詠里庵ぶろぐ

詠里庵

スコッチ

2008-12-31 01:42:08 | ぐるめ
飲み比べを年末始回りで楽しみました。Macallan 18年もの、Ballantine's 21年もの、それにChivas Regal 18年ものです。例によって私はお酒に詳しくなく、絶対味覚にも乏しいのですが、こうやって目の前でかわるがわる比較すると相対味覚でもだいぶ違いがわかります。

香りはMacallan 18が最も芳香で好きです。しかしこれは舌触りがさらさらしすぎていて、viscosityが水のようです。そのせいか味が若干薄く感じられます。味自体も少し無機アルコール的で、肌触りも心持ち粘り気が欲しい感じがしました。

味はChivas Regal 18がコクとうま味の点で一番好きです。ほどよい粘り気も感じられ、濃くおいしいという感じです。それでいて刺激はなんにもありません。香りはこの中では一番少ないと思われましたが、木の樽の感じです。これは味を楽しむのがよさそうです。

Ballantine's 21は、これだけ飲んだら相当満足すると思いますが、飲み比べをすると上記二つのような特徴の前に、少し影が薄くなる気もしました。後日これだけ飲むのがよさそうです。年末始回りなので後日はありませんが。

というわけで今回はChivas Regal 18に軍配。
(と、素人がまったく勝手なことを言っています。)

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益川さんカワイイ

2008-12-23 02:10:41 | サイエンス
などとギャル達が言っているようですが、確かにテレビの益川さんだけ見ていると茶目っ気のある変わった人というイメージがありますね。

でも氏の京都大学基礎物理学研究所長時代に一緒に仕事をしていた人から昨日聞いたのですが、大変な見識を発揮して要職を立派に全うされていたんだそうです。もしかしたら、普段はすごく真面目な常識人なんだけど人より面白い言動をするときがちょっとだけあって、テレビの益川さんはそういう場面だけ切り貼りしたもの、ということなのかもしれません。

昔ある政党機関誌に対立政党代表の非常に陰険な顔の写真が掲載されていたのを思い出しますが、人間だれしもヤな顔をする瞬間はあるでしょう。その人は普段はにこやかなので、これは「ウソはついていないにしても欺し」にあたる報道写真と思ったことがあります。

同じく、1990年ポーランドに行ったときのこと、ちょうどワレサとマゾビエツキの一騎打ちの一週間前でしたが、町中に貼られたマゾビエツキのポスターのこの上もなくにこやかなこと。テレビでは一度も笑わず年中陰険な顔でした。これは恐らくポスターの方が最大瞬間笑顔をとらえたのでしょう。

量子情報科学ではポストセレクションは定義や条件提示が明確ですが、報道や宣伝においては条件が提示されないので、ポストセレクションで全く逆を常なる事実と思わせることが可能です。これも「統計でウソをつく法」の一種かな。
(でも益川さんについてはカワイイということにしておいていいという気もします。)
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イルミネーション

2008-12-21 01:36:21 | 日々のこと(一般)
の季節です。昔は興味なかったのですが、最近綺麗だと思うようになりました。LEDなので消費電力も、webカタログなど見ると、思ったより少ないのですね。値段そのものも思ったより安価です。いや買う気はなく、消費電力に興味があっただけです。特にここ5年ほどで青いLEDのおかげで色の種類が増えています。日本のNさん(いまアメリカですが)やAさんのおかげですね。家族の集まる我が家の前に結構大規模な電飾をやっているので、写真に撮りました。この電飾の飾り付け作業のそばを通ったことがありますが、made in Chinaでした。コントロール部までそうかは知りません。1時間に多分2回ほど、かなり凝った多様なプログラミングによる点滅が演じられます。本物の並木に付けられているので、形が自然です。それがスタンディング・オベーションのように伝わるさまは、一本一本の木の形が異なるので、躍動するダンスのようです。

自分で光を出すイルミネーションの美しさは、照明や自然光を反射するいわゆる普通の美術の美しさとなにか種類が違います。音楽でたとえると後者はアコースティック楽器を使うクラシックあるいはジャズ、前者はポップスかシンセサイザー音楽という感じでしょうか。

あと重要なのは、年間の一時期しかやらない、という点ではないでしょうか。年中やっていたら繁華街のネオンサインのようです。桜や紅葉のように一時期しか楽しめないという季節感がポイントです。

季節感はいろいろなものがありますが、以前の記事では枇杷高校野球をご参考まで。季節は半年ずれていますが。
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電子レンジ

2008-12-20 09:18:35 | ぐるめ
が壊れたので買い換えました。買い換えの方針は、同じく分秒設定の1次元自由度しかない1万円を切るものか、最近出てきた高温スチームオーブンか、でした。

決め手となったのは「温度ムラができない」といううたい文句。熱い/冷たいが同居する心地悪さには悩まされたので。次はシャープか日立か、これは付属の料理ブックをパラパラながめ、あとは値引きがとても大きかったので、日立としました。

予想されたことではありますが、すぐ使いこなすことはできません。帰宅が遅いこともあり、最初2日でやったことは、「自動牛乳暖め」だけでした。しかし確かにゆばのような膜もできず、沸騰せず、飲み始めから終わりまで同じ最適温度。

なにしろスチーム、高温スチーム、オーブン、電子レンジと動作モードが四つあり、「このモードでこのプレートを使うと大変なことになる」とか言われると、少し短めの博士論文ほどもあるマニュアルを多少は読まなければなりません。オシロスコープの方が簡単です。複数ボタンを同時に押さないよう気をつけながら勉強始めましたが、全貌理解には時間がかかりそうです。そこで手動を使いこなすのは後日とし、とりあえず最も簡単そうな自動の「鶏肉のハーブステーキ」をやってみました。スイッチポンで20分待つだけ。

結果、これは確かに「ヘルシー」です。油分は本当に落ち、ある意味パサパサ感があるのですが、香ばしく、油分出し切った後もこんなに美味しいのかという感じ。250gを一気に食べてしまいました。(ヘルシー?)

まだこれだけですが、十分期待が持てます。あせらずゆっくり楽しみましょう。

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またうるう秒

2008-12-15 22:43:35 | 詠里庵・新着案内
ですね。科学エッセイに小文をアップしました。ちょっとたてつづけですね。直接見たい場合はうるう秒と車線変更をクリック。
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夢の「映像化」

2008-12-13 02:28:02 | 詠里庵・新着案内
も夢じゃない?というニュースについて科学エッセイにアップしました。直接見たい場合はエクトサイコスコープをクリック。
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コーヒー

2008-12-07 01:00:43 | ぐるめ
お好きですか? 私は緑茶、紅茶、烏龍茶、普珥茶と何でも飲みますが、コーヒーも好きです。ヨーロッパの大学を訪問したときサエコのエスプレッソマシンが置いてありました。これが実に美味しい。全自動で専門店並みのエスプレッソやカプチーノが飲めます。値段も30万円以上とすごいですが、ヨーロッパでは半額くらいなそうな。

欲しいと思いましたが、この日本の値段ならコーヒー店のを何杯飲めるか? 1000~2000杯くらい飲めそうです。そう思うとこのマシン買うのは・・・いや、ばからしくないかも。

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