詠里庵ぶろぐ

詠里庵

2005年

2005-12-30 05:54:23 | 日々のこと(音楽)
もあと少しで終わります。去年に引き続いて今年も世間ではいろいろ天災人災に見舞われた年でした。自分の職場・親戚はというと、つつがなく過ぎました。それに感謝しつつ1年のしめくくりに除夜の鐘でも聞くとしましょう。気が向いたら「ノスタルジックな小品」(解説)の除夜の鐘をピアノで模した部分でも聞いていただければ。108回でなく4回しか鳴りませんが、その部分以降をここ(2:42)にアップします。
よいお年を。
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昨日まで

2005-12-29 08:20:27 | 日々のこと(一般)
の今年ラスト3の勤務日は関西・関東・東北での公務でした。本当はその間研究にむけるべき思考がストップしているので焦らなくてはいけないのですが、充実感のある疲労の魔力で、まあまあよい仕事だったかななどと思ってしまいます(いかんいかん)。ところで仙台はさすがに気温が低く、昼間も路面凍結していました。東京と大阪は冬の寒さはそんなに違いません。夏は明らかに大阪の方が暑いのですが。夏暑く冬寒いことが紅葉の条件なので、京都大阪で紅葉があんなにきれいなのもむべなるかなと思います。それにしても、ヨーロッパの人は一様に言うのですが、ヨーロッパ(や北米の北の方)にくらべると日本の冬は日中の日差しが明るくポカポカとして快適。これは関西・関東・東北も同じ。
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今週の一曲

2005-12-25 00:05:38 | 詠里庵・新着案内
を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック。予告通り子守歌シリーズですが、ステレオで聞くと若干左右2台に聞こえます。実は連弾曲ですが、一人二重奏で少し左右に音を振り分けました。

先週の一曲はショパン「子守歌」でした。録音は1973年8月。この曲、左手伴奏そのままにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番第二楽章の旋律がうまく乗っかります。チャイコの方は言わずとしれた名曲中の名曲で私も大好きですが、それに先行すること35年のこの子守歌、私にはもっとモダンに聞こえます。チャイコの方がふくよかなロマン的和声変遷に溢れているのに対し、子守歌の方は単純なトニックとドミナントの延々たる繰り返し。それがかえってミニマルミュージックや環境音楽のように、あるいはラベルのボレロのように、理知的に聞こえるからではないかと思います。セブンスの響きで始まる長いコーダはドビュッシーのような夢見心地。
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各地で雪

2005-12-23 23:46:31 | 日々のこと(一般)
が降っています。停電や交通麻痺の地域もある中で恐縮ですが、昨日大阪ではちょっとエキサイティングな気分でした。降りしきる雪の中、新雪を踏みしめながら出勤するすがすがしさを大阪で味わえるとは思いませんでした。職場でもときおり吹きすさぶ雪を窓の外に見ては「ウワーすごい」。昼休み、学生達が雪合戦に興じていました。雪を投げ合う色とりどりの男女を遠くから見ると、まるで小学校のよう。帰るときは雪もかなりなくなっていましたが、あちこち日陰に残っている雪がハイな気分の余韻を喚起します。交通遅滞の影響をまともに受け出勤が遅れた人も多かったのですが、たまたま影響なかった私は余裕で銀世界を楽しみました。
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今週の一曲

2005-12-18 00:01:32 | 詠里庵・新着案内
を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック。このところ身の回りでお目出度が続きました。そこで「子守歌」シリーズで数回お届けします。

先週の一曲は・・・実は不肖私作曲のアヴェ・マリアです。1994年作曲・演奏録音。歌っているのは・・・妻です。ピアノはYAMAHAのC3。この曲はあまり苦しまず自然に作曲できましたが、2点留意したことがあります。そのうち一つだけ書きますと、なるべく大きな音程跳躍があって、それが気にならないような自然なメロディーの歌を作りたいと思いました。歌のパートで11度=1オクターブと4度、跳躍するところがあります。(こんなこと書いたらかえって気になってしまうかもしれませんが。)
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今週の一曲

2005-12-11 08:30:28 | 詠里庵・新着案内
を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック。珍しく歌曲ですが、歌詞を聴けば「アヴェ・マリア」とわかるでしょう。クリスマスCDにはたいていアヴェ・マリアが入っていますが、グノーかシューベルトです。これは誰のアヴェ・マリアでしょう?

先週の一曲は展覧会の絵から「リモージュの市場」「カタコンブ」「6番目のプロムナード」でした。録音は1973年7月29日。
 リモージュの市場に該当する絵もわからなくなっています。NHK出版の「追跡ムソルグスキーの展覧会の絵」にはガルトマンがフランスで描いた絵の中にある14枚のスケッチのことではないかということで挙げられています。音楽は両手ともト音記号の比較的狭い中高音域の和音連打で市場の女性達がのべつ幕なしにお喋りしている様子が表現されています。最後はマンガチックなドタバタになりますが、突然カタコンブの暗い絵に変わるところが印象的です。カタコンブの絵は当初から特定されていたということですが、いかにもという感じの絵です。音楽は一小節に一個のユニゾンまたは和音から成る、非常に音符の少ない曲ですが、インパクトのある音楽です。ほぼ一音ごとに強弱記号がついていて、長い音符にクレッシェンド(ピアノでは演奏不可能!)がついていたりしますが、こうなるともう感性的指示ですね。一音一音に付けられた指示をindividualに処理するのでなく、曲全体をcollectiveに掴む必要があります。カタコンブの暗い印象に引きずられた6番目のプロムナードは短調になっています。
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乾電池

2005-12-09 00:15:05 | サイエンス
って日本人が発明したのですね。こんなページがありました。屋井なんて人知りませんでしたが、偉い人だったんですね。
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研究室の雑談中

2005-12-06 06:46:09 | 日々のこと(一般)
に「はやぶさ」の話題が出ました。誰かが「このまま宇宙のもくずになるかも」と言ったので思い出したのですが、私は「海の藻屑になる」という表現をずっと「海のもずくになる」と思いこんでいました。もずくというものを知る前からの思い違いです。もずくがおいしいものであることを知った社会人になってから、まてよ、と気がつき、一人赤面した記憶があります。まあ自分ではあまり使わない表現なので恥かいたかどうかわかりませんが。この手の思い違い誰でもありますよね。もう一つ、「蛇がとぐろを巻く」を「蛇がどくろを巻く」と思いこんでいました。しゃれこうべをぐるぐる巻きにする蛇なんて絵になりませんね。
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今週の一曲

2005-12-04 00:08:03 | 詠里庵・新着案内
を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック

先週の一曲はムソルグスキー「展覧会の絵」より5番目のプロムナードでした。録音は1973年7月29日。このプロムナード、冒頭のプロムナードと同じ変ロ長調、同じ曲想の再現ですが、違うところもあります。冒頭のは単音で始まりますがこちらはオクターヴユニゾン。基本的にこちらの方が音の厚みが増しています。小節抜かしたり挿入したり、構成も微妙に違う箇所もあります。が、基本的には同じ曲と言っていいでしょう。
 しかし全曲通して弾くと、この二つの弾き方はおのずと違って来ます。冒頭のは「さあ始まり始まり~」と宣言するファンファーレで、一音一音早朝に鳴らしたい感じです。それに対しこちらは中休みに部屋を移動する感じで、「次はどんな絵かな」という期待感を込めて、心持ちそぞろに弾きたい感じがします。
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もう一丁

2005-12-01 04:27:20 | 日々のこと(一般)
貼ります。一日に何回もブログ受け付けるかに興味あったのでそのテストなんですが。さっきのは永観堂の寺宝展中庭、これは入り口。白椿と紅葉のとりあわせがgood。
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京都

2005-12-01 04:19:09 | 日々のこと(一般)
の写真数枚アップしようかと思いましたが、ブログって一回に一枚しか画像貼れないんですね。容量制限は毎回貼っても全く平気なほど余裕があるみたいですが。面白いシステムですね。mp3ファイルも受け付けてくれれば私などありがたいんですが。ということでもう一枚貼ります。しかし京都はすごいところですね。前回コメントいただいたようにこんな神社仏閣がたくさんあるわけですね。
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