地元が
ベクレルで、
且つ
おれにゆかりの地であるらしい、との
未確認情報あり。
以下元記事から引用(日刊ゲンダイ2011年5月19日掲載【政治・経済】)
(引用はじめ)
江東区亀戸の住民はギョギョッ!
東京都江東区亀戸の住民にはギョッとするニュースだった。
福島原発事故の影響を調べようと、近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)らが、4月10~20日にかけて東京都の4地点などの土壌サンプルを採取。地表から1センチの濃度の高い部分を土壌サンプルとして調査した結果、亀戸のある地点で採取した土壌から高い数値が出たのだ。放射性セシウムの濃度が1キロあたり3201ベクレル。これは福島市の9分の1程度だが、福島原発に近い茨城県神栖市(455ベクレル)や千葉市(358ベクレル)よりも高かったのだ。どうして、こんなことになるのか。あらためて山崎教授に聞いてみた。
「ビル風など気流の関係や地形が影響し、放射性物質が空気中で均一に飛散していないからだとみています。
(中略)
また今回の調査は、各地点2カ所で測っているのですが、江東区亀戸の場合、ある地点では3201ベクレルでしたが、そこから300メートル南に離れた地点では1300ベクレルでした。近い場所でも濃度が違うということは、細かくサンプルを採らないと状況がわからないということでもあり、怖い。きめ細かく測ると、もっと濃い地点はあると思います」
(中略)
東京都は原発事故後、土壌の分析はしていない。地表1センチのサンプルだから単純比較できないが、亀戸から出た数値3201ベクレルは、かなり危険な数値だ。石原知事はいつまでも選挙疲れ休養をしている場合じゃないだろう。
(引用終わり)
また朝日新聞2011年5月15日の5面にも同様の記載がある。
(以下一部引用)
山崎教授は「放射性物質を多く含んだ雲のようなもの(プルーム)が飛来した地点では、局地的に土壌の放射能が高濃度になる。」
これが科学的に正当性のある事実であれば、
3月15日夕方の主に南東の風にのってやってきた、悪魔の雲(プルーム)の影響と考えてよい。
(前記朝日新聞の記事参照)
すると調査地点は
・南が300m以上解放されていて
・北に遮蔽壁になる建物があり
・且つ土がひろがっているところ
だと思慮した。
(彼岸後半に降った「黒い雨」が原因なら、地べたの高さが「低い所」が高線量であろう)
寺社は、私有地であり、且つその「土壌」ですら「私有物」であるうえ、「神域」等「信仰の対象」であるから、当然に検査させないだろうと思量し、公園を想定していたのだ。そう判断する合理的な理由もある(下記参照)。
神社とはな。
おれが測ってやろう。('11.05.27.1000-1100時)
測定器はいつものとおり(測定γのみ 単位μSv/h)。
(この測定器はグリンピースも使っているのだ。どっかの動画にあったから各自探してね)
なお、「放射性セシウム」としか記載がないが、代表的核種である137Cs および 134Cs はそれぞれ30年および2年という半減期であるから、現在でも4月10日~20日の測定値と矛盾しない値のはずである。また、137Cs は 137mBa へとβ崩壊するから、γ線の強い発生源であることも付記する。
まず、社の更に北側で測る。
(3月15日を原因とするなら、ここは低いはずだし、彼岸後半に降った「黒い雨」ならここも高いはずだ)

歩道から社の裏に、買い物袋に入れた測定器を下ろす。(ここの場所はふつう入れない)
空間値は0.15μSv/h程度である。
地べたはどうかな

空間よりは高いが、今は大騒ぎするほどでない。
都区部ならおおむねこんなもんだ。
次に社の正面にまわる。
神社だから社は南向きであり、当然に南が開けているのだ。

あっ、あんた一面の石畳&玉砂利ですよ。
土がないおー、存在がないですうそーうそー。
測定した「地表から1cmの土壌サンプル」をどーやって採取したのか知りたいなあ。
(なお、南に300mいっても東京砂漠。餅菓子屋はあるが、土なんかありません。植木鉢かな)
社向かって右手で、土の出ている部分を、つまり木の根方に無理矢理直置きして測定(空間値に特段の変化無し)。

やっぱね。
玉砂利見たときに、あやしいいとはおもったんだ。
念のため
更に南側には植え込みがあるから測ろう。
植え込みの「奥」とかあやしいから。(こりゃおれの地元に限らずどこでも同じなのだが)

左手前に測定器を直置き。

そりゃ、低くはないが、鬼の首を取ったように騒ぐほどではない。
吹きだまりならこんなもんだ。
つーかこの下、枯れっ葉だしなあ、どぜうとは云わない。
この間、ずーと空間値に特段の変化無し
総括
・亀戸香取神社の境内地表面は写真に明確に表されているように、ほぼ一面石畳と玉砂利のみで構成されている。地域のサンプルであれば、一面石畳と玉砂利の境内で、尚樹木の下に若干だけ残されており、玉砂利や樹木からの汚染水が流入してくるいわゆる「吹きだまり」の「土壌」をサンプリングするのは失当である。その「地域」の汚染度を測定したいのなら、一面に「土壌」が存在する必要がある。このことは(以下元記事から引用)
「福島原発事故の影響を調べようと、」
「東京都は原発事故後、土壌の分析はしていない。」
との記載からも明らかである。
更に(以下元記事から引用)
「放射性物質が空気中で均一に飛散していない」
との記載から「空中での飛散」を目的としている調査であることも同様に明らかである。
そうでないと、単にどこにでも存在しうる、いわゆる「吹きだまり」を測定したことになり、「吹きだまり」は「空中での飛散」が原因で高濃度汚染されているのではなく、主に周辺の地表面等からの「流入」が原因であるから、調査の意味がなくなるからである。
・次に(以下元記事から引用)
「また今回の調査は、各地点2カ所で測っているのですが、江東区亀戸の場合、ある地点では3201ベクレルでしたが、そこから300メートル南に離れた地点では1300ベクレルでした。」
3201の採取地点から、南300mの位置に十分な広さの「土壌」が存在する必要がある。なぜならば「地域」の比較測定であっていわゆる「吹きだまり」の比較測定ではないことは(以下元記事から引用)
「福島原発事故の影響を調べようと、」
「東京都は原発事故後、土壌の分析はしていない。」
との記載からも明らかである。
更に(以下元記事から引用)
「放射性物質が空気中で均一に飛散していない」
との記載から「空中での飛散」を目的としている調査であることも同様に明らかである。
しかして亀戸香取神社から南300mの地点(江東区亀戸二丁目37番付近)は商店街であり、十分な広さを持つ「土壌」はない。土があるのは「植木鉢」か「道路脇の植え込み」のみである。「植木鉢」は「土壌」ではないから、サンプルは「道路脇の植え込み」の「土壌」しかない。舗装道路脇の「植え込み」であるから、当然に汚染水が舗装路面から流入してくるからいわゆる「吹きだまり」の状態になる。してみると、この測定は「吹きだまり」の比較に過ぎない。
・したがって、今回の測定は目的に反し「吹きだまりの比較」であって、亀戸である必然性がない。
・そのうえ、福島原発事故の影響による東京都の汚染度の測定であることは(以下元記事から引用)
「東京都は原発事故後、土壌の分析はしていない。」
との記載からも明らかである。
しかし(以下元記事から引用)
「東京都の4地点などの土壌サンプルを採取。」
との記載からも明らかであるように、4箇所しか試料がないのは、調査としてあまりにも少ない。東京都区部には23の区があるからである。
更に(以下元記事から引用)
「放射性物質が空気中で均一に飛散していない」
との記載から「空中での飛散」を目的としている調査であることも同様に明らかである。東京都区部の23の区での「空中での飛散」を調査対象とすべきである。
且つ測定には(以下元記事から引用)
「4月10~20日にかけて東京都の4地点などの土壌サンプルを採取」
との記載から4箇所に10日間かかっている。
・更に、もし試料を採取した地点が香取神社以外であった場合、
主たる試料を採取した地点と、
南に300m離れた位置に、それぞれ十分な広さを持つ、吹きだまりではない「土壌」が必要である。亀戸でそれに該当するのは「亀戸中央公園」一箇所のみである。測定がここであるならば、更に測りに行くこととする。
・且つ、空間値が一切開示されていないのは不自然である。なぜならば(以下元記事から引用)
「福島原発事故の影響を調べようと、」
との記載からも明らかである。土壌の汚染が高ければ当然に空間の汚染も高くなければならない。γ線は地上1m程度は容易に到達し、人体への影響が大きく、「福島原発事故の影響」が人体に及ぶから調査するのであり、空間値は開示されるべきである。
・なお、
測定者本人が弁明している。
以下江東区のHPより引用
「本区では影響の大きいところから、山崎秀夫教授に直接、測定結果について確認を行いました。その結果「今回測定された亀戸での土壌放射性セシウム濃度は大気中の放射線量に換算すると、新宿の健康安全センターで測定されている数値以下で健康にはまったく影響がなく、対策の必要はない」との回答を得ました。」
新宿と同じであれば、なぜ亀戸が問題になるのか不明である。問題がある計測数値だからだ。
すると、唯一の合理的な解釈は、「健康にはまったく影響がなく、対策の必要はない」と自身で言明しているように汚染の絶対量が非常に少ない場合、つまり、今回の測定は亀戸のどこで採取したかには全く関係がなく、したがって千代田区の測定地点のように具体的な位置を示されないことからも明らかなように、10日間かけて探し、たまたま亀戸で「自身の仮説にとって都合がいい数値で、且つ人が接触する可能性が低い、極局所的な吹きだまり」を見つけたときだけであって、このことは前記測定者自身の言説で証明される。
結論
この際、ゆーめーになりたいヒト大杉。