に行きました。これから注目を浴びるであろうピアノによる演奏会です。
というと、さてはまたショパン時代のプレイエルか? 1927製エラールか? はたまたクリストフォリの復元ピアノか?
いえいえ、これです。クリストフォリの対極にある、ローランドの新しいデジタルピアノ「V-Piano」です。おっと待ったぁ、そこで「なーんだ」と去るなかれ。
ハッキリ言ってこれは従来の電子ピアノを完全に超えています。いや、今後「電子楽器」の定義を変えてしまう、新生電子楽器の最初のDNAになるかもしれません。1990年と1995年のショパンコンクールでそれぞれ5位だった実力派の高橋多佳子と宮谷理香が渾身の演奏でこのピアノと対峙していました。一流ピアニストが真剣に思い入れる姿、想像できますか?
もしヤマハのN3の宣伝パンフレットを見た人がいれば、シプリアン・カツァリスが「私がレパートリーにしている難曲をいくつか弾いてみようと思った、と言えばN3のすごさがわかるでしょう」というセリフを目にしたことがあるかもしれません。しかしカツァリスがこのローランドのV-Pianoを前にしたら何て言うでしょうね。実を言うと私はN3もV-Pianoも弾いたことがありますが、もう全く別物です。V-Pianoはタッチが本格的なグランドピアノに酷似しています。酷似というか、目隠しして弾いたらわからないかもしれません。
そしてすごいのは自分で音作りができること。コンサートではフォルテピアノからプレイエル風、現代のグランド、そして低音も3弦のオールシルバーなんていう現在存在しないピアノまでシミュレートした音作りをしていました。今日はこのくらいにしますが、V-Pianoについてはまた書かないではいられないでしょう。注目です。
というと、さてはまたショパン時代のプレイエルか? 1927製エラールか? はたまたクリストフォリの復元ピアノか?
いえいえ、これです。クリストフォリの対極にある、ローランドの新しいデジタルピアノ「V-Piano」です。おっと待ったぁ、そこで「なーんだ」と去るなかれ。
ハッキリ言ってこれは従来の電子ピアノを完全に超えています。いや、今後「電子楽器」の定義を変えてしまう、新生電子楽器の最初のDNAになるかもしれません。1990年と1995年のショパンコンクールでそれぞれ5位だった実力派の高橋多佳子と宮谷理香が渾身の演奏でこのピアノと対峙していました。一流ピアニストが真剣に思い入れる姿、想像できますか?
もしヤマハのN3の宣伝パンフレットを見た人がいれば、シプリアン・カツァリスが「私がレパートリーにしている難曲をいくつか弾いてみようと思った、と言えばN3のすごさがわかるでしょう」というセリフを目にしたことがあるかもしれません。しかしカツァリスがこのローランドのV-Pianoを前にしたら何て言うでしょうね。実を言うと私はN3もV-Pianoも弾いたことがありますが、もう全く別物です。V-Pianoはタッチが本格的なグランドピアノに酷似しています。酷似というか、目隠しして弾いたらわからないかもしれません。
そしてすごいのは自分で音作りができること。コンサートではフォルテピアノからプレイエル風、現代のグランド、そして低音も3弦のオールシルバーなんていう現在存在しないピアノまでシミュレートした音作りをしていました。今日はこのくらいにしますが、V-Pianoについてはまた書かないではいられないでしょう。注目です。