唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

スタートレック DS9 / 第5の月ジェラド-

2006年11月30日 | スタートレック
儲けの話と強制立ち退きの話。

儲けの話はステムボルトが何かわからないのにそれを売ろうとしているところが面白いです。

立ち退きの話は、ペイジョーの国家的(?)プロジェクトのために立ち退きをさせようとするというお話で、そのプロジェクト自体はペイジョーのために必要だという前提があるので、強制立ち退き自体は仕方の無いものとして話が進んでいます。でも、話の中では、時間はかかるが違うやり方もあるようで・・・

我が愛するきらさんは自分の任務を果たすため、立ち退きを迫るわけですが、それを拒む相手の気持ちもわかっちゃうわけですね。そこにいたい気持ちを尊重してあげたい。でも、ペイジョーを救うため、自分の任務を遂行することを選ぶわけです。

窯を作り上げるまで手伝って、その上でそれを壊して、家も焼いて・・・彼を転送しちゃうわけですが・・・2人で心を開いてすごした時間があったからこそ、彼はキラの行為に対して抵抗せずに結果的に従ったのだと思います。

もし、最初から機械的に力ずくで退去させようとしたら、彼はその星での死を選んだのでしょう。


制服を脱いだきらさんもいいです。



21g

2006年11月30日 | 映画 な行
2004/11/18 07:40

21gの重さ

物語を何個かに切って、ばらばらに組み立てたような展開は、ちょっと間違うと分けわかんなくなってしまうと思うんですが、実際最初はついていけるかなあと心配しながらみてました。でも、話が進むにつれて、すべてがつながっていきます。

今考えると、普通の物語の流れの中にインパクトのある部分を、さかのぼって何箇所か挿入しただけなのかもしれないなあと思います。

生きていることと死んでいることの違い、それを分けるもの、人は死ぬと21gだけ軽くなるといわれていて、そのなくなったものは何なのか。

数ヶ月で死ぬはずだった人が、いままで健康だった人間の事故死によって生きることになり、事故を起こした人は、必死に生きようとしている矢先に殺してしまった。それを悔いて死のうとするが、その人はあがいても死ぬことができず、殺されようと戻ったらまた、違う人が死んで自分は生きてしまった。この明暗を分けたのは何だったのか。その21gという重さに何があるのか。

また、時間もうまく使って、さっきまで元気だったのに、突然死が襲う感じもよくできてると思いました。

子どもが突然死に、最後に妊娠がわかる女の人、もう一方は、過去に中絶し、いまは人工授精してでも産もうとする人という対比、神を信じているときと信じていないときの対比、いろんな対比があるんですが・・・ それによって何がどうなるというわけではないですが・・・

なんにしても、結局命の21gというのは、もろくもあり強くもあり、軽くもあり重くもあるということなのかなあ・・・

まあ理屈はともかく・・・

娘が死んだと聞かされたときの女の人のうろたえ方がかなしかったです。

女の人の裸がきれいでした。

妹役の人、どっかで見たことがあるような・・・

役者はすごい人たちだ

ビヨーンとした音楽が映像に合ってます。



スクールオブロック

2006年11月30日 | 映画 さ行
2004/11/28 00:02
編集

天使にラブソングをのロック版みたいな・・・
流れてくる音楽もデヴィッドボウイとかレッドツェッペリンとか・・・後忘れた。
その手の音楽を聴いた人ならいちどはまねたことがあるようなことを生徒に教え込む姿はなんかうれしくなります。

生徒の一人一人が個性的でとてもいい感じです。


コラテラル

2006年11月30日 | 映画 か行
2004/11/24 23:00

ハウル・・・を観ようと映画館に行ったら混んでいたので、あわててこっちにしました。

面白かったです。最初のシーンは時間稼ぎの友情出演的なものかと思ったら、最後にちゃんと意味をもってきます。まあ、あの女の人、最後にまた出てくるとは思っていましたが・・・

非情な殺し屋がタクシードライバーに情を持ってしまう・・・そこまで心を開いたわけじゃないが、何かを認めてしまったんだろうな・・・と・・・それが失敗でもあるんだけど・・・いや、失敗と言えば、最初の殺しで失敗したのが悪いですよね。あんな長々とジャズを聴いていたのも失敗かも。そもそもタクシーなんか乗らなきゃよかったのに・・・
でも、それは結果論で、ジャズのようなものなのでしょう。結果はジャズの成り行き次第です。

この殺し屋にどこか同情しちゃうようにつくっています。

財布を盗んだ人を撃つシーンとか、銃撃戦とか、かなりよかったです。

エイリアンVSプレデター

2006年11月30日 | 映画 あ行
2005/01/08 19:11

エイリアンとプレデターの夢の競演。ストーリーはともかくとして、面白かったです。

初めて2者がぶつかり合うシーンはぞくぞくしました。(絡み合ってるシーンは何がなんだかわからなかったけど・・・・)

エイリアンの得意の「かーっ」とやるシーンは迫力ものでした。
そして脅威の尻尾で突き刺しちゃうんです。思わず身震いしてしまいました。(実は、俺自身もさされたことあるんです。夢の中でですが・・・)

ストーリーは、そもそもエイリアンとプレデターが地球上でぶつかり合うというところに無理があるような気がするのでちょっと・・・太古の文明の何たらというのもありきたりで嫌だし・・・・

でも、まあ、その無理を押して2者を対決させてくれたんだから、そこで文句をいっちゃいけないよね。

マンガがあるようですが、これとの関係はどんななんでしょうか・・・

マンガといえば、バットマン対プレデターというのもあるらしくて・・・
友達が読んだらしいんですが、バットマンが勝ったそうです。「えー!?勝てるわけないじゃん」とその友達に言ったら、「シュワルツェネッガーが勝てたんだよ」と言われて、納得でした。
今度は、BVPですね

プレデター2

2006年11月30日 | 映画 は行
2005/01/08 21:51

友達は高い評価をしていました。

AVPキャンペーンの1.2のセットで買いました。
よく考えてみたら、2ってみたことないんですよね。

リーサルウェポン対プレデターって感じでした。これならバットマンも勝てるかも・・・

誇り高い戦士はやられそうになると相手を巻き添えにして自爆したがるのでしょうか。女子どもを生かしてきた意味無いじゃんって感じです。

でも、AVPに直接つながるのは、この物語かもしれません。

今考えてみると、エイリアンとプレデターは、対等なんでしょうか・・・プレデターのが質が下がるような気が・・・

今度はロッキー対プレデターでもいいかな?

2の話しほとんど書いてないや・・・



プレデター

2006年11月30日 | 映画 は行
プレデター

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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2005/01/12 00:55

最初の方の記憶が無いのは、もしかして、途中からしか見たこと無かったのかも。
2回か3回ぐらい見たような気がするんですが、全然覚えていませんでした。

2に、前作の3倍の制作費をかけて・・・とか書いてありましたが、ということは2の1/3しかお金がかかっていないわけですが、2の3倍面白いと思いました。

見えない敵という設定が最後まで貫かれています。

2やAVPは、そういう意味では、プレデターらしくないような気も・・・2は、正体わかってますからって感じだし、AVPに関しては、消えてませんからって感じですもんね。

女の人をつれてきたのはあまり意味が無いような・・・でも、それがあるから映画の中では意味があるんですけど・・・

観るまで、忘れていたけど、アポロも出てるし、インディアンっぽい人もいい味出してるし、なかなか俳優さんたちはいいと思いました。

プレデターは誰がやっているんでしょうか・・・

2の感想でエイリアンと比べて質がどうとか行っていた人がいましたが、この作品はしっかりしているじゃないですか。
制作費に差はあるかもしれませんが・・・

コマンドーで思い出したけど(っていうか、この話しとはまったく関係ない話しですけど)爆発しても倒れない人がいましたよね。



隠し剣 鬼の爪

2006年11月29日 | 男はつらいよ・山田洋次
隠し剣 鬼の爪 特別版

松竹

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2004/11/06 04:49

隠し剣 鬼の爪 とはいったい・・・というはなしではない

山田洋次監督の時代劇第2弾ということですが・・・ちょっと悲しかったのは、見ていると、たまに「たそがれ」を見ているような錯覚になったところ。なんとなく、ちょっとダブるところもあったし・・・

お手伝いさんとの身分を越えた禁断の愛!!(そういうはなしではないけれど・・・)と、友人を切らねばならぬ男の葛藤・・・そんなこんなが、武家社会の中で展開します。

身分というなんだかよくわからないものによって本来好き合っているもの同士が一緒になれない。
また、藩命の一言で、友人と殺しあわなければならない。それにそむいたらそれこそ自分の身がどうなるかわからない・・・・

どっちも大元にはその時代を支えた社会があるわけですね。

その武士道なるものを貫こうとすると、ゆがんだ社会の餌食になってしまう。それは、藩のためを思って新しい空気を入れようとした相手にも言えるし、藩命と言う事で、信念にそむき斬り合いをした主人公にとってもそうだろうし・・・

そして最後、その矛盾に嫌気がさして身分を捨てて蝦夷にわたる決心をします。もちろんそうなったら、心に決めたことがあります。ということで、ハッピーエンドで終わるところがいいですね。

面白いのは、剣術の先生が教えてくれた技。鬼の爪も最後に斬った技も、ある意味卑怯な技(ではないのか?)であって、でも、必殺技なんでしょうね。そうです。技を秘密にする限り、同じ人には2度と使わないはずですから、必殺です。その卑怯さは、生き残るための確実な手段として好感が持てます。

鬼の爪のところは、かっこいいです。仕置人のようで・・・

松たか子もよかったですよ。暗闇で病に臥せっている姿はいいです。

斬られたほうの奥さん、たかしまさんもよかったです。色っぽいし、強い愛があるし・・・俺だったら断れないな。やるだけやって一応説得して、だめだったら斬るとか考えちゃったろうな。(おぬしも悪よのう・・・)

緒方拳もよかったです。死に方最高でした。

山田洋次監督の映画に出てくる子役は何でみんなうまいんでしょうか・・ほかの映画・・・たまたま予告編で吉永小百合が出る映画で、子役のせりふが出ましたけど、言わされてる感じでつまらなそうな演技ですもんね。妹役の演技はすごかったです。比べるには年も違うけど・・・

前作の「たそがれ」よりは無理ない感じがいいと思います

しかし、何で時代劇なんだろうか・・・

できれば、現代社会をストレートに描いてほしいなあ・・・



武器なき斗い

2006年11月29日 | 好きな映画・良かった映画
武器なき斗い

ビデオメーカー

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2004/11/24 22:47

山本宣治の話

この映画は、侵略戦争に向かっていく日本の状況を描いている映画なんですけど、ここに描かれている話は、果たして過去のことといえる状況になっているだろうか・・・と、観ながら思いました。

日本国憲法が公布され、民主主義の日本に向かう方向がつくられたのは確かだけれども、政治の中心は、戦前の体制がそのまま引き継がれ、今にいたっている。

自民党は、はっきりとその体質をきちんと受け継いでいる。民主党だって、社民系の人間がいるだの言われるけれども、根っこを押さえている人たちは、自民党の中心にいた人たちで、下手すると、もっと過激な人たちもいるのが実態です。

過去の侵略戦争に反省しないで、海外に軍隊を出したい人たち、民主主義という形式が邪魔で、国民を政治から排除しようとしている人たちが国会の中で、幅を利かせているのが現状です。

でも、もう一つこの映画を観て思ったのは、そういう暗黒の世界に突き進んでいる一方で、国民は黙っているかというと、そうではないということです。
山宣を当選させた力、山宣が言った「山宣一人孤塁を守る・・・」という言葉の意味は大きいと思います。

開票の日、心が生物学者にもどれと言っている山宣が、当選したのを知って、その国民の力によって政治の場で生きる決心をしたところもよかったし、指輪のプレゼントをブルジョア的と言われて、「張りつめた糸は切れやすいんだよ」というシーン、ちょっとくさいかなあと思いつつも、検挙され、トラックで運ばれる息子を追いかけるお母さんのシーンとか、いろんなシーンが印象に残りました。

映画的にもすばらしい映画だと思いました。
子役もいいし、せりふも○○すべき的な要素少なくて、とても自然でした。戦後のシーンが一変してカラーになるところも、暗黒の時代から出てきた人たちを象徴するようでとても印象的でした。

残念なのは、この時代の事を知っているようであまり知らないことですね。農民と地主の関係等々・・・もっと知識があれば、もっと面白かったと思います。




グラフィティブリッジ

2006年11月29日 | プリンス
プリンス/グラフィティ・ブリッジ 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

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2004/12/05 23:37

キッド再登場 !!

ずっと観たくて観たくて・・・待ち望んでいた作品をやっと観ることができました。

パープルレインの続編と言うことで多少話題になりながら、劇場公開されたのかどうかもわからないまま今に至っていました。

予想通りつまらなかったです。

最後に女の子が轢かれちゃうときは、思わず、何だよそれ!とつぶやいていました。
この作品をよくもまあ、世に送り出せたもんだ。さすがははプリンスです。

こういう失敗をしちゃうところもプリンスのいいところですね。

音楽も、プリンスの中では一番好きになれないアルバムだったので、そんなに感情移入見たいのもなかったわけですが、それでもプリンスですから、たまにぐっときちゃうこともあります。

このアルバムが発売された時の日本公演では、「愛」とか書いてある服を着て歌ってたような気がします。

真空地帯

2006年11月29日 | 映画 さ行
真空地帯

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2004/12/18 01:18

 かなり古い映画なんでしょう。だって、実は、学生時代の山田洋次監督がエキストラで出演しているんですって。
 最後の船の中のシーンだそうです。

 古いせいもあり、音声がかなり聞き取りにくくて、せりふがちょっとわかりづらかったです。
 
 せりふも、いま見るからなんでしょうか。ちょっと微妙なせりふもあります。

 日本の軍隊を描いた作品ですが、戦場はまったく出てきません。ああいうのなんていうんでしょうか。宿営地というのか何なのかよくわかりませんが、そういう、戦場に借り出されていく兵隊たちが寝泊りする場所での生活が描かれています。

 銃を落としては殴られ、転んでは殴られ、サボっては殴られ、天皇の軍隊は何しろ殴る殴る。ビンタも本気でやっていると思います。軍靴でも殴ります。

 「恐れ多くも天皇陛下の軍隊の!」とさけぶと、その「天皇陛下」という「お言葉」にたいして、座っている人もぴっとたって敬礼しなくてはいけません。笑っちゃいますが、本当にあったからこわいですね。

号令がかかると一斉にばたばたと動き出しピシッと立って、客観的に観るとこんな馬鹿げたところはないですよね。

理屈が通らない、腐敗がはびこっています。

個々の人物は最初は控えめに描いていっているようです。遠くから見た軍隊そのものの生活が描かれ、一人一人の人格のない集団として描きたかったのだと思います。しかし、話が進むにつれて、一人一人の人間性に焦点が向いていきます。そこのギャップを描きたかったんだろうと思います。

古いし、長いし、いまの短い映画になれている自分にとってはちょっとつらかったですが、いい映画だと思います。

殺し合いのシーンを映すだけが戦争を描くことではないと感じました。



キングダムホスピタル

2006年11月29日 | 映画 か行
2005/01/23 23:36

最後まで見たら、とりあえずハッピーエンドでよかったです。
暗いばっかりじゃなくって、ちょっと間抜けで面白かったです。最初は何をしたいのかがわからないところもあるんですが・・・
場違いな軽快な音楽が雰囲気を出しています。
いろんなキャラクターの物語が最後にまとまっていく感じもいいと思いました。

このあとも続くのかな?

アリクイの名前をアンチュビスと言っていたのは聞き間違いだったところがかわいくていいです。あの女の子、幽霊の化粧をしたほうがかわいい。



橋のない川 第1部

2006年11月28日 | 映画 は行
橋のない川 第一部

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2004/12/19 23:45

天皇も糞をするただの人間であり、小森の人たちとなんらかわりがないはずなのに、生まれながらに、絶対的に存在する「身分」。

ただ、差別されて悲しい・・というだけの作品でなくて、天皇を出すことによって、社会の構図にしているところがすごいと思いました。

まちえに手を握られてあとでその真相を知るところや、漂白するときのにおいが小森の匂いというところ、武やんが死んでしまうところ、バケツを持たされるところ、服で廊下を拭くところ、修学旅行の寝泊りのシーン、ポンプのシーンなど、印象的なシーンがありました。

原作に忠実ではあると思いました。基本的に、それから外れた感じはなかったです。武やんはイメージどおりですし・・・

でも、原作の方がさすがに衝撃は強かったように思います。
まちえのやつも、記憶では、本人から真相を知らされるんではなかったと思ったんですが、が、原作の方が、長い年月思いを引きずっていて、あとで真相がわかって・・・という感じだったと思うし、武やんの死も、死ぬ間際の会話があってもっと衝撃的だったような記憶があります。

結果的にまちえはひどいひとです。
でも、まちえは、純粋で正直で、他の人たちよりもやさしい子だと思います。手を握ったのも、確かめたかったからという気持ちで握ったわけだけれども、考二(だったかな?)に対して悪意があってやったわけじゃない。
うまくいえないけれど、これが社会によってつくられた悲劇なんでしょうね。

何度も泣かせていただきました。

あ、そうそう・・・最近、・・・といっても結構前になってしまいましたが、リメイクされましたよね。あれはつまらなかったです。感じるところもまったくなかったです。視点が違うのかなあ・・・

いま、映画評を移動中です。

2006年11月28日 | ほか
今、HPで公開していた映画評を毎日こつこつと移動しています。
更新しないと6ヶ月で消えちゃうってきいたからなんですが・・・

少しずつさかのぼってやっと、2004年に突入。
あと、300ぐらいあるみたいなんで、少し時間はかかりますが、気長に見守ってやってください。

※映画評は、その観たときの状況によって変わるものだと思うので、このブログに投稿した日とは別に書いた日をのせています。投稿した日だけが書いてあったら新しい書き込みだと思ってください。新しい映画や音楽もどんどん書き込んでいきます。



草の乱

2006年11月28日 | 映画 か行
2004/11/26 22:20

取り上げた題材は面白いんだけれど、ちょっと微妙な感じがしました。

いや、たまたま一緒になった友達は結構面白かったと言っていましたので・・・人それぞれで、要は観なきゃわからないわけですけどね。

最初の方があまり盛り上がりもなく、こうこうこうでこういう風になってと、口で説明されているような・・・そうそう、恐怖新聞かなんかで、「円形の青白い光が東の方にとんでいく~」(・・・こんなせりふとは違うと思いますが・・・)とせりふでわざわざ説明していましたが、そういうかんじかなあ・・・しかも、あまり心の変化とか何かもなく、ただただせりふを言っているだけな気がして・・・そんなこと考えながらうとうとと・・・

自然な中に溶け込まそうというんじゃなくて、これはこうなっている。ここはこう・・・という感じで組み立てられたような・・・ストーリーもここの場面に行くのはこれが必要と順序だてて積み上げたような感じがしました。

友達が面白かったって言うんだから、わざわざ文句言うのも何なんですけど・・・

盛り上がりは後半の蜂起の部分でしょうけど、怒鳴る声が一律で単純な気がしました。

蜂起にいたる過程を、もっと映像を使って表現してもよかったんではないでしょうか。そう、たとえば、「貧乏で大変」とせりふで説明するよりはその貧乏で大変なところの生活を掘り下げて表現してほしかったような気はします。

予算の関係もあるのでしょうが、鹿鳴館とわざわざ舞台を選んでおいて、控え室かなんかの部屋の片隅のみの映像というのはどうも・・・。

でも、いい題材だとおもいます。
役者さんも味のある人多かったと思います。

子どもが生まれたとき、「私も人の親になったんだなあ」と言うせりふはよかったかな?

子役はやっぱりだめでした。