セトリ
カメラの調子が悪くてピン来ないな。
以下抜粋で。
あっそうだ。
今回の着座位置は正面上手であり、
11時の方向に浩子さんの顔とAQさんの背中が見える。
すると浩子さんのアイコンタクトがばっちりなのだ。
なんか中のヒト感覚でよかったよ。
今日の浩子さん。
紺色基調で細かい白柄のワンピース。
おかっぱの髪を少しカールしている。
笑顔が「菩薩」のように慈悲深い。
もしかすると、初日であがっていただけかもしれないが、そう感じたので。
1曲目『お早うございますの帽子屋さん』
これ「その当時につくった」と云ってた。
そのとおりなのだが、
場所はあの放送局で、とある出来事を歌にしたものだ。
「ほほえむ時は 誰でもやさしい人ばかり」
なぜにこんな歌詞が書けるのだろう。
6曲目『しあわせ未満』
ここまで浩子さんとAQさんのみ。
「一つ目の山が来るねぼくたちの。あとは峨々たる山脈が」
浩子さんヒトカラセレクト弾き語り。
前座代わりにって。
「昭和っぽい貧乏ソング」だと。
実はどこがビンボーなのかわからなかったのヨ(笑)
「歌詞をよく聴いてください」
「言い訳しときます。いつもは1ジョイサウンド(大槻ケンジ単位)下げなのだが、
そーすると♭が5つ付くからオリジナルのキーで」
「ワン,トウ,スリー,フォー」←浩子さんカウント
おお、ピアノにのせてこの歌、いいなあ。
浩子さんが歌うと「ことばが立つ」感じがする。
この歌に限らないけど。
ので。
せつない。
もう泣きそうである。
んで、
2番の頭がですな、おれのそれまでの理解では、
「あどけない君の背中が ハヤダイのノックにおびえる」
であった。
ハヤダイってなんだ??
浩子さん歌唱でわかりました。
「あどけないきみの背中が 部屋代のノックに怯える」
あっあー。
泣きそうである。
えっと
どーしてこーなったのかつーと、ぶつぶつ。
まっいいっか。
それはそれでかわいいので。
浩子さんも歌詞に「きみ」と「ぼく」を多用するけど、
この歌は原曲に近い「きみ」と「ぼく」だった。
ほんと、せつない。
さあ
「太田裕美さん、ですっ」
ぱちぱち。
紺と白のくっきりとしたワンピース(だとおもう)
ぱーっとしてるんだよなー。
おおーというようなどよめきがおこる。
ひろこ←略せない「なんかアイドルやってた頃とおんなじなんだけど」
ひろみ←なっ「アイドルじやないですから」
こ「あるじゃん」
み「みせかけ」
ですって。
そうそう。
往時に見られなかったけど、同じだとおもうなあ。
「ステージ101」同期生のお話。
やっぱ「同級生」のような感覚なんだな。
1年半一緒にやった。
後、別々の道へ。
「気がついたらすっごいテレビに出てた」
「浩子ちゃんは我が道を行く」
「売れもせず」
「売れてる。知ってる人は知ってるじゃない」
ぱちぱちぱち
まっこんな感じの会話で、これ同級生だよねやっぱ。
さあきました。
7曲目『木綿のハンカチーフ』
一緒に歌おうとしたらスタッフに
「この歌は太田裕美さんの声じゃないと」と云われた。
んで、
歌:太田裕美「ご挨拶代わりにと」
ピアノ:谷山浩子
シンセ:AQ
原曲アレンジは、(
予習していたのでよく知ってる)
ギター,ベース,ドラムスであり、ストリングスと女声コーラスが少し入るだけ。
これをどうするのかにも興味があった。
うわー。
ピアノすげえ。
とおもう間もなく、
裕美さん大きく手拍子要求。
一気に「あの太田裕美」に。
伴奏の浩子さんも楽しそうに、しかしこの難しい曲をピアノで伴奏している。
すばらしい演奏とアレンジだ。
会場は「木綿のハンカチーフ」に染まる。
これ谷山浩子の猫森集会だよな。
太田裕美すげえ。
はんかちーふくぅーださいぃー
ちゃーんんーーーー。
ありがとうございました。
浩子さん感極まり
「あのー、
ゲーノー人ってすげえ」
大爆笑。
「場の空気が、ばーって。バラの花がぶわーって飛んだ」
一気にもってく感じは、まさに「バラの花がぶわーって飛んだ」こんなだった。
「ミーハーなのでこーふんしてしまった」のだそうな。
んで過去に猫森に出た最も芸能人に近い人の話。
斉藤由貴ちゃんがそうなのだがだが。
えっとー。
斉藤由貴ちゃんはぁ。
浩子さんのファンでぇー。
あんのー。(この辺はおれが云いよどんでいる)
こんな感じなので。
くったく系つーか。
ねっ。
10曲目『世界』
太田裕美さんのピアノ弾き語り(ソロ)
これ浩子さん16歳の作であり、譜面を裕美さんがもらってて。
歌いたいって。
実は太田裕美さん、このようなシリアスな歌もすんげえ聴かせるのであった。
こんなにもうまい人なのかと、正直にぶっとんだ。
しかも、
浩子さん「15,6歳の、生の感情が出ている歌は自分では歌えない、はずかしくて」
この数ヶ月後に、1曲目『お早うございますの帽子屋さん』ができた、と。
とても興味深いお話し。
だけども、決めたことがある。
歌でしか云えないから歌なのであって、分析は止めようと。
分析できるつーことは、その歌という現象の背後に本質があるつーことを前提としてる訳で、
そんなことないじゃんって仏陀も孔子も云ってるから。
いきなりのリクツですまんが。
次いくよ。
11曲目『九月の雨』
12曲目『さらばシベリア鉄道』
谷山浩子+太田裕美デュオ。
浩子さんはピアノ弾き語り。
裕美さんはキーボードの弾き語りなのだ。
もーすんばらしい。
いつまでも聴きたい、聴いていたい。
こんなすげえの文にできない。
太田裕美+谷山浩子デュオのレコード出してください。
レコード屋さんお願いします!!
裕美さん「谷山浩子の『九月の雨』の感想。すごい色っぽいとおもった。
キーが高いって云ってたけど、それが切なさを出してるみたい」
浩子さん「カラオケで自信持って歌える気がしてきた」
13曲目『まもるくん』
どあーと観客受ける。
こともあろうに裕美さん考案の踊り付き。
観客もやる。
もーわけわかんない。
みないふりーみないふりーみないふりーみないふりーみないふりーみないふりー
けっこうしてたとおもうが、
浩子さんは「みんなあんまり踊ってなかったね」と云ってた。
翌20日には観客に「事前練習」させたらしいナ(笑)
15曲目『花園の子守歌』
おおっ。
あれだっ。
昨年末の江束区コンサートで
リクエストされ観客からメロディを募集したあれだっ。
元々デュオ(おっかけコーラスみたいな)の歌で、
裕美+浩子ハーモニー、もーすんばらしいとしか。
なお、1番のサビは「夢」の「ゆ」が前に出るんだよな。
16曲目『月と恋人』
「初日さん」がきました。
AQ「初日さんのことさあ、云わないほうがいいとおもったんだよね」
裕美「云うと来るんだ」
ひ「もう云っちゃったからなあ」
大好きな歌なんだ。
なんか、もう。
褒め言葉が尽きました。
サビの直前のカラミもたまらない。
レコードにしてください。
アンコール要請拍手
17曲目『落ち葉の物語~銀河のロマンス』
「これを歌うためにがんばってきた」
実は、お二方共にの大好きなザ・タイガースの曲ですよ。
お互いに今回のリハ始まるまで「ザ・タイガース好き」と知らなかったのだ。
(GSといってだな。そーゆーのが流行ったことがあったのよね)
「でも裕美ちゃんはジュリーと会ったことあるでしょ」
「ある」
「………」
爆笑と失笑。
演奏も歌も、楽しそうで。
なんか、生きててよかった。
メンバー紹介。
ぱちぱちぱち
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これでも抜粋したんだ。
1000倍以上よかったんだぞ。
ぢやあいろいろあるので、刮目して待つように。