pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

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チェンジリング

2009-03-28 23:08:43 | アメリカ映画(た行)


2008年 アメリカ作品 142分 東宝東和配給
原題:CHANGELING
STAFF
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
CAST
アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ ジェフリー・ドノヴァン ジェイソン・バトラー・ハーナー


こんなに感情を揺さぶられた作品は久しぶりだ。悲しみに打ちひしがれ、血圧の上昇を感じるほどの怒りにも襲われた。スクリーンの中に入り込んで、わめきちらしたい衝動を抑えるのが大変だった。
アンジーはインタビューで、「この女性が体験したことは驚くべきことで、もし真実に基づいてなかったら、人は『こんなこと、現実にはありえない』と思うでしょうね。」と語ってるけど、あたしは事件そのものや警察の怠慢よりも、「彼女の精神力がありえない。」と脱帽した。もし真実に基いてなければ、あたしは「こんな女性、現実にはありえない。」と一蹴してただろうな。他人からどう思われようが、自分で自分に納得出来ないことが一番辛い事だというのが信念のあたしでも、彼女と同じ状況にもし置かれたら絶対どこかで逃げ出す。ただ黙って歯を食いしばり、精神病院、裁判、絞首刑、別の親子の再会と、最後まで見届ける事は絶対に出来ない。

良質な映画って、無駄なシーンやセリフが全く無いんだなと思った。すべてのシーンが何かの伏線だったり心に響くものであったり。だから1秒、1フレームたりとも目を離せない。そしてイーストウッドはそういう作品が多い。でも、いい作品に出会うと、同じ監督やキャストの映画を続けて観たいと思うのだけれども、彼に関してはそう思えない。だって、こんなにも神経を消耗するから。(笑)でも、こういう作品に出会えるから映画はやめられないんだけどね。
アンジーもクールでセクシーな役ばかり見てたので、すごく意外性があったし上手いなぁと思った。考えるよりも先に行動しろの破天荒な女性しか出来ないだろうと思いきや、強さは強さでも、忍耐という別の強さを兼ね備えた女性の役もすごく上手い。バスに乗り遅れてがっかりしてるシーンがあったけど、アンジーだったらそこは飛んで走って乗りこむでしょ~!なんて期待してみたり。(笑)セクシーでクールなアクション女優アンジーも好きだけど、最近の彼女の表情は穏やかで、ますます好きなんです

【字幕翻訳:松浦美奈】
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