詠里庵ぶろぐ

詠里庵

マスコミ系某氏

2005-06-16 23:54:43 | 日々のこと(一般)
と久々にミーティング。やはりマスコミとか出版系の人は雑談時の話が面白い。でも今日の雑談は、ライバル社がいかにえげつない宣伝をしてアブク銭を儲けているか、涙を流さんばかりの訴えでした。他社も多かれ少なかれ似た企業もあるということ。ウーン。その話が本当だとすると、今のマスコミ系の虚飾広告はひところの悪質不動産屋なみの酷さです。これはもう犯罪と言っていいのではないか? どんな話かって? ンーそれは飲みに行ったときにでも・・・

こういう話を聞くと決まって思うのは、ま、生物は進化の過程の早い段階で他の種族を食い物にして繁栄する資質を獲得したわけで、それは「生きる力」(なんか去年までの文科省みたいな表現ですが)と紙一重なのかもしれない、ということです。マザーテレサみたいな人から被災者にも容赦なく振り込め詐欺を仕掛ける人までスタンスは様々で、その中のある地点に居る人はそれより少しでも汚く生きている人を見ると嫌悪感を催すわけです。でも皆そんなに大差ないかも。むしろ動物の方が「悪いと知っててやる」のではなく、摂理に従っているだけの真摯で崇高な生き方かもしれません。

ま、とにかくそのマスコミみたいな生き方はしたくないな、と思う私。ってそれができるのはたまたまそんなことしなくてすむ余裕があるからというだけのことでしょ、と自分に切り返すニヒルな私。人の訴えを聞くと、自分が何か人に訴えているときに比べて、なぜかクールに客観的になります。
コメント (1)
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