pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

グッドナイト・ムーン

2007-10-08 23:11:34 | アメリカ映画(か行)


1998年 アメリカ作品 125分 COLTRI配給
原題:STEPMOM
STAFF
監督:クリス・コロンバス
脚本:ジジ・レヴァンジー ジェシー・ネルソン スティーヴン・ロジャース カレン・リー・ホプキンス ロン・バス
CAST
ジュリア・ロバーツ スーザン・サランドン エド・ハリス ジェナ・マローン


胸がいっぱいになる作品でした。
家庭に馴染もうと自分なりに頑張っているのに、先妻や子供たちから次々と嫌がらせを受けるイザベルの気持ちに最初は胸がいっぱい。そして思わぬ大病を告げられたジャッキーの無念さに胸がズキズキ。一番胸が苦しくなったのは、両親の離婚と母親の大病を次々と告白された子供たちの気持ちを考えた時。病気は誰のせいと言えないけど、大人達の勝手な都合に振り回された後、今度は大好きな母親の大病だなんて、神も仏もあったもんじゃないと叫びたくなっちゃうよね。

そんな、皆過酷な運命や役割を背負っているキャラクター達なのに、不思議と暗い印象の無い作品。微笑ましい笑いが随所随所散りばめられているおかげでもあるけど、幼いベンの笑顔にかなり助けられてると思う。ベンよりも年上のアンナは、勿論ベンよりも理解力があるがゆえに、両親の離婚や母親の大病に対して、反抗的だったり悲観的な態度になってしまう。当然だよね。あたしもお母さんが同じ病になったことがあるからよく分かる。でもベンは悲しそうな顔をするも、すぐに笑顔に戻る。ベンにポジティブシンキングを教わりました

ラストも、もうジャッキーが亡くなってしまうことを暗示する終わり方なのに、とても清清しい終わり方。

先妻と後妻と子供たちに挟まれて大変な立場なんだろうけど、パパさんが何か憎たらしく見えてしまったわ~。

【字幕翻訳:?】

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