見逃した映画を テレビで見ることができた
’04年 仏 英 伊の合作映画なのかな アンディ・ガルシアがモディリアーニの役を演じている
線の細いジャンヌ役の女優は 絵の中のジャンヌに よく似て はかなげな様子が美しい
街も室内も どの場面もフランスらしい色彩 雰囲気のある映像で わくわく見てしまった
モディリアーニの生き方をほとんど知らなかったのだけれど ピカソ ユトリロ スーチンたちと
同じ時代を生きて あんなふうに交流があったのだね
生まれた幼子を実家に置いてまで 貧乏で無頼なモディリアーニと暮らすジャンヌ
モディリアーニの深酒 タバコ 麻薬 きっと 食事も粗末だったろうと思う
医者からは 養生しなければ年内に死ぬ と モディリアーニは宣告される
絵を描く人の衝動 情熱 他者を認めつつも 作品への羨望 駆け引き 感嘆
傍からどう見られようとも 自身を内側から突き動かすものがあるのだろうな
「 君の心が見えたら 瞳を描くよ 」と言っていたモディリアーニは 死の前に渾身の絵を描く
ピカソが ゆっくり拍手をし始めて 絵のコンペ会場が感動の拍手でいっぱいになる場面は
まるで 会場の感動と熱さが伝わってくるようだった
雪の夜に怪我をし やっと家にたどり着いたモディを友人たちが病院へ連れて行こうとするのを
「 わたしのそばから連れて行かないで 」 と泣き崩れるジャンヌ
一途な愛というのかもしれないけれど どうしようもなく哀しい愛の形
子どもを育てるとか 自分が生きていくことよりも 死したモディリアーニの後を追ってしまう愛の形
独りのモディリアーニ 独りのピカソ 独りのユトリロ そして 独りのジャンヌ
独りで描き創造するサガの人たちだからこそ 一人ずつの熱さ 痛みが 際立つような映画である
” なんぴとも 人の孤独に触れては ならぬ ” この映画の感想を こんなふうに思う
’04年 仏 英 伊の合作映画なのかな アンディ・ガルシアがモディリアーニの役を演じている
線の細いジャンヌ役の女優は 絵の中のジャンヌに よく似て はかなげな様子が美しい
街も室内も どの場面もフランスらしい色彩 雰囲気のある映像で わくわく見てしまった
モディリアーニの生き方をほとんど知らなかったのだけれど ピカソ ユトリロ スーチンたちと
同じ時代を生きて あんなふうに交流があったのだね
生まれた幼子を実家に置いてまで 貧乏で無頼なモディリアーニと暮らすジャンヌ
モディリアーニの深酒 タバコ 麻薬 きっと 食事も粗末だったろうと思う
医者からは 養生しなければ年内に死ぬ と モディリアーニは宣告される
絵を描く人の衝動 情熱 他者を認めつつも 作品への羨望 駆け引き 感嘆
傍からどう見られようとも 自身を内側から突き動かすものがあるのだろうな
「 君の心が見えたら 瞳を描くよ 」と言っていたモディリアーニは 死の前に渾身の絵を描く
ピカソが ゆっくり拍手をし始めて 絵のコンペ会場が感動の拍手でいっぱいになる場面は
まるで 会場の感動と熱さが伝わってくるようだった
雪の夜に怪我をし やっと家にたどり着いたモディを友人たちが病院へ連れて行こうとするのを
「 わたしのそばから連れて行かないで 」 と泣き崩れるジャンヌ
一途な愛というのかもしれないけれど どうしようもなく哀しい愛の形
子どもを育てるとか 自分が生きていくことよりも 死したモディリアーニの後を追ってしまう愛の形
独りのモディリアーニ 独りのピカソ 独りのユトリロ そして 独りのジャンヌ
独りで描き創造するサガの人たちだからこそ 一人ずつの熱さ 痛みが 際立つような映画である
” なんぴとも 人の孤独に触れては ならぬ ” この映画の感想を こんなふうに思う
常人とは違った情念・生活が傑作を創りだすのかもしれないですね。命懸けで描いた作品、鑑賞してみたいです。
自分の内側からそうしたくなるような衝動があるのかなぁとも思います
たった今に正直なあまり 他へ多大な迷惑をかけてもいる
スーチンは解体した動物の肉の塊を描きたくて 盗みに入ったりとかね
モディリアーニの絵を好きな人は多いようですが わたしは とりたてて そうというわけでもないけれど
でも かのピカソがモディリアーニをライバル視してるふうなのが 意外でした
ライバルって 憎んでるのではなく その他者の偉大を評価しているのであり羨望でもあるのかなぁと思いました
ピカソをそう思わせるモディリアーニは すごい