山開発」イベントによって、非常に豊かな拠点である平泉の「金」収入をさらに上げられるが、武将の能力、頭数はやや不足している。

武将の能力
 登場する武将にはそれぞれ、知力・武力・優雅・勇名・菩提・加護・無常・弓術という能力値のほかに、和歌・音楽・奇略・操船といった特殊能力が設定されている。ただし、特殊能力を持たない武将もいる。
 毎年1月になると、年齢が25歳未満の武将は知力・武力・弓術の能力値が2ずつ上昇し、60歳以上の武将は武力・弓術が1ずつ低下してゆく。
 また、本作の特徴として源平合戦の諸行無常観を表現した「無常」という能力値がある。「優雅」の値が高い敵将を捕らえて斬ることで「無常」の値が上がる。この値が一定数に達すると、その武将は世を儚んで出家し、以降ゲーム上に登場しなくなる(例:熊谷直実)。

戦闘システム
 拠点をつなぐ「ポイント・トゥ・ポイント」制ではあるが、「行軍」システムも採用され、拠点外で敵軍と遭遇すると「野戦」となる。野戦は、画面中央に正方形の凹凸のあるマップに、左右上方に対戦する武将のバスト・ショットという珍しいグラフィックを用いている。指示は各ターン開始時に決めたら、あとはオートで進行し、細かい操作はできない。移動手段として「待機」「接近」「接触」「迂回」「回避」「離脱」、攻撃方法として「弓矢」「肉弾(白兵戦)」「特殊(落石・突撃・組み打ちなど)」「防御」がある。
 「特殊」は、特殊能力「奇略」を持つ武将ほど成功率が高くなる。落石、突撃で敵の動員兵に大ダメージを与えたり、時には敵の武将を一撃で生け捕りにすることもある。

朝廷関係
 本作では、朝廷勢力との関係性も他の作品より深い。
 まず、ゲーム上における武将の動員兵力数は、朝廷より叙せられる官位の上下の格によって決定される。 たとえば「前太政大臣」清盛が5000の兵力を動かすことができる一方で、無官の武将は500の兵力しか動かせない。武力が高くても官位の無い武将は、武力が低くても官位のある武将に敗れることも多い。
 官位を得るためには朝廷関係が重要であり、これは武将の「優雅」という能力に左右される。「優雅」値は義仲や頼朝など東国武士勢力は低く、都育ちの平家は高い。
 動員兵の数に関係する官位は、毎年1月、7月に行われる「論功行賞」にて、朝廷関係者が下賜することで基本的に得ることができる。一定以上の勲功が溜まった武将がおり、かつ「朝廷関係(朝廷友好度)」が70以上であると勲功に応じた官位がいくつか下賜される。朝廷関係は朝廷に金銭を献上する(金200につき1上昇)ほか、平氏のみ「歌会」を成功させることによっても上昇する。
 各拠点には「治安(民忠誠度のようなもの)」という数値が設定されており、自勢力が支配している拠点のうち、1カ所でも40未満の箇所があると、季節の変わり目に朝廷関係が低下してしまう。また、治安が30未満の拠点は季節の変わり目毎に人口が減少し、逆に50以上の拠点は人口が増加していく。

朝廷の陰謀
 歴史上でも、天下人であった清盛や頼朝は、朝廷との関係、特に後白河法皇との関係に常に悩まされていた。ゲーム上でも朝廷勢力が存在し、ゲーム上における最大勢力や、京を支配している勢力、または朝廷関係が極端に悪い勢力に対して様々な陰謀を仕掛けてくる。配下武将を篭絡して忠誠度を下げたり、その勢力から離反させたり、豪族勢力を武家勢力に昇格させたり、あるときには公家衆(九条兼実、近衛基通など)を新たな武将として最大勢力に対抗する勢力に家臣として送り込むこともある。公家なので武力は低いが政治力や知力が高いため、敵の勢力が強化されることは必至である。しかもこの朝廷勢力は、他の勢力と違って武力で取り潰すことは不可能である。

主な発生イベント
 本作では、歴史上の出来事を反映した様々なイベントが用意されている。
「兄と弟」…… 頼朝と義経の再会を祝するイベントで、シナリオ1開始直後に起こる。
「還都」 …… 清盛は以仁王の乱後、播磨国福原に遷都していたが、ゲームでは京の治安悪化を理由に都を戻すこととなる。還都した場合、京の治安が改善する。
「英雄の死」…… 平家総帥である清盛が熱病にかかって死去するイベント。1181年2月以降にほぼ確実に起こる。ただし頼朝が死んでいるとこのイベントは起こらないため、頼朝を捕らえて殺すことによって回避できる。
「朝日将軍」…… 京に入った義仲が、後白河法皇から朝日将軍に任命されるイベント。義仲の可能動員力が4900になり、平家武将全員の官位が解かれる。今井兼平など一部の有力武将にも官位が与えられる。平氏でプレイした場合には、「朝廷関係を100に保つ」か「京を奪回する」かのどちらかの条件を満たせば、このイベントが起こることはない。
「敦盛最期」…… 熊谷直実は敦盛を討ったことによって、無常値が90以上となって出家してしまう。

設定シナリオ
シナリオ1「頼朝、鎌倉に拠を構える」(1180年10月)
 時代設定は、富士川合戦前夜の平氏政権絶頂期。そのため、清盛は全国の半分以上を支配し、兵力・経済力の面で他の勢力を圧倒している。唯一の対抗馬である頼朝は、人材の質と量においては清盛に負けていないが、支配している拠点の数が少なく周囲を敵に囲まれている。このシナリオでは頼朝、清盛、義仲、秀衡をはじめ、武田信義、新田義重、足利俊綱、佐竹秀義、河野通清、緒方惟栄、城資永、湯浅宗重、田口成良、大庭景親、永縁らの地方豪族など多数の勢力が存在する。

シナリオ2「義仲、入京を果たす」(1183年7月)
 時代設定は、倶利伽羅峠合戦で義仲に敗れた平家が都落ちした直後。平家はすでに清盛亡く、宗盛が後を継いでいる。支配する拠点の数はシナリオ1から半減し衰退は否めないものの、平教経らを擁して巻き返しを期している。他の武家勢力では12の拠点を支配する義仲、11の拠点を支配する頼朝、拠点こそ少ないものの金山を有して経済力を誇る秀衡がいる。また、地方豪族は淘汰が進み、緒方惟栄、河野通信、足利俊綱、菊池隆直、湯浅宗重らが各地に割拠している。

シナリオ3「平氏、西海で再建を図る」(1184年10月)
 時代設定は、義仲が頼朝が送り出した源範頼・義経兄弟によって滅ぼされ一ノ谷合戦によって平家が大敗を喫した直後。そのため、頼朝の勢力は拠点を25にするまで拡大している。平家は一ノ谷の大敗で武将の多くを失っており、有能な人材も多く抱える頼朝にとってもはや敵ではなくなってきている。しかし、秀衡が武将数や有能な配下を増やしており、頼朝にとって厄介な存在となっている。豪族勢力では河野通信、菊池隆直、緒方惟栄、熊野湛増らが存在する。

シナリオ4「義経、兄頼朝と敵対す」(1185年10月)
 時代設定は、平氏が壇ノ浦で滅亡し頼朝と義経との対立が始まった時期。豪族勢力では菊池、緒方が存在する。武家勢力では、34の拠点を支配して天下制覇目前の頼朝と、京の1拠点しか支配していないものの武蔵坊弁慶ら有能な武将を配した天才武将・義経と、武将の頭数や経済力が豊かな秀衡とがそれを阻止するため争うこととなる。


2022年度大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主な登場人物の、ゲーム『源平合戦』での能力値(俳優の年齢は放送開始当初のもの)
〇鎌倉殿の13人
北条 義時(1163~1224年)…… 小栗 旬(39歳)
 本編の主人公。伊豆国の豪族・北条時政の次男。母は伊東祐親の先妻の娘。通称は小四郎。のちの相模守・陸奥守・右京権大夫、鎌倉幕府第二代執権。
 知力84、武力64、優雅47、勇名29、加護92、特殊能力なし

北条 時政(1138~1215年)…… 坂東 彌十郎(65歳)
 北条義時の父。通称は四郎。伊東祐親の娘で義時らの生母である先妻と後妻と相次いで死別し、大番役のため京入りしていた時に見初めた公家の娘・りくを3人目の妻とする。
 知力94、武力67、優雅56、勇名46、加護90、特殊能力なし

三浦 義澄(1127~1200年)…… 佐藤 B作(72歳)
 相模国三浦郡の豪族。妻は伊東祐親の娘。通称は次郎。陽気な性格だが義理堅く、敵方となった相手をも心配する。義兄弟でもある北条時政とは悪友で気心が知れた仲である。
 知力73、武力82、優雅43、勇名54、加護83、特殊能力:操船

和田 義盛(1147~1213年)…… 横田 栄司(50歳)
 三浦義澄の甥で義村の従兄。通称は小太郎。髭を蓄えた強面で弓の名手だが気が短く、平家方として敵対したのち頼朝に下った畠山重忠を恨んでいる。源頼朝が鎌倉へ入ると初代侍所別当に任じられる。
 知力81、武力82、優雅38、勇名71、加護75、特殊能力:操船

安達 盛長(1135~1200年)…… 野添 義弘(63歳)
 源頼朝の従者。妻は頼朝の乳母・比企尼の娘。通称は藤九郎。流人時代から頼朝に仕えており、頼朝が本心を明かせる家人の一人である。押しに弱い面があるが、時には無茶で理不尽な頼朝の命をもそつなくこなす。
 知力69、武力63、優雅32、勇名43、加護87、特殊能力なし

比企 能員(?~1203年)…… 佐藤 二朗(52歳)
 武蔵国比企郡の豪族。比企尼の甥。通称は藤四郎。飄々としているが目先の損得に流されやすいところがあり、妻の道から苦言を呈されることもある。源頼朝と北条政子の嫡男・万寿(のちの源頼家)が産まれると、その乳母夫となる。
 知力84、武力77、優雅72、勇名29、加護76、特殊能力なし

梶原 景時(1140~1200年)…… 二世 中村 獅童(49歳)
 相模国鎌倉郡の豪族。通称は平三。冷静に状況を判断する現実主義者。無骨な坂東武者が多い中、和歌を詠むなどの教養も持ち合わせる、文武両道の武人。石橋山合戦では平家方として戦うが、山中に隠れていた源頼朝をあえて見逃す。のちに北条義時の仲介で頼朝の家人となり、以降は頼朝の命で諜報活動を行うようになる。平氏討滅の西国遠征の際には源範頼率いる本隊の軍奉行を務めた。
 知力92、武力78、優雅68、勇名53、加護72、特殊能力:和歌・音楽・操船

足立 遠元(1130年代前半~?年)…… 大野 泰広(45歳)
 武蔵国の豪族。源頼朝の父・義朝の代からの源氏家人で、頼朝から鎌倉・大倉御所の差配を任される。
 知力82、武力66、優雅49、勇名33、加護73、特殊能力なし

八田 知家(1142~1218年)…… 市原 隼人(34歳)
 常陸国の豪族。のちに右衛門尉・筑後守となり、鎌倉幕政に重きをなした。
 知力69、武力82、優雅37、勇名45、加護78、特殊能力なし

三善 康信(1140~1221年)…… 小林 隆(62歳)
 京出身の下級公家。太政官書記。母は源頼朝の乳母。流人となった頼朝に月に一度書状を送り、都や朝廷の情勢を伝えている。頼朝の挙兵のきっかけを作った。鎌倉入りした頼朝の要請で、大江広元・中原親能・藤原行政を側近に推挙する。鎌倉幕府初代問注所別当。
 知力89、武力25、優雅77、勇名11、加護88、特殊能力:和歌

大江 広元(1148~1225年)…… 栗原 英雄(56歳)
 源頼朝の側近で、政策を担う官僚。元は朝廷に仕える下級公家。官職は安芸介。三善康信の推挙により中原親能・藤原行政とともに鎌倉に下向する。頭脳明晰だが冷静かつ冷徹な性格で、坂東武者とは違った立場で動向を観察、分析して頼朝を支える。
 知力96、武力22、優雅77、勇名16、加護87、特殊能力:和歌

中原 親能(1143~1209年)…… 川島 潤哉(42歳)
 源頼朝を支える官僚で、大江広元の兄。官職は斎院次官。鎌倉下向後も頼朝の使者として上洛することが多い。
 知力91、武力48、優雅72、勇名25、加護74、特殊能力:和歌

二階堂 行政(?~?年)…… 野仲 イサオ(62歳)
 源頼朝を支える官僚。官職は主計允。
 ゲーム『源平合戦』に登場せず。

〇源頼朝とその関係者
源 頼朝(1147~99年)…… 大泉 洋(48歳)
 源氏の棟梁。のちの鎌倉幕府初代征夷大将軍。河内源氏の嫡流・源義朝の三男。かつての官職・右兵衛権佐にちなんで「佐殿(すけどの)」、鎌倉入り後は「鎌倉殿」と称される。
 知力95、武力78、優雅73、勇名95、加護90、特殊能力:貴種

源 義経(1159~89年)…… 菅田 将暉(28歳)
 源義朝の九男で頼朝の異母弟。通称は九郎。静御前や弁慶からは「御曹司(おんぞうし)」と呼ばれている。幼い頃に父・義朝が平治の乱で敗れたため、京の鞍馬寺に預けられる。のちに寺を出て奥州の覇者・藤原秀衡の庇護を受ける。兄・頼朝が鎌倉入りすると参上し、頼朝を感動させている。しかし坂東武者とそりが合わず、度々問題を起こして頼朝らを悩ませる。壇ノ浦合戦で平家を滅ぼすも、後白河法皇と頼朝との板挟みに遭い、頼朝と不仲になる。
 知力75、武力102、優雅74、勇名90、加護86、特殊能力:音楽・奇略・貴種

武蔵坊 弁慶(?~1189年)…… 佳久 創(31歳)
 義経の従者。元は比叡山延暦寺の僧。
 知力60、武力96、優雅30、勇名65、加護60、特殊能力:奇略・操船

源 範頼(1150~93年)…… 迫田 孝也(44歳)
 源義朝の六男で頼朝の異母弟、義経の異母兄。母は遊女であり、義経から母の出自を揶揄されたこともあった。「蒲冠者殿(かばのかじゃどの)」や「蒲殿(かばどの)」と呼ばれる。遠江国蒲御厨に生まれ、平治の乱後に貴族の官人・藤原範季に引き取られている。頼朝の元へは義経や阿野全成に遅れて参上した。生真面目な性格で剣の腕も立ち、源氏と坂東武者の間を取り持ち、頼朝を補佐する。平家および木曽義仲の討伐に際しては鎌倉軍の総大将を務め、不満のくすぶる坂東武者をまとめ上げるだけでなく、義経の戦略を全面的に支持した。
 知力66、武力68、優雅51、勇名30、加護79、特殊能力:貴種

阿野 全成(ぜんじょう 1153~1203年)…… 新納 慎也(46歳)
 源義朝の七男で頼朝の異母弟、源義経の同母兄。「醍醐禅師(だいごぜんじ)」と称する。平治の乱後、京の醍醐寺に預けられ出家する。剛毅な性格から「悪禅師」と呼ばれたこともある。石橋山合戦の後、伊豆山権現に匿われていた政子らのもとに仁田忠常とともに現れ、鎌倉入りした頼朝と合流する。妻は北条政子の妹で、源実朝の乳母となった。
 知力72、武力60、優雅53、勇名19、加護83、特殊能力:貴種

源 義円(ぎえん 1155~81年)…… 成河(40歳)
 源義朝の八男で頼朝の異母弟、義経の同母兄。幼名は乙若。孫子の兵法に通じ弓矢の名手だけでなく、和歌にも精通している。平治の乱後、近江国の園城寺に預けられ出家する。のちに後白河法皇の皇子・円恵法親王の判官を務めた。源氏の兄弟では最後に頼朝の元へ参上する。
 知力53、武力73、優雅61、勇名14、加護28、特殊能力:貴種

源 行家(1141~86年)…… 杉本 哲太(56歳)
 頼朝の祖父・源為義の十男で、頼朝や木曽義仲の叔父。通称は十郎。平治の乱では兄・義朝とともに戦うが敗れ、熊野へ逃れている。以仁王による平家討伐の令旨を携えて全国を行脚し、頼朝ら源氏一門に決起を迫る。
 知力81、武力69、優雅63、勇名44、加護29、特殊能力:貴種

牧 宗親(?~1195年以降)…… 山崎 一(64歳)
 北条時政の妻りくの兄で、北条義時の義理の伯父。京出身の公家で、源頼朝の御台所となった北条政子に教育を施すため、妹りくの要請で鎌倉へ下向する。
 知力62、武力52、優雅36、勇名18、加護37、特殊能力なし

文覚(もんがく 1139~1203年)…… 四世 市川 猿之助(46歳)
 真言宗神護寺の僧。伊豆国に配流されていた頼朝に会って平氏打倒の決起を薦める。
 知力78、武力70、優雅69、勇名65、加護80、特殊能力なし

〇信濃源氏とその関係者
木曽 義仲(1154~84年)…… 青木 崇高(41歳)
 信濃源氏の棟梁。義を重んじ無意味な戦を嫌う。無骨な田舎侍であるため、都のしきたりには無知である。
 知力21、武力108、優雅12、勇名83、加護79、特殊能力:奇略・貴種

木曽 義高(1173~84年)…… 八世 市川 染五郎(16歳)
 義仲の嫡男。「清水冠者(しみずのかじゃ)」や「冠者殿(かじゃどの)」と呼ばれる。眉目秀麗かつ清廉潔白であり、父・義仲を尊敬している。蝉の抜け殻を大量に集める趣味がある。
 知力12、武力49、優雅11、勇名14、加護32、特殊能力:貴種

巴御前(?~?年)…… 秋元 才加(33歳)
 義仲の家人・今井兼平の妹で義仲の愛妾。武勇に優れる女武者。一本眉が特徴。義仲とは幼馴染でもあり、男女の絆を超えて一生を捧げて仕える決意を持っている。
 知力33、武力86、優雅49、勇名64、加護89、特殊能力:貴種

今井 兼平(1152~84年)…… 町田 悠宇(33歳)
 巴御前の兄で義仲の家人。母は義仲の乳母。
 知力42、武力92、優雅49、勇名75、加護77、特殊能力:奇略・貴種

海野 幸氏(1172~1250年以降)…… 加部 亜門(18歳)
 義高の従者。左衛門尉。人質として鎌倉入りする義高に同行する。
 知力65、武力57、優雅16、勇名38、加護56、特殊能力なし

〇甲斐源氏とその関係者
武田 信義(1128~86年)…… 八嶋 智人(51歳)
 甲斐源氏の棟梁。源氏棟梁の座をめぐって源頼朝や木曽義仲への対抗心を顕わにし、牽制する。
 知力73、武力85、優雅24、勇名72、加護80、特殊能力:貴種

一条 忠頼(?~1184年)…… 前原 滉(29歳)
 信義の嫡男。
 知力62、武力77、優雅41、勇名51、加護45、特殊能力:貴種

〇坂東武者勢力
伊東 祐親(1100年前後~1182年)…… 浅野 和之(67歳)
 伊豆国東部の豪族・伊東家の惣領。北条義時の母方の祖父。娘たちが北条時政、三浦義澄、工藤祐経(のちに土肥遠平)に嫁いでおり、娘婿や孫たちからは「爺様(じさま)」と呼ばれている。平治の乱で敗れた流人・源頼朝を領内で監視する。
 知力67、武力74、優雅36、勇名49、加護33、特殊能力なし

曽我 十郎 祐成(1172~93年)…… 田邊 和也(36歳)
 祐泰の息子で五郎の兄。
 知力17、武力41、優雅18、勇名14、加護48、特殊能力なし

曽我 五郎 時致(ときむね 1174~93年)…… 田中 俊介(32歳)
 祐泰の息子で十郎の弟。
 知力12、武力37、優雅11、勇名9、加護45、特殊能力なし

伊東 祐清(?~1183年)…… 竹財 輝之助(41歳)
 祐親の次男。通称は九郎。頼朝が挙兵すると、親戚である北条家と敵対することに苦悩する。
 知力70、武力65、優雅35、勇名38、加護37、特殊能力なし

工藤 祐経(1147~93年)…… 坪倉 由幸(44歳)
 伊豆国の豪族。元は伊東家の嫡流だが、幼少期に父が他界したため義理の叔父である祐親が後見役となっている。のちに祐親の娘と結婚したが、祐親に所領を奪われ妻と離縁させられる。頼朝の見張り役としてあてがわれたことがきっかけで頼朝には目をかけられており、祐親が亡くなると旧領を取り戻した。
 知力56、武力63、優雅70、勇名32、加護30、特殊能力:和歌・音楽

三浦 義村(1168~1239年)…… 山本 耕史(45歳)
 義澄の嫡男。義時の従弟で盟友。通称は平六。知恵者かつ冷静な判断を下せることから、父・義澄や義時から全幅の信頼を寄せられている。
 知力87、武力75、優雅37、勇名26、加護77、特殊能力:操船

岡崎 義実(1112~1200年)…… たかお 鷹(73歳)
 義澄の叔父。通称は平四郎。高齢ながらも血気盛んで坂東武者としての誇りが高い。同じく老将の土肥実平や佐々木秀義、千葉常胤と馬が合う。
 知力74、武力63、優雅46、勇名41、加護47、特殊能力:操船

梶原 景季(1162~1200年)…… 柾木 玲弥(26歳)
 景時の嫡男。
 知力48、武力64、優雅45、勇名40、加護74、特殊能力:和歌

仁田 忠常(1167~1203年)…… 高岸 宏行(ティモンディ 29歳)
 伊豆国の豪族。北条家とは所領が近い。頼朝の挙兵に際しては北条家に同調する。
 知力64、武力64、優雅30、勇名37、加護67、特殊能力なし

大庭 景親(?~1180年)…… 國村 隼(66歳)
 相模国の豪族。通称は三郎。「相模の奉行」と称する。平治の乱では頼朝の父・義朝に味方したが敗れ、平清盛の温情に助けられてからは平家方に与している。平家を後ろ盾として北条家はおろか伊東家や三浦家をも凌ぐ勢力を持つ。
 知力75、武力78、優雅32、勇名60、加護27、特殊能力なし

土肥 実平(?~1191年?)…… 阿南 健治(59歳)
 相模国土肥郷の豪族。通称は次郎。湯河原の温泉郷に館を構える。「みんな仲良く」が口癖で、坂東武者同士の争いを嫌う。頼朝らとともに鎌倉入りすると、平家討伐を急ぐ頼朝に坂東の地固めを主張する。
 知力85、武力76、優雅40、勇名60、加護67、特殊能力:奇略

土佐坊 昌俊(1141~85年)…… 村上 和成(48歳)
 元興福寺の僧兵。土肥実平の仲介で頼朝に仕える。
 知力56、武力88、優雅50、勇名35、加護53、特殊能力:貴種

首藤 経俊(1137~1225年)…… 山口 馬木也(48歳)
 相模国の豪族。母は頼朝の乳母。通称は瀧口三郎。刑部丞。平治の乱で父と兄が討死したため家督を継ぐ。楽観的で自主性がなく、長いものに巻かれやすい。頼朝の挙兵に参加することを約束するが、いざ挙兵すると平家方として景親らとともに頼朝に弓を引く。
 知力47、武力84、優雅45、勇名45、加護70、特殊能力なし

畠山 重忠(1164~1205年)…… 中川 大志(23歳)
 武蔵国の豪族。通称は次郎。武勇に優れ、清廉潔白な人柄から「坂東武士の鑑」と評されている。義時や義村らと仲が良かったが、頼朝の挙兵に際しては心ならずも北条家や三浦家と敵対することになる。頼朝方が優勢になると鎌倉入り前に降伏する。頼朝と坂東武者たちとの間を取り持つ義時を、陰に陽に手助けする。
 知力64、武力84、優雅44、勇名75、加護83、特殊能力:音楽

稲毛 重成(?~1205年)…… 村上 誠基(?歳)
 武蔵国の豪族。
 知力69、武力73、優雅38、勇名33、加護53、特殊能力なし

佐々木 定綱(1142~1205年)…… 木全 隆浩(?歳)
 近江源氏である佐々木秀義の嫡男。通称は太郎。父・秀義が相模国渋谷庄で二十数年を過ごす一方で、定綱は下野国宇都宮庄で頼朝挙兵まで過ごしていた。頼朝挙兵の際に父と兄弟四人が揃って頼朝に従う。頼朝に従い功多く、のちに近江守護、検非違使佐衛門尉に任ぜられた。
 知力53、武力76、優雅37、勇名42、加護63、特殊能力なし

佐々木 経高(?~1221年)…… 江澤 大樹(?歳)
 近江源氏である佐々木秀義の次男。通称は次郎。母は宇都宮宗綱の娘で定綱、盛綱、高綱とは異母兄弟。平治の乱において父・秀義は源義朝に従ったため敗死後は立場を失い、相模国渋谷庄で二十数年を過ごすことになった。経高も父に従って渋谷庄で過ごし、頼朝挙兵の際に頼朝に従う。山木兼隆の館襲撃では、北条時政の命で兼隆の側近であった堤信遠を攻めた。この時に経高が放った矢が、源平合戦の始まりと伝えられている。
 のちに近江、長門、石見、隠岐国の守護と中務丞に任じられているが、承久の乱では後鳥羽上皇側についた。
 知力51、武力69、優雅45、勇名47、加護67、特殊能力なし

佐々木 盛綱(1151~?年)…… 増田 和也(?歳)
 近江源氏である佐々木秀義の三男。通称は三郎。父・秀義が相模国渋谷庄で二十数年を過ごすことになり、盛綱も父と共に過ごしている。頼朝が挙兵した際に他の兄弟と共に馳せ参じた。他の兄弟たちは山木兼隆の配下であった堤信遠を攻めたが、盛綱は頼朝の傍らに控え共に行動しているのちに左兵衛尉。
 知力48、武力82、優雅24、勇名44、加護77、特殊能力なし

佐々木 高綱(1160~1214年)…… 見寺 剛(?歳)
 近江源氏である佐々木秀義の四男。通称は四郎。木曽義仲討伐の宇治川合戦で、梶原景季と先陣争いをしたことで広く知られている。頼朝の父・義朝が敗死した際に父、兄弟と共に近江国佐々木庄を追われた。頼朝が挙兵した際に他の兄弟と共にこれに合流する。のちに左衛門尉。
 知力44、武力77、優雅24、勇名44、加護77、特殊能力なし

安西 景益(?~?年)…… 猪野 学(49歳)
 安房国の豪族。頼朝とは幼馴染であり、石橋山合戦で敗れて安房へ逃れた頼朝を支援する。
 知力66、武力73、優雅13、勇名41、加護78、特殊能力なし

上総 広常(?~1184年)…… 佐藤 浩市(61歳)
 上総国の豪族。通称は介八郎(すけのはちろう)。「上総介(かずさのすけ)」と呼ばれることが多い。2万騎と称される大兵力を持つ。自尊心が高く、頼朝と平家を値踏みしたうえで、頼朝の運を見定め頼朝方につくことになる。
 知力81、武力80、優雅23、勇名77、加護33、特殊能力なし

千葉 常胤(1118~1201年)…… 岡本 信人(74歳)
 下総国の豪族。頼朝からは父も同然と頼られる坂東の重鎮。安房国に逃れた頼朝のもとに馳せ参じ、いち早く味方につく。
 知力78、武力79、優雅43、勇名76、加護86、特殊能力なし

佐竹 義政(?~1180年)…… 平田 広明(58歳)
 常陸国の豪族。常陸国大掾。甲斐源氏と先祖が同じ常陸源氏でありながら、平家方に与している。
 知力68、武力62、優雅42、勇名51、加護32、特殊能力:貴種

小山 朝政(1155~1238年)…… 中村 敦(?歳)
 下野国の豪族。母は頼朝の乳母。頼朝の鎌倉入り後に家人となる。
 知力58、武力84、優雅42、勇名70、加護72、特殊能力:奇略

〇平家
平 清盛(1118~81年)…… 松平 健(68歳)
 平家の棟梁。武士として初めて太政大臣となり、剃髪しているため「平相国(へいしょうこく)」や「清盛入道」と称される。平治の乱に勝利した後、敵将・源義朝の嫡男・義平以外の子息は助命し、頼朝は伊豆国へ配流、あとは寺へ入れている。その後は平氏政権を樹立し、大輪田泊の日宋貿易で莫大な富を手に入れ、朝廷とのつながりで一族を要職に就かせるなど、絶大な力を誇る。
 知力96、武力75、優雅100、勇名85、加護98、特殊能力:奇略・操船・貴種

平 宗盛(1147~85年)…… 小泉 孝太郎(43歳)
 平清盛の三男で平家の後継者。内大臣。父・清盛が頼朝を死罪にせず伊豆国へ配流にしたことを気にしている。
 知力77、武力33、優雅79、勇名21、加護30、特殊能力:和歌・操船・貴種

平 維盛(1159~84年)…… 濱 正悟(27歳)
 清盛の嫡男・平重盛の嫡男で清盛の嫡孫。官職は左近衛権少将・中宮権亮。容姿端麗で「光源氏の再来」と称される。頼朝追討軍の総大将として大軍を率い鎌倉へ遠征する。
 知力69、武力49、優雅75、勇名35、加護61、特殊能力:和歌・音楽・操船・貴種

平 知盛(1152~85年)…… 岩男 海史(30歳)
 宗盛の同母弟。権中納言。
 知力90、武力70、優雅77、勇名59、加護40、特殊能力:奇略・操船・貴種

平 清宗(1170~85年)…… 島田 裕仁(?歳)
 宗盛の嫡男。侍従・備前守・右衛門督。
 知力62、武力37、優雅59、勇名15、加護49、特殊能力:貴種

〇朝廷勢力とその関係者
後白河法皇(1127~92年)…… 西田 敏行(74歳)
 治天の君。「日本一の大天狗」と称される。自らの威光を保つため、源氏と平家、源頼朝と木曽義仲を操り戦わせ翻弄する。清盛とは蜜月の仲であったが、のちに関係が悪化し、鹿ケ谷の陰謀が発覚すると福原に幽閉される(治承三年の政変)。その頃から源頼朝の夢枕にたびたび現れ発破の言葉を掛ける。
 能力値設定なし

平 知康(?~?年)…… 矢柴 俊博(50歳)
 後白河法皇の側近。検非違使・左衛門尉。鼓の名手で「鼓判官(つづみのほうがん)」と呼ばれる。
 知力72、武力66、優雅79、勇名21、加護65、特殊能力:音楽

九条 兼実(1149~1207年)…… 田中 直樹(ココリコ 50歳)
 藤原摂関家の実力者。頼朝の征夷大将軍就任に尽力した。
 知力90、武力18、優雅80、勇名9、加護89、特殊能力:和歌・音楽

土御門 通親(1149~1202年)…… 関 智一(49歳)
 右近衛大将・内大臣兼東宮傅。はじめは平氏に、のちに院勢力に荷担した。
 知力92、武力20、優雅80、勇名9、加護81、特殊能力:和歌

〇奥州藤原氏
藤原 秀衡(1122~87年)…… 田中 泯(76歳)
 奥州藤原氏第三代当主。源義経からは「御館(みたち)」と呼ばれている。官職は鎮守府将軍・陸奥守。平泉を拠点に陸奥と出羽を支配して平家と並ぶ勢力を誇り、「奥州の覇者」と称される。京から来た義経を庇護、養育する。朝廷や平家、源氏に対しては中立の立場を取る。
 知力95、武力65、優雅48、勇名65、加護39、特殊能力:貴種

藤原 国衡(?~1189年)…… 平山 祐介(51歳)
 秀衡の長男で藤原泰衡の異母兄。
 知力43、武力89、優雅78、勇名21、加護51、特殊能力:貴種

藤原 泰衡(1155~89年)…… 山本 浩司(47歳)
 秀衡の次男で奥州藤原氏第四代当主。
 知力90、武力70、優雅78、勇名21、加護51、特殊能力:貴種

藤原 頼衡(?~1189年)…… 川並 淳一(?歳)
 秀衡の六男で泰衡の異母弟。
 知力67、武力66、優雅58、勇名61、加護64、特殊能力:貴種

河田 次郎 守継(?~1189年)…… 小林 博(49歳)
 泰衡の家人。
 知力66、武力51、優雅35、勇名20、加護57、特殊能力なし


 ……いやぁ~、いよいよ面白くなってきましたね、『鎌倉殿の13人』!!
 永井路子さん大好き人間なわたくしにとりましては、華やかなりし源平合戦や九郎判官義経が退場した、陰湿ドロドロなここからが見どころよ~!! まずは、北条家と比企家の冷戦の行方から目が離せませんな。

 とはいえ、やっぱり平宗盛卿はステキですね……権謀術数うずまく乱世のなかの一服の清涼剤でしたね。
 嗚呼、宗盛卿で起死回生の日ノ本統一を果たした、あのよろこびがよみがえる。
 ゲーム『源平合戦』の思い出を振り返る本文、つづる余裕があったら、また次回に~。
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祈・復活!! 米沢上杉まつりの上杉二十八将についての覚書

2021年10月10日 21時55分47秒 | 日本史みたいな
「上杉二十八将」(米沢上杉まつりの武禘式に登場する武将)
◎上杉 輝虎入道 謙信(1530~78年)
 越後長尾家第九代当主、米沢上杉家初代当主、関東管領。「越後の龍」。
 『信長の野望』では…… 政治力61、統率力130、智謀力61(第1作から登場)

一、柿崎 和泉守 景家(1513~74年)
 越後国柿崎城主。上杉謙信の重臣、上杉家七手組大将で「上杉四天王」の一人。
 『信長の野望』では…… 政治力31、統率力98、智謀力15(第2作から登場)

二、五十公野 因幡守 治長(1547~87年 のちの新発田重家)
 越後国揚北衆で上杉謙信の重臣。新発田長敦の弟。
 『信長の野望』では…… 政治力31、統率力80、智謀力26(第4作から登場)

三、島津 左京進 忠直(?~1604年)
 信濃国大倉城主。上杉家の家臣。
 『信長の野望』では…… 政治力48、統率力49、智謀力51(第7作から登場)

四、水原 壱岐守 親憲(1546~1616年)
 越後国浦佐城主・大関親信の嫡男。上杉家の家臣。
 『信長の野望』では…… 政治力35、統率力70、智謀力63(第5作から登場)

五、斎藤 下野守 朝信(1527~92年)
 越後国赤田城主。上杉謙信・景勝の重臣。「越後の鍾馗」。 
 『信長の野望』では…… 政治力75、統率力88、智謀力67(第2作から登場)

六、竹俣 三河守 慶綱(1524~82年)
 越後国揚北衆で上杉謙信の家臣。上杉家七手組大将。
 『信長の野望』では…… 政治力40、統率力61、智謀力53(第14作のみに登場)

七、須田 相模守 満親(1526~98年)
 信濃国大岩城主で上杉謙信の家臣。
 『信長の野望』では…… 政治力47、統率力62、智謀力34(第4作から登場)

八、松本 石見守 景繁(?~?)
 越後国小木城主で上杉謙信の家臣。
 『信長の野望』では…… 未登場

九、下条 薩摩守 実頼(?~?)
 越後国下条城主。越後国揚北衆で上杉謙信の家臣。
 『信長の野望』では…… 未登場

十、本庄 越前守 繁長(1540~1614年)
 越後国本庄城主。上杉謙信に対して挙兵することもあったが、上杉景勝に仕える。上杉家七手組大将。
 『信長の野望』では…… 政治力51、統率力85、智謀力38(第2作から登場)

十一、安田 冶部少輔 長秀(1516~82年)
 越後国安田城主。越後国揚北衆で上杉謙信の家臣。
 『信長の野望』では…… 政治力42、統率力81、智謀力36(第4作から登場)

十二、下田 近江守 藤景(?~1568年)
 越後国高城城主。上杉家七手組大将。
 『信長の野望』では…… 未登場

十三、新発田 尾張守 長敦(1538~80年)
 越後国新発田城主。越後国揚北衆で上杉家七手組大将。五十公野治長の兄。
 『信長の野望』では…… 政治力60、統率力73、智謀力42(第4作から登場)

十四、山吉 孫次郎 豊守(1525~77年)
 越後国三条城主。上杉家奏者。
 『信長の野望』では…… 政治力70、統率力69、智謀力45(第4作のみに登場)

十五、加地 安芸守 春綱(?~?)
 越後国加地城主。越後国揚北衆で上杉家七手組大将。
 『信長の野望』では…… 政治力39、統率力71、智謀力25(第4作のみに登場)

十六、高梨 源太郎 政頼(1508~76年)
 信濃国飯山城主。上杉家に従属する。
 『信長の野望』では…… 政治力49、統率力73、智謀力37(第4作から登場)

十七、大河 駿河守 忠秀(?~?)
 詳細不明。
 『信長の野望』では…… 未登場

十八、鮎川 摂津守 清長(?~1571年)
 越後国大葉沢城主で越後国揚北衆。
 『信長の野望』では…… 未登場

十九、井上 河内守 清政(?~?)
 信濃国井上城主。上杉家に従属する。
 『信長の野望』では…… 未登場

二十、綿内 内匠守 広綱(?~?)
 詳細不明。
 『信長の野望』では…… 未登場

二十一、村上 左衛門尉 義清(1501~73年)
 越後国根知城主。もと信濃国の戦国大名だったが上杉家家臣となる。
 『信長の野望』では…… 政治力64、統率力90、智謀力45(第2作から登場)

二十二、色部 修理進 勝長(1493~1569年)
 越後国平林城主で越後国揚北衆。上杉家七手組大将。
 『信長の野望』では…… 政治力45、統率力78、智謀力31(第2作から登場)

二十三、宇佐美 駿河守 定満(1489~1564年)
 越後国琵琶島城主(上杉謙信の譜代武将ではなく、重用された史料もない)。「上杉四天王」の一人。
 『信長の野望』では…… 政治力73、統率力93、智謀力95(第2作から登場)

二十四、中条 越前守 藤資(?~1568年)
 越後国鳥坂城主で越後国揚北衆。上杉家七手組大将。
 『信長の野望』では…… 政治力79、統率力84、智謀力93(第4作から登場)

二十五、河田 豊前守 長親(1543~81年)
 越後国栖吉城主で上杉家奉行。
 『信長の野望』では…… 政治力74、統率力69、智謀力73(第2作から登場)

二十六、大崎 筑前守 高清(?~?)
 越後国大崎城主で上杉家家臣。
 『信長の野望』では…… 未登場

二十七、甘粕 近江守 景持(?~1604年)
 越後国三条城主。上杉謙信・景勝に仕えた「上杉四天王」の一人。
 『信長の野望』では…… 政治力36、統率力75、智謀力58(第5作から登場)

二十八、直江 大和守 景綱(1509~77年)
 上杉家宿老で「上杉四天王」の一人。
 『信長の野望』では…… 政治力87、統率力69、智謀力75(第2作から登場)


≪来年こそはやってほしいなぁ~。本文マダヨ≫
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ちょこっとメモ 世界&日本オカルト史

2021年09月01日 21時09分12秒 | 日本史みたいな
『日本懐かしオカルト大全』  2018年1月   寺井広樹、白神じゅりこ・著   並木伸一郎・監修

1848年
 アメリカ・ニューヨーク州ハイズビルのフォックス3姉妹による降霊術が話題となり、アメリカ・ヨーロッパで降霊会ブームが沸き起こる

1852年
 イギリス・スコットランドの降霊術師ダニエル=ダグラス=ヒュームが、降霊会中に空中浮遊を披露し話題となる

1917~20年
 イギリス・ウエストヨークシャー州コティングリーで少女たちが撮影した妖精の写真が話題となる …… 小説家コナン=ドイルが本物だと主張する

1933年
4月
 イギリス・スコットランド地方のネス湖で、ホテルを経営しているマッケイ夫妻が湖面を泳ぐ怪物の姿を目撃する …… 現代におけるネッシーの初目撃
11月
 イギリス・スコットランド地方のネス湖で、ヒュー=グレイによって湖面をのたうつ怪物の姿が撮影される …… ネッシーを捉えた最初の写真

1934年
 カナダ・ブリティッシュコロンビア州オカナガン湖で、首長竜のようなUMA「オゴポゴ」が撮影される …… 1872年から目撃されているUMA
4月
 イギリス・スコットランド地方のネス湖で、産婦人科医ロバート=ケネス=ウィルスンによって湖面から長い首を出す怪物の姿が撮影される …… 1994年に捏造写真であることが暴露される

1936年
 イギリス・ノーフォーク州のタウンゼント侯爵の邸宅レイナム・ホールで半透明の幽霊「茶色の貴婦人」の写真が撮影される

1944年
12月
 アメリカの新聞紙『ニューヨーク・タイムズ』にて、連合国軍の戦闘機パイロットが目撃した未確認飛行物体「フー・ファイター」の存在が報道される

1945年
12月
 アメリカ海軍TBMアベンジャー雷撃機5機の編隊「フライト19」が、大西洋のバミューダ・トライアングル海域(マイアミ、プエルトリコ、バミューダ間)で訓練飛行中に失踪する …… フライト19事件

1947年
6月
 モーリー島事件(アメリカ・ワシントン州タコマのモーリー島沖)…… ドーナツ型の空飛ぶ円盤
 ケネス=アーノルド事件(アメリカ・ワシントン州レーニア山)…… 「フライング・ソーサー(空飛ぶ円盤)」の初出
7月
 ロズウェル事件(アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル)…… 空飛ぶ円盤の墜落事件
 MJ-12設立 …… アメリカ・トゥルーマン大統領直属の空飛ぶ円盤調査委員会

1948年
1月
 マンテル事件(アメリカ・ケンタッキー州ゴッドマン空軍基地)…… 人類初の空飛ぶ円盤襲撃墜落死事件
7月
 トマトマン事件(アメリカ・メキシコ国境)…… 空飛ぶ円盤の墜落と宇宙人の遺体回収事件

1950年
7月
 ダニエル=フライ事件(アメリカ・ニューメキシコ州)…… 人類初の空飛ぶ円盤に乗った人間と空飛ぶ円盤の撮影

1951年
11月
 ヒマラヤ山脈でイギリス人登山家エリック=シプトンが雪男イエティの足跡を写真撮影する …… 古代から語られる雪男の足跡の初撮影

1952年
3月
 プロジェクト・ブルーブック発足 …… アメリカ空軍の極秘空飛ぶ円盤調査報告書(1940~69年)
7月
 トゥルーマン=ベスラム事件(アメリカ・ネバダ州ラスベガス)…… 宇宙人(クラリオン星人)との対話
9月
 フラットウッズモンスター事件(アメリカ・ウェストヴァージニア州ブラクストン郡フラットウッズ)…… 空飛ぶ円盤と身長3mの宇宙人の目撃
11月
 ジョージ=アダムスキー事件(アメリカ・カリフォルニア州モハーヴェ砂漠)…… 人類初の宇宙人(金星人)との対話、アダムスキー型円盤の初出
 ジョージ=H=ウィリアムスン事件 …… アダムスキーの知人、太古宇宙飛行士来訪説、宇宙人(シリウス星人)との対話

1953年
 日本の佐賀県伊万里市の酒蔵「松浦一酒造」の創業者・田尻家の屋根裏から、箱に入った「河童のミイラ」が発見される

1954年
2月
 セドリック=アリンガム事件(イギリス・スコットランド海岸)…… 空飛ぶ円盤と火星人との遭遇
7月
 バック=ネルソン事件(アメリカ・ミズーリ州)…… 金星人との対話と、宇宙旅行
11月
 花束を奪った宇宙人事件(イタリア・トスカーナ州チェンニーナ)…… 2人の宇宙人がロッティ夫人の花束とストッキングを奪う

1955年
5月
 アメリカ・オハイオ州ブランチヒルの道路上で、怪人「カエル男」が初めて発見される …… 1972年にも目撃される
7月
 日本初の空飛ぶ円盤研究会「日本空飛ぶ円盤研究会(JFSA)」が東京で発足(初代会長・荒井欣一)
 
1959年
 ハワード=メンジャー事件(アメリカ・ニューヨーク州)…… 宇宙人との対話と月面旅行、体験記『外宇宙からあなたへ』
8月
 日本の随筆家・山本素石が、京都府京都市北部の峠で怪蛇ツチノコに遭遇した体験談を釣り雑誌に掲載する

1961年
 アメリカの月面探査計画「アポロ計画」の開始
9月
 ベティ&ヴァーニー=ヒル夫妻誘拐事件(アメリカ・ニューハンプシャー州・国道3号線)…… 宇宙人の人類誘拐と強制実験事件

1963年
6月
 ポール=ヴィラ事件(アメリカ・ニューメキシコ州ペラルタ)…… 空飛ぶ円盤の撮影

1964年
12月
 オーストラリア沿岸で、フランス人写真家ロベルト=セレックが大海蛇シーサーペントのカラー写真を撮影する …… のちに捏造写真であると語られる

1966年
11月
 アメリカ・ウエストヴァージニア州ポイントプレザントで、巨大な翼を持つ怪人「モスマン」が初めて目撃される

1967年
3月
 農夫キャロル=ワッツが葉巻型空飛ぶ円盤を撮影(アメリカ・テキサス州)
6月
 ウンモ星人の空飛ぶ円盤を撮影(スペイン・マドリッド郊外)
9月
 空飛ぶ円盤による家畜虐殺キャトル・ミューティレーションが初めて確認される(アメリカ・コロラド州アラモサの牧場)
10月
 アメリカ・カリフォルニア州ブラフクリークのロッキー山脈森林で、ロジャー=パタースンとボブ=ギムリンが16mmフィルムで獣人ビッグフットを撮影する
12月
 アメリカ・ウエストヴァージニア州ポイントプレザントで橋が崩落し、46名の死者が出る大事故となる …… その後、怪人「モスマン」は目撃されなくなる

1969年
7月
 アメリカNASAの宇宙船アポロ11号が人類初の月面着陸に成功、その途上で複数のUFOに遭遇する

1970年
 日野日出志のホラーマンガ『蔵六の奇病』がマンガ雑誌『少年画報』(少年画報社)に掲載され話題となる
7月
 日本の広島県比婆郡西城町油木の六ノ原ダム付近(比婆山連峰)で、獣人ヒバゴンが初めて目撃され、その後複数の目撃が報告される
12月
 日本の広島県比婆郡の比婆山連峰吾妻山で、獣人ヒバゴンの足跡が発見される

1971年
 スペイン・アンダルシア地方のペルメス村にあるペレイラ家の床や壁に複数の人面が浮き出る現象が発生する …… 現象は2005年まで続く
 日本で心霊研究家・中岡俊哉の著書『テレパシー入門』(祥伝社)がベストセラーとなり超能力ブームが始まる

1972年
 アメリカNASAの宇宙船アポロ16号の月面探査時にUFOが撮影される
 オカルト研究家・佐藤有文の文章による児童書『ジャガーバックス いちばんくわしい日本妖怪図鑑』(立風書房)が刊行され大ヒットとなる
8~9月
 日本の高知県高知市介良(けら)で、中学生が小型の空飛ぶ円盤を捕獲する「介良事件」が発生

1973年
 日本テレビ系列『お昼のワイドショー』内のお盆企画コーナーで、放送作家で心霊研究家の新倉イワオが司会を務める心霊番組『あなたの知らない世界』が開始される
 テレビ特番『石原慎太郎の国際ネッシー探検隊』が放送され、日本でネッシーブームが沸き起こる
 つのだじろうのホラーマンガ『恐怖新聞』、『亡霊学級』、『うしろの百太郎』が連載開始されヒットする
 矢口高雄のマンガ『幻の怪蛇バチヘビ』がヒットしツチノコブームが沸き起こる
 小説家・小松左京のSF長編小説『日本沈没』が売り上げ部数430万部の大ベストセラーとなる
 五島勉による著書『ノストラダムスの大予言』(祥伝社)がベストセラーとなり世紀末ブームが沸き起こる
6月
 日本の秋田県秋田市のカトリック教会「聖体奉仕会」で、木造の聖母マリア像に聖痕が出現したり汗や涙を流す現象が起こる …… 現象は1981年まで続く
10月
 アメリカ・ミシシッピー州パスカグーラで夜釣り中の2人が空飛ぶ円盤に拉致される「パスカグーラ事件」が発生

1974年
 超常現象研究家・中岡俊哉の著書『狐狗狸さんの秘密』(二見書房)が売り上げ30万部のヒットを記録し、日本全国の小中学校を中心に「コックリさん」が社会現象となる
 西洋の悪魔祓いをテーマとしたホラー映画『エクソシスト』が日本で公開され、興行収入第1位の大ヒットとなる
 楳図かずおの少女ホラーマンガ『洗礼』が連載開始されヒットする
3月
 アメリカから来日した超能力者ユリ=ゲラーが出演するTV番組『木曜スペシャル 驚異の超能力!!世紀の念力男ユリ・ゲラーが奇蹟を起す!!』(日本テレビ)が放送され、視聴率26.1%を記録する
4月
 日本の北海道北見市仁頃(にころ)で、青年がタコ型宇宙人の空飛ぶ円盤に拉致され木星の衛星タイタンに連れて行かれる「仁頃事件」が発生
5月
 週刊誌『週刊朝日』が、超能力によるスプーン曲げのトリックを暴露する記事を発表し、超能力ブームが沈静化する
7月
 中岡俊哉による世界初の心霊写真集『恐怖の心霊写真集』(二見書房)が出版され、前著『狐狗狸さんの秘密』を上回るベストセラーとなる
8月
 アメリカとメキシコの国境で UFO墜落事件が発生 …… のち1997年に、この事件に関係する宇宙人「グレイ」の撮影写真が公表される
 日本の広島県庄原市の比婆山連峰で、獣人ヒバゴンが初めて写真撮影される …… ヒバゴンの最後の目撃例
9月
 日本の岡山県・国道30号線で、トラック運転手が宇宙人に遭遇する「頭すげ替え事件」が発生

1975年
 猟奇殺人鬼を描くスプラッタ・ホラー映画『悪魔のいけにえ』が公開され大ヒットとなる
 美少女魔術師・黒井ミサが活躍する古賀新一のホラーマンガ『エコエコアザラク』が連載開始されヒットする
2月
 日本の山梨県甲府市で、小学生がUFOと宇宙人に遭遇する「甲府事件」が発生
3月
 日本の愛媛県川之江市で、全身がオレンジ色に光る宇宙人が撮影される …… 日本初の宇宙人写真
12月
 アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド・アミティビルの屋敷で怪奇現象が頻発する

1976年
 西洋の悪魔をテーマとしたホラー映画『オーメン』が日本で公開され大ヒットとなる
2月
 イギリス・コーンウォール州ファルマス湾のロゼミュリオン岬で、首長竜のようなUMA「モーゴウル」が撮影される …… 19世紀初頭から目撃されているUMA
6月
 アメリカNASAの火星探査機「ヴァイキング1号」が、火星の地表に存在する人間の顔に似た構造物「火星人面岩」を撮影する
8月
 情報番組『あなたのワイドショー』(日本テレビ)の心霊コーナー内で、青森県弘前市の正伝寺に伝わる掛け軸に描かれた生首の目が開いたように見える現象が生放送され騒動となる

1977年
 日本の北海道二海郡八雲町で、謎の怪光が多数確認される「UFOの墓場」騒動が発生
 西洋の魔女をテーマとしたホラー映画『サスペリア』が公開され大ヒットとなる
7月
 同年4月にニュージーランド沖で日本の遠洋トロール船・瑞洋丸が全長約10mの首長竜に似た腐乱死体「ニューネッシー」を引き上げたことが報道され世界的なニュースとなる …… ウバザメの死骸と推測される
 アメリカとカナダの国境のシャンプレーン湖で、首長竜のようなUMA「チャンプ」が撮影される …… 17世紀初頭から目撃されているUMA
9月
 ソヴィエト連邦北西部ペトロザヴォーツクで、巨大なクラゲ型空飛ぶ円盤が目撃される「ペトロザヴォーツク事件」が発生

1978年
 ブラジルの青年アントニオ=ヴィラス=ヴォアスが、TV番組で1957年10月に空飛ぶ円盤に拉致され女性の宇宙人と性交したと告白し、放射線被ばくが確認される

1979年
 1975年のアミティビルの幽霊屋敷騒動を題材としたホラー映画『悪魔の棲む家』が公開されヒットする
 蘇る死者ゾンビをテーマとしたホラー映画『ゾンビ』が日本で公開され大ヒットとなる
 日本の北海道弟子屈町の屈斜路湖で、首長竜のようなUMA「クッシー」が撮影される
1月
 日本の『岐阜日日新聞』に「岐阜県八百津町で口裂け女が現れた」という記事が掲載され、それ以降同年夏まで全国各地で口裂け女が出現したといううわさが流れる
10月
 日本でオカルト専門雑誌『ムー』が創刊される(学研 当初は隔月刊)

1980年
 日本の広島県福山市山野町で、獣人ヤマゴンの足跡が初めて撮影される
1月
 日本の兵庫県龍野市御見町の円融寺の石造観音像の目から涙が流れると話題になる …… 液体の成分は人間の涙と同じと分析される
12月
 アメリカ・テキサス州でベティ=キャッシュ夫人とヴィッキー=ランドラム夫人とその孫がダイヤモンド型UFOの放った熱波を浴び、放射能障害を発症する。

1981年
 日本の東京・池袋のサンシャイン60近辺で「首無しライダー」の幽霊が出現するといううわさが流れる …… 21世紀現在もうわさは存在している

1982年
 日本の北海道岩見沢市の萬念寺に奉納されていた市松人形「お菊人形」の髪の毛が伸び、口が開いて表情が変わってきていると話題になる …… 現在は非公開
 日野日出志のホラーマンガ『地獄変』(ひばり書房)と『恐怖!地獄少女』(広済堂)が刊行され話題となる …… 「呪いの血縁三部作」の2作
5月
 広島県三原市久井町で、獣人クイゴンが目撃される

1983年
 残酷描写を強調したモキュメンタリー映画『食人族』が日本で公開され大ヒットとなる
 日野日出志のホラーマンガ『赤い蛇』(ひばり書房)が刊行され話題となる …… 「呪いの血縁三部作」の最終作

1985年
 西ドイツの科学者クラウス=シュライバーが、TVの空きチャンネルのホワイトノイズを通して霊界との通信に成功したと公表する

1986年
 殺人鬼フレディが登場するホラー映画『エルム街の悪夢』が日本で公開され大ヒットとなる
6月
 歌番組『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)で、アイドルが歌唱しているスタジオの背景セットに、2ヶ月前に自殺した別のアイドルの姿が浮かび上がっていると指摘され話題となる
8月
 イギリス・ウォルトシャー州の穀物畑に謎の円形「ミステリーサークル」が発生し撮影される …… 存在は17世紀から語られていた
 日本の山形県西川町鶴部の農業用溜池でミステリーサークルが発見される
 日本の福岡県田川郡の壁や石の計6ヶ所に地蔵像が浮かび上がる現象が発生する …… 現在は消えている
11月
 日本の日航ジャンボ機が、アメリカ・アラスカ州アンカレッジ北方の上空で超巨大UFOに遭遇し、寺内謙寿機長ら搭乗員4名が目撃する
12月
 日本の水産庁の海洋調査船「開洋丸」が、大西洋南西部フォークランド諸島近海で2度UFOに遭遇する

1988年
 アフリカのコンゴ共和国テレ湖で18世紀から語られる怪物「モケーレ・ムベンベ」の調査を日本の早稲田大学探検部が行い、テレ湖の水深が約2mであることから存在が不可能であると結論付ける
8月
 日本の青森県田子町で日本初のキャトル・ミューティレーションが確認される
12月
 日本の茨城県水戸市の県道沿いのコンクリート壁に巨大なドクロが浮かび上がると話題になる

1989年
 日本全国で「人面犬」が出現したといううわさが流れる

1991年
3月
 日本の鹿児島県指宿市の池田湖で、首長竜のようなUMA「イッシー」が撮影される

2015年
5月
 大西洋のバミューダ・トライアングル海域で1925年11月に失踪した蒸気機関船コトパクシ号が、ハバナ近海で突然老朽化した状態で90年ぶりに発見される
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福地蔵人と慶長遣欧使節に関する覚書

2021年07月22日 08時59分23秒 | 日本史みたいな
『メキシコの大地に消えた侍たち 伊達藩士・福地蔵人とその一族の盛衰』(2004年 新人物往来社)
大泉光一(1943年~)
 国際関係論学者、青森中央学院大学教授。インスティトゥート・デ・エストゥディオス・ウニベルシタリオス経営大学院准教授。
 長野県諏訪市に生まれ、宮城県柴田郡大河原町で育つ。2006年『支倉常長 慶長遣欧使節の真相 肖像画に秘められた実像』で和辻哲郎文化賞受賞。
 危機管理、国際テロなどが専門だが、支倉常長について長く研究をしており、「支倉は伊達政宗により徳川幕府打倒のために派遣された」という説を唱えている。
おもな著書
『支倉常長 慶長遣欧使節の悲劇』(1999年 中公新書)
『伊達政宗の密使 慶長遣欧使節団の隠された使命』(2010年 洋泉社歴史新書y)
『暴かれた伊達政宗「幕府転覆計画」 ヴァティカン機密文書館史料による結論』(2017年 文春新書)


近世の日本とメキシコの関係史まとめ
天文十八(1549)年
八月
 イエズス会宣教師フランシスコ=ザビエル(43歳)、日本にキリスト教を伝える。

1553年
 薩摩国出身の日本人キリシタン・ベルナルド(日本名不詳)、ポルトガル王国コインブラに渡りイエズス会に入会する(のちに司祭、日本人初のヨーロッパ渡航者)。

1564年
十一月
 スペイン王国領メキシコ副王ドン・ルイス=デ=ベラスコ=マルケス=デ=サリナス侯爵(30歳)、ミゲル=レガスピに東南アジアのフィリピン諸島の征服を命じる。
 ミゲル=レガスピ、フィリピン諸島冒険の経験のあるアンドレス=デ=ウルダネータを伴い5隻の艦隊(乗組員380名)を率いてメキシコ・ハリスコ州ナビダ港から遠征に出発する。

1565年
六月
 ミゲル=レガスピとアンドレス=デ=ウルダネータのフィリピン遠征艦隊、フィリピン諸島セブ島に到着し征服を開始する。
 アンドレス=デ=ウルダネータ、フィリピン遠征軍から離れ乗組員200名を率いて太平洋を航海し、黒潮に乗って日本列島の房総半島・犬吠埼を発見する。
九月
 アンドレス=デ=ウルダネータ率いるガレオン船、アメリカ大陸のカリフォルニア海岸に到着する。
十月
 アンドレス=デ=ウルダネータ率いるガレオン船、スペイン王国領メキシコのアカプルコ港に帰還する(マニラ・ガレオン航路の確立)。

1570年
六月
 ミゲル=レガスピのフィリピン遠征軍、フィリピン諸島のルソン島マニラを占領する。

1571年
三月
 ポルトガル国王、日本人の奴隷売買を禁止する勅令を発するが、実効性は薄かった。
五月
 スペイン王国領メキシコのフィリピン遠征軍、ルソン島マニラを拠点としてフィリピン諸島を征服する。

1585年
一月
 ローマ教皇グレゴリオ十三世(83歳)、日本におけるイエズス会以外の宣教師によるキリスト教布教を禁止する小勅書を発布する。

1586年
十一月
 ローマ教皇シクスト五世(65歳)、フィリピン諸島のフランシスコ会をメキシコ管区から独立させ、日本・中国と合わせた「大聖グレゴリオ管区」とする。

天正十八(1590)年
七月
 豊臣秀吉(54歳)、関東大名・北条家の相模国・小田原城を陥落させ関東地方を制圧する。
 豊臣秀吉、甥・豊臣秀次を総大将として奥州平定軍五万を東北地方に送り諸大名の臣従をうながす。
 東北大名・伊達政宗(23歳)、豊臣秀吉に臣従する。
八月
 陸奥国大名・葛西左京大夫晴信(56歳)、豊臣秀吉に臣従しなかったために豊臣家武将・木村伊勢守吉清の攻撃を受け没落する。
 葛西家家老・福地対馬守安通、豊臣軍に敗れ討死する(43歳 福地蔵人の縁者とみられる)。
 木村伊勢守吉清、葛西家の旧領30万石を所領する。
十月
 木村伊勢守吉清の所領(葛西家旧領)で、吉清の施政に反抗する領民が一斉蜂起する(葛西大崎一揆)。

天正十九(1591)年
八月
 伊達政宗(24歳)、陸奥国葛西旧領で発生した一揆を鎮圧し、首謀者20名を桃生深谷に集めて処刑する(その中に葛西家家老の福地家の縁者もいた)。

文禄元(1592)年
 太閤・豊臣秀吉(56歳)、朱印船貿易制度を制定する。
五月
 スペイン王国領フィリピン・マニラ総督ゴメス=ペレス=ダスマリニャス(73歳)、スペイン国王に対日本人暴徒のためのマニラ防衛兵増員を要請する。

慶長元(1596)年
九月
 太閤・豊臣秀吉(60歳)、土佐国浦戸港に漂着したスペイン船「サン・フェリペ号」の積荷を没収する(サン・フェリペ号事件)。
十二月
 太閤・豊臣秀吉、「サン・フェリペ号事件」に関連した示威行為としてフランシスコ会宣教師26名を長崎・西坂で処刑する(二十六聖人殉教)。

慶長三(1598)年
七月
 スペイン王国のフランシスコ会宣教師ジェロニモ=デ=ジェズース=デ=カストロ、島原半島口之津から日本に入国し畿内地方に潜伏する。
八月
 太閤・豊臣秀吉、京・伏見城で死去(62歳)。
十一月
 豊臣家大老・徳川家康(55歳)、潜伏していたフランシスコ会宣教師ジェロニモ=デ=ジェズース=デ=カストロを伊勢国で捕縛し京・伏見城に召喚する。
 徳川家康、宣教師ジェロニモにスペイン王国領メキシコと徳川家の通商条約の締結交渉を依頼する(提示条件はフィリピン~メキシコ航路上の日本港の使用許可)。

慶長八(1603)年
六月
 スペイン王国のフランシスコ会宣教師ルイス=ソテロ(28歳)、フィリピンからガレオン船「サンティアゴ号」で日本に入国し徳川家領内(伏見・江戸・駿府)での布教活動を開始する。

1606年
 スペイン王国領フィリピン・マニラの在留日本人約1500名、日本人水夫がスペイン人に殺害された事件によって暴徒化する。

1607年
一月
 ポルトガル国王、インド副王に日本人奴隷の解放を命ずる。
七月
 スペイン王国領フィリピン・マニラの聴訴院、スペイン国王に「日本人は傲慢で凶暴な性格の持ち主である。」と報告する。

慶長十三(1608)年
二月
 スペイン王国領フィリピン・マニラ、在留日本人の暴動を受けて日本人のマニラ追放を決定するが、実効性は薄かった。
六月
 ローマ教皇パオロ五世(55歳)、1585年の教皇グレゴリオ十三世の小勅書を無効とし、日本における全カトリック修道会のキリスト教布教を許可する小勅書を発布する。
八月
 ドン・ロドリゴ=デ=ビベロ(44歳)、フィリピン臨時総督に就任し、江戸幕府との外交関係の改善をはかりマニラ暴動で逮捕した日本人を全員釈放する(日本とフィリピンとの関係の改善)。
 大御所・徳川家康(65歳)、フィリピンとの貿易港として相模国浦賀を選定し、外交顧問のオランダ人・三浦按針(43歳)を派遣して洋式船の建造を開始する。

慶長十四(1609)年
九月
 前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ=デ=ビベロ(45歳)、ガレオン船「サンフランシスコ号」にてメキシコに帰還する途上で台風により座礁、日本の房総半島・上総国大多喜藩領岩和田海岸に漂着する。
十二月
 前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ=デ=ビベロ、京・伏見城で大御所・徳川家康(66歳)に謁見し、日本メキシコ間の通商交易協定の提案を受ける。

慶長十五(1610)年
一月
 大御所・徳川家康(67歳)、宣教師ルイス=ソテロ(35歳)を対メキシコ大使として親書を託すが、前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ=デ=ビベロ(46歳)はソテロを好まず大使を宣教師アロンソ=ムニョスに交代させる。
六月
 大御所・徳川家康、前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ=デ=ビベロのメキシコ送還を目的とする、京と大坂の商人と町人23名で編成した「田中勝介使節団」を乗せた小型帆船「サン・ブエナベントゥーラ号」(120トン)を浦賀から出航させる。
十月
 宣教師ルイス=ソテロ(35歳)、出羽国米沢城で伊達政宗(43歳)に謁見する。
十一月
 前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ=デ=ビベロと田中勝介使節団を乗せたサン・ブエナベントゥーラ号、スペイン王国領メキシコのアカプルコ港に到着する。
十二月
 田中勝介使節団、スペイン王国領メキシコ副王ドン・ルイス=デ=ベラスコ=マルケス=デ=サリナス侯爵(76歳 ロドリゴ=デ=ビベロの伯父)に謁見する。徳川家康の日本メキシコ通商交易協定案、財政難を理由に却下される。
 田中勝介使節団、メキシコ市内のフランシスコ修道会「サン・アウグスティン修道院」に滞在する。
 田中勝介ほか5名、メキシコ市内のサンフランシスコ教会にてカトリックの洗礼を受ける(勝介の霊名はフランシスコ=デ=ベラスコ)。

慶長十六(1611)年
三月
 スペイン王国領メキシコ副王ドン・ルイス=デ=ベラスコ=マルケス=デ=サリナス侯爵(77歳)、メキシコ艦隊司令官セバスティアン=ビスカイノ(63歳)を答礼大使とする江戸幕府への答礼使節団を乗せたサンフランシスコ号を出航させ、田中勝介使節団17名も随行する(3名がメキシコ残留)。
 メキシコに残留した田中勝介使節団のルイス=デ=ベラスコとフアン=アントニオ(どちらも日本名不詳 関西地方出身の商人か)、メキシコ副王ドン・ルイス=デ=ベラスコ=マルケス=デ=サリナス侯爵の召使となり(フアン=アントニオは侯爵の衣装係)、メキシコ副王の任期を終えた侯爵と共にスペイン王国に渡る(日本人初の大西洋横断)。
六月
 メキシコ艦隊司令官セバスティアン=ビスカイノを答礼大使とする答礼使節団、日本の浦賀港に到着する。
 セバスティアン=ビスカイノ、江戸城の将軍・徳川秀忠(32歳)に謁見する。
七月
 セバスティアン=ビスカイノ、駿河国・駿府城の大御所・徳川家康(68歳)に謁見する。
 江戸幕府、セバスティアン=ビスカイノに伊達政宗(44歳)の仙台藩領三陸海岸の港湾測量を依頼する。
 スペイン国王フェリペ三世(33歳)、日本人司祭ペドロ=アントニオ=デ=荒木を含めたフランシスコ修道会宣教師12名を日本に派遣する。
十月
 フランシスコ会宣教師ルイス=ソテロ(37歳)、伊達政宗と会談し伊達家領内での布教活動の許可を得る。
十一月
 セバスティアン=ビスカイノ、仙台藩・青葉城で伊達政宗に謁見し、三陸海岸の港湾測量の依頼とメキシコとの通商条約締結に関する協議を行う。

慶長十七(1612)年
三月
 大御所・徳川家康(69歳)、江戸幕府の直轄地である江戸・京・駿府でのキリスト教信仰を禁止し、キリシタンの家臣23名を追放する。
六月
 大御所・徳川家康、メキシコに対して貿易は望むがキリスト教の布教は許可しない方針を親書で示しセバスティアン=ビスカイノ(64歳)に託す。
八月
 江戸幕府、五ヶ条のキリシタン禁制令を全国に発布する(八月六日令)。
九月
 宣教師ルイス=ソテロ(37歳)、江戸幕府のスペイン王国宛親書をたずさえ伊達家家臣・支倉六右衛門常長(41歳)らと共に幕府の建造した「サン・セバスティアン号」で浦賀港から出航するが同日夜に難破し渡航は失敗する。これを機に、徳川家康のメキシコ貿易への意欲とルイス=ソテロへの信用は失われる。
 セバスティアン=ビスカイノの乗るサンフランシスコ号、浦賀港を出港し日本近海の「金銀島」の探索を行うが発見できず。
十月
 セバスティアン=ビスカイノのサンフランシスコ号、暴風雨により損傷し浦賀港に寄港する。
 ビスカイノ、サンフランシスコ号の修理と渡航の資金援助を江戸幕府に求めるが明確な返答を得られず、徳川家康への謁見もできず。
 仙台藩主・伊達政宗(45歳)、ビスカイノらのメキシコ帰還を全面支援する協定を結び、仙台藩に招く。

慶長十八(1613)年
 この年、スペイン王国にてルイス=デ=ベラスコ=マルケス=デ=サリナス侯爵の衣装係だった日本人フアン=アントニオに子フアン=デ=パエス誕生か。
三月
 仙台藩主・伊達政宗(46歳)、セバスティアン=ビスカイノ(65歳)と江戸幕府船奉行・向井将監忠勝(30歳)の協力を得て、月ノ浦にてガレオン船「サン・フアン・バウティスタ号」(500トン)を建造する。
六月
 徳川幕府、江戸からのキリシタン追放を開始し、フランシスコ会宣教師ルイス=ソテロ(39歳)も捕縛され火刑の宣告を受ける。
七月
 仙台藩主・伊達政宗、捕縛されたルイス=ソテロがメキシコ渡航に必要不可欠な人間であると江戸幕府に説得し、助命と釈放に成功する。
八月
 ルイス=ソテロ、江戸を発ち仙台に到着する。
九月
 伊達政宗、セバスティアン=ビスカイノと共に家臣・支倉六右衛門常長(42歳)やフランシスコ会宣教師ルイス=ソテロ、江戸幕府から船奉行・向井将監忠勝の家臣ら約180名で編成した「慶長遣欧使節」を乗せたサン・フアン・バウティスタ号を月ノ浦港から出航させる(うち日本人は約140名、その中に19歳の仙台藩士・福地蔵人もいた)。
 ※この時、ソテロは昨年に江戸幕府から預かったスペイン王国宛親書も保管しており、伊達家大使だけでなく日本国大使の立場にもなれるように工作していた。
十二月
 ビスカイノ、支倉常長ら慶長遣欧使節団を乗せたサン・フアン・バウティスタ号、スペイン王国領メキシコのカリフォルニア半島メンドシノ岬サカトゥラ港に到着する。
 大御所・徳川家康(70歳)、十五ヶ条のキリスト教禁止令を発布し日本国内でのキリスト教信仰と外国人宣教師の布教活動を禁止する。
 伊達政宗、江戸幕府のキリスト教禁止令に形式上は従いながらも実質的な弾圧は行わず黙殺する。

慶長十九(1614)年
一月
 セバスティアン=ビスカイノ(66歳)や支倉六右衛門常長(43歳)ら慶長遣欧使節団を乗せたサン・フアン・バウティスタ号、スペイン王国領メキシコのアカプルコ港に到着する。
三月
 支倉六右衛門常長ら慶長遣欧使節団、メキシコ市に到着し、スペイン王国領メキシコ副王ドン・ディエゴ=フェルナンデス=デ=コルドバ=マルケス=デ=グアダルカサール侯爵に謁見する。
 メキシコ副王グアダルカサール侯爵、慶長遣欧使節団のうち主要約20名をスペイン王国に派遣することを決定し、残る約120名はアカプルコ港のフランシスコ会修道院に滞在することとなる。
四月
 メキシコ市のサンフランシスコ教会にて、慶長遣欧使節団の日本人のうち42名が洗礼を受け、すでに受洗していた64名が堅信の秘跡を受ける(支倉の家臣である仙台藩士・福地蔵人は受洗せず)。
五月
 支倉常長やフランシスコ会宣教師ルイス=ソテロ(40歳)ら慶長遣欧使節の主要約20名、メキシコ市を出発してスペイン王国に向かう(福地蔵人はメキシコに残留したとみられる)。
六月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、ベラクルスのサン・フアン・デ・ウルア港から大西洋に出港する。
七月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、キューバ島ハバナ港に到着する。
八月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、キューバ島ハバナ港からスペイン王国に向けて出港する。
十月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、スペイン王国南部のサン・ルカール・デ・バラメダに到着する。
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、スペイン王国最大の商業都市・南部アンダルシア州都セビリア市に到着する。
十一月
 キリシタン大名・高山右近重友(62歳)と盟友の元丹波国亀山城主・内藤ジョアン忠俊(64歳)、その娘ルチアと忠俊の妹ジュリア(47歳)、江戸幕府の命によりスペイン王国領フィリピン・マニラに追放される。
 大坂冬の陣、開戦。
十二月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、スペイン王国の首都マドリードに到着するが、日本の一大名の使節という扱いとなり形式的な待遇を受ける。

元和元(1615)年
一月
 支倉常長(44歳)やルイス=ソテロ(41歳)ら慶長遣欧使節の主要約20名、スペイン王国国王フェリペ三世(36歳)に謁見する。
 支倉常長、伊達政宗のスペイン王国との通商条約締結と伊達家領内でのキリスト教布教許可をフェリペ三世に提示するが判断を保留される。
二月
 支倉常長、マドリードの王立跣足会女子修道院付属教会で洗礼を受ける(霊名フェリペ=フランシスコ)。
 支倉常長、スペイン王国「サンティアゴ騎士団」への加入を望むが却下される。
 宣教師ルイス=ソテロ、慶長遣欧使節のローマ教皇への謁見の許可をフェリペ三世に申請する。
 キリシタン大名・高山右近重友、スペイン王国領フィリピン・マニラで死去(63歳)。
四月
 大使サンタ=カタリナと慶長遣欧使節のメキシコ残留組約120名(江戸幕府船奉行・向井将監忠勝の家臣も含む)を乗せたサン・フアン・バウティスタ号、スペイン王国領メキシコのアカプルコ港から日本に向けて出港する。
 フェリペ三世、支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名のローマ教皇への謁見を許可する。
五月
 ローマ教皇庁、宣教師ルイス=ソテロによるキリスト教の日本布教の可能性の説得に強い疑問を持つ。
 大坂夏の陣、開戦。
六月
 マドリードでの慶長遣欧使節の宿泊先となっているサン・フランシスコ修道院、使節団の乱暴狼藉と長期の逗留による財政逼迫をスペイン王国に訴える。
八月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、ローマに向けてスペイン王国首都マドリードを出発する。
 サン・フアン・バウティスタ号の大使サンタ=カタリナ、日本の浦賀港に到着するが徳川家康・秀忠父子には謁見できず冷遇され帰国の途に就く(事実上のスペイン王国との国交断絶)。
 サン・フアン・バウティスタ号で帰国した江戸幕府船奉行・向井将監忠勝の家臣、江戸幕府に支倉常長ら伊達家家臣のスペイン王国への交渉内容に関する疑惑(伊達家独自の外交交渉の可能性)を報告する。
十月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、ジェノヴァ共和国を経由してローマに到着し、教皇パオロ五世(63歳)に謁見する。
 教皇パオロ五世、慶長遣欧使節を歓待するが、支倉らの主君・伊達政宗がキリスト教信者でないことを理由に(スペイン王国からの要請もあり)伊達家との通商条約締結には応じず。
十一月
 支倉常長の小姓・小平外記、ローマの聖ヨハネ大聖堂で洗礼を受ける(霊名パオロ=カミルロ=シピオーネ)。
 支倉常長や小平外記ら慶長遣欧使節、ローマ市民権証書を授与される。
十二月
 支倉常長、サンタ・マリア教会で堅信式を受ける。

元和二(1616)年
一月
 支倉常長(45歳)やルイス=ソテロ(42歳)ら慶長遣欧使節の主要約20名、ローマを出発してスペイン王国首都マドリードを目指し帰途につく。
四月
 慶長遣欧使節に参加していた伊丹ペトロ宋味と野間フランシスコ半兵衛、使節から離脱しスペイン王国バレンシア州アリカンテ港に滞在する(その後の消息は不明)。
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、スペイン王国首都マドリードに到着するが六月にサン・フアン・バウティスタ号で日本に帰国するよう命じられる。
 大御所・徳川家康、死去(74歳)。
六月
 支倉常長、伊達家との通商条約締結の返答が得られていないとして日本帰国を拒否し、セビリア近郊のフランシスコ会ロレト修道院に寄寓する(使節の内15名は先に帰国させ、側近5名と共にとどまる)。
 スペイン王国、伊達家への返答は保留したまま支倉常長らに強制国外退去を命じる。
七月
 支倉常長ら、セビリアを発ちメキシコへの帰国の途に就く。
八月
 伊達政宗(49歳)、支倉常長ら慶長遣欧使節を帰国させるために、重臣・横沢将監吉久と宣教師サンタ=カタリナら約200名を乗せたサン・フアン・バウティスタ号をスペイン王国領メキシコに向けて浦賀港から出航させる。
九月
 支倉常長ら、スペイン王国領メキシコのメキシコ市に到着する。

1617年
二月
 伊達家重臣・横沢将監吉久と宣教師サンタ=カタリナを乗せたサン・フアン・バウティスタ号、スペイン王国領メキシコに到着する(船体はかなり破損し、船員の半数は洋上で病死していた)。

1618年
四月
 支倉常長(47歳)やルイス=ソテロ(44歳)ら慶長遣欧使節の主要約20名、新任のフィリピン総督ドン・アロンソ=ファハルドと共にサン・フアン・バウティスタ号でスペイン王国領フィリピンに向けてアカプルコ港から出航する。
六月
 支倉常長やルイス=ソテロら慶長遣欧使節の主要約20名、新任のフィリピン総督ファハルドと共にスペイン王国領フィリピンのマニラ港に到着し、サン・フランシスコ・デル・モンテ修道院に寄寓する。
 スペイン王国領フィリピン総督ファハルド、オランダ艦隊の攻撃に備えるフィリピン沿岸防衛の目的でサン・フアン・バウティスタ号を買い上げる(のちオランダ艦隊との砲撃戦でマニラ沖に沈没)。

元和六(1620)年
 セバスティアン=ビスカイノ(72歳)、メキシコ市からメキシコ・ハリスコ州のアバロス村の領地へ一族と共に移住する(この時、ビスカイノに従って福地蔵人も移住したと思われる)。
 慶長遣欧使節団から残留した仙台藩士・福地蔵人(25歳)、アウアカトラン郡のアルカルデ・マジョール(群奉行)であるアロンソ=サンチェス=エンシオを代父として洗礼を受ける(霊名ルイス=デ=エンシオ)。
 ルイス=福地蔵人、カトリックに改宗してメキシコでの結婚の権利を獲得し、スペイン人とメキシコインディオの混血女性(メスティーサ)であるカタリーナ=デ=シルヴァと結婚する。
八月
 支倉常長(49歳)や横沢将監、ルイス=ソテロ(46歳)と別れフィリピンから出航し、日本の長崎港を経由して仙台に帰国する。
 支倉常長、帰国後に一族郎党をキリシタンに改宗させる。
十月
 伊達政宗(53歳)、慶長遣欧使節を徳川家康の主導によるものであると弁明し、江戸幕府から支倉常長らの帰国許可を得て伊達家への責任追及を回避する。
十二月
 伊達政宗、江戸幕府に呼応し伊達家領内でのキリスト教弾圧を開始する。

元和八(1622)年
五月
 メキシコに残留した元田中勝介使節団のルイス=デ=ベラスコ(日本名不詳)、スペイン海軍から除隊しメキシコに戻る。
七月
 伊達家家臣・支倉常長、死去(52歳)。
八月
 宣教師ルイス=ソテロ(48歳)、フィリピンを出航して日本の薩摩国に潜入するが捕縛され、長崎・大村に収監される。

元和九(1623)年
八月
 徳川家光(19歳)、江戸幕府第三代征夷大将軍に就任する。
十月
 将軍・徳川家光、江戸で翌十一月にかけてキリシタンの大量処刑を断行する。

寛永元(1624)年
二月
 ルイス=デ=ベラスコ=マルケス=デ=サリナス侯爵の日本人召使フアン=アントニオ、スペイン王国からメキシコに渡りグアダラハラ市に定住する。
 伊達政宗(56歳)、仙台藩広瀬川でイエズス会宣教師ディエゴ=デ=カルヴァリョ(46歳)らを「水籠めの刑」で処刑する。
三月
 江戸幕府、スペイン王国との交易を全面禁止し、国内在住のスペイン人を追放処分とする。
八月
 スペイン王国領フィリピン・マニラのヤコボ朝長(42歳)とトマス西六左衛門(34歳)、ドミニコ会に入会し司祭となる。
 宣教師ルイス=ソテロら、長崎・大村で火刑に処される(49歳)。

1628年
 セバスティアン=ビスカイノ、メキシコ市にて死去(80歳)。
十二月
 スペイン王国領フィリピン・マニラのルチア内藤、アジア初の女子観想修道院「聖クララ会修道院」に日本人として初めて入会する。

1631年
十一月
 メキシコ・グアダラハラ市の日本人住民フアン=アントニオ、セバスティアン=ビスカイノ司令官の息子ドン・フアン=ビスカイノから黒人奴隷フアンを買い取る。

寛永十(1633)年
二月
 江戸幕府第三代征夷大将軍・徳川家光(28歳)、第一次鎖国令を発布し、全ての日本人キリシタンと海外に5年以上居住した日本人の帰国を禁じる。

1634年
五月
 ルイス=福地蔵人(39歳)、スペイン人実業家フランシスコ=デ=レイノソの出資を受けグアダラハラ市で小売業経営を始める。

寛永十二(1635)年
 江戸幕府、第三次鎖国令により日本人の海外渡航を全面禁止する。

寛永十三(1636)年
 メキシコ軍総司令官ドン・ロドリゴ=デ=ビベロ子爵、死去(80歳)。
五月
 伊達政宗、死去(70歳)。

寛永十四(1637)年
十月
 肥前・肥後国境で島原の乱が発生する(翌十五年二月に終結)。

1638年
 日本人フアン=デ=パエス(25歳 日本名不詳)、ルイス=福地蔵人(43歳)の娘マルガリータ=デ=エンシオ(18歳)と結婚する。
 フアン=デ=パエス、義父ルイス=福地蔵人のもとで中古衣料販売を始める。

寛永十六(1638)年
七月
 江戸幕府、ポルトガルとの交易を禁止し、ポルトガルの支援を受けたイエズス会の活動も禁止する。

寛永十七(1640)年
 ルイス=福地蔵人(45歳)の娘婿の日本人フアン=デ=パエス(27歳)、メキシコ・グアダラハラ市郊外のサポパン村のコレヒドール(代官)に就任する。
三月
 伊達家藩士・支倉勘三郎常頼、キリシタン禁制を破った罪により所領没収のうえ切腹を命ぜられる(42歳)。常長の次男・権四郎常道、キリシタン信仰の罪を逃れ逃亡し消息不明となる。

1642年
五月
 グアダラハラ市郊外タパティア村の日本人アウグスティン=デ=ラ=クルス(日本名不詳 慶長遣欧使節団のひとりだった可能性が高い)の死去に際し、友人のルイス=福地蔵人(47歳)が遺言執行人となる。

1643年
 ルイス=福地蔵人(48歳)、独立して事業家となる。
 ペドロ=フェルナンデス=デ=バエサ(40歳)、グアダラハラ市聴訴院長(市長)に就任する。

1645年
 ルイス=福地蔵人(50歳)、グアダラハラ市聴訴院長ドン・ペドロ=フェルナンデス=デ=バエサ(42歳)の後援を得て、中国人移住者フランシスコ=デ=カスティリョと共同出資しグアダラハラ市とその近郊でのヤシ酒の独占販売を始める。

1650年
 サポパン村コレヒドールのフアン=デ=パエス(37歳)、闘牛飼育販売業と銀取引業、サトウキビ製糖業を開始する。
十月
 ルイス=福地蔵人(55歳)、グアダラハラ市聴訴院長ドン・ペドロ=フェルナンデス=デ=バエサ(47歳)の不正蓄財汚職事件の法廷で証言を行う。

1654年
六月
 サポパン村コレヒドールのフアン=デ=パエス(41歳)、グアダラハラ市のメトロポリタン大聖堂のマジョールドモ(執事)に就任する(死去まで)。

1655年
二月
 グアダラハラ市聴訴院長フェルナンデス=デ=バエサ、死去(52歳)。

1666年
九月
 もと仙台藩士のルイス=福地蔵人、メキシコ・グアダラハラ市で死去(71歳)。

寛文八(1668)年
六月
 支倉勘三郎常頼の嫡男・常信、父の切腹により28年間断絶していた支倉家を再興させる。

1675年
十二月
 日本人商人フアン=デ=パエス、病気療養先のテピケ村で死去(62歳)。


≪まだ全部できてませ~ん≫
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