らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

らじみと、新・らじみ

2010年08月30日 | 
簡単のために 
らじみをねらえ!」を「旧」
「新・らじみをねらえ!」を「新」と呼び、以下に相違点を申し述べる。

なお、両方共に主題歌は歌えるし、
往時学校のコートでは軟式庭球をしていた際「ヱースをとった!」などと云っていた記憶もあるから、
おそらく旧は当時の再放送で、新は初回放送を見ていた可能性がある。

・龍崎麗華(以下「龍崎」と略記)のユニフォームが、
 旧ではひとりだけ「淡い紫」であるのに対し、
 新では皆と同じ、西校そろいの「白」である。

・龍崎の口調が
 旧では非常に大人びており、且つ論調もはっきりしているのに対し
 ※嘘だと思ったらみてみればよい。キミよりおとなだから
 (例えば、主人公の岡らじみ15歳さそり座(以下「らじみ」と略記)とのダブルスを組むよう
 コーチの宗形仁に指令された際
 即座に「コーチ、お断りします」ときっぱり云っている)
 新では、しばしば困ったような、迷ったような口調及び表情をする。

・龍崎の登下校方式が
 旧では徒歩であるのに対し
 新では運転手付きの赤い口ールス口イスである。(徒歩のほうが運動になるよ)

・ボールの色が
 旧では主題歌に歌われた「白いボール」であるのに対し、
 新では「黄色いボール」になっている。
・おまけにコートでは
 旧は、土で、奥に整備用のコンダラさえ見えるのだが、
 新では青緑色の人工コートになっている。

・目が(特に皆でらじみをいじめるとき)
 旧では、あなおそろしやオール「白目」であるのに対し、
 新では、ちゃんと黒目もある。

・次回予告が、
 旧ではナレーターが行い、多くの場合
 「らじみの心は小舟のやうに(乃至激しく)ゆれうごく」か、
 まれに「らじみの心は炎のやうに燃え上がる」等、
 らじみの心について言及されるのであるが、
 新では、らじみ自身が行い、心の動きは言及されない。

・ハンバーグ屋さんのさぶちゃんが、新にはいない。

・とーどーセンパイが、
 旧では「失敬」するのに対し、
 新では、失敬しない。ひぜうに残念である。
・更に、とーどーセンパイの自転車が、
 旧ではかくかくしたハンドルのスポーツタイプであるのに対し
 (荷台はある、らじみが2ケツで乗っている)
 新ではただの実用車である。がっかり。

・らじみのおうちは
 旧では、お部屋のみ開示されるが、
 新ではおうちも開示される。
・更に、お部屋内でのらじみの独白であるが、
 旧では、かなり危ない範囲までの独白をし、つまり心理描写を行うのであるが、
 新では、いわゆる「ひとりごと」の範囲を出ない。

・オトワさんが、
 旧ではめっちゃこわいが、
 新ではさほどではない。(つーか展開が速いのでコワイ描写そのものが少ない)

・らじみのおともだちであるマキぴょんが、
 旧では肝心の庭球をほとんどしないのに対し、
 新では、結構練習している。

※その昔庭球ブームつーのがあってね、
都心方面のどこぞの運動場の外壁ではみんなが壁打ちをしつつ婦女子をたぶらかしていたにだ。
婦女子もよろこんでたぶらかされるために、やらないのにラケットを携帯していたにだ。
しんじられねーしょんであろうが、ほんとーなのだ。
おれは見たのだ。


やっぱ、旧のほうがいいなあ。

ただし主題歌は甲乙付けがたい。
なぜなら、新のを評価しないとすると、
サ一ビス・ヱースを決めるために、現在の一球に賭けたり、
また、レシ一ブ・ヱースが成った場合、それを自らのせーしゅんと呼称したり、
更に(めったにつーかたぶん一度も決まっていないのであるが)、
スマッシュ・ヱースが決まってしまった場合、
自らを誰にも負けないほどに高く評価することが、
及び、そららに対する熱い情熱だけはでさえ、
すべてできなくなってしまうからである。
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ジタ足

2010年08月27日 | 動物
ウチでは、ネコが手で床をふみふみするのを「ジタ足」と呼んでいる。

30年近くに及ぶ永いネコ歴があるが、みなやるのだ。
今もちび号くんが、そこでやっておる。
やりおわったら、戸を閉めずに出て行った。

さて、
10年ほど前この行動の意味がわかった。
夏、とある民宿に泊まった際、そこの飼いネコに子供ができて、
母は授乳中であった。
このとき、子ネコは母の乳を「ジタ足」でもんでいた。
乳の出をよくするためと思われる。

つまり「ジタ足」は、家畜によく見られる、
幼児性を大人になっても有しているもの、
だな、きっと。

更に云えば、乳を飲みつつ、ノゾをごろごろさせていたので、
ネコのノゾならしも、同様の行動であろう。
(乳の出を促進する・母は促進させられる効果があるのであろう)


イヌの場合、慣れてくるとニンゲンの口角を舐めるくせがあるが、
これは、幼児のときに母の口角を舐めると、
母がエサを吐き戻して与える習性があり、
それが残ったものである。
(本件は、日高先生の受け売りなので間違いあるまい)
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六人

2010年08月25日 | 大藪春彦GUN研究
わりーわりー。
敵は六人だったよ。

『長く熱いころし(復讐)』下巻 徳間文庫版80年12月初版についてだ。
以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が本当に明かされています。


以下59頁から62頁にかけて。
五人は延髄に手製の消音装置付きの二十二口径アメリカン・ル一ガ一を射ちこみ即死させ、
一人だけ両腕と腰の両側に射ちこむ。

以下引用
 鷲尾は倒れた男たちが、いずれもズボンのベルトにナイフの鞘を吊っているのを発見した。

わくわくしますなあ。

以下引用
 平田はズボンのベルトの左腰に、幅が約五センチ、長さ約十二センチ半の平べったいナイフのスキャバ一ドを吊っていた。
 スナップを外し、そのフラップを開いた鷲尾は、薄いフォ一ルディングナイフを取り出した。刃を開く。刃は開いた位置でロックされた。
 刃渡り九センチのカミソリのように鋭いカッティング・エッジが付けられた刃身の付け根に、ガ一バ一・ポ一トランド・オレゴンと英語で商標が刻印されている。
 ガ一バ一・フォ一ルディング・スポーツマンだ。

キター。
モノホンを見せようね。

計ったらさ、ちゃんと幅が約五センチ、長さ約十二センチ半の平べったいスキャバ一ドですよ。
刃渡りは九センチ二ミリ、公称3+1/3インチだがね。

御大の評価はどだろうな。

以下引用
刃はスティンレスだが、カーボンとハイ・ク口ームが適度に含まれた四四〇-Cシリーズを特殊焼き入れしたやつで、ゾ一リンゲン産の大ていの刃物を削れる硬度を持っている。

よい評価だ。
(でも、おれはこのナイフでゾ一リンゲン産の刃物を削る勇気はないなあ)
その後、ロック・キャッチを押して刃を畳み、
ベルトからスキャバ一ド(引用注:ナイフ・ケースにルビが振ってある)を外し、
そのなかにナイフを入れ鹵獲している。
とーぜんと云える。


以下引用
 平田の隣の死体は、やはりガ一バ一・ナイフのスキャバ一ドをベルトにつけていた。


続けざまにキター。
あんましおもしろいので、以下次号。
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セミ

2010年08月22日 | 動物
地上30センチの桑の木で、2日間泣き叫ぶやつ。


ここじゃあ、モテナイとおもうよ。
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急きょ

2010年08月20日 | 学術・芸術
「急きょ電車を止める場合にはこのボタンを押してください」

   私案 ↓(わたくしのあん)

「急いで電車を…」
乃至
「すぐに電車を…」
 で、いいんじゃねかな
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初出

2010年08月19日 | 大藪春彦GUN研究
『長く熱いころし』(復讐にルビがふれないのだよね)であるが、
徳間文庫の上巻には「1973年7月に徳間書店から刊行されました」とあり、
下巻には「1974年12月に徳間書店から刊行されました」とある。
(文庫版は80年12月初版だ)

さて、文庫版上巻の163頁で
「スウィス・アーミ一・ポケット・ナイフのハンツマン・モデルの罐切り」を使い、
上巻の224頁で
「バック・フォールディング・八ンターのナイフ」を装備し、
同230頁で
「折り畳みナイフの鞘は、シースではなく、馬に付ける銃ケースを呼ぶ時と同じスキャバードと称する」
同231頁
「起こした位置でしっかりとロックされたバックの刃は、
ガ一バ一やラブレス(引用者注:ラヴレスにあらず)などの刃のような切れ味にはちょっと劣るが…」との記載。
更に342頁で、ベーコン一キロと卵五個でつくったベーコン・エッグス、
及び細切りにしておいた三個分のジャガイモを前記ベーコンから出たラードででつくった
「アラスカ式ポテト・フライ」を食していること。

以上から一九七二年九月のアラスカにおける、
御大初めての海外ビッグ・ゲーム・ハンティングと前後して執筆されていたと考えられる。
ならば1973年7月に刊行されても矛盾はない。
(「ラブレス」が「ラヴレス」表記になったのは1973年の著作以降である。
でもすでに「スキャバード」が出てきている。フシギ)


では下巻であるが。
28頁
「ゾーリンゲン・ヘンケルの大きな牛刀」を使い、
40頁で男根を挽き切りったりしたのち、重大なシーンがある。

下巻59頁~62頁にかけて、
主人公の鷲尾がバック・フォールディング・八ンターで武装して関東会の戦闘員4名をヤルわけだが、
やられた4人がそれぞれステキなナイフ等を携帯しているのだ。


うふふ、以下次号。
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やってます

2010年08月18日 | 身辺
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夏まつり

2010年08月16日 | 落語
数年前には、余裕の自由席だったのだが。



いわゆるひとつの「なつのおもひで」である。
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ピアノをかこんで

2010年08月12日 | 身辺
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2010年08月10日 | 身辺
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