かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

ショッキングなデータ

2011年02月14日 23時07分55秒 | 医者仕事
今度職場が変わるため健康診断書の提出を求められているのだが、そのために採血をした。もちろん、何もないだろうと思ってのことである。ところが、帰ってきた結果に見事に裏切られた。貧血の検査ではむしろ多血症という結果であり、そして困ったことにコレステロールが若干高かった。正常上限すれすれよりちょっと高いくらいだったのだが、画面で異常とでるというのはあまり気持ちの良いものではない。さらにとどめを刺すように血圧を測るとこれまた高い。まったく冗談ではない。
多血症については乾燥したブースの中で診療していたせいと言い訳もできようが、コレステロールに関してはそうもいかない。
幸い血糖は問題なかったのだが、このままでいくとメタボリックシンドロームに一直線という結果であった。こういう機会でもなければ検査などしなかっただろうから、悪くなりすぎる前に気付くことができてよかったというべきではあろうが、やはりショックであった。