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[世論」の逆がおおむね正しい  脱炭素狂騒曲を聴いて

2021年11月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 「世論の逆がおおむね正しい」とは、尊敬する故西邊邁先生の著書のタイトルでもありますが、この言葉が好きな理由は、「おおむね正しい」という控えめな表現です、 自分が正しいと思えば、それを声高に主張し、時に熱狂して自己陶酔する場面も見受けますが、そこには客観性のカケラもなく、排他的、独善の極致で、選挙の応援演説などその類が多いのですが、昨今のカーボン・ニュートラル、二酸化炭素を出すなという動きにも同じような胡散臭さを感じませんか? 世論というのは、マスコミが正義を振りかざして作り上げることが多いのですが、それに深い理解をしないまま踊らされているのが「世論」であるので、その世論に踊らされないで、逆の方向の方が「おおむね」正しいい場合が多いのです。

 先日、農業関係に詳しい方との話の中で、温室栽培にはワザワザ、二酸化炭素を購入して温室内部の二酸化炭素濃度を2000ppm くらいに濃厚な状態にして光合成を促進させ、作物の生育を助けることをしているそうです。 ちなみに、これは通常のオフィスでの約5倍の二酸化炭素です。 植物の生育に必要なものを悪者に仕立てるのは、それで金儲けを企む一派の宣伝作戦なのです。 広大な森林を整備し、そこで吸収する二酸化炭素が何万トンあるから、その一部を証書として販売し、二酸化炭素を排出している企業にその証書を買わせて二酸化炭素の排出をゼロ扱いにするという、地球的な環境商売のお話なのです。 このビジネスのためには、二酸化炭素を悪者に仕立てねばなりません。 一人を殺せば殺人罪であるが、戦争という舞台で万単位の相手を殺せば英雄になるというのと同じで、小さな騙しの行為は詐欺になりますが、地球規模で行うと詐欺には見えない。。。というからくりです。

 地球温暖化の原因は二酸化炭素だけではなく、それよりは水蒸気の方が大きな影響を及ぼすというのは多くの気象学者が認めているのですが、真面目な学者の方々よりは、商売人の方が世にアピールする方法が上手ですから、スウェーデンの少女を地球を救う「ジャンヌダルク」のように仕立て上げ、日本の石炭火力発電所輸出を妨害するべく「化石燃料大賞」などというフザケタ賞を日本に与えたそうですが、日本の火力発電の技術水準を理解しない愚挙なのです。 日本の最新の石炭発電では、熱効率も高く、二酸化炭素の吸収までするような発展途上国が廉価に電力を利用できる世界に貢献できる技術なのですが、このあたりの訴え方が日本は下手なのです。

 脱炭素など稼ぎ頭になり得る自社技術があれば、そこを狙うのは構いませんが、ワザワザ、先頭を切って100億ドルも日本が提供するなど、人の税金だと思って大盤振る舞いを約束しました。日本政府も世界からたかられているのに、何をお人好しなことをしているのでしょう。 脱炭素、EV,このような動きに軽挙妄動は慎むべきです。 ガソリンを世界中で使用しなくなれば、トンデモナイ状況に陥ります。 暖房用の灯油も使えなくなり、道路を舗装するアスファルトもなく無り、機械類をサポートしている潤滑油さえ不足します。 ということで、私は「絶対」にEVなどには乗りません。 環境に良いなどという言葉を部分的に解釈してはいけないのです。 欧州でEVの充電ステーションでは、化石燃料で発電してEVを充電するのが増えているそうで、目の前の車から排気ガスが出なければ良いというのは余りに短絡的なのです。

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