らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

エッセイ集に死す_大藪春彦エッセイ集等一覧完全版_簡単な内容及び入手容易性と参考古本価格/付録ジャンル別分類,『大藪春彦の世界』について,大藪ハード・カヴァー,必読等書それぞれ一覧

2023年09月26日 | 大藪春彦GUN研究
2023.09.18
来るぞぉーーー

2023.09.20
きた。ついにきた

二年半かかった。


----------大藪春彦エッセイ集等一覧---刊行順-↓------------
拳銃解説書だの対談集だのクルマ(4WD)解説書だの、大藪著作で小説以外のやつ+研究書だの含む。

大藪春彦著作リスト
1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』
1999年『蘇る野獣―大藪春彦の世界』
にある、◇マーク(小説以外)はこれで全部。

(他に、大藪監修拳銃本とか、『全開(フル・スロットル)で飛ばせ』のレコード(おねえさんがナゼかあんあん云うやつね)のライナー・ノーツ的エッセイとかもあるんだけど)

左上~右下へ刊行順

2023.09.28追加↓



・『GUN教室』 桃源社 1965年10月30日 定価290円 273p ソフト・カヴァー

 1961年01月号~1962年12月号「ヒッチコックマガジン」連載『GUN相談室』(大藪口述)をまとめたもの。
 全国射場案内つき。
 文庫無し。
 なぜか、古本ちょろちょろある。2~3kであろう。これにあまり金出しても意味ないわよ。
 めちゃくちゃな大藪口述を、「ヒッチコックマガジン」編集長小林信彦/当時の中原弓彦がどうにもしなかったのがフシギ。

・『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』 徳間書店 1972年08月15日 定価700円 255p ハード・カヴァー


小説以外の
全てを網羅
野獣のごとき大胆さと
強烈な感覚で創りあげ
られてきた大藪春彦の
ハードボイルドな世界
は、エッセイや対談の
なかでその全貌を現わ


『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』目次
 入手困難だからな
 他の本は買えば買えるので、買って読んだらよいであろう。



 初のエッセイ集。
 よく探せばある。2~4k位か。
 文庫無し。

 ここに掲載されたエッセイ,対談はおおむね他の本
 ・1976年『別冊新評 大藪春彦の世界』新評社
 ・1979年『荒野からの銃火 大藪春彦マインド』角川文庫
 ・1979年『男たちよ闘いの荒野に死ね 大藪春彦語る』角川文庫
 ・1996年『蘇る野獣 追悼特集大藪春彦の世界』徳間書店
 にも掲載されている。
 『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』にしかないのは
 ・10・21ハードボイルド報告
 ・マンネリを破る悪徳行動学入門(聞き書き)
 ・対談〈若尾文子〉女性はスリルを求めてる
 ・対談〈深沢七郎〉ラブミー牧場と文学
 ・ショートショート(短編集のどこかにあった気がするのだが)
 ・高校時代の作品(ナニが書いてあるのかよくわからん)
 ・あとがき
である。

あとがき---引用
「出版社とて営利企業であるから、これまであまり売れそうにない僕のエッセイ集を出してくれるところがなかったが、このたび徳間書店が採算を無視して出してくれることになった。
 この本には、僕の高校時代の作品、昔の対談や、エッセイ、それにショート・ショートなどが収められている。」
 大江健三郎との対談の掲載を拒否された。大江がライフルを握っている写真があるのがお気に召さないのではないか、と怒っている。
「次巻は僕の若き日の履歴書とでもいうべき「野獣の青春」を中心に、銃や射撃競技や狩猟、二輪や四輪のモーター・スポーツなど盛り沢山の小品や対談や座談会記録を大量に詰めこむことになっている。ご期待ください。
昭和四十七年(引用註1972年)七月十三日 大藪春彦」

・『野獣の青春 大藪春彦の世界2』 徳間書店 1972年11月15日 定価800円 301p ハード・カヴァー


GUN&CAR
○○○の○○をはじめ○や車、レー
サー○など、わが○ハードボイルド
作家の第一人○である○○○全○○
を解き明かすファン必読の書

『野獣の青春 大藪春彦の世界2』目次
 入手著しく困難だからな
 他の本は買えば買えるので、買って読んだらよいであろう。

 注目ポイント
 1969年04月号「Men's Club」 『大藪春彦氏へのインタビュー』
 1966年05月31日号「話のタネ本」 『死神に愛された春』



 注目ポイント 
 1969年11月11日号「東京スポーツ」『私の車』 

 探してない 文庫もない あとがきなんにもない
 ---
 2023.09.30
 とおもったら、
 本文最後、改ページした301頁に
 ■後記■
 ってのがあった。
 他のエッセイの後記は本文→初出→の後に改ページなしで
 ■後記■ または 〈後記〉
 だ。
 あまりにも「大量に詰めこ」んだため、頁がなくなっちゃったのであろう。
 なるほど、あとがきにしては短い。
 --- 
 インタビュー,拳銃ライフルエッセイ特に逮捕翌年1966年がよい,世界の名銃百科,クルマエッセイ,レーサー座談会,日本G・Pルポ,名車へのラブレターなど。
 特にGUN関係エッセイは、他のエッセイ集等に未掲載が多い。
 もし発見したら価格にかかわらずすぐに買うこと(たぶん安い1~3k。読むヤツがゐないのであろう)。
 『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』と『野獣の青春 大藪春彦の世界2』のセットで売られている場合もある(たぶん安い2~5k。読むヤツがゐないのであろう)。

 『野獣の青春 大藪春彦の世界2』はヱントリを改め、
 解説を大量に詰めこむことになっている。ご期待ください。


 こうなるには、二年半かかるであろう。

・『別冊新評 大藪春彦の世界』 新評社 1976年04月10日 定価650円 250p 雑誌
 別冊新評 好評作家シリーズ

 研究書
 こーゆーのはグラビア頁とか雑誌のほうが情報量が多い。写真もキレイ。大藪と直接関係ない広告もおもしろい。
 古本よく売ってる。2~4k位か。
 ---
参考1
『別冊新評 筒井康隆の世界』 新評社 1976年07月10日 定価650円 234p 雑誌 と、
『筒井康隆の世界』 新評社 1979年02月20日 定価980円 204p ソフト・カヴァー
両方を持っている。
単行本には筒井のものの掲載がなく、他人のエッセイが5本追加されているだけである。
写真も少ししかないし、インタビューも載っていない。

 参考2
『別冊新評 星新一の世界』 新評社 1976年12月10日 定価650円 234p 雑誌
234pの自社広告

 --

・『野獣を撃つ――わが血闘の記録 書下ろし(上・下)』 カッパブックス(光文社)1976年08月10日 定価不明円 上217p 下不明p 新書

 初の海外狩猟である
 1972年09月 アラスカ から
 1973年05~06月 ニュージーランド~オーストラリア
 1975年09~10月 アフリカ(ザンビア)を収録
 未所有
 1976年『野獣を撃つ(上・下)』新書→増補版_1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』ハード・カヴァー→1991年『ザ・ビッグ・ゲ一ム(上・下)』文庫

・『ザ・ビッグ・ゲ一ム』 集英社 1979年11月25日 定価1300円 421p ハード・カヴァー

 1976年『野獣を撃つ(上・下)』に、
 1977年07月 モンゴール
 1977年09~11月? カナダ ブリティッシュ・コロンビア・ロッキー~アメリカ モンタナ・ロッキー
 を収録した増補版
 カラー写真を含む多数の写真も載っている
 5kかあ。
「なお、本書の出版後『ザ・ビッグ・ゲ一ム』の写真集を企画しており、併せて読んでいただけると幸甚です」
 うわー、併せて読みてえなぁー

・『荒野からの銃火 大藪春彦マインド』 角川文庫 1979年07月20日 定価300円 242p 文庫

 エッセイ集
 古本よく売ってる。安い0.3kとかだぜ。

・『男たちよ闘いの荒野に死ね 大藪春彦語る』 角川文庫 1979年07月20日 定価340円 286p 文庫

 対談集
 ここにしか掲載ない対談が多いんだよね。↓間違ってたらごめん
 三浦雄一郎,西丸震哉,小池一雄,佐藤修,谷恒生,篠田正浩,久保継成,大藪インタビュー→井口民樹,大下英治,平岡正明,あとがき
 高い1~4k位が売ってる。

・『大藪春彦の世界』 新評社 1979年 定価980円 不明p たぶんソフト・カヴァー


大藪ハードボイルド入門決定版
不滅のヒーロー伊達邦彦を世に送り出
して22年、ますます磨きのかかる大藪
作品の魅力の原点を徹底的に分析!

 1976年『別冊新評 大藪春彦の世界』の単行本
 研究書
 未所有 
 古本あるが、雑誌にしなさいね。
 もしかすると、前述の筒井の例のように大藪のエッセイ等が未掲載かもしれない。

・『大藪春彦のワイルド・ドライビング』 講談社 1980年07月10日 定価800円 225p ソフト・カヴァー

 赤バッジシリーズ。
 闘志でぶつかるサーヴァイヴァル・アドベンチャーの章にはイノシシもOKくくりワナのつくりかたが書いてある。
 古本あるけど7kと高いなあ。
 これの文庫あるにはあるんだけどさあ。詳細後述。

・『灼熱のサファリ』 徳間書店 1983年11月30日 定価1500円 322p ハード・カヴァー

 1980年08月~10月 アフリカ 南ア~ボツアナサファリの記録。
 この後は、なんとか条約で野獣捕っても剥製の輸入できなくなった。
 御大も病気になったしね。
 文庫無し。
 古本9k位。高いぜ。

・『4WDワイルド・ドライビング』 光文社文庫 1985年11月20日 定価360円 230p 文庫

 1980年『大藪春彦のワイルド・ドライビング』の文庫版だが内容が大きく異なる。
 これはぜひとも赤バッジシリーズで読んでほしい。リンク記事参照。



・『ザ・ビッグ・ゲ一ム(上・下)』 徳間文庫 1991年10月15日 定価上下巻共520円(本体505円) 上346p 下342p 文庫

 1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』集英社 の文庫。



・『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』 徳間書店 1996年08月20日 定価980円(本体951円) 406p 雑誌

 研究書
 古本よくある。2~4k位か?

・『蘇る野獣―大藪春彦の世界』 徳間書店(単行本) 1999年02月01日 定価本体2400円+税 397p ハード・カヴァー


非情の死と破壊と略奪……
甘いセンチメンタリズムを拒否し、
ストイシズムを追い求めた
巨人作家の足跡を、
棋界の実力者が縦横に論じる!

 1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』の単行本。
 研究書
 2~3kであろう。
 未所有→ぽちしておくか→2023.09.28追加
 フツウなら雑誌のがいいのではないか。

 1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』雑誌になく
 1999年『蘇る野獣―大藪春彦の世界』(単行本)にのみ掲載↓
・巻頭グラビア写真
モノクロ 新婚当初とおぼしき大藪龍子さんとの2カット
カラー 絵画 大藪春彦画 「無題」(1955年頃)油彩・キャンバス 53×43.5cm 1997年春発見
カラー 軽井沢の別荘の机
・対談『本物の条件』花村萬月&馳星周
・『伊達邦彦は一人きり』佐藤大輔
・『ビートルズと太宰治』大藪春彦
・『中年バイク党』大藪春彦
・『大藪春彦作品評』江戸川乱歩
・『乱歩先生の想い出』大藪春彦
・大藪春彦著作リスト 山前謙編 の、1997年分

 奥さんとの写真と乱歩先生関係が読みたくてぽちにおよんだ。
 美品がきた。
 『江戸川乱歩全集月報12』1970年03月『乱歩先生の想い出』大藪春彦は、インフォマーチブだ。
 トタン屋一階の下宿の近くで、トーフと玉子を喰っていたおでん屋“さざえ”が、
 “たにし”だったとはなあ。
 “たにし”でお茶割りショーチューを飲んでいたのだ。

・『孤高の狙撃手(スナイパー)』 光文社文庫 2004年06月20日 定価(本体571円+税) 326p 文庫

 今まで『孤高の狙撃手』だとおもひこんでいた。
 海外ハンティングのまとめ(書下ろし)+『銃は我が分身』1980~1984年+『素晴らしきアメリカ射撃旅行』1982~1983年
 『銃は我が分身』1980~1984年は→『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』ここにも掲載。

-------付録-------------------------------------
----------ジャンル別↓-----------

●エッセイ集(対談なども含む)
・『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』 徳間書店 1972年08月15日 定価700円 255p ハード・カヴァー

 高校時代の作品,昔の対談,エッセイ,ショート・ショート

・『野獣の青春 大藪春彦の世界2』 徳間書店 1972年11月15日 定価800円 301p ハード・カヴァー

 インタビュー,銃とクルマのエッセイなど

・『荒野からの銃火 大藪春彦マインド』 角川文庫 1979年07月20日 定価300円 242p 文庫

 エッセイ

・『孤高の狙撃手(スナイパー)』 光文社文庫 2004年06月20日 定価(本体571円+税) 326p 文庫

 海外ハンティングのまとめ+『銃は我が分身』1980~1984年+『素晴らしきアメリカ射撃旅行』1982~1983年

●対談集
・『男たちよ闘いの荒野に死ね 大藪春彦語る』 角川文庫 1979年07月20日 定価340円 286p 文庫


●拳銃本
・『GUN教室』 桃源社 1965年10月30日 定価290円 273p ソフト・カヴァー

 1961年01月号~1962年12月号「ヒッチコックマガジン」連載『GUN相談室』(大藪口述)をまとめたもの。

●ハンティング
・『野獣を撃つ――わが血闘の記録 書下ろし(上・下)』 カッパブックス(光文社)1976年08月10日 定価不明円 上217p 下不明p 新書

 初の海外狩猟である
 1972年09月 アラスカ から
 1973年05~06月 ニュージーランド~オーストラリア
 1975年09~10月 アフリカ(ザンビア)を収録

 1976年『野獣を撃つ(上・下)』新書→増補版_1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』ハード・カヴァー→1991年『ザ・ビッグ・ゲ一ム(上・下)』文庫

・『ザ・ビッグ・ゲ一ム』 集英社 1979年11月25日 定価1300円 421p ハード・カヴァー

 1976年『野獣を撃つ(上・下)』カッパブックス(光文社)に、
 1977年07月 モンゴール
 1977年09~11月? カナダ ブリティッシュ・コロンビア・ロッキー~アメリカ モンタナ・ロッキー
 を収録した増補版

・『ザ・ビッグ・ゲ一ム(上・下)』 徳間文庫 1991年10月15日 定価上下巻共520円(本体505円) 上346p 下342p 文庫

 1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』集英社 の文庫。

・『灼熱のサファリ』 徳間書店 1983年11月30日 定価1500円 322p ハード・カヴァー

 1980年08月~10月 アフリカ 南ア~ボツアナサファリの記録

●クルマ(4WD)
・『大藪春彦のワイルド・ドライビング』 講談社 1980年07月10日 定価800円 225p ソフト・カヴァー


・『4WDワイルド・ドライビング』 光文社文庫 1985年11月20日 定価360円 230p 文庫

 1980年『大藪春彦のワイルド・ドライビング』の文庫版だが内容が大きく異なる。

●研究書
・『別冊新評 大藪春彦の世界』 新評社 1976年04月10日 定価650円 250p 雑誌


・『大藪春彦の世界』 新評社 1979年 定価980円 不明p たぶんソフト・カヴァー

 1976年『別冊新評 大藪春彦の世界』の単行本

・『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』 徳間書店 1996年08月20日 定価980円(本体951円) 406p 雑誌


・『蘇る野獣―大藪春彦の世界』 徳間書店(単行本) 1999年02月01日 定価本体2400円+税 397p ハード・カヴァー

 1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』徳間書店の単行本


-------『大藪春彦の世界』↓について----
『大藪春彦の世界』つー本は、都合6冊(実質4冊)ある。

・『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』 徳間書店 1972年08月15日 定価700円 255p ハード・カヴァー

 高校時代の作品,昔の対談,エッセイ,ショート・ショート

・『野獣の青春 大藪春彦の世界2』 徳間書店 1972年11月15日 定価800円 301p ハード・カヴァー

 インタビュー,銃とクルマのエッセイなど

・『別冊新評 大藪春彦の世界』 新評社 1976年04月10日 定価650円 250p 雑誌

 研究書

・『大藪春彦の世界』 新評社 1979年 定価980円 不明p たぶんソフト・カヴァー

 1976年『別冊新評 大藪春彦の世界』の単行本
 研究書

・『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』 徳間書店 1996年08月20日 定価980円(本体951円) 406p 雑誌

 研究書

・『蘇る野獣―大藪春彦の世界』 徳間書店(単行本) 1999年02月01日 定価本体2400円+税 397p ハード・カヴァー

 1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』徳間書店の単行本+いろいろあり〼
 研究書

-----------------------
つかれたのでガッツ・ワンとぴぴんHと抗生物質を規定の倍量と胃薬も規定の倍量飲もう。


--------ハード・カヴァー↓------------------
もしかすると、大藪の本のハード・カヴァーは、

・『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』 徳間書店 1972年08月15日 定価700円 255p ハード・カヴァー


・『野獣の青春 大藪春彦の世界2』 徳間書店 1972年11月15日 定価800円 301p ハード・カヴァー


・『ザ・ビッグ・ゲ一ム』 集英社 1979年11月25日 定価1300円 421p ハード・カヴァー


・『灼熱のサファリ』 徳間書店 1983年11月30日 定価1500円 322p ハード・カヴァー


2023.09.28 ↓これがあった。
・『暴力租界』 徳間書店 1996年05月31日 定価本体2000円(本体1942円) 594p ハード・カヴァー


日本ハードボイルドを開拓した
孤高の巨人、最後の長編。
堂々の1300枚
 未完/絶筆である。
 巻頭に著者近影1994年04月14日撮影カラー1葉1ページ
 巻末に
・『「暴力租界」の行方』鏡明
・『蘇れ、ローンウルフ』森村誠一
・『さらば、孤独な情念の戦士』船戸与一
 収録
 原稿はリンク参照

・『蘇る野獣―大藪春彦の世界』 徳間書店(単行本) 1999年02月01日 定価本体2400円+税 397p ハード・カヴァー


だから大藪のハード・カヴァーは、たぶん都合6冊だ。
小説は絶筆のみハード・カヴァーなのか。

 
-----必読書等一覧↓----------------
●必読の部
タマも沢山だし、故に価格も安いし
・1976年『別冊新評 大藪春彦の世界』新評社 2~4k位

 研究書

・1979年『荒野からの銃火 大藪春彦マインド』角川文庫 0.3kとか

 エッセイ集

・1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』徳間書店 2~4k位

 研究書

・2004年『孤高の狙撃手(スナイパー)』光文社文庫←新品あるかな?

 エッセイ集

 は買って読みましょう。
 個人売買よりも、古本屋のほうがモノがキレイとおもいます。
 個人売買のヤツは、カビていることもおおいにあり得る。
 処理がほんとに大変なのです。

●次に読む 
少し高いがまあ売っている
・1979年『男たちよ闘いの荒野に死ね 大藪春彦語る』角川文庫 1~4k位

 対談集

●売っているから、金と気持ちあれば買おう
1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』集英社 5k

 1976年『野獣を撃つ(上・下)』に、
 1977年07月 モンゴール
 1977年09~11月? カナダ ブリティッシュ・コロンビア・ロッキー~アメリカ モンタナ・ロッキー
 を収録した増補版

・1980年『大藪春彦のワイルド・ドライビング』講談社 7k

 4WD
 第3章 これがオフ口ード・トレイルだ
 第4章 闘志でぶつかるサーヴァイヴァルアドベンチャー

・1983年『灼熱のサファリ』徳間書店 9k

 1980年08月~10月 アフリカ 南ア~ボツアナサファリの記録

・1999年『蘇る野獣―大藪春彦の世界』徳間書店(単行本) 2~3k

 1996年『問題小説 八月号増刊 蘇る野獣―追悼特集大藪春彦の世界』徳間書店の単行本+いろいろあり〼
 研究書

●2~3ヶ月で入手できるであろう
・1972年『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』徳間書店 2~4k位

 高校時代の作品,昔の対談,エッセイ,ショート・ショート

●3年かかるぞ/どうせ安いから、みつけたらすぐに買おう!
・1972年『野獣の青春 大藪春彦の世界2』徳間書店 1~3k

 インタビュー,銃とクルマのエッセイなど
 中身は非常におもしろい

・1972年『狼はしなやかに跳ぶ 大藪春彦の世界1』徳間書店 と
・1972年『野獣の青春 大藪春彦の世界2』徳間書店 のセット 2~5k

 こーゆーのは1の方が売れるから、1と2の発行部数には相当な開きがあって、それが古本のタマ数に反映しているとおもわれる。

●どっちでもよい
・1965年『GUN教室』桃源社 2~3k

 1961年01月号~1962年12月号「ヒッチコックマガジン」連載『GUN相談室』大藪口述を編集したもの。
 めちゃくちゃな大藪口述を「ヒッチコックマガジン」編集長小林信彦/当時の中原弓彦がどうにもしなかったのがフシギ

・1985年『4WDワイルド・ドライビング』光文社文庫

 1980年『大藪春彦のワイルド・ドライビング』講談社の文庫。内容かなり異なる

・1991年『ザ・ビッグ・ゲ一ム(上・下)』徳間文庫

 1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』集英社 の文庫

●他に収録あるから、たぶんいらない(と判断して未所有だけどね)
・1976年『野獣を撃つ――わが血闘の記録 書下ろし(上・下)』カッパブックス(光文社)

 初の海外狩猟である
 1972年09月 アラスカ から
 1973年05~06月 ニュージーランド~オーストラリア
 1975年09~10月 アフリカ(ザンビア)を収録
 1976年『野獣を撃つ(上・下)』新書→増補版_1979年『ザ・ビッグ・ゲ一ム』ハード・カヴァー→1991年『ザ・ビッグ・ゲ一ム(上・下)』文庫

・1979年『大藪春彦の世界』新評社

 1976年『別冊新評 大藪春彦の世界』の単行本

高い方の価格積み上げると送料除く50kくらいかあ。
送料が0.5k/件として、
まあ合計60k凸凹。
既所有分は買わないから、
たぶん、30k程度でいけるよ。
もたもたして年数が経過すると、価格が上がるぞ。
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色川武大・阿佐田哲也の世界―没後十年記念展 1998年9月4日(金)→8日(火)

2023年09月18日 | 色川武大・阿佐田哲也研究
1998年9月3日(木)こーゆーのを見つけた。


おう。
明日9月4日に、有楽町交通会館に行く用事があるから帰りに寄ろう。

日替わりトークショウ間に合えばいいが、それが何時からなのかが書いてないぞ。
見たい順 (後日見たか/場所又は感想)
・井上陽水 (見てない/非常に残念)
・伊集院静 (見てない/残念)
・和田誠  (見た/青戸なんとかホール)
・永六輔  (見た/成城なんとかホール)

それどころか、開場が何時から何時までも書いてないや。
夕方頃着となろうが、夕方ならやってるだろ。

入場無料なのか。
タダだぜ。

9月4日(金)
当時の手帳出てきた。
2023.09.18手帳の記載
 中古市、銀座と同じ様
ははぁ、中古カメラ市であったか

午後5時~6頃に着いた。
タダだぜ。
2023.09.18手帳の記載
 4:20→色川阿佐田の世界見る
 本売れないんだって
 カタログを買う

受付にはきれいなおねえさんが二人ゐた。
が、大勢の客が雪崩のように出てくるところであった。
うわっ、トークショウ終わったな。
受付で止められることなく、
雪崩をかき分けかき分け、高座方面へ。

わっわっこの直前まで
色川孝子氏・矢崎泰久氏
の対談だったのかぁあぁーー。

チラシ

チラシによると毎日午後3時にショウがある。(敬称略)
9月4日(金) 夏堀正元・筑紫哲也
  5日(土) 畑正憲・矢崎泰久
  6日(日) 和田誠・矢崎泰久 
  7日(月) 永六輔・マルセ太郎
  8日(火) 伊集院静・井上陽水
(この他にもゲスト出演者を予定しています)

あと5分早ければ、孝子氏のご尊顔を拝せたのだが。
きっと、たっちゃんが恥ずかしがりチラシに名前載せたくないとかで、
(この他にもゲスト出演者を予定しています)
になったのではないかな。

会場の一角にH30cm程度の高座があって、会場の床に100程度の椅子が並んでいる。

ショウ終わったわさわさした会場内。
矢崎泰久氏が立ち話で関係者とおぼしき人に、
「あの奥さんがまたデ○ラメな人でさあ」と云っていた、はずなんだがなあ。
今の今まで対談してたのにそんなこと云っちゃって奥さんなのにまだその壁の奥にいるぞとおもった。

孝子氏は
 ↓つべにもあったんだよな
1999年頃かな「驚き桃の木20世紀 無頼 阿佐田哲也の虚と実」色川主役
 これ見て、孝子氏はこんな感じの人なんだなとおもった。デタ○メには見えない

2002~03年頃番組名不詳教育テレビ孝子氏主役
 色川孝子著「宿六・色川武大」1990年をベースにし、特に一関でのことについて
 冒頭でお墓参りをし「そっちはどうですか」と話しかける
に出ていた。
テープあるはずなんだが。

翌9月5日(土)はムツゴロウ氏か。
また来よう。
タダだぜ。
明日来ることを決意したので、会社帰り客も増えてきたし、
ざっと見て帰ろう。
2023.09.18手帳の記載
 6:00き○ら売出し 大変混んでいる
また中古カメラ市に舞い戻ったようだ

9月5日(土)
1330頃だったか。
2023.09.18手帳の記載
 1:25自行車で有楽町へ →2:00色川

タダだぜ。

入場し、昨日なにも云われなかったので受付素通りしたら、
おねえさん多少あわてた様子で
「ご記帳を…」
「あの一般の読者なんですけど…」
「記念ですから」
著名な方のご芳名とか、達筆なご芳名とか。
のたくり文字は非常に恥ずかしかった。
なるほど。
入場者全員記帳することになっているのだが、
昨日は雪崩でそうもいかなかっただけなのね。

展示は余裕のある綺麗な配置。
一つずつ丁寧にみせるような。

圧巻は「狂人日記」の冒頭部の原稿。
鉛筆書き。
前掲「驚き桃の木20世紀 無頼 阿佐田哲也の虚と実」では、
色川武大「狂人日記」の原稿と、阿佐田哲也「京王閣記念実戦記」とを対比させている。
番組見て、別人の如く筆跡も違えてたのかとおもいおどろいたので、この記念展では阿佐田哲也の原稿は展示していなかったのであろう。
こんなことしていたらそれだけで、長生きできないとおもう。

(もしかしたら記憶違いで、前後関係が逆であり先に驚き桃の木を見ていて、記念展でこれが実物かとおもったのかもしれない。
しかし、記念展で色川と阿佐田の原稿比較出来なかったのはたしかだ)

よしS取った。
最前列中央席おもひだした。上手側の最前列だ。
ムツゴロウ氏(63)まで2m3m程度。
90分85分の対談。

2023.09.18手帳の記載
けっこう人が座って待っている

記憶している内容
・1978年  色川武大「離婚」で第79回直木賞受賞。
その日、色川氏の懐には、副賞の50万円(源泉引かれて45万円かな)の現金がある。
みんなよってたかって
「阿佐田さん、やりましょう」
三日三晩後
「あの賞金は、全部おれが取った」
・「乗馬はこうやるんだ」と椅子の前で騎馬の形を作る。
腕の筋肉が怒張し目がぎらぎらと光っていた。
・ふたりで「本が売れない」とぼやいていた。
などなど。
迫力がすげかった。

動物と仲の良いムツゴロウ氏自身もまた、ケダモノであった。
よって、ムツゴロウの動物王国は、ケダモノのけだもの王国である。

この「ケダモノ」は、大藪の「野獣」とも違うナニかである。

2023.09.18手帳の記載
 3:00~4:25 畑さん悪い人だなー
 直木賞の賞金は畑さんにいったんだって
 時間オーバーで話しました
 終わって少しいてフォーラムをうろうろ

「本が売れない」そうなので、入場無料だし会場費設営費印刷費きれいなおねえさん費等みな高そうだし、何か買うものないかとみまわしたところ、
でかいパンフレットだけ売ってた。
受付のきれいなおねえさんに云って買うのだ。
1,000円
竹書房のでかい封筒に入れてくれた。
2023.09.18追記
パンフレットは前日に買っていた。
「本売れない」は、前日にも気づいていたし、
ムツゴロウ氏矢崎氏も云っていたな。

そして、前掲チラシ,新聞記事切り抜き,このでかいパンフレットは、
一式で竹書房のでかい封筒に入り保存されていた。

たぶん
9月6日の記事

客が200人居たかどうかは不明だが、
「耳を傾けた」つーかコワカッタから、客はカエルだったぞ。

9月8日(火) 伊集院静・井上陽水
行けばよかったなあ。
いまさらザンネンである。
コメント (2)
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どれーん

2023年09月01日 | 学術・芸術
壁に垂れていったおまえが残していったものといえば
おそらく誰も拭きそうにない
安い壁のクロスがお部屋にひとつと

みんなたぶん一晩で忘れたいとおもうエアコンのどれーん
どこにもおまえからあふれたと
外に出せないおまえが流すスライム

どどどいどどどどーど どどどいどどーどどどどどどどーどどどい
どどーどどい どどどぃどどどどどどどい
どどどいどどどどどどどどどいどどどい

みんなおまえを忘れて忘れようとして一晩流れて
突然なにも知らぬ家人が
壁紙の表になにかをみつける

それはおまえが生まれたどれーんホースにも詰めこんだスライム
その時口をきかぬおまえの邪悪さが
突然あたしにも聞こえる

どーいどーいどーいどーい どーどーどーどーどーどーどー
どどっーいどーいどーいどい どーどーどーどーどーどーどーどー#どーどーどーどーどどーどーどーどーどーどどぅ

どれぃーん 抜いていてもいいですかと誰も問いたい
どれぃーん その答えを誰もが知ってるぅから誰も問わないぃーーーーーーー


流れてくるシズクはどれもみんなホントのことかもしれない
おまえはたちの悪いシズクで
垂れていってよかったヤツかもしれない

けれどどんなシズクより
けれどおまえのどんな黒いシズクより あたしは
垂れずにはいられないスライムだけは真実だったとおもう

今夜お部屋は暑い
行く先もなしにおまえがいつまでも
灯りのこうこうと灯った蒸し暑い壁を
ひとつづつ垂れている

今夜お部屋は暑い

どれぃーん 抜いていーてもぉーーいいですぅかと誰も問いたい
どれぃーん その答えをーぅ誰もが知ってるぅから誰も問ぉーわぁーない


どれぃーん 抜いていぃーてもぉーーーーいいですぅかと誰も問いたい
どれぇー↑ええーーーん そのこぉーたぁーえを∨誰もがぁ知ってるぅ↓から∨誰も問ぉーわぁーないぃーーーーーーーーー

どーいどーいどーいどーい どーどーどーどーどーどーどーどどっ
どどーいどーいどーいどい どーどーどーどーどーどーどーどー#どーどーどーどーどどーどーどーどーどーどどぅ
どーどーどーどどぅ

どどどいどどどどーど どどどいどどーどどどどどどどーどどどい
どどーどどい どどどぃどどどどどどどい
どどどいどどどどどどどどどいどどどい
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