詠里庵ぶろぐ

詠里庵

今日空港で荷物

2008-09-25 06:52:46 | 日々のこと(一般)
が出てこない!ということを初めて経験しました。そういうことは珍しくないと、話には聞いていましたが。ヨーロッパの中規模空港から小規模空港への便でのことです。このときに限って虫が知らせたのか、着替え一揃いとYシャツだけ手持ちカバンに入れておいたのでその点は安心だったのですが、そんな普段しない余計な念入れしたのがいけなかったのでしょうか。幸い現地の人が迎えに来てくれていたから事がスムースに進み(とはいえ手続き面倒でしたが)、結局夜10時頃に宿に運ばれて来ました。まあ空港宅急便をタダで使えたと思えばかえって楽させてもらったと言えなくもありませんが、一時はパソコン電源がないので学会発表のパワポ資料が仕上げられないぞどうしよう、と困ってしまいました。今後はパソコン電源も手荷物に入れるか。

それにしても荷物がきちんと本来の便に載せられないとか、それにしてはその日のうちに別便で届くなどということは、どういう仕組みで起こるのでしょうかね?
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今日は少々くだらない

2008-09-14 00:53:02 | サイエンス
話題ですが、パソコン出始めの頃から今まで私が経験した日本語誤変換の実例をいくつか紹介します。といっても数学と物理の用語なので、その分野の人でないと面白くないと思いますが。次の言葉は何を変換しようとして出てきたかわかるでしょうか?
ま、如何に自然科学用語が一般社会用語とかけ離れているかの証左かもしれません。

小売り
今日会場券
果敢漢
香典高価
深く訂正原理
清純猟師可
精製塩残滓
焼香塩山市
他流死刑
漁師日は快速艇
皇室委

全部わかったらすごいと思います。答は後日。

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「数の進化」の続き

2008-09-10 06:56:21 | 詠里庵・新着案内
科学エッセイにアップしました。直接見たい場合はこれをクリック。これもpdfファイルです。
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トルコ大統領

2008-09-07 21:30:42 | 日々のこと(一般)
がアルメニアを訪問とのニュース。国交断絶から関係正常化の糸口となるかもという話です。そうだといいのですが。トルコとアルメニアが第一次世界大戦の尾を引きずっていることは、ファジル・サイもハチャトゥリアンも好きな私としては、気になっていることでした。

(一方両国ともグルジアに接していて、BTCパイプラインとも関係し、米ロ対立がどう絡んでくるか予断を許しません。まったくもう、ストラヴィンスキーもガーシュインもグルジア合唱も好きな私としてはハラハラ。)

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滝廉太郎

2008-09-06 00:40:18 | 日々のこと(音楽)
について以前書いてからだいぶ経ちますが、その続きです。偶然スコットランド交響曲を耳にして、そうだ書かなくちゃ、と思い出しました。以前の記事で滝廉太郎のドイツ留学は結核発病により中止となり帰国後まもなく亡くなったので、有名な作品は全部留学前のものだと書きました。

留学後の作品もあります。帰国後故郷で療養中、彼は死期が近いことを自覚し、ピアノ曲を一曲作りました。それが絶筆となりましたが、なんという題の曲かご存じでしょうか? 

「憾み」という曲です。

恨みあるいは怨みでなくてよかったと思いますが、それにしてもなんともすごい題です。こんな題の曲は他に知りません。

この曲は、昔NHKの滝廉太郎ドラマで聴いたことがあります。その時は冒頭だけだったので、すごく感動したというわけでもありませんでした。

しかし滝廉太郎記念館にはその自筆楽譜が全曲展示してありました。言うまでもなくその前にたたずみ、冒頭から最後まで鑑賞しました。これだけでも、大分の講演を引き受けた甲斐がありました。これぞ日本最初の本格的ピアノ曲、後の方に行くにしたがって、ピアノのテクニックが要求されるとともに、深みも増して行きます。曲想はスコットランド交響曲の第一楽章第一主題に通ずるものがあります。もちろんその頃メンデルスゾーンはいませんでしたが、やはりライプツィヒで薫陶を受けただけあります。

生きていたとすれば129歳。その間に日本は武満、西村、細川等を輩出するまでになりました。129歳は無理としても、長生きしていたら日本の西洋音楽受容と自立の全てを見たことでしょう。24歳になる前に亡くなってしまいましたが、それでも後に続く人達を奮い立たせる貢献をしたのではないでしょうか。

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火星から

2008-09-04 21:44:11 | サイエンス
写真、すごいと思いませんか? 景色もさることながら、クレーターを登り詰めたOpportunityのキャタピラの跡が砂地の地質を生々しく伝えています。

ところでキャタピラの跡が単純でないのですが、スィッチバックでもしたのでしょうか? と思ってNASAのページの解説を見ると、逆でした。1年前に降りて行った跡を戻って来たのだとか。戻る場合は来た道を戻るのが安全ということで。

どれが1年前の轍か一目瞭然ですが、これは火星特有の砂嵐がこの地域に無かったということでしょうか。それとも砂嵐では巻き上げられないけれど轍はできるような材質、ということでしょうか。

クレーターの中にも洗濯板のような地形が見えます。どうしてこんな地形になったんでしょうね。

しばし見入ってしまいました。
コメント (1)
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