詠里庵ぶろぐ

詠里庵

トーク&フィルム

2005-06-29 21:17:34 | コンサート・CD案内
門天ライブ2なるものを青柳いづみこが7月16日(土)門仲天井ホールで開きます。時間はマチネが14時から、ソワレが18時から。

[映像と録音]
M. アルゲリチ→2002年製作のフィルム「真夜中の対話」
B=ミケランジェリ→19才のときに弾いたリストP協1ほか
S. フランソワ→自作自演
P. バルビゼ→「春」「ジャズセッション」
など

入場料3500円(ホール会員と学生は3000円)
申込み:門仲天井ホール(03-3641-8275, Fax:03-3820-8646)
    acn94264@par.odn.ne.jp
    または企画制作協力の池田さん(Fax:03-3926-8568)まで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は仕事の一段落

2005-06-28 06:25:07 | ぐるめ
の日だったのでスタッフ等7人で飲みに行きました。行ったのは江坂の居酒屋「磯一」。いやー魚と地酒が実にうまい。まずつきだし。肉なのか、ゼラチン質なのか、うまいんだけど何だかわからない。聞くと「蛸の頭の皮の醤油漬け」だそうな。他にも「ウツボの天ぷら」だとか「のどぐろ」という魚とか「はも」づくしなど。地酒は辛口の冷酒を選んで、これもサッパリ、スッキリ。値段もてごろ。さすがスタッフの○○君、うまい店にかけてはいいアンテナしてる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また自演をアップ

2005-06-25 09:18:37 | 詠里庵・新着案内
しました。自分で調律したピアノによる演奏、今回はシューマンです。→ここ

シューマン!
これほど音楽らしい音楽はあるだろうか?
狂おしい緊張と夢のような暖かみ、そして生真面目なウィット

この人の残したものが如何に人を感動させているかを思うとき
この人の苦しみに満ちた生涯が不条理に思えてならない

救いはクララとの愛、それに新星ヨハネス・ブラームスへの確信

どんなに多様な音楽へ放浪しても、バッハとシューマンは常に座標の原点です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天は鉄道の上に

2005-06-24 05:53:14 | 日々のこと(一般)
鉄道を造らず、鉄道の下に鉄道を造らず。福沢諭吉ではありません。最近福知山線が運行再開しましたが、実は事故現場は私の職場からそんなに遠くはないんです。仕事仲間と飲みに行って、関西の鉄道一般の話題になったとき、関東の鉄道はわかるけど関西をまだよく知らない私は興味深く聞いていました。そうしたら面白いことを言う人がいるんです。「阪急の方が京阪より上なんです」、と。

私は思わず「何ですかぁそれ? 鉄道に上とか下ってあるんですか?」と訊くと、その人は「じゃあ小田急線と東武東上線はどっちが上だと思いますか?」と聞き返して来ました。思わず「そんなの小田急線に決まってるじゃないですか」と答えてしまいました。相手は「そういうことです」と、したり顔。

それからしばらくどこが上でどこが下かという話で盛り上がりました。田園都市線・東横線と常磐線、同じ会社でも西部新宿線と池袋線などなど。どれが上でどれが下だとは書きません。ご想像にお任せします。車のナンバーにも似たような話がありますね。品川・湘南はステータスが高いなど。いや、品川はヤーさんっぽいから横浜・湘南かな? 私の車の相模ナンバーは相撲ナンバーとも言われますが。

ま、こういうのはあまりまともに受け取る必要はなくて、血液型と同じで酒の肴にしておけばいいんです。血液型も本気で人を判断するときに適用してはいけません。良く知った仲間うちで、あのマイペースぶりはB型だからしょうがないよ、という程度にしておきましょう。(それにしても湘南ナンバーが欲しかった・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自作自演を一つ

2005-06-19 22:17:13 | 詠里庵・新着案内
元サイトにアップしました。いやあオープンリールテープデッキが2台とも調子悪く閉口しています。SONYさんTEACさんまだオーバホールやってくれるんでしょうか。でないと死んでしまうテープが大量に。

今回新たに見つけたカセットテープからアップするのはピアノと管弦楽のための「ノスタルジックな小品」。客観データは元サイトを参照してください。ここでは主観的解説をします。聴いておわかりの通り全然現代音楽ではなく、まあ習作です。でも習作とはいってもいくつかのねらいがあります。

この曲は高校生の時にピアノ五重奏の形でほぼ出来上がっていましたが、元サイトのどこかに書いた通り、ショパン的な音楽とは決別し忘れようとしていました。しかし社会人になりたてのころシンセサイザーをやろうと決心しました。シンセサイザーとは、鍵盤付きの発振器+変調器+フィルターみたいなものです。まず電気的で安っぽいシンセサイザーの音は使い方が悪いからであって、工夫すれば生楽器に迫れるのではないかと考え、いくつかの練習のあと手始めにこの曲をピアノと管弦楽の曲として重ね録音演奏することにしました。管弦楽法の本を読む前だったので、総譜は1管編成という変則的編成で仕上げました(そのため管が息継ぎできないようなフレーズもあります)。題名も当時高校生活を懐かしく思い出して「ノスタルジックな小品」としました。この題はちょっと芸がないですね。その後3日間くらい寝食を忘れて集中的に重ね録音を実行しました。

作曲当時(高校の頃です)のねらいとしては、短い動機を繰り返す安易作曲を抜け出すために、ラフマニノフのP協2やアランフェス第2楽章のように息の長い旋律とその展開を経験しておきたかったのです。

聴いておわかりの通り本物のオーケストラにはかないませんが、また楽器の音量バランス(管弦楽法の第一要点は音量バランス)が生でも通じるかはわかりませんが、シンセサイザーでも生楽器にある程度迫れる感触を得、上記一連のねらいは一応達成されたと考えました。

さて分類でいうと[d](2)と[e]の両方にまたがります。分類って何だっけといわれそうなので:

[a] 自分で調律したSchwesterでの録音(1971~75年)
[b] 1人多重録音(1974~75年)(1)非平均律 (2)作・編曲の音実現 (3)ensembleへの憧れ
[c] 某ピアノの会在籍中の録音(1975~76年)
[d] シンセサイザーの重ね録音(1977~1981年)(1)習作(2)生楽器に迫りたい!(3)生楽器にない音を!
[e] 自作・編曲の自演・他演録音(1980~)
[f] その他のソロ・アンサンブルステージ演奏録音(1971~)

ちなみに 既アップの「黒ミサ」は[d](3)です。
黒ミサとともにご感想をお寄せいただければ幸いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウナの話

2005-06-18 23:39:22 | 日々のこと(一般)
北海道出張から帰ってきました。札幌近郊で研究会があったのです。ホテルにサウナがあったので研究会参加者達と入りました。このように賑やかなサウナはいいのですが、私は一人のときはサウナに入りません。なぜかというと、いま大地震が起きて扉が開かなくなったらどうしよう、蒸し死にしたらいやだな、と思ったりするのです。なんでそんな余計なことを考えるのだと思うかもしれませんが、そもそも自分の意志でいつでも出られると思うからサウナは気分爽快なのであって、無理矢理入れられたら、これは拷問です。

外と中の両方に人がいる方がいいですね。扉が壊れたら中からドンドンとたたけば助っ人を呼んでくれるでしょう。中で失神でもしたら引きずり出してくれるでしょう。

さて、人がいることが確認できれば安心して入ります。そして好きな音楽を脳内再生します。曲によって大体の時間がわかっているので、何分入ったか、時計代わりにもなって便利です。今回はまあ仲間達と一緒なのでおしゃべりしていましたが。

普段は汗をかくことは気持ち悪く疲れるばかりですが、サウナでは気持ちいいですね。それはなぜかわからないままですが、久々に日頃の喧噪を忘れて疲れをとりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

折り曲げられる時計

2005-06-17 06:16:18 | 日々のこと(一般)
なるものが開発されました。「世界初の折り曲げられる時計、電子ペーパー技術採用で実現」と謳ったページはニュースなのですぐ消えると思いますが、紙に描いた数字の時計のように見えます。でも私が期待したのは長針短針の時計。ま、数字表示ができるならこれもやろうと思えばすぐできそうです。なぜ長針短針の時計がいいかって? ダリの世界を実現したいからですよ。机のへりから半分ダランと垂れ下がった時計がきちんと時を刻んでいたら面白いなと思うわけです。

ところで「折り曲げられる」メリットを持つ他の重要なものがあります。25年ほど昔光ファイバーなるものがまだ研究段階でしかなかったとき、光を使った通信なんて、鏡を組み合わせ、水道管みたいにまっすぐあるいは90度に固定された導波管みたいなものしか考えられませんでした。それが普通の電線と同じように曲げてもそれに沿って光が伝わるわけです。光ファイバーの開発に携わっていた私を含む研究者達は「折り曲げられる」ことのすごさを研究室で感じていました。この大きな特長となる性質を、報告書や特許ではそれなりのオフィシャルな用語で表さなければなりません。どんな言葉かご存じですか? 「可撓性」と言います。読み方は「かとうせい」。なんじゃそりゃ? べつに「折り曲げられる光のケーブル」でいいじゃないか。それを「可撓性を有する導波型光伝送路」とか書くわけです。ま、公式文書ですからそれなりの品格を保たなければね。CMコピーだったら「可撓性を有する平面型時計を開発!」では受けませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスコミ系某氏

2005-06-16 23:54:43 | 日々のこと(一般)
と久々にミーティング。やはりマスコミとか出版系の人は雑談時の話が面白い。でも今日の雑談は、ライバル社がいかにえげつない宣伝をしてアブク銭を儲けているか、涙を流さんばかりの訴えでした。他社も多かれ少なかれ似た企業もあるということ。ウーン。その話が本当だとすると、今のマスコミ系の虚飾広告はひところの悪質不動産屋なみの酷さです。これはもう犯罪と言っていいのではないか? どんな話かって? ンーそれは飲みに行ったときにでも・・・

こういう話を聞くと決まって思うのは、ま、生物は進化の過程の早い段階で他の種族を食い物にして繁栄する資質を獲得したわけで、それは「生きる力」(なんか去年までの文科省みたいな表現ですが)と紙一重なのかもしれない、ということです。マザーテレサみたいな人から被災者にも容赦なく振り込め詐欺を仕掛ける人までスタンスは様々で、その中のある地点に居る人はそれより少しでも汚く生きている人を見ると嫌悪感を催すわけです。でも皆そんなに大差ないかも。むしろ動物の方が「悪いと知っててやる」のではなく、摂理に従っているだけの真摯で崇高な生き方かもしれません。

ま、とにかくそのマスコミみたいな生き方はしたくないな、と思う私。ってそれができるのはたまたまそんなことしなくてすむ余裕があるからというだけのことでしょ、と自分に切り返すニヒルな私。人の訴えを聞くと、自分が何か人に訴えているときに比べて、なぜかクールに客観的になります。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽系外新惑星

2005-06-14 22:40:53 | サイエンス
として最も『地球似』の惑星発見というニュースが今日(アメリカは時差で13日発になっていますが)流れました。こういうニュース、興奮します。それも地球からたった15光年のところだそうです。

発見したといっても天文台から直接見えたわけではなく、Gliese 876という恒星に木星型のガス惑星が二つあって、その軌道の異常性から第三の惑星が存在しなくてはならない、というわけです。その惑星の重さが具体的に地球の7.5倍しかないと計算されたため、それは木星・土星タイプでなく地球・火星・金星・水星のような岩石型に違いないということです。上のサイトでいきなり現れる星の絵は想像図です。

この発見のされ方は海王星と似ています。天王星の軌道の異常性から海王星の存在が予言され、1846年に実際に予測された位置に観測されました。同じ言葉遣いをするならばGliese 876の第三惑星はまだ予言の段階ですが、軌道面が私たちの視線より40度傾いていることもわかっていたりします。Gliese 876から非常に近く、一年が48時間しかないなど、細かいことは上記サイトに。

さてこのネタはいろんな話題への展開が可能なので、後日いくつかの方向に話を進めようと思いますが、とりあえず今日は、さすがアメリカと言っておきましょう。先頃の出張で見たスミソニアンのこともそのうち書きますが、やはりすごいと思います。傲慢でヤなアメリカでもありますが、こういう活動は素直に世界から尊敬を集めるでしょう。

一応日本も頑張っていることを言うために、国立天文台も紹介しておきましょう。ここのニュースリリースはさすがに表現が学問的でお固いです。ま、無責任なことは書けないんでしょうが、夢のあるSF的説明のサイトがあってもいいように思います。その辺は本来科学マスコミの領分かな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住みよさランキング

2005-06-12 09:59:31 | 日々のこと(一般)
なるものが東洋経済から発表されました。上位10位は栗東(滋賀)、福井(福井)、成田(千葉)、立川(東京)、長浜(滋賀)、刈谷(愛知)、富山(富山)、浦安(千葉)、金沢(石川)、敦賀(福井)なんだそうです。そうなんですかね。金沢はそうかもしれないけど、他はなんかパッとしない市ばかりだなあ・・・ ここには住みたくないなと思っていた都市のいくつかが上位百位に入ってたりします。選考基準は何だろうというと「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」だそうです。つまりは金持ちや先祖伝来の土地持ちが多いということなのでは?

自分の町が上位百位にもないから言うわけじゃありませんが、なんかこの手のランキングって意味あるんでしょうかね? 選ばれた地方自治体は喜びを隠しきれず宣伝に使いまくっているようですが、浮いてません? 土着の人にとって住みやすくても他の人にはあまり関係ないので、これから住むサラリーマンや転勤族にとって住みやすい町のランキングはないかと思うのですが。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりにジムに

2005-06-11 20:36:53 | 日々のこと(一般)
行きました。若い頃はどんなに不摂生しても平気なもんですが、壮年(?と言わせてもらいます)になると意識して健康管理を考えないと、なんとなく調子を保てません。週末ごとに行くことを目指していますが、どうしても長く空いてしまったりもします。今日も久しぶり。

で、ロッカーのいつもの場所に行くと・・・無い、79番の鍵が抜けている。
誰だ、先に使ったのは? 79は「金」の原子番号だし、素数だからカッコイイ。土曜朝は私が使うと決めているのに。さては入会したばかりの新参者か?

などと言って既得権?にしがみつくのはいけませんね。もしかしたら私も誰かの定番だった79番をいつの間にか乗っ取っちゃったのかもしれないし。しばらく来なかった方が悪いんだし・・・隣の80番が空いるんだからべつにそれを使えば・・・

と反省してはみたものの、80は水銀だからなんだかなー、それに合成数もいいところで割り切れすぎてつまんないし。と、なんとなく割り切れない思いで80番を使いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある文科省系の人

2005-06-09 22:54:47 | サイエンス
と仕事の打合せ。雑談時に次のようなことを言われました。「あなたは物理を情報通信に応用する研究をやっておられるようだが、あまりテクノロジーが早く進歩しても困るんですよね。昔の巻物に書かれた文字は今でも誰でも読めますが、重要文書を収めた8インチのフロッピー読める機械、もうないですよ。永久に読めなくなったらどうします」云々。単に科学や技術のことだけでなく、社会への影響を考えることも大事だという意見でした。

実は同様な問題意識を持っていました。たとえば「ショパンの手紙」「ジョルジュ・サンドの手紙」などを通じてショパンやサンドの生活の一端に触れることができます。当時は離れていたら手紙しかなかったのですから、かしこまった書簡だけでなく結構人間的なやりとりまで残っているわけです。でも今や全てメールで済ませる時代。将来の歴史的人物がいま直筆あるいはサインしたワープロ文書など普段使っていません。メールやケータイ交信記録が残ったとしても、本人のものだと死後は誰が証明できるんでしょう? ひょっとすると昔の人の交信記録は残るけど、これからの人の交信記録は(確かな史料としては)大部分残らない、ということになるかも。テクノロジーの進歩が文化・人類史のあり方を変えてしまうかもしれません。

ま、文化・人類史まで壮大な話に行かなくとも、卑近なところでも問題は起きています。私なぞ、長らくVHSに抵抗してβビデオテープをわんさか持っているのをどうしてくれる、という感じです。自演紹介コーナーもオープンリールデッキが錆び付いていて難航しています。撮り貯めた8ミリを(8ミリビデオも8ミリフィルムも)今どうやって再生したらいいのか? もし子供や親戚の子が将来大人物になってマスコミが赤ん坊の頃の動画を見せろと言って来ても困りますよね。(なんとおめでたい想像)

初めは無責任なテクノロジー開発をたしなめられるはずの雑談が、いつの間にか意気投合していました。

(三日坊主返上!)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自演紹介コーナーを

2005-06-07 08:24:00 | 詠里庵・新着案内
元サイトの開設6周年記念として音楽の間で始めましたが、若干補足説明:

自作・自演録音のカテゴリーとしては、

[a] 自分で調律したピアノでのソロ録音(1971~75年)ねらい:ピアノ音質の追求
[b] 1人多重録音(1974~75年)ねらい:(1)非平均律 (2)作・編曲の音実現 (3) ensembleへの憧れ
[c] 某ピアノの会在籍中の録音(1975~76年)ねらい:演奏技術向上
[d] シンセサイザーの重ね録音(1977~1981年)ねらい:一口に言えない→後日詳述
[e] 自作・編曲の自演・他演録音(1980~)ねらい:作・編曲を音で実現
[f] その他のソロ・アンサンブル(1971~)ねらい:個々で異なる。単なる記録も多い。

があります。6周年記念としてアップした1980年の「黒ミサ」は[d]、2005年のVilla=Lobosは[f]、1973年のDebussyは[a]です。

[a]は初心の原点。BGM程度には聞ける演奏もあると期待しています。
[b]は今から思うと[d]の多重録音演奏技術向上に向けての習作という感じ。
[c]は人との交流が何物にも代え難い糧となりました。でも人様にお聞かせできる演奏はあまりありません。
[d]族は一番完成度が高いですね。
[e]も曲はどれも気に入っていますが、演奏はやはりアマチュア。
[f]の多くはプライベートな写真アルバムの音版なので、特殊なもの以外はアップしません。

文章による「常設オリジナル解説」もおろそかにしないようにとの声もあるようです。読者のご希望・ご嗜好も「詠里庵」に多少影響していますので・・・
ご感想・コメント歓迎します。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日記でなく週記に

2005-06-06 00:01:51 | 日々のこと(一般)
すると昨日書きましたが、最初はモチベーション高いので今日もまた書きます。(これで二日続いた!) 今日 --- いま午前零時を回ったので正確には昨日ですが --- 小振りながらちょっと大事な法事の世話役をしました。会食の席は鶴巻温泉の陣屋
 ここは自然の味を活かした庭園を抱える和田義盛公別邸跡に大正時代から営んでいるという旅館/料亭。到着すると何やらものものしい陣太鼓のお迎え。部屋までの廊下にはガラスケースに収められた和田公の鎧・兜や刀などが。料理は自然・素朴の中に佇む高貴と優雅。こんなところ自分で入ることはまずないでしょう。ここはまた将棋名人戦の対局が行われる場所として有名だそうです。そう思って見ると、精神統一にはもってこいの静かな自然環境。

ふと、クラシックの小コンサートをやったら合うだろうかと想像しました。あまりにも日本文化すぎて異質でしょうか? 脳内仮想実験の結果は・・・

合うと思いますね。室内楽になるでしょうが、古典から現代まで違和感ないと思います。庭の土・苔・竹林が、屋内は黒光りする古い床や清潔な畳が、多様な文化に対応できる包容力を感じさせます。ちょっと薪能の雰囲気。

女将をはじめ従業する方たちの物腰が優しく控えめでした。法事ということで規定のコース料理以外に花束を贈ってくださる心遣いでした。なんだか広告代理みたいになってきましたね。

温泉も付いていますし、2泊くらいして考えごとに耽ってみたいような別天地でした。もちろん想像だけで満足せざるを得ませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ始めます。

2005-06-05 01:55:09 | 日々のこと(一般)
ブログって何か日記らしいのですが、そうすると三日で終わるのでは?と思いつつ、実は前に始めたことがあります。そのときは1日で終わりました! 「じゃあ今回も同じでしょう」 いや、今回は三日で終わらない方策を決めてあります。「ほほう」

日記と思うからいけないので、週記と思うことにします。だいたい毎日ブログやるなんてヒマなこと、大概の人はできないでしょう。無理な目標はたてない、無理ではないが簡単でもない目標をたてる。これが肝心。「しかし目的は?」

それですね。うーむ、何なんでしょうね。多分こういうことだと思われます(って自分がやることでしょうに)。要するに元サイトの詠里庵でメールアドレス公開していたことがあって、そのために素晴らしい方々と知り合いになれました。でもそういう質の高いご意見メールは少数派で、やっぱりBBSのように公開でコメントしてもらう方がいいに決まっています。スパムメールも押し寄せるようになり、アドレス公開は止めました。で、BBSしたいのですが、詠里庵では出来ず、引っ越すのも大変面倒です。そもそもBBSは管理が面倒そうでブログの方が時間食わなさそうです。あと、元サイトはこれからも容量限度に近づく一方だけどブログはタダなので軽い書き物はそっちでやるのがよさそうなこと、ブログは自分の発信部分とそれに対するBBS部分というわかりやすい構造をしていること、これらが動機ですね。

ま、一つの実験です。今までにないメディアを使ってみるとどういうことになるか。ということで、早々に消えるかもしれないブログなのに大層な前書きでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする