詠里庵ぶろぐ

詠里庵

日記でなく週記に

2005-06-06 00:01:51 | 日々のこと(一般)
すると昨日書きましたが、最初はモチベーション高いので今日もまた書きます。(これで二日続いた!) 今日 --- いま午前零時を回ったので正確には昨日ですが --- 小振りながらちょっと大事な法事の世話役をしました。会食の席は鶴巻温泉の陣屋
 ここは自然の味を活かした庭園を抱える和田義盛公別邸跡に大正時代から営んでいるという旅館/料亭。到着すると何やらものものしい陣太鼓のお迎え。部屋までの廊下にはガラスケースに収められた和田公の鎧・兜や刀などが。料理は自然・素朴の中に佇む高貴と優雅。こんなところ自分で入ることはまずないでしょう。ここはまた将棋名人戦の対局が行われる場所として有名だそうです。そう思って見ると、精神統一にはもってこいの静かな自然環境。

ふと、クラシックの小コンサートをやったら合うだろうかと想像しました。あまりにも日本文化すぎて異質でしょうか? 脳内仮想実験の結果は・・・

合うと思いますね。室内楽になるでしょうが、古典から現代まで違和感ないと思います。庭の土・苔・竹林が、屋内は黒光りする古い床や清潔な畳が、多様な文化に対応できる包容力を感じさせます。ちょっと薪能の雰囲気。

女将をはじめ従業する方たちの物腰が優しく控えめでした。法事ということで規定のコース料理以外に花束を贈ってくださる心遣いでした。なんだか広告代理みたいになってきましたね。

温泉も付いていますし、2泊くらいして考えごとに耽ってみたいような別天地でした。もちろん想像だけで満足せざるを得ませんが。
コメント
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