詠里庵ぶろぐ

詠里庵

事情により

2007-06-30 00:01:26 | 日々のこと(一般)
少しお休みします。
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いまドビュッシー

2007-06-27 07:34:11 | 日々のこと(音楽)
の前奏曲集を聴いています。目覚ましFMで案内があったので、歯磨きの手がとまりました。誰の演奏をかけるつもりだろう。そしたら、

「では、マウリツィオ・ポリーニの演奏です」

は?

これぞFM。自分では絶対聴かないだろう組み合わせが聴けてしまう。
しかしそんなのあったとは。まあ、ペトルーシュカとかシューマン、バルトークはかなり愛聴しているポリーニですが、ドビュッシーはぶちこわしにしないでしょうね。まだいま二曲目なので何とも言えませんが、あ、「帆」のアルペジオ、やっちゃいましたね。超光速、ではなかった超高速かつfff。それにピアノはちゃんと調律しておいて欲しい。

でもまあそれ以外は、やはり元の曲が良すぎるのでしょうか。楽譜通り弾けばいい音楽のようです。では朝は忙しいのでこれくらいにしておきます。
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食品の安全性

2007-06-26 00:36:26 | 日々のこと(一般)
の話を5月26日ブログに書いて「続きは後日」と書いたら、奇しくもミート事件勃発。書くことは決まっていたのでさっさと書いとくべきだった、といっても後の祭り。まあ、いま書きましょう。

まず、消費者が正しい知識を身につける努力をすることはもちろん必要ですが、個々の食品の安全性を確認して回るというのは、不可能です。金を出しあって消費者団体を作って分析研究所を作るにも限界があるでしょう。公的機関もあてにはなりません。

そこで参考になるのは、生協とか有機農産物購入の運動をしている人たちの態度です。親戚にもいますが、おおかた次のような考え方です。

「生産者と消費者の間に加工や流通などいろいろなものが入り、消費者から見て生産者の顔が見えなくなるにつれ、おかしなことが行われるようになるのは、自然な道理である。生産者・加工者だけ非難しても自衛策にならない。だから、生産者の顔がなるべく具体的に、できれば直接、見えるようにすることが肝心だ」

彼らは実際、収穫手伝い購入に行くなどの活動もしているわけです。生産者の顔が最も遠いのは、輸入ものでしょう。生産者が特定しやすい酒やチーズは違うかもしれませんが、肉・野菜・果物はどんなことになっているか、どんな農薬が使われているか、わかりません。(ワインもエチレングリコール事件ってのがありました。ちなみにエチレングリコールは色素レーザーの実験で溶媒としてよく使っていました。)

原材料からかけ離れた加工品も要注意ですね。ミンチ・ハム・ベーコン・ソーセージは運を天に任せるしかないかもしれません。

つまり、科学的検証は消費者だけでは限界があるから、自衛策としては信用とか流通の単純化に頼ることになるでしょう。国産ニンニクと輸入ニンニクで10倍ほど値が違います。歯磨きや土鍋みたいなことでは困るので、私は一応国産を買っています。食費そのものが10倍かかる場合はさすがに考えますが、ニンニクは食費のひとかけらなので。

これから芋づる式に他社もいろいろ発覚するのでしょうか?
ミートホープ社長の「なぜ半額で売れるか考えずとにかく安いものを買う消費者も悪い」というのは、暴言というより正しいかも。しかし社長が言うと暴言になりますね。
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今週の一曲

2007-06-24 01:37:53 | 詠里庵・新着案内
の終了に伴い、元ページ詠里庵・音楽の間のレイアウトを少し変えました。
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もう花を付けない

2007-06-23 00:51:41 | 日々のこと(一般)
かと思っていた紫陽花が咲きました。陽当たり必須の植物らしく、回りの木に追い越されて埋もれてから花を付けなくなったのですが、今年思い出したように二つ(左下にまだ色づいてない小さいのがあります)。上から迫る影にもめげずたくましく咲いている様子は、少し感動。
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昨日の主要5紙

2007-06-19 08:37:01 | 日々のこと(一般)
の一面トップはバラバラでした。大きなニュースがある日はどれも同じ見出しになりますが、こういうときこそ各紙のスタンスの違いが出たり、水面下の重要な問題が紹介されていたりします。興味を引いた順に並べると、

産経:反体制天文物理学者・方励之氏 中国出国 日本が協力
日経:独立法人 累損1兆6000億円
読売:理不尽な親 学校苦慮
毎日:総連本部売却白紙
朝日:政党「役割果たさず」83%

と、各紙全然別のことが書いてあります。この中で特に興味を引いた3つを逆順に紹介すると、まず読売:最近学校に無茶苦茶なクレームをつける親が続出しているということです。これはテレビでもやってたのでどんなひどいクレームなのか省略しますが、弁護士を雇うことにした学校が増えたそうです。それを、なさけない、あくまで心の問題として説得を、という意見もあるようです。

どうなんでしょうね。生徒だったらまだしも、そういう親の性根を直せるのは大聖職者くらいに限られるのでは? 私は弁護士導入で教員の負担を減らし、その分未来の親たる子供達の教育に力を入れる方がいいような気がしますが。

日経:これは人ごとではないのです。大きな繰越欠損をかかえる○×機構、△□機構に比べればケタが違いますが、我々研究者が大変お世話になっている◎◇機構の名もあるではないですか。研究者達がいい特許をもっと書かないのが欠損の中身と思いきや、そうではなく、「文献検索システムの利用の低迷」というので多少はホッとしましたが、いや、ホッとできませんね。

産経:これは面白い。詳しくは新聞をお読みいただきたいのですが、天安門事件の最中に中国の米大使館に駆け込んだ方励之という反体制学者のひき渡しをめぐって米中がのっぴきならない膠着に入ったとき、英国への出国という形で日本が解決させたというのです。その方法というのが、円借款・制裁解除を背景にした交渉だったと。産経だけの取材のようですが信ずるとして、こういう水面下のことが他にもあるとしたら、なぜまだ円借款していて日本はその貢献を大々的に言わないのか、わかるような気もします。当の学者は上のことを知らず、日本の対中制裁解除を批判しているんだそうです。まあ、知らなければ、恩知らずということにはなりませんね。
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先週の一曲

2007-06-17 23:37:22 | 詠里庵・新着案内
というか今となっては先々週ですが、シューマン「子供の情景」より終曲「詩人のお話」でした。「子供の情景」の最終曲ですが、詩人がぶつくさと長話ししたあと「お話はこれでおしまい」と、自らも寝入ってしまうような曲です。

ところで元ページの風雅異端帳にコンサート報をまとめて3件書きました。今年前半は種々の世話役仕事が数年周期のピーク的に集中し、コンサート報を書きそびれていました。それぞれ
西村朗作品展@東京オペラシティホール(2007年5月25日)、
内藤晃ピアノリサイタル@杉並公会堂(2007年5月6日)、
Piano-ingコンサート@東京文化会館小ホール(2007年2月25日)
です。
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職場でコーヒー

2007-06-09 10:30:35 | 日々のこと(一般)
をよく飲みます。昔は職場の会費制のお茶の会で飲んだりしていましたが、最近は不規則に出張が入ったり、ときどきは違う飲み物で行きたいということもあって、どうもお茶の会では元が取れない感じがします。今は自分で一人用ドリップコーヒーパックでやっています。

本当は回転のいい店で新鮮な豆を買い、飲むときに自分で挽く(それも手動、煎れるのはサイフォン)というのが一番好きなのですが、ミルの清掃も含めて、ちょっとやってられません。かといって挽いた粉を買って来ると保管中に粉が酸化して早々に味が悪くなります。

そこで試しに買ってみた一人用ドリップコーヒーパック。大々的に広告しているものにロクなものはないだろうと思ったのですが、これがけっこういけます。違う銘柄をその都度気軽に変えて楽しめます。元々モカが好きだったのですが、最近発見した自分に合う銘柄はグァテマラ。しかも安い。一度に大量に送ってくるので消費に時間がかかりますが、窒素充填かなにしてあるので酸化せず、何ヶ月後に飲んでも味も香りも落ちません。

エコ的にはダメでしょうね。ゴミを出します。でもこの便利さといつも新鮮なものが飲める点、一人での消費スタイルだと代え難いものがあります。家族などで飲むときは普通に数杯分煎れ、もちろんその方がおいしいですが。銘柄はコナ、コロンビア、トルコ、インドネシアなどを楽しみます。
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今週の一曲

2007-06-03 08:58:44 | 詠里庵・新着案内
を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック
いよいよお別れのときが来ました。といって、このブログをやめるわけではありません。2年間続けて来た「今週の一曲」シリーズ、ひとまずこれにて最終回となります。若い頃録り貯めた音源、おおかた使い果たしました。まあ記憶にあるけど見あたらないテープというのもありますが、見つかったらまたアップしましょう。

先週の一曲は学生時代の余興で、ビートルズのGolden Slumbersでした。ヴォーカルの友人も今はTh大教授。我々は団塊の世代ではありませんが、ビートルズ世代ではあるんですね。
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Air Do

2007-06-02 18:23:40 | 日々のこと(一般)
なる航空会社のフライトに乗りました。北海道内と羽田を結ぶ航空会社で、Doは北海道の道のようです。出張なので正規料金の大手会社のチケットを手にしていましたが、札幌→東京の部分がAir Doの提携便になりました。後で調べるとAir Doの方が安いので、出張でなかったら損した感じがしたでしょう。

ゲートから直接乗るのでなく、少し離れた場所に停めてある飛行機のところまでバスで連れて行かれました。まあ滑走路まで飛行機自体でタラタラ行くよりバスの方が速いかもしれません。外の空気に触れながらタラップで飛行機に乗るのも「旅してる」感じがあります。

機内の飲み物の選択肢は大手にくらべ若干少ないようです。普段コーヒーか日本茶をいただき、あまりおいしくないコンソメスープを選ぶことはめったにないのですが、涼しい北海道の出張の後なので温かいスープにしてみました。

そうしたら、一口飲んで大変美味いので目が覚めました。上品な甘さとコクがあるのにあっさりしていて、しょっぱくない。ちょっと気になりポケットにあるパンフをパラパラとめくったら「北海道どこそこ産のタマネギ使用」とあります。プライベートで北海道に行くようなことがあればAir Doにしようかという気になりました。スープ侮る無かれ。

羽田に着いたとき大手との差が出ました。端っこのゲートで降ろされ、到着ロビーまでが遠い遠い。平面エスカレーター(矛盾めいた言い方ですが電動歩行路のこと)も立ち止まらず歩いて歩いて、それでも15分近く歩きました。これはお年寄りにはきついかも。しかし自分で安いチケットを買ったときを考えれば大したことありません。それに羽田空港にこんなところあったのかとくまなく見学した気にもなりました。

近い将来道州制になるとしたら、Do、ドサンコ、コンサドーレなど、先に商標取った北海道が有利かも知れません。
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