かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

最終当直

2011年02月18日 23時26分04秒 | 医者仕事
研修医としての内科当直は今日が最後になった。
昼間の仕事のほうはわりと早い時間に終わったのだが、当直が控えているとなるとその恩恵にあずかることはできなかった。
肝心の当直帯は最初にひまな時間があったものの、夜が更けてくるにつれて急速に忙しくなった。日付が変わるのも時間の問題といったところか。

家の下見

2011年02月17日 23時28分07秒 | 医者仕事
先日一度見に行った物件に今日は本格的に内覧に行った。向こうの意見としてもOKということだったので、これで事実上決まりということになりそうである。家の候補が決まれば図面をもとに家具の配置を考えることができるのでこれはありがたい。
前回は午前中で夜に行ったわけではなかったので、夜の姿はどうなのかわからなかったで今回は時間を変えていったことはとても良いことであった。
とはいえ、まだまだ半ステップほど進んだに過ぎない。まだまだ先にはいくつか関門が待っている。難所揃いである。

プロはプロとして

2011年02月16日 22時19分30秒 | 医者仕事
仕事は仕事。それがプロたるもののつとめである。いかに自分が辛い状況に陥ろうと、体調が悪かろうと、しんどかろうと、そんなことは受診する患者にとっては知ったことではない。したがって、心の中は泣きたいほどであっても応対するときにはそれをみじんも見せずに何事もなくこなさなければならない。
周りはうらやましそうにもてはやそうが、何を言われようとも状況は変わらない。私にとっては悔やんでも悔やみきれない失敗の数々が今襲いかかってきているわけで、誰のせいでもなく、他の誰のことでもなく、誰に相談することもできず、ただただ苦悶する日々である。もはや健康体とは自信を持って言い切れず、ストレスの逃げ道などありはしない。食べるに食べられず、飲むに飲めず、寝るに寝られず。
だが、日はまたのぼり、朝はまたやってくる。そして仕事は始まる。何事もないようにつとめて笑顔で。茨の道である。

雪の余波

2011年02月15日 23時57分58秒 | 医者仕事
思った通り、雪は積もり今朝の出勤には往生した。外に行くことへのハードルが高くなるのは誰にとってもそうらしく、今日に関しては外来はほとんど人が来ることなく終わり、新患はたった1人で再診も1人。したがって、ひまな時間がかなりありその分だけ自分の研究にあてることができた。
今日が入れ代わりのタイミングになった関係で今日は飲み会があった。種々のタイミングを考えると今日に飲み会というのは最悪に近いタイミングだったのだが、これもやむを得なかった。時間という観点からは決してほめられたものではないが、とにかく行ってきた。帰ってきて日付は変わる寸前。これからいくつか作業がある。終わるのはいつだろうか。

ショッキングなデータ

2011年02月14日 23時07分55秒 | 医者仕事
今度職場が変わるため健康診断書の提出を求められているのだが、そのために採血をした。もちろん、何もないだろうと思ってのことである。ところが、帰ってきた結果に見事に裏切られた。貧血の検査ではむしろ多血症という結果であり、そして困ったことにコレステロールが若干高かった。正常上限すれすれよりちょっと高いくらいだったのだが、画面で異常とでるというのはあまり気持ちの良いものではない。さらにとどめを刺すように血圧を測るとこれまた高い。まったく冗談ではない。
多血症については乾燥したブースの中で診療していたせいと言い訳もできようが、コレステロールに関してはそうもいかない。
幸い血糖は問題なかったのだが、このままでいくとメタボリックシンドロームに一直線という結果であった。こういう機会でもなければ検査などしなかっただろうから、悪くなりすぎる前に気付くことができてよかったというべきではあろうが、やはりショックであった。

小さなタイムカプセル

2011年02月13日 23時16分50秒 | 一般
机の引き出しの中を掃除していたところ、細々とした昔のものがたくさんつまっていたことがわかりその整理には一苦労であった。この手のものはついつい思い出に流れてしまうために時間がかかってしまう。机の引き出しの中というのは意外と何が入っているのかを知る機会がなく、今日のように開けてみると思わぬものが入っていることがある。
ちょっとした玉手箱のようなもので、何がどこから出てくるものやらわからないあたりが余計に始末が悪い。たまにはこうして掃除をしないと引き出しがあふれそうになってしまう。なんでもかんでも入れていった結末である。

雪と客足

2011年02月12日 21時16分48秒 | 医者仕事
どうせ当直なのだからと、徹夜でデータベースの打ち込みをした。それはそれとしていいのだが、ぽつぽつと患者が来始めたのは4時半頃からであった。日付が変わることにインフルエンザがあった程度で、それまではほとんど誰も診ていなかったので、本格的に仕事をしたのはそれからになっただろうか。
結局ケリがついたのが8時頃であった。さすがに12時間ずっと起きていると身体も辛くなってくるようで、朝日がまぶしかったのはいつも通り。危惧していたようなうっすらとした雪化粧というものはなく、人が足を踏み入れない場所にうっすらと雪が積もっている程度であった。
予報よりも雪がやむのが早かったためか、それとともに来院する人も増えたのではないかと思われる。
仕事がないのをいいことにさっさと帰宅してしばらく眠った。起きたら夕方になっていた。頭が働き始めたのはそれからのことである。

積雪と繁盛具合

2011年02月11日 18時09分47秒 | 一般
昨年の今時分はというと、産婦人科を回っていて内科当直をしていないのでこの時期はどんなものなのかあまりよく知らないのだが、今夜は大雪になるそうである。積雪はほとんどないかあってもわずかだと思っていたのだが、意外とそうでもないようである。問題は、この雪で病院にかかるのを先延ばしにしようと思う人がいるかどうか、なのだが、果たしてどんなものだろうか。
結局、雪というのは積もるということと寒いことを除くと、このあたりでは雨が降っていることとあまり変わらない。あとは滑って転んだという人くらいだろうか。インフルエンザの罹患者の増加がおさまってきたということで、当院でもインフルエンザは減ってくるだろうか。

一日早い休み前

2011年02月10日 21時47分03秒 | 医者仕事
今週は明日が休日なので、一日平日が短い。というわけで、今日が休日前ということになる。休日前というのはどことなくうきうきとしてくるものだが、仕事は仕事で今日も相変わらず。今日は再診が1人と新患が4人。午後の当番だったが、診たのは1人だけだったので、今日は当たりだったというべきだろう。外来と病棟では時間のスパンが何となく違うような気がする。通院と入院の違いとでもいうのだろうか。
木曜日はCCがある日で、夕方にはCCに出るのが通例である。この時期になってもなかなか胸部レントゲンは難しい。今日はそれを痛感した。

天気と忙しさ

2011年02月09日 21時50分42秒 | 医者仕事
興味深いことに、walk inの患者に対する外来は天気が悪いと受診者が減るのである。つまるところ、天気が悪ければ病院に行くのを我慢できる人が多いと言うことでもあるのだが、これは当直でも同じようなことが言える。台風の夜などは開店休業状態だという。
昨夜から今朝にかけては天気が悪く、出勤するときには参ったが私だけが大変なわけではないようで今日は全体的に少なかったようである。今朝のニュースでインフルエンザの話を扱っていたので、テレビを見て気になってくる人が増えるのではないかと思っていたのだが、それについては幸い杞憂であった。
時間外に来た人は本当に発熱していてインフルエンザだったので、これは真っ当なケースであろう。本当に難しいのは非典型例である。
さて、明後日は当直なのだがどうであろうか。