ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

アメリカで、食べる。

2017-08-16 | アメリカ

今日は今回アメリカで食べたいろんなものの写真を淡々と貼っていきます。
その前にコミックショップで見たネタ画像を。

トランプのトランプ。それだけです。

海軍の「私を踏みつけるな」のガズデンフラッグがあったので見ていたら、
その周りにはトランプをバカにする系のステッカーが・・・。

鼻の下にバーコードはまたしてもヒトラーになぞらえてるんですかね。

「WTF?」というのは「What The Fxxk」のことで、なんだこれ?みたいな。

さて、ボストンではあまり外食をしなかったのですが、
いつも滞在中に一度は行くことにしている

「リーガル・シーフード」

に今回も一度だけ行ってきました。
アメリカでクラムチャウダーの有名なのはボストンとサンフランシスコ。
奇しくもわたしのアメリカでの滞在地ですが、特に夏はあまり食べたいと思わないので、
ここのオススメのロブスターも実は食べたことがありません。

どーん!と大皿に守られてくる見た目にこだわらないシーフード。
この日はシュリンプを頼みましたが、いつも半分しか食べられません。

残ったものは紙パックに入れてもたせてくれるので、持ち帰り、
次の日再加工して美味しくいただきました。

もしかしたらお店で食べるより次の日の方が美味しかったかもしれません。

ボストンで見学に行った大学のキャンパスで。
ベンチでランチを食べてる学生さん?を見てキアヌを思い出すわたし。

そしてあっという間に異動の時期になり、ボストンからサンフランシスコまでユナイテッドで異動。
とてもファーストクラスの食事には見えませんが、そもそもエコノミーは食事なし。
食器がプラスチックでないだけましというものです。

パン用に一つ付いていたバルサミコ酢入りオリーブオイルの小瓶は大変便利で、
持って帰ってホテルで使いました。

確か魚を選んだ記憶が・・・。
しかし、味は仕方がないとしても(仕方なくないけど)、せめて
盛り付けくらいもう少し人間らしく、と思うのはわたしだけでしょうか。

ちなみに、色の変わった緑の野菜ですが、一口食べた途端、
ジャリっと砂を噛むような、というか実際に砂の味わいだったので、
その後を食べるのは断念しました。

そしてデザート・・・・・何も言いますまい。

サンフランシスコの中心、ユニオンスクエアには一度だけ行きました。
息子がここにある靴のアウトレット「DSW」で買い物がしたいと言ったため。

ユニオンスクエアの周辺はここ数年間ずっと道路工事中です。

買い物が終わり、ニーマン・マーカスでお茶を飲むことにしました。

レストランはいつ作ったのかと不思議になるくらい風格のある吹き抜けがありますが、
これは実は1906年の地震で生き残った「シティオブパリス」で、
ニーマンマーカスがこれを買い、元の部分をできるだけ残して、
周りの外壁は最新式のガラス張りにするという画期的な方法で改装したのでした。

お金のある企業が歴史的な建築を保存するために出資をする、
これがアメリカでは普通に行われるので羨ましくなります。

シリコンバレーでのお気に入りの店、メイフィールド・カフェにも行きました。
隣はまるでパリにあるようなベーカリーが隣に併設されています。
中は朝食にしてはお値段が高いので、サンドウィッチを買い、
外のテーブルで食べる人もたくさん。

まるでパリのカフェのよう。カフェオレはどんぶりに入って出てきます。

目の高さに鏡が貼ってあるのも店内を明るく広く感じさせます。
スタンフォード大の近くにあるせいか、ここで朝ごはんを食べているのは
いかにも学者っぽい知的な雰囲気の人ばかり。

朝ごはんには大きすぎるくらいボリュームのあるオムレツ。
もちろん家族3人でシェアします。

「ブラックティー」を頼むと、四角い小さな鉄瓶にお湯を入れて持ってきてくれます。

スタンフォード・ショッピングモールの一角にある中華料理にも一度は足を運びます。
P.F.Chan's は一応全国チェーンのレストランですが、お手軽で、
個人経営のチャイニーズにありがちな匂いや暗さがないのがありがたいところ。

揚げ豆腐のあんかけ、焼きそば、春巻きなど。

アメリカにある日本食レストランは、ジャパニーズと言いながら
得てしてコリアンかチャイニーズ経営の”インチキジャパニーズ”です。

今回ボストンで「アオイ」という名前に騙されて入ってしまった店は、
入るなり嘘くさい日本風壁画と変な匂いにまずドン引き。
ひと組だけいる先客が店主と中国語で大声で喋り、まるで人んちに来たようで、
きわめつけは箸が金属で、メニューにキムチがあったことでしたが、
ここは紛れもなく日本人の経営で、店主が板前をしている”本物”。

いつでも現地の日系人中心に客で賑わっています。

「ヒグマ」、という店名は、おそらくオーナーが北海道出身だから。

インチキジャパニーズの店内にある胡散臭い飾りと違って、
ここのは日本人ならこれはありだなあと思われるノリのものばかり。
壁には干支のカレンダーと熊の毛皮(状のもの)。

北海道の熊は鮭を咥えているのが普通ですが、ここの熊さんはなでなでしています。
お店の人もこちらが日本人だとわかると、普通に日本語で接してくれました。

TOとMKはラーメンが大好きで、たまに無性に食べたくなるようです。
わたしは寿司の盛り合わせを食べ、二人はラーメンの違う種類を頼みました。
日本国内の普通に美味しいラーメン屋と全く変わりない味だったそうです。

もう一つ西海岸で評価している日本食の店は・・・やよい軒。

そう、日本で普通に見るあのやよい軒です。

シリコンバレーの中でも、もっともおしゃれで活気があり、
住民の経済レベルが高い地域のアーケードにあります。

親子丼が16ドル、とろろ鍋定食23ドル、納豆、味噌汁が2ドルと、
こうして書き出すと結構な高級路線ですが、12%のチップを払う必要はありません。
オーダーは全てテーブルに置かれたiPadで行い、「調理済み」
「キッチンをでました」「配膳済み」など刻一刻と状況を知ることができる
 ITシステムを採用し、人件費を安くあげているからです。

つまりチップも必要ない、とお店の方でこれを断っているのですが、

「どうしても払いたい方はそのお金を寄付させていただきます」

とのことです。

白米はアメリカで食べるどこの店のものよりも美味しく、味噌汁も本物。
今の所全米でもっとも美味しい日本食、日本の日常食が食べられるのは
もしかしたらこのパロアルトの「やよい軒」ではないかと思っています。

さて、最後の一週間、事情があってわたしたちはロスアンジェルスに飛びました。

そこで息子とわたしが欲しかった「ROLI」のキーボードを売っている楽器屋に。
カード会社に調べてもらったら、西海岸ではここしか現物がなかったのです。


後から、ここが「サンセット・ブルーバード」であることがわかりました。
ビリー・ワイルダー監督、グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン主演の
映画「サンセット大通り」がここ
であったことに気がつき、少し感激しました。

楽器屋の向かいにあったレストランで、レタス包みなどを夕食に。

これはオニオンスープ(パイ包み)。
全く期待していませんでした
が、なかなかでした。

ロスにも暴走族がおります。
サンセットブルーバードで大音響を出して走り、ウィリーをする珍走団。

ロスアンジェルス近郊で見かけたドライブ大好き犬。
窓から顔を出して風を感じるのが好きらしく(笑)耳がバタバタとあおられていました。

ロングビーチを通りがかった時ピンと来て入ってみたピッツェリア。

これが大当たりでした。
お昼が終わって店内が空いていたのもグッド。

お店はザガットサーベイでアワードを取っています。

面白いのは、隣に同じオーナーのオーセンティックなレストランがあったこと。
マイケルさんは、レストランをいくつも持っているシェフなのに、この時も
ピザ屋の厨房でピザを焼いていました。

おそらくこの人の原点はピザを焼くことにあるので、二店舗のオーナーになり、
夜は高級レストランのキッチンでおされーな料理を作る今も、
昼間はピザを焼くということをやめていないのだと思われます。

たっぷりの野菜にオリーブオイルをかけ、オーブンで焼いたシンプルな料理。

そしてメインの「カルボナーラ」というピザですが、絶品でした。
残さずに耳を全部食べたいと思うピザは、ありそうでなかなかありません。

マイケルズの横にあった(おそらく)インチキジャパニーズ。
その名も「キホン」・・・・・・基本?

さて、その後サンディエゴに移動。

ある夜、街を探検していて「Under Belly」(お腹の下)というお店を見つけました。
とても流行っていて、若い人たちがバーのように集っているのが外からわかります。

なんとここ、ラーメンを主体としたジャパニーズレストランでした。
地元の知人に聞くと、経営はアメリカ人だそうです。
しかし、インチキジャパニーズのように「日本らしさ」を演出することなく、
あくまでもアメリカのイケてるなバーの外見に、メニューだけが和風というコンセプト。

窓際のカウンターに腰をかけましたが、座って気がついたのは、
完璧に水平になる窓ガラスを倒してカウンターテーブルにしていたことです。
店の外から中を向いて座る椅子も並べられていました。

夜は涼しくてクーラーのいらないサンディエゴだからこそできることです。

ホールフーズでもみた「スパ系」水。キュウリが浮いてます。

アメリカで枝豆を頼むと、なぜか塩なしで出てきます。

オーダーは完璧に前払い制で、その時にトッピングも選びます。
チキンとベーコン(チャーシューのつもり)そしてプルドビーフ入りのボリュームタップリ。
アメリカ人向けではありますが、麺とスープがまともすぎるくらいまともで、
これなら日本国内であってもかなりの人気店となると思われました。

みなさま、サンディエゴをご訪問の際にはぜひ。

サンディエゴで泊まったホテルに帰ってきました。
みなさん、この電飾が何かご存知ですね?そう、「ミッドウェイ」です。

サンディエゴに泊まることが決まったので、わたしは独断で
ミッドウェイに歩いていけるマリオットに部屋を取りました。

まだできて年数が浅く、大変モダンで快適なホテル。
テラスが5階にあり、ここからミッドウェイの艦飾をみながら夜景が楽しめます。

フロントの売店でアイスクリームを買ってきて、夜景を見ながらみんなで食べました。

食べ物に関してアメリカは西高東低であることを再認識した今回の滞米です。