らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

力ラス

2011年08月31日 | 学術・芸術
まぎらわしい漢字だ。

中国人/日本人等漢字文化圏では、読みを文脈で判断しているのだ。

例えば
「白鳥」と書けば「はくちょう」と読み、
「世田谷区鳥山」と書けば「せたがやくからすやま」であって地名である。

「魚偏」に「ブルーの旁」と書いて、「鯖(サバ)」のように、
「鳥偏」に「黒の旁」と書いて、「鳥黒」一字で力ラスにしておけば、混乱せずにすんだ。

この漢字の読みを発明した人に、猛省を促したい。
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車窓

2011年08月29日 | 身辺
母の里に車でいく。
往事は1時間半かかっていた。

当時片側一車線の国道であり、助手席のおれはヒマである。

前を行くトラックの、運転しているおにいさんが、助手席のおにいさんをヒジで突っつく。
助手のおにいさんは、うしろの窓ごしにふりかえる。

おれが手をふると、おにいさんも手をふってくれる。

そのうち、おにいさんがお菓子を出して、おいしそうに食べて見せる。
おれも母に云い、お菓子を出してもらい、これ見よがしに食べて見せる。

こんなことを10分ほどした。

おにいさんたちのクルマは、左に折れてゆく。
父が「ぷっぷ」と音を出す。
おにいさんたちのトラックも「ぷっぷ」といいつつ遠ざかる。



自分で運転するようになって、10年ほどしてからか。

例えば、
高速道路を走行中に、上の陸橋で手を振っている少年達を見る。
すばやく、前を2、後ろを9見張り、安全を確保したのち、
少年達に手をふる。
1~2秒くらい。
陸橋の上で、ぴょんぴょん跳びはねるのが見える。
直後、陸橋をくぐり抜ける。
ミラーで見ても、上だから見えない。


汽車に乗っててもある。
東海道線の4人がけシートへ後ろ向きに座っている。
正面に友人が座る。
なにかしゃべっていて、ふと横を見ると、
併走する京浜東北線のドアー付近に立っている制服の女子高生が、東海道線に手をふっている。
東海道線は優速だから、京浜東北線を追い抜いているのだ。
とっさに見張り、安全を確保したのち、手をふる。
2~3秒くらい。
ドアのむこうで、ぴょんぴょん跳びはねるのが見える。
同時に京浜東北線を追い抜く。
向かいの友人には見えず「ナニやってんだ」と問う。
かくかくでと説明すると、くやしがっていた。


おにんさんたちへの恩がえしだとは、云わなかった。
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草食獣

2011年08月27日 | 大藪春彦GUN研究
このカテゴリに興味ある諸君には、釈迦に説法であるが。

ビッグファイブ」つーハンティング用語があり、
アフリカで以下の5種ゲームを得た者への敬称とでもいうものだ。
・アフリカゾウ
・サイ
・(ケープ)バッファロー
・ライオン
・ヒョウ
なぜにエライかというと、この5種が最も多くハンターを殺傷しているからであり、
もっともキケンなのは、「ケープ バッファロー」だ。

このうち、ゾウ,サイ,バッファローは草食動物であり、
もっともハンターを殺しているのは、ケープ バッファローであるのは周知である。
『ザ・ビッグ・ゲ一ム』'79年11月25日第一版
『灼熱のサファリ』'83年11月30日初版 徳間書店
を参照されたい。

バッファローは、やられた仲間を取り囲み、ハンターを近づけず、チャージしてくる。
その怒りと、仲間への思いやりは、ハンターやガイドですら感動せしめるほどである由。

肉食動物のほうが、(あえて比較すれば)遙かに楽であるとわかる。

闘牛つー興業があるが、牛が怖いという認識が一般的でなければ、成り立たぬことも自明である。


自分で調べ、考えることが望ましい好例だ。
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うさぎと猫の芝居小屋vol.2「真夜中の太陽」-カメリアバージョン千秋楽

2011年08月22日 | 深夜らじお倶楽部・谷山浩子さん研究

楽屋に潜り込み、21日夜の部の合唱隊をひやかす。
(もったいないので、自主練習には参加)

合唱隊には出の直前に、N氏から
「谷山先生からの指導です」が入った。
この指導については、練習する時間がなく、そのまま舞台へ。

てけつ


おれは、客席から見る。

第一話合唱朗読劇「水の底」
おー、すげー。
全体の出来もすごくいいし、なにより直前のたった一言の「指導」をみごとにこなした。
これは、金取ってよい、とおもう。
(おれは芸にはきびしいので、なかなかこうは云わない。身びいきではないよ)

各位に拍手だ。
(浩子さんも袖で小さな拍手していたそうな。やったねみんな!!)


第二話「「真夜中の太陽」-カメリアバージョン」
前日に二度見ている。
今回は、更に細かく見る。

うわー、手で縫い物してるよ。
何にもないのに。
女優は奥の位置で目立たないところなのに。
落語ではよくある仕草だが、結構真打クラスでも注意される点でもある。
とてもむずかしいのだ。
布の位置/大きさ、針の位置/方向、糸の位置が明確であり、更にその布が縫っていて動いていかないと、
観客に「そこにない布」を見せることは出来ない。

やったか。
なかなかそこまで観る客もいないとはおもうが、万事がこれで、細部にまで気がくばられている。

なにより、千秋楽の気合いが表には出ないが、すさまじい。

観劇等で泣くことはめったにないし、
ましてや、終演後に感動のあまり意図せず涙したのは、師匠の「雪の瀬川」だけ。

ここで、これがおこるとは。


大変な名作である。


終演後のロビーの雑踏



なにも云うことはない。

再演されたら観た方がいい。

きっと、「生きててよかった」っておもうから。
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うさぎと猫の芝居小屋vol.2「真夜中の太陽」-カメリアバージョン

2011年08月21日 | 深夜らじお倶楽部・谷山浩子さん研究

おれも出演者なので、会場の写真とかはない。

ゲネプロ後の休憩に撮ったカンバンだ。

・1030 集合
・1140~1207 ホール舞台でのリハーサル 立ち位置とかの調整と合唱通し稽古
・1207~1217 直し
・1217~1240 再度通し稽古
・1300~1330 ゲネプロ 第一話合唱朗読劇「水の底」
・1350~1445 ゲネプロ 第二話「「真夜中の太陽」-カメリアバージョン」客席で見学(涙止まらずこまる)
・1445~1555 第一話の直し
・1555~1630 休憩と自主練習

合唱隊の楽屋つーか控え室兼練習場(座っている方は、今日の出番ではないから余力を残しているのね)
・1630 待機(この時点で開場している)
・1650 本番 舞台へ(板付きなのでバミられた位置につく)
・1700 開演 第一話合唱朗読劇「水の底」
・1730 仲入り
・1749 第二話「「真夜中の太陽」-カメリアバージョン」
・1843 アフタートーク(シークレットゲスト)
・1906 終演

一番緊張したのは、一回目の通し稽古であって、ゲネプロも本番も、さしてあがらないもんだね。
練習は本番のように、本番は練習のように、だ。

ゲネプロつーのは、本番のとおりの進行なのだなあ。
「中のヒト」である。

合唱隊にはN氏も参加。
つーか、先に着て歌わなくてもいいかなくらいの感じだったみたいなのだが、
浩子さんが
「ちなみに合唱にはうちの旦那も参加します。よろしくお願いしまっす(^_^)」
と拡散ツイートしたため、一緒に歌うことに。
「誰かがつくった横書きの台本があるから」
「あっ、それわたしです」
つーわけで、おれ作成の台本の翻案
(譜面と整合させるため縦書き台本を横書きに変更し、セリフなどにマークしたもの)を使ってくれた。
適宜変更できるようにWordでつくっておいたから、手が入っていて、これ浩子さんがやってくれたのかな。
すなおに、うれしい。
あと、パート譜にも「旋律ではないところにマーカーしてあるからってさ」とのことで、
浩子さんのサシガネである。

合唱朗読劇は浩子さん22歳の作、童話「水の底」に、4曲の合唱を構成したものだ。

今日も公演があるから、内容は書かないけれど、劇にのせられて歌うと、きもちが入るんだよね。
もうノゾがかれてもよいので、全力で歌う。
ほぼ満員の客席を見て。(ほぼなのは、合唱隊のメンバーの分が空いているからである)

俳優が4人最前列で立ちはだかっているから、後ろは気が楽である。
暗譜ではないけれど、やっぱあると安心。

舞台監督さんも、実にプロだ。
本番の緞帳あがる直前まで、おれらをリラックスさせてくださった。


まあ合格のできだったとおもうよ。


合唱朗読劇終わりで、楽屋に戻り、客席にまわる。
ゲネプロのときには、客席の中段から全体を俯瞰してみてみた。
最前列中央のキップをすでに持っていたからだ。

「真夜中の太陽」はこれで3度目の公演。
初演にはいかれなかったが、再演は見ている
泣いた。

今回は、かぶりつきだ。

俯瞰すると、全体が見えるが、細部は見えない。
最前列は見上げるので、ちょうど落語の客席の視線になる。

おどろいた。
ガンのくばりがすごい。
指先にまで神経がゆきとどいている。

あきらかなパワーアップだ。

これを20代の女の子がやっているのは、驚嘆である。

ほんとによい芝居なので、今日もやっているから(おれ出ないから安心だぜ)、
行かれるひとはゼヒ!!
(たぶん当日券もあるよ)


アフタートークは、作・演出の工藤千夏さんと、谷山浩子さんである。
浩子さんも「真夜中の太陽」をみて、泣いていたとおもうなあ。
「感動して、すみません、声枯れちゃって」って云ってたから。

楽しいおしゃべりをたっぷりと。

工藤千夏さんの知人が、間違えて「亀有」に行ったそうな。
「カメリアって名前つけたから。カメドイにすればよかった」と浩子さん。
そりゃそうだわなあ。
あっちは派出所で全国区だし。

カメドイの前に公園がある。
そこに亀の銅像がある。
なぜか「亀に羽がはえている」のだそうで、
地元では、はずかしいから見なかったことになっているのだが、
これね。

すごいだろー。



つーわけで、旦那が義太夫に明け暮れた夏だ。

Twitterでさそってくれた浩子さん、ありがとう!!
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変更ス

2011年08月19日 | 深夜らじお倶楽部・谷山浩子さん研究
F3(ヘ)174.61411572Hz - F5(二点ヘ)698.45646287Hz に変更する。

音程が安定しないからだ。
やむおえない(浩子さんが気持ち悪いつー云い方であえて云ってみる)。

一曲目サビ、二曲目Interlude。
おいしいところなのにねー。

つーか、そもそもの編曲では、
男声
A2(い)110Hz - G4(一点ト)391.99543598Hz
を指定していたのだ。

浩子さんがそう云ってるのだ。
ら:「アトカタモナイノ音(二点ト)とかもありますが。がむばろー」
ひ:「男声はオクターブ上げて書いてあるので、二点トは一点トです…って、言われなくてもわかるか」
つーやりとりもあるし。
(男声合唱では、テノールをへ音記号のまま、オクターブ上げて書く慣習がある。らしい)

ところが、ピアノ担当の作曲家の先生も、声楽担当の先生(ソプラノ)も、
そのまま、と思いこんでしまった。
男声みんなもまた、そう思いこんだ。

が、ため、
言い出しにくい感じになってしまい、
「あの、無理せずオクターブ下げちゃってください」
との、コメントになってしまったのよ。

このへんが、浩子さんらしく、なんとも好ましいのだなあ、ホレそうだ。
(編曲で苦労したのも、むべなるかな)


んで、無理な部分は、安定した音、
つまり「編曲された本来の音程」にする。
(経過音程度なら、二点ヘ698.45646287Hzはおkだった)

そのほうが、きれいだろうからな。

もはや、
あたしたちには時間がないのよ。
あしたなのよ。
フツウの男の子に戻りたい!!
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コデイソリン酸塩

2011年08月17日 | 深夜らじお倶楽部・谷山浩子さん研究
「せんせ、風邪がながびいとりまして、けほけほ、えー週末に合唱の会があるん」
「ほーそですか。どれどれノゾを見ませう。あーんして、すこし腫れてるね。うんうん。
んじゃあ、クスリ変えてみませう」

望むところのコデイソリン酸塩を処方。
古典的なセキ止めで、なにせいちばんキクのだな。
(別名メチルモル○ネ。モル○ネの誘導体だからねえ)
星一先生がこれで引っかけられた。
ここからはモル○ネにはならんのだよ。バケガクしらない莫迦多し。
ガキのころ、よく飲まされたもんだ。
感冒で参っている身体が楽になるのだ。
(からといって、ブ口ンを一揆のみする莫迦がゐる。奴等のせいで処方が後手にまわるんだよ)

谷山浩子、違った他に(「たに」で浩子さんを単語登録してある)、
海外では評判の悪い、演歌リゾチユーム。
新薬で薬価の高い構成物質なぞ。

一夜にして、劇的に改善。


おーい、お長屋の衆、旦那のぎだゆうの会が始まるぞーー。



結論として、
B♭3(変ロ)233.08188076Hz - G5(二点ト)783.99087196Hzの音域を使う。
かなり高いから、超音波だな。
別名
「うわばみが絞め殺される音」
「広小路で都電が曲がるときの音」
「動物園の裏でよく聞く音」などとも云う。
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さみしい

2011年08月16日 | 深夜らじお倶楽部・谷山浩子さん研究
「さみしい」ろんそーつーのが一部である。

正しくは「さびしい」だが(昔、ZEKEくんに教わった)、
とある歌で「さみしく」とうたわれていて、
そのほうが「さびしい」感じが、旋律からもするし、
原曲に忠実なほうが、やっぱファンとしてはいいと感じるのだが、
譜面には「さびしく」と書いてあり、
(歌詞は「淋しく」で漢字だ)
この楽譜は、えー浩子さんが書いたので
(一部「記憶だけで書いちゃったので…」つー部分もあるらしいが)
結論はどーなったのかな。
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西城秀夫

2011年08月15日 | 大藪春彦GUN研究
内容はない。

このキーワードによるブ口グがほとんどない、らしい
つーか、西城秀夫でぐぐるとここが先頭なので、
さびしいから書いた。
くわしく知りたいヒトは、この辺を見よう。
そのうち、突然続きが始まる可能性がある。
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2011年08月14日 | 落語
寄席の高座に「額」が飾ってある。

ありがたいような、おめでたいようなことが書いてあるな。


落語協会の二階の座敷で、臨時の高座をやっている。
「額」がある。

「今川焼 小野豆腐店」と書いてある。

実にありがたい。
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