これだけ「出来のいい」コンサートは、めったにないゾ。
書いてないけど完売御礼なのだ。
3階席まである。
おれは1階の前の方(倶楽部員先行でナニした)。
客席から振り向くと、とても大きなホールだ。
(どうやらおれの位置は「オーケストラボックス」にもなるところらしいね)
んでさ、
歌,演奏はもとより、
ホール,音響,照明,設備等すべてよく、座席の座り心地もいい。
「内容はよかったけど首が痛い」とかがない。
トイレも広くてキレイ。(皆一気に行くのでまじに重要です)
自ずと気合いの程がわかる。
2部構成であり、
第1部は概ねANN時代までをじっくり、
第2部は、以降の代表作を惜しげも無くぶちかます。
時計と曲名とメモ時の感想の記載(MCの詳細は略)
追補:写真及び一部MCの紹介がサンスポに出ている。
「谷山浩子、40周年で“メルヘンばばぁ”に」
そーいえばスチールがキヤノン縦グリ白レンズ持ってたな。
追補2:まともな記事もあったよ。
「谷山浩子40周年大感謝祭大盛況、3月にROLLYとのコラボライブ決定」
1705 第1部開演 ピンクのワンピース
(ここからしばらくピアノ鍵盤の前に座りMCと弾き語り)
「ほしのよる」(7歳時の処女作)
「クリスマスツリー」(唯一のクリスマスソングだが諸行無常とのこと)
「天使のつぶやき」
「お早うございますの帽子屋さん」(ポプコン時の2番までバージョン)
1722 MC(以後MCは立ちで)
えつ(山川恵津子さん)登場 シンセにつく
1729
「カントリーガール」
「ねこの森には帰れない」
1737 MC
石井AQさん,斎藤ネコさん登場。えつコーラス位置へ。
追補:前記新聞記事「メルヘンばばぁ」のくだりはここで云っていた。
当時「きわもの扱い」されており、論評で書かれた由。
「何十年経っても覚えてますからね」←書かれたことを。んで「なりました!」なんだな。
1745
「たんぽぽ食べて」
「恋するニワトリ」
「まっくら森の歌」
1754 MC
1759
「てんぷら☆さんらいず」(観客ウラ打ちで手拍子)
「風になれ ~ みどりのために~」(すげえ美しいのだ。ココロのなかで
男声上を少し歌ってみた)
1806 MC
「第2部は大増量」とのこと。
1810~1825 仲入り
1825 第2部開演 チェックのワンピース 赤いリボンの髪飾り
「王国」(ここからバンド編成)
「海の時間」(壮大ナリ)
ら注:2曲とも大作であり、いきなり飛ばしている。このあとどーなんだろとおもう。
1840 MC
メンバー紹介(舞台下手側から順に。敬称略)
ギター 古川昌義
バイオリン 斎藤ネコ
コーラス 山川恵津子
(ピアノ,ヴォーカル 谷山浩子)
ベース 佐藤研二
ドラムス 高橋ロジャー和久
シンセ 石井AQ
1845
「ひとりでお帰り」
「カイの迷宮」
「ドッペル玄関」(観客ウラ打ちで手拍子。楽しいなあ)
1901 MC「楽しいね! そっかここはフリートークのコーナーだった」
年齢の話 結論「たぶんそのままでいいです」
1908
「さよならのかわりに」(アコースティックギター1本にのせて)
「電波塔の少年」(悲しくも美しい)
「よその子」(←すげえ出来。ら注:歌詞を追っていて重大なことに気づく。なおタイトルの発音は「↑よその子」である)
1930 MC
「大きいヒトシリーズと呼んでいます」ら注:おれは「ヒト」とメモしているが、実況ツイートは「もの」となっている
1933
「さよならDINO」
「NANUK」
第2部終了
1943~45 アンコール要請拍手
1945 MC
「谷山浩子の『同じ月を見ている』、いい曲だが『銀河通信』とどこが違うんだ。
というツイートをみつけた。
違うんだよ! 100億光年だったが、地球の同時に夜になるところまで人との距離が近くなった」由
時刻不明
「銀河通信」~「同じ月を見ている」
(メドレー。銀河通信冒頭にピアノとシンセのコール&レスポンス有り)
メンバー全員でお辞儀
2004~05 客電上がるもダブルアンコール要請拍手
2005 MC 浩子さん一人で歌詞カード持って登場
「おっやったーって云うような気持ち」
2008
「意味なしアリス」(ピアノ弾き語り)
最後、うれしそうにお辞儀をしていた。少女のような笑顔だった。
2014 終演
ベストメンバーであり、たぶん入念な稽古をし、息もばっちりなうえ、
浩子さんのヴォーカルが「(どの曲も)どーしても入れたかった」と云う程気合いが入っていて、
その曲ごとに、えー「届く」感じがした。
否「届いた」んだ。
幼い頃「作詞作曲家:例えば筒美京平さん,阿久悠さん」に憧れて「歌」をつくりはじめた少女は、
「わたしの好きなものを皆が好きなわけではない」と知り、
やむなく「シンガーソングライター」になった。
そして、
振り返れば、ぼくたちにとってかけがえのない「谷山浩子」になっていたんだ。
谷山浩子は、でも「少女」なんだ。
あの笑顔見ればわかる。
魂が作動していて、そのまま伝わってくる。
たぶん、このコンサートで「魂の作動」をみたのだとおもう。
メンバーをはじめ、スタッフみなが「魂を作動」させたんだ。
でないと、この感じの説明ができないよ。
帰りにセットリストを撮影する様子。
記念品
お箸とお茶碗セット。
入場時に2セット買うべきだったのだがなあ。
仲入りのときに先にトイレに行ったら、「お箸とお茶碗セットは売り切れました」だって。
ここのみシクジリました。
帰宅後のおれのツイート
2245
「実は谷山浩子と時を同じゅうして生きている我々は大変な幸せである」つーことなんだなぁ