詠里庵ぶろぐ

詠里庵

日本ハープ界の父

2018-11-23 20:00:16 | 日々のこと(音楽)
と呼ばれたヨセフ・モルナール氏の訃報がありました。

実は、その昔、ヨセフ・モルナール氏のピアノ伴奏をしたことがあります。モルナール氏はフルートのマリー・ロレンツォ・オカベ(当時はマリー岡部とプログラムには書かれていました)と一緒にモーツァルトの名曲「フルートとハープのための協奏曲」を演奏し、そのオケパートをピアノで伴奏したわけです。全楽章やりました。練習と本番を通じて、ウィットに富むヨセフ・モルナール氏の紳士ぶりに感心しました。いい思い出です。写真付きの記事も挙げておきますが、ずいぶん年をとられていますね。当時は颯爽と胸を張ったジェントルマンでした。
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ゴーン逮捕・・・

2018-11-21 07:23:03 | 日々のこと(一般)
ウーン・・・

一昨日逮捕のニュースにビックリ。特捜部の本気度に、国益を大きく害するような逮捕に踏み切るということは、単なる会社への背任以外によほど悪いことをしたのか?それは何? と思いました。

昨日日産社長の会見を見て、あ、これは日産のクーデターだなと思いました。

そして今朝のニュースを見て、あ、これは国と国との経済戦争なのかな、と。

これからどう進展していくのでしょう? ドラマより面白いかもしれませんね。
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久しぶりにFMで「現代の音楽」

2018-11-18 09:06:51 | 日々のこと(音楽)
を聴く。日曜朝8:10-9:00の番組だ。今日のはたまげた。内容は「イェルク・ヴィトマン室内楽作品集(1)」。演目は

①バイオリン独奏のための「エチュード」第1巻(第1~3曲)/ヴァイオリン:妹のカロリン・ヴィトマン 感想:いや大変面白く、いい曲・いい演奏。作曲者本人しか弾けないのではないかと思わせる即興性。しかし本人ではない。本人はクラリネット奏者なので後半の②で登場する。この①はヴァイオリンソロで、あらゆる技法が出てくる。順行・逆行の二重グリサンドは当たり前。第2曲は奏者の声が加わるが、カロリンさんはヴァイオリンの方が自在に扱えるのではないか? 西村評「演奏のエチュードというより作曲家に対するエチュードとも言える。これを聴いて作曲の勉強をしなさいという感じ。これを聴くと今までの自分の曲はおとなしかったのではないかと思える」と、あの西村朗が言っていたのが面白い。

②オーボエ、A管クラリネット、F管ホルン、ファゴットとピアノのための5重奏曲 西村解説:短いものから4分のものまでの楽章から成る。感想:これも飽きさせず聴かせる。全く現代音楽の響きなのだが。演奏も素晴らしい。現代音楽をやるときの緊張したおっかなびっくりさとは無縁で、まるでアンコールのように十八番を楽しんでやっている感じ。これは①のソロもそうだったが、②のアンサンブルでこれができるとは。 西村評:ぐいぐい引き込まれる、ものすごくいい曲。びっくり。

全体感想:イェルク・ヴィトマンはいま45才らしいが、知らなかった。いや次々とすごい才能が現れるものだ。8月26日サントリー小ホールのライブということだが、大きな拍手も入っていて、いや日本に現代音楽ファンがこんなにいるとは、たのもしい。
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