建築物の鉄骨の締結にボルトナットを用いる。
しかしトルク管理が作業者の手加減にゆだねられているうえ、
仮に取り付けた後本締めしようとしても、どれが締まっているのか見てもわからない。
また、フクロになった部分には工具が入らないので、締められないという事態も起こりうる。
手が入っても、締めるのしんどいし。
世の中には頭の良いヒトがゐて「シャ一ボルト」なるものを発明した。
(20年以上前だが。初めて見たときにその頭の良さに感動した)
ボルトの頭部は「丸頭」であり工具はかからない。
どーやって締めるのかつーと、
ボルトのネジ先端部に「ピンテール(ミゾ)」と「ノッチ(ギザギザ)」を持つ。
ナットはフツウの六角形状だ。
締めるときには、ナット側からのみ作業する。
専用の電動工具がある。
工具には
・六角ナットを把持する比較的大径の部分と
・ネジ先端の「ノッチ」を把持する比較的小径の部分がある。
今、ノッチは固定したまま、ナットのみを締め付ける。
このとき、力線が工具先端で閉じているから、作業者には反力がかからない。
(すごいことなんだよ)
ナットを回してゆくと、空回り→締結に至る。
すると、ノッチのネジ側にあるピンテール(ミゾ)に応力が集中する。
当然にノッチ部で破断する。
ここがミソで、
・破断する締結力は予め設計されているのでトルク管理が容易であるとともに
・一目見れば「締まっているか」がわかる
あったまいいなあ。
専用工具では、破断したノッチ部をレバーで排出させる。
これで締め付けおしまい。
工具でのトルク管理も要らない。(機械がバカ締めすれば、ノッチが勝手に破断するから)
二度と取れないつー欠点のあるが、なーに建築関係はそうそう緩めないからね。
(解体時には溶断するので)
最近ではシャ一ナットつーのもあるらしい。
ナットが「円錐形のナット→ピンテール→六角ナット」と構成されているので、
ナットを締めていくと、仕舞いにピンテール部で破断するのだ。
(こちらはいたずら防止に主眼をおいているようだが)
だが、シャ一ボルトつー先行技術のぶっ飛びかたに比べれば、どーってことないなあ。
しかしトルク管理が作業者の手加減にゆだねられているうえ、
仮に取り付けた後本締めしようとしても、どれが締まっているのか見てもわからない。
また、フクロになった部分には工具が入らないので、締められないという事態も起こりうる。
手が入っても、締めるのしんどいし。
世の中には頭の良いヒトがゐて「シャ一ボルト」なるものを発明した。
(20年以上前だが。初めて見たときにその頭の良さに感動した)
ボルトの頭部は「丸頭」であり工具はかからない。
どーやって締めるのかつーと、
ボルトのネジ先端部に「ピンテール(ミゾ)」と「ノッチ(ギザギザ)」を持つ。
ナットはフツウの六角形状だ。
締めるときには、ナット側からのみ作業する。
専用の電動工具がある。
工具には
・六角ナットを把持する比較的大径の部分と
・ネジ先端の「ノッチ」を把持する比較的小径の部分がある。
今、ノッチは固定したまま、ナットのみを締め付ける。
このとき、力線が工具先端で閉じているから、作業者には反力がかからない。
(すごいことなんだよ)
ナットを回してゆくと、空回り→締結に至る。
すると、ノッチのネジ側にあるピンテール(ミゾ)に応力が集中する。
当然にノッチ部で破断する。
ここがミソで、
・破断する締結力は予め設計されているのでトルク管理が容易であるとともに
・一目見れば「締まっているか」がわかる
あったまいいなあ。
専用工具では、破断したノッチ部をレバーで排出させる。
これで締め付けおしまい。
工具でのトルク管理も要らない。(機械がバカ締めすれば、ノッチが勝手に破断するから)
二度と取れないつー欠点のあるが、なーに建築関係はそうそう緩めないからね。
(解体時には溶断するので)
最近ではシャ一ナットつーのもあるらしい。
ナットが「円錐形のナット→ピンテール→六角ナット」と構成されているので、
ナットを締めていくと、仕舞いにピンテール部で破断するのだ。
(こちらはいたずら防止に主眼をおいているようだが)
だが、シャ一ボルトつー先行技術のぶっ飛びかたに比べれば、どーってことないなあ。