詠里庵ぶろぐ

詠里庵

パーヴォ・ベルグルンド

2012-01-27 23:48:18 | 日々のこと(音楽)
が亡くなりました。左利きの指揮者として有名ですね。

以前、シベリウスの後期の交響曲が段々好きになって来たことを書きましたが、実はベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィルハーモニーのシベリウス交響曲全集が愛聴版なのです。クレルヴォ交響曲もいくつかの交響詩も付いています。シベリウスの音楽にふさわしい、透徹した音作りでした。
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グスタフ・レオンハルト

2012-01-19 23:31:43 | 日々のこと(音楽)
が16日に亡くなりました。バロックとそれ以前のいわゆるearly musicの鍵盤楽器奏者として巨大な存在でした。古楽の演奏家に共通することですが自己主張というものを抑えた演奏でした。レオンハルトの演奏には気高さと暖かみも感じます。

訃報:The Gurdian毎日jp訃報、NORMAN LEBRECHTという文芸評論家の17日(火)のブログには「I’ve just had a call from one of his students to tell me that Gustav Leonhardt, the harpsichordist and conductor, has died. He was 83 and retired from performance last month. His wife has told colleagues that he died Monday afternoon.」とあります。
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作曲家の別宮貞雄

2012-01-15 22:05:47 | 日々のこと(音楽)
が1月12日亡くなりました。享年89才。叙情的なヴィオラ協奏曲が美しいですね。この人については書きたいテーマがあります。いずれ本家ホームページ詠里庵に書きましょう。
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いまNHKで

2012-01-15 21:34:48 | サイエンス
「知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~」という番組がon air。これなかなか興味深いです。とりいそぎ。
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石垣島で“夜の虹”

2012-01-12 08:12:10 | サイエンス
の撮影成功というニュース見ました?
外側が赤だから普通の一次の虹ですね。
満月は太陽と反対方向だから、今の時期は夏の太陽のように高く天頂近くになります。緯度が低い地点だから本州より若干低いでしょうが。高い満月は明るいですからこの時期がチャンスなのでしょう。虹の円弧が地上すれすれなのは背後の光源である月が高い方向から照らすからですね。なかなか面白い画像です。
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彗星、太陽からまさかの「脱出」

2012-01-03 01:36:55 | サイエンス
というニュースが4時間ほど前にありました。ラブジョイという彗星が太陽に12万km(地球と月の距離の1/3)まで接近しながら消滅せずに出て来たという動画付きの面白いニュースですが、ちょっと情報が足りないのでNASAのこのページを見てみました。NASAの記事が12月16日付けなのにasahi.comの記事が1月2日になって出て来た理由はわかりませんが、もっと拡大された動画があります。これは時間を速めているようですが、このアニメによれば何時間かかけて太陽に接近して出て来ているようです。それでもものすごいスピードです。
 NASAのページの文にあるように、熔けて消滅しないのは相当大きな彗星であるはずで、直径が500m規模と推定されているようです。今回の通過によってだいぶ小さくなったとも推定されています。そうだとすると次回の太陽接近では熔けて無くなるかもしれません。
 Wiki英語版によればLovejoyとはこの彗星を発見したアマチュア天文家の名ということで、この彗星の周回周期は約670年と計算されています。ということは、いまから670年前はもっと大きく、そのまた670年前はさらに大きく、そのまた・・・いったいこの彗星が太陽系に捕獲されたときはどんなに大きかったのでしょう。もしその最後の脱出を目撃したのだとすると、我々はなんという偶然に居合わせたことでしょう。
 もう一つ興味深いのは、そんなに太陽に近いところは真空からほど遠いと思われますが、その中をあまり邪魔されずに軌道通りに出て来たのでしょうか? この辺になるとウェブ検索では限界のようですが、興味が持たれます。
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今日14時過ぎ、家族で初詣

2012-01-01 17:11:51 | サイエンス
に行っているとき、あるマンションの傍らを歩いていたら人が飛び出して来て「いま地震があった」と携帯で電話をしていました。ウチの家族の一人は「やっぱり。歩いていても気づいた」と言うので、それなりの地震だったわけです。携帯で調べたら震度3というので、まあすぐ戻らず初詣を敢行してしまうことにしましたが、帰ってテレビを点けたら震度4,しかも関東を中心に本州の広範囲にわたっていました。不思議なのは、このような地震だったら事前に携帯に緊急地震速報が来てけたたましく鳴っていたはずなんですが、それが無かったのです。変だね、と家族で話題になりました。

ひき続きニュースを見ると震源の深さが370kmと大変深い。ははぁ、あまり深いと球面波が地上に到達する時刻にあまり差ができないから予測が間に合わないのかな、とか話していました。ところがニュースをよく聞くとマグニチュード7で震源の位置は鳥島とか言っています。これだと本州からの水平距離は370kmよりずっと遠いから到達時間を計算する時間はあるはずです。さらによく聞くと、伊豆諸島の震度は関東よりずっと弱かったりしています。ますます不思議。

そこで家族とネット検索したら、だいたい疑問が解消しました。以下検索した結果を要約しましょう。
ーーーーー
気象庁は、150km以深で発生したと推定される地震については
・震度5弱以上の揺れをもたらす可能性が低く、防災上の必要性が薄い
 (150km以深で発生した地震で震度5弱以上の揺れを観測した事例が無い)
・150km以浅で発生する地震に比べ、震度の予測が難しい(誤差が大きい)
 (深発地震では、距離辺りの地震波減衰率を一定と看做すモデルと比べて観測される震度の分布が大きく異なる現象がよく見られる)
として、当面は一般向け緊急地震速報の対象から除外している。

深発地震は岩盤を伝わる場合と液状のマグマを伝わる場合で速度や減衰率が異なる。だから到達時刻や震度を予想しにくい。過去の例を見ても、地中から斜めに走る岩盤を伝って遠くの地上に大きな影響を与える例がある(近畿日本海沖震源の深発地震の最大震度地点が北海道だったりしている)。
ーーーーー
というわけで、しばし地学を楽しみました。
それにしても一昔前に比べれば震源の位置や深さやマグニチュードの精度はずっと上がっています。計算も素早くなり、緊急地震速報なんて以前は考えられなかったこともできるようになりました。地震予知の科学技術は着実に進歩しています。
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1月1日:謹賀新年

2012-01-01 00:01:38 | 日々のこと(一般)
大変な年だった2011年から年が明けた今日、いつもの年より感慨深い正月を迎えました。

トップレベルの技術を持っていながら原発事故を防げなかったことは実に残念。また政治は将来を考えるより利益誘導が強くてうまく動いて来ませんでした。しかし一方で、被災地でも節電でも協力の精神が失われていないことが明らかになったことは誇らしいことでした。

2012年からはぜひ将来を考えた政治をしてもらい、またそれをめざす選挙権の行使をして行きたいものです。
そしてせっかく再認識した良い国民性を一層強固なものにして生まれ変わることを祈願したいと思います。
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