pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

幸せの教室

2012-12-18 16:47:46 | アメリカ映画(さ行)

2011年 アメリカ作品 98分 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給
原題:LARRY CROWNE
STAFF
監督:トム・ハンクス
脚本:トム・ハンクス ニア・ヴァルダロス
CAST
トム・ハンクス ジュリア・ロバーツ ブライアン・クランストン セドリック・ジ・エンターテイナー


そこは、明日が好きになれる場所。

■Story
大卒でないことを理由に、長年勤めていたスーパーを突然クビになってしまったラリー・クラウン。
再就職もままならず、思い切って短期大学(コミュニティ・カレッジ)に入学する。
彼はそこで年齢も境遇も様々な生徒たちと出会い、刺激的で充実したキャンパス・ライフをエンジョイしていく。一方、スピーチの授業では、すっかり情熱を失った美人教師メルセデスとめぐり会うラリーだったが…。
allcinemaより)


■Review



コミュニティ・カレッジ(通称CC)というものを初めて知りました。
日本の短期大学と同じようなものを想像した私は、「おいおい、入試もなければ2単位で卒業できるんかい…(゜Д゜;)」と、そこに「映画のご都合主義」を感じ、ちょっとしらけてしまったのですが、こういうシステムがアメリカにはあるそうです。
日本も取り入れればいいのにね。

さて、映画の感想ですが…。

またしても、「だから何?( ゜Д゜)」状態なのです。正直…。

ストーリーを一言で説明すれば、「大人の男女の再生物語」と、何だかいい話のような感じがしますが、いざ映画を観てみるとまとまりも深みも、一切感じられなかった。
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのビッグネームが揃っていながら、コレは何たることか、と。
脚本をちょっと工夫すれば、見違えるような良作が出来るような気がして、ほんと残念。

日本とアメリカの感性の違いもあるのでしょうか。
ディスカッション、ディベート、スピーチ。
アメリカでは皆大好きで欠かせないものなのでしょうが、日本では…ねぇ…?
大学でそんな授業内容のときもたまにあったけど、苦痛以外のなにものでもなかったし、はっきり言って他人の発表なんてそんな真剣に聞いてない。(苦笑)
だから、生徒の発表に真剣に耳を傾け、「ブラボー!」とはしゃぐクラスメートや教師の姿が、何だかとても異様に見えた…。

あと、経済学の日系教師のシーンは必要なのでしょうか?すごくしらけたのですが…。


ラストでラリーが、真っ白なシャツを着ていたのは印象的。
彼の、再出発をする「真っ新な状態」の象徴のように思いました。
服といえば、ジュリア・ロバーツはワンピースしか着ないのかい?シャツワンピばかりでしたなぁ。


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