の訃報1、2、3、4がありました。6月11日、享年80才。スペイン出身で主にドイツで活躍した指揮者です。
長くて派手で印象に残る名前とは対照的に、やや地味でオーソドックスなイメージがありました。スペイン物とドイツ・オーストリア物を得意としていましたが、私の印象にあるのはやはりスペイン物で、イエペスと共演したロドリーゴの「ある貴紳のための協奏曲」の音源が記憶に残っています。素朴なオケ伴奏の演出で、この曲とよくマッチしていました。少し素朴すぎるかな? 同じイエペスの演奏による同じ曲ではナヴァロ指揮の録音の方がダイナミックレンジが広いかもしれません。
しかしこの曲よりさらに印象深い演奏は、アリシア・デ・ラローチャを独奏に迎えたファリャの「スペインの庭の夜」。このCDはこの曲の定番と言われただけあって、この曲を聴くには外せないと思います。(これとアルゲリッチ+バレンボイム指揮のCDも外せませんが。)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス。ドイツ物や協奏曲以外のものも注意して聴いてみることにしましょう。
長くて派手で印象に残る名前とは対照的に、やや地味でオーソドックスなイメージがありました。スペイン物とドイツ・オーストリア物を得意としていましたが、私の印象にあるのはやはりスペイン物で、イエペスと共演したロドリーゴの「ある貴紳のための協奏曲」の音源が記憶に残っています。素朴なオケ伴奏の演出で、この曲とよくマッチしていました。少し素朴すぎるかな? 同じイエペスの演奏による同じ曲ではナヴァロ指揮の録音の方がダイナミックレンジが広いかもしれません。
しかしこの曲よりさらに印象深い演奏は、アリシア・デ・ラローチャを独奏に迎えたファリャの「スペインの庭の夜」。このCDはこの曲の定番と言われただけあって、この曲を聴くには外せないと思います。(これとアルゲリッチ+バレンボイム指揮のCDも外せませんが。)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス。ドイツ物や協奏曲以外のものも注意して聴いてみることにしましょう。