●社団法人日本野球機構に対する通知について:文部科学省
22文科ス第1060号 平成23年3月18日
社団法人 日本野球機構 会長 加藤 良三 殿
文部科学副大臣 鈴木 寛 (印影印刷)
東北地方太平洋沖地震に伴う協力のお願い
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、相当の供給力不足が発生している中、予測できない大規模停電を回避するため、計画停電が実施されるとともに、国民や産業界等の協力による節電の努力が続いております。
貴機構におかれては、このような状況を踏まえて、電力の安定供給が確保できるまでの間、下記の点について、特段のご理解・ご協力をいただくようお願いいたします。
記
厳しい電力需給事情を踏まえ、計画停電が行われている東京電力・東北電力管内以外の地域で試合を開催するよう、可能な限りの努力をお願いします。
特に、東京電力・東北電力管内の地域では、夜間に試合を開催することは厳に慎むようお願いします。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/03/1303864.htm
●電源不足で国民総力戦に 国際戦略コラム NO.3927
外野で応援しているしかないが、東電は、2火力発電所を4月までに再開し発電能力2割増の約4200万キロワットなるが、夏場で5500万~6000万キロワットの電力供給は無理という。このため、夏には東京都の千代田、中央、港の3区を除く23区も計画停電対象になるという。
ここからは、原発や震災という危機状況から国民(東日本)や都民総力戦に移行して、電気の製造は東電しかないという常識にとらわれてない非常識的な解決方法を積極的に採用するしかない。
計画停電は、より広範囲地域で夏まで続くことになる。特に夏場は冷房が効かないオフィスは居ることもできないほど暑くなるし、窓も開かないので、風を入れることも出来ない。しかし、新宿副都心や品川のビル群などは予備電源があるが、中小ビルには基本的にはない。
森ビルは六本木ヒルズの予備のディーゼル発電機で生み出した電力を東電に供給するというなら、これは大きなビルには予備電源のディーデル発電機が普通はあるから、都心3区の予備電源があるビルも発電して東電に電気を供給して、より広い範囲が停電しないようにする必要がある。
しかし、このような非常時であり電気が足りないのに、読売巨人は東京ドームでナイターを強行するという。担当者によると、プロ野球開催時の1日の電力消費量は5万~6万キロワット時になる。これは、一般家庭の平均電力使用量が1日あたり約10キロワット時だから、約6千世帯分に相当する量になる。
そして、ドーム球場のため、ナイター(夜間試合)をデーゲーム(日中試合)にしても、抜本的な対策とはならないという。ナイター時間は一番電力を使う時間であり、この時間に一般家庭6千件分の電力を使うなど正気の沙汰ではない。それでも、ナイターに読売が固守するのは、TVのゴールデンタイムに中継したいからなのだ。儲けの為には、関東の一般市民が困っても関係ないという態度である。
それだったら、関西や中部の他球場を使うべきである。60HZ地域は電力不足はないから、照明を煌々と点けても文句はない。
横浜の本拠・横浜スタジアム(横浜市中区)は、1日の消費電力は1試合平均で2万1千キロワット時。デーゲームにすれば、照明の分だけ節電できるといい、デーゲームで対応するようである。ヤクルトの本拠・神宮球場(東京都新宿区)は、ナイター開催時の電力消費量は1日あたり7千~8千キロワット時と少ない。これもデーゲームに対応するようだ。
というように他球場はドームではないので、消費電力量は東京ドームより大幅に少なく、かつデーゲームにすることで消費電力はより少なく出来る。ということで、東京ドームを当分使用禁止にして、電力消費量を0にするべきである。
もし、野球を東京ドームで読売巨人が実施するなら、国民はこれをボイコットし、見に行かないことと、TV中継を見ないことと、スポンサーに抗議して、それでも実施するなら、スポンサー製品もボイコットしよう。東日本の国民総力戦に反した行動を取るなら、読売を皆で倒産まで追いやるしかない。強い決意で、国民は読売を追及していこう。あまりにも、身勝手すぎる。
西日本での開催は賛成であり、電力使用量が少ない球場での開催は賛成であり、野球を止めろと言っていないことに注意してください。
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/230320.htm
●ロッテ、西武は開幕ナイターやらない - プロ野球ニュース : nikkansports.com 2011年3月20日7時26分
ロッテと西武が19日、4月12日の開幕戦をデーゲームで実施する方針を固めた。ロッテはQVCマリン(千葉市)で楽天戦、西武は西武ドーム(埼玉・所沢市)で日本ハム戦を予定しているが、どちらも東京電力の管内。ロッテ瀬戸山球団社長は「(4月12日の)電力状況が今と同じなら、ナイターをやめることを視野に入れるのはやむを得ない」と話した。
QVCの電力消費量はナイターで約1万6000キロワット時、デーゲームなら約1万1000キロワット時。4000~5000キロワット時を消費する大型スクリーンを使用しなければナイターの半分以下での開催が可能。同社長は「節電をしてやってくださいということだと考えている。代替球場は考えていない。QVCでやる前提で進めている」と説明した。
西武も開始時間を変更する方向だ。飯田専務は「4月12日はナイターではやらない。西武ドームで開催するとしたら、デーゲームでも照明は使用しない」と話した。その一方で、大宮での開催や東京電力の管轄外での開催も視野に、調整を進めていく。
パ・リーグでは明日21日に臨時オーナー会議を開催し、一連の問題について意見を交換する予定だ。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20110320-750623.html
●いまだに巨人依存体質?「1対5」で「1」が通る ― スポニチ Sponichi Annex 野球 2011年3月20日 07:47
最終的にはむろん全会一致だが、関係者によると、セ・リーグの決定は巨人の姿勢が色濃く反映されていた。他5球団は程度の差こそあれ、さらに延期を提案していた。
ヤクルトなどはパ・リーグと同じ4月12日か、それ以降まで遅らせるよう主張したと聞く。阪神も追随した。4月8日の折衷案もあった。結局、他5球団は折れた。「1対5」で「1」が通る。古くからの巨人依存体質が見えるようだ。
ナイター削減や9回打ち切りなど工夫は評価できるが、延期は3連戦だけで、パとは2週間も差がある。2004年の再編騒動でプロ野球は2リーグ制を維持し、生まれ変わろうとしてきた。日本プロ野球組織(NPB)は「より強固な組織」を目指し、10年にはコミッショナーとセ・パの3事務局を統合。大リーグのように日程編成も含めて一元化すべきだが、セ・パ別個の運営は変わっていない。まだ古い体質のままである。
国難のいまこそ、連帯である。セ・パも労使も超えたプロ野球全体の姿勢が問われている。(編集委員・内田 雅也)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/20/kiji/K20110320000462490.html
●計画停電は不公平? 「娯楽施設がなぜ」「高級住宅地の方が消費電力多い」 - SankeiBiz(サンケイビズ)
多摩地区を中心に東京都内でも実施される計画停電地域が増えている。一方、中心部や繁華街ではこうこうと照明がついているビルや店舗もある。通勤電車が削減されて苦労するサラリーマンや、停電時には生活手段が止まる住民からは「被災者には協力する」としながらも、停電の方法や対象地域の区割りの不公平さに不満の声も漏れてくる。
東京電力東京支店によると、都内で18日現在、計画停電の対象となっているのは多摩全地域と荒川、足立、板橋、練馬の4区のみ。理由について同店は「送電系統や技術的なこと、社会的影響などを考えて総合的に判断した」と説明するにとどまる。
通勤電車はJR山手線、京浜東北線などはほぼ平常運転なのに対し、西武鉄道や東武鉄道は4~5割程度だ。両社とも「計画停電の対象地域が沿線に多いうえ、東京電力からの電気が供給が十分でないため」という。
繁華街でも営業時間を短縮したり、看板の照明を落とすなど自粛の動きは広まっているが、派手なネオンをつけたままの店もある。
池袋駅(豊島区)を毎日利用するという会社員、佐藤英裕さん(38)は「電車が遅れて仕事に支障がでているのに、パチンコ店やアミューズメント施設が営業を続けているのは納得できない。電車以外でも電気使用を削減できるはず」と指摘する。
JR有楽町駅前(千代田区)の駅前広場にいた練馬区の中学2年、金沙羅さん(14)は「地元の人がよく知っている店や習い事教室などはもっと節電してもよさそう。今の時期無理に点灯する必要はないのでは」。
停電対象の区域分けにも不満が出ている。
板橋区の福祉施設職員(38)は「(世田谷区などにある)高級住宅街の家ほど消費電力が多いのではないか。同じ都民としてどの区の人も平等に停電に協力すべきだ」。足立区内に勤める男性(46)も「(埼玉県草加市の)自宅が17日は2回、18日は夜に停電だ。連日だとさすがに疲れる。隣町は対象から外れており、1日交代にならないか」と注文した。
品川区の会社社長の男性(52)は「どこのマンションの廊下も一晩中明かりがついている。最小限に絞るなどできることはたくさんある。政府や東京電力は具体策を呼び掛けてほしい」と現行の方法に不満を漏らした。
一方、目黒区の会社社長、伊賀則夫さん(65)は「千代田、中央区を停電させてはいけない。国会議事堂、霞が関、日銀などがある日本の中枢だ。国内有数の繁華街もあり、ここが停電したら日本全体が真っ暗なイメージになる。希望の明かりはつけていてほしい」。
板橋区では、19日は1日2回の停電の可能性もある。同区の主婦、但野イツ子さん(71)は「1人暮らしなので夜の停電は怖い。でも被災地の状況を考えると、私たちができるのは停電に協力することくらい。なるべく部屋の暖房を消して厚着をしているから大丈夫ですよ」と気丈に話していた。
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/110320/cpd1103201640016-n1.htm
●パ・リーグが21日に緊急オーナー会議 - 野球 - SANSPO.COM 2011.3.20 05:04
すでに4月12日への開幕延期を決めているパ・リーグ。しかし、3・25開幕を発表したセ・リーグに選手、ファン、さらに政府が反発。世論の猛バッシングで延期を余儀なくされた中、オーナーが緊急集合し、プロ野球の在り方や公式戦への対応などを話し合うことになった。
同リーグの花井史朗光統括は「今までにない重大な状況。あらゆることについて話し合いたい」と説明。本来、一方のリーグのオーナーだけの集まりは「懇談会」と称するが、今回あえて「会議」と呼ぶことで、事態の重大さが示された。球団代表ら実務者も出席し、楽天の主催球場を含めた当面の日程も話し合われる。
いち早く反応したのはロッテだ。この日、本拠地・QVCマリンでのナイター開催中止を明らかにした。4月は本拠地での11試合中、ナイターは10試合が予定されているが、石川晃球団運営本部長は「行政からOKが出るまでナイターはやらない。国民感情がありますから」と話し、異例の“平日開幕”を決めた。
石川本部長によると、同球場でナイター1試合を開催する場合、1万6000キロワット時の電力が必要となるが、デーゲームだと1万1000キロワット時となり、5000キロワット時の節電。さらに4000-5000キロワット時を消費する大型ビジョンは使用せず、スコアボードの選手名、カウント表示のみを行う予定だ。
ただ文科省からの通達では、東北・東京両電力管外での試合開催を求められたが、瀬戸山隆三球団社長は「代替は考えていない。やるからには自分の所でやるのが使命。デーゲームなら問題ない」との認識を示した。
http://www.sanspo.com/baseball/news/110320/bsr1103200505001-n2.htm
●セ理事長「4月12日開幕にしたかった」 - プロ野球ニュース : nikkansports.com 2011年3月19日22時22分
セ・リーグ理事長のヤクルト新(あたらし)常務取締役が19日、都内で行われた約7時間の臨時理事会を終え、取材に応じた。
開幕を3月29日に延期、大規模な節電対策、延長戦を行わずに9回で打ち切り、可能な限りデーゲーム開催を推進することなどを述べ「本拠地の神宮ではアマ野球開催もあってデーゲームにするのは難しいが、ナイターで最大30%の節電をしていく。ヤクルトとしては、パと同じ4月12日開幕にしたかった。選手会も協力してくれると期待しています」と話した。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20110319-750574.html
●上原「正気じゃない」開幕強行の巨人批判 - MLBニュース : nikkansports.com 2011年3月18日7時43分
米フロリダ州サラソタでキャンプ中のオリオールズ上原浩治投手(35)が、25日の強行開幕に踏み切ったセ・リーグを痛烈に批判した。17日、本紙の電話取材に「いったい何を考えているのか。こっちでもニュースはしょっちゅう流れている。電気が足りなくて停電とかしているんでしょ? そんな中でナイターをやるなんて正気の沙汰じゃない」と憤慨して話した。強行開催の先導役になっているのは、古巣の巨人であることを知っており「本当に情けない。巨人の人気も、野球の人気も落ちてしまうんじゃないか」とコメントした。
東日本大震災の被害を受けた日本の惨状に、心を痛めている。自身は右肘に痛み止めの注射を打ち、2日前に投球練習を再開したばかり。「開幕までに何試合か投げますよ。今の状態では、お前はそんなことを言っている場合じゃないだろって言われそうだけど…」と言いつつ、黙っていられなかった。「もしやるんでも、照明を使わないでやるべき。被災地でも、寒さで凍えている人がいる。そんな人たちの感情を考えれば、明かりをつけて野球なんてやったらいかんでしょ」と提言した。
労組プロ野球選手会の意向もバックアップ。「選手会だってやりたくないって言ってるんでしょ? 当然ですよ。選手がそんな気持ちでプレーしているのに、野球ファンだって喜んでくれるんですかね。球団のフロントも、もう少し選手の気持ちを理解すべき」と、選手の気持ちを代弁した。【小島信行】
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20110318-749737.html
●セ・リーグ開幕、29日に延期…節電も推進 : プロ野球 : スポーツ 2011年3月19日21時46分 読売新聞
プロ野球のセ・リーグは19日、臨時理事会を開き、今季の開幕日を3月29日に延期することを決めた。
さらに、4月3日までの東京電力、東北電力管内のナイターを取りやめ、その後もナイター開催に際して、シーズンを通した節電対策を行うことも発表した。セは3月25日の開幕を目指していたが、東日本巨大地震の影響で計画停電が行われていることから、18日の文部科学省の節電協力の要請を受け入れた。
これにより、セは29日に、広島―巨人(マツダスタジアム)、阪神―中日(京セラドーム大阪)、横浜―ヤクルト(横浜)で開幕する。
セは「ファンの皆様へ」として節電対策など6項目を盛り込んだ声明を発表した。声明では、〈1〉開幕を3月29日に延期する〈2〉開幕後も4月3日までは東京電力、東北電力管内のナイターを取りやめ、デーゲームとする〈3〉4月5日から両電力管内のナイターは「減灯ナイター」とし、大規模な節電策を講じ、その他の球場についても節電対策を推進する〈4〉今季レギュラーシーズンでは延長戦を行わず、九回で打ち切りとする〈5〉両電力管内では夏場の試合は可能な限りデーゲームとすることを検討する〈6〉被災地対策、観客、選手、球場の安全確保や節電対策に対処するため、震災対策会議を設置し、選手たちと連携してこの難局を乗り越える――としている。
25~27日は、巨人―横浜(東京ドーム=25、26日はナイター)、ヤクルト―阪神(神宮=25日はナイター)、中日―広島(ナゴヤドーム=25、26日はナイター)の計9試合が予定されていた。代替日は後日発表される。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20110319-OYT1T00727.htm
●東京ドームの巨人戦は4割節電、照明最小限に : プロ野球 : スポーツ 2011年3月19日22時24分 読売新聞
セ・リーグが大規模な節電策を講じることを受け、巨人と東京ドームは19日、当面の節電策を以下のように決めた。
主な節電策は〈1〉グラウンドやスタンドの照明を試合及び観戦に支障のないレベルまで落とす〈2〉ドーム内の冷暖房は当面使用しない〈3〉ドームの外灯を消す〈4〉コンコースや外周通路の照明を観客の安全確保が出来る最小限まで下げる〈5〉場内ショップの照明を最小限とする〈6〉大型スクリーン使用を可能な限り控える――など。
東京ドームでは現在、巨人のナイター開催の際は練習が始まる午後1時ごろから試合終了の午後10時ごろまでの間に約4万キロ・ワット時の電力を使用している。グラウンドやスタンドの照明など、検証が必要なものもあるが、これらの節電策により、約40%減の2万3000~2万4000キロ・ワット時まで減らせる見通しという。
巨人と東京ドームでは、さらに削減が可能かどうか検討する。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20110319-OYT1T00783.htm
【私のコメント】
プロ野球はセリーグが3月29日、パリーグが4月12日に開幕を延期した。私は開幕時期には拘らない。しかし、東京電力及び東北電力の管内の深刻な電力不足を考慮するならば、少なくとも計画停電が予想される四月及び夏期期間は両社管内での試合は中止し、北海道や西日本に場所を移して試合を行うべきだと考える。また、火力発電所が復旧し冷房の電力需要が高まる前の5月・6月も、両社管内でのプロ野球の試合はデーゲームに限定し、空調や照明で膨大な電力を消費するドーム球場の使用は中止すべきであると考える。ドーム球場はデーゲームであっても膨大な電力を消費するのだ。
両社管内でドーム球場を保有するのは巨人と西武の二球団であるが、西武は大宮球場での開催や東京電力の管轄外での開催も視野に、調整を進めていくという。実に賢明な姿勢である。沿線住民が停電による交通信号停止や病院・在宅医療機器・電話などの機能麻痺、家庭や工場での停電による不便、西武電車の運転本数削減による混雑などに苦しんでいる状態で、膨大な電力を使用したドーム球場での試合を行うことは理解が得られないと言う正当な判断によるものだ。ただ、私はそれでも3月29日や4月12日の開催は国民の理解を得られないと考えている。少なくとも東京電力管内では、計画停電中止の見込みのある4月末まで試合開催を中止すべきである。
巨人軍が東京ドームでのナイターの試合に拘っていることは東京電力管内の住民の理解を得られないことは確実である。そこまでして彼らが拘るのは、平日夜の時間帯に巨人戦をテレビ中継することで系列の日本テレビの視聴率を稼ぎたい、東京ドームも儲けたいという私利私欲によるものであって、絶対に容認されるべきものではない。このような反社会的な組織である巨人軍は永遠に取り潰し、その事実上の指導者であるナベツネは全財産を没収して無期懲役の刑に服させるべきである。恐らく読売グループ内でも常識ある人間は東京ドームでの試合に反対しているのだろうが、ナベツネが余りに強大な権力を握っているためにその意向を覆すことができないのだと思われる。
東京ドームでは巨人戦の半数の試合が行われる。それがテレビ中継されることで日本テレビに多額の収益が入る。更に、東京ドーム内部の企業広告はテレビ中継で多くの人の目に触れるので、膨大な広告料があると思われる。東京ドームでの試合を中止すると、恐らく広告企業に違約金を支払う必要が出てくる。結局これが一番の大問題なのだろう。ただ、読売新聞や日本テレビは社員の給与の高さで知られる優良企業である。計画停電期間中は社員が給与の1000万円以上の部分の半分を返上するなどの方法で東京ドームを支援することは可能ではないかと思われる。
東京ドームでのナイター強行は短期的には日本テレビや東京ドームの経営に好影響を与えるだろう。しかし、長期的視点で見るならば、計画停電に苦しむ5000-6000万人の東日本の住民の激しい怒りを引き起こし、巨人軍の人気、プロ野球の人気、読売グループの信頼に致命的打撃を与えることになると思われる。この様な常識的判断の出来ないナベツネというリーダー、そのリーダーに対してクーデターを起こせず従順に従うことしかできない幹部社員たちの愚かさには呆れる他はない。
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22文科ス第1060号 平成23年3月18日
社団法人 日本野球機構 会長 加藤 良三 殿
文部科学副大臣 鈴木 寛 (印影印刷)
東北地方太平洋沖地震に伴う協力のお願い
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、相当の供給力不足が発生している中、予測できない大規模停電を回避するため、計画停電が実施されるとともに、国民や産業界等の協力による節電の努力が続いております。
貴機構におかれては、このような状況を踏まえて、電力の安定供給が確保できるまでの間、下記の点について、特段のご理解・ご協力をいただくようお願いいたします。
記
厳しい電力需給事情を踏まえ、計画停電が行われている東京電力・東北電力管内以外の地域で試合を開催するよう、可能な限りの努力をお願いします。
特に、東京電力・東北電力管内の地域では、夜間に試合を開催することは厳に慎むようお願いします。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/03/1303864.htm
●電源不足で国民総力戦に 国際戦略コラム NO.3927
外野で応援しているしかないが、東電は、2火力発電所を4月までに再開し発電能力2割増の約4200万キロワットなるが、夏場で5500万~6000万キロワットの電力供給は無理という。このため、夏には東京都の千代田、中央、港の3区を除く23区も計画停電対象になるという。
ここからは、原発や震災という危機状況から国民(東日本)や都民総力戦に移行して、電気の製造は東電しかないという常識にとらわれてない非常識的な解決方法を積極的に採用するしかない。
計画停電は、より広範囲地域で夏まで続くことになる。特に夏場は冷房が効かないオフィスは居ることもできないほど暑くなるし、窓も開かないので、風を入れることも出来ない。しかし、新宿副都心や品川のビル群などは予備電源があるが、中小ビルには基本的にはない。
森ビルは六本木ヒルズの予備のディーゼル発電機で生み出した電力を東電に供給するというなら、これは大きなビルには予備電源のディーデル発電機が普通はあるから、都心3区の予備電源があるビルも発電して東電に電気を供給して、より広い範囲が停電しないようにする必要がある。
しかし、このような非常時であり電気が足りないのに、読売巨人は東京ドームでナイターを強行するという。担当者によると、プロ野球開催時の1日の電力消費量は5万~6万キロワット時になる。これは、一般家庭の平均電力使用量が1日あたり約10キロワット時だから、約6千世帯分に相当する量になる。
そして、ドーム球場のため、ナイター(夜間試合)をデーゲーム(日中試合)にしても、抜本的な対策とはならないという。ナイター時間は一番電力を使う時間であり、この時間に一般家庭6千件分の電力を使うなど正気の沙汰ではない。それでも、ナイターに読売が固守するのは、TVのゴールデンタイムに中継したいからなのだ。儲けの為には、関東の一般市民が困っても関係ないという態度である。
それだったら、関西や中部の他球場を使うべきである。60HZ地域は電力不足はないから、照明を煌々と点けても文句はない。
横浜の本拠・横浜スタジアム(横浜市中区)は、1日の消費電力は1試合平均で2万1千キロワット時。デーゲームにすれば、照明の分だけ節電できるといい、デーゲームで対応するようである。ヤクルトの本拠・神宮球場(東京都新宿区)は、ナイター開催時の電力消費量は1日あたり7千~8千キロワット時と少ない。これもデーゲームに対応するようだ。
というように他球場はドームではないので、消費電力量は東京ドームより大幅に少なく、かつデーゲームにすることで消費電力はより少なく出来る。ということで、東京ドームを当分使用禁止にして、電力消費量を0にするべきである。
もし、野球を東京ドームで読売巨人が実施するなら、国民はこれをボイコットし、見に行かないことと、TV中継を見ないことと、スポンサーに抗議して、それでも実施するなら、スポンサー製品もボイコットしよう。東日本の国民総力戦に反した行動を取るなら、読売を皆で倒産まで追いやるしかない。強い決意で、国民は読売を追及していこう。あまりにも、身勝手すぎる。
西日本での開催は賛成であり、電力使用量が少ない球場での開催は賛成であり、野球を止めろと言っていないことに注意してください。
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/230320.htm
●ロッテ、西武は開幕ナイターやらない - プロ野球ニュース : nikkansports.com 2011年3月20日7時26分
ロッテと西武が19日、4月12日の開幕戦をデーゲームで実施する方針を固めた。ロッテはQVCマリン(千葉市)で楽天戦、西武は西武ドーム(埼玉・所沢市)で日本ハム戦を予定しているが、どちらも東京電力の管内。ロッテ瀬戸山球団社長は「(4月12日の)電力状況が今と同じなら、ナイターをやめることを視野に入れるのはやむを得ない」と話した。
QVCの電力消費量はナイターで約1万6000キロワット時、デーゲームなら約1万1000キロワット時。4000~5000キロワット時を消費する大型スクリーンを使用しなければナイターの半分以下での開催が可能。同社長は「節電をしてやってくださいということだと考えている。代替球場は考えていない。QVCでやる前提で進めている」と説明した。
西武も開始時間を変更する方向だ。飯田専務は「4月12日はナイターではやらない。西武ドームで開催するとしたら、デーゲームでも照明は使用しない」と話した。その一方で、大宮での開催や東京電力の管轄外での開催も視野に、調整を進めていく。
パ・リーグでは明日21日に臨時オーナー会議を開催し、一連の問題について意見を交換する予定だ。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20110320-750623.html
●いまだに巨人依存体質?「1対5」で「1」が通る ― スポニチ Sponichi Annex 野球 2011年3月20日 07:47
最終的にはむろん全会一致だが、関係者によると、セ・リーグの決定は巨人の姿勢が色濃く反映されていた。他5球団は程度の差こそあれ、さらに延期を提案していた。
ヤクルトなどはパ・リーグと同じ4月12日か、それ以降まで遅らせるよう主張したと聞く。阪神も追随した。4月8日の折衷案もあった。結局、他5球団は折れた。「1対5」で「1」が通る。古くからの巨人依存体質が見えるようだ。
ナイター削減や9回打ち切りなど工夫は評価できるが、延期は3連戦だけで、パとは2週間も差がある。2004年の再編騒動でプロ野球は2リーグ制を維持し、生まれ変わろうとしてきた。日本プロ野球組織(NPB)は「より強固な組織」を目指し、10年にはコミッショナーとセ・パの3事務局を統合。大リーグのように日程編成も含めて一元化すべきだが、セ・パ別個の運営は変わっていない。まだ古い体質のままである。
国難のいまこそ、連帯である。セ・パも労使も超えたプロ野球全体の姿勢が問われている。(編集委員・内田 雅也)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/20/kiji/K20110320000462490.html
●計画停電は不公平? 「娯楽施設がなぜ」「高級住宅地の方が消費電力多い」 - SankeiBiz(サンケイビズ)
多摩地区を中心に東京都内でも実施される計画停電地域が増えている。一方、中心部や繁華街ではこうこうと照明がついているビルや店舗もある。通勤電車が削減されて苦労するサラリーマンや、停電時には生活手段が止まる住民からは「被災者には協力する」としながらも、停電の方法や対象地域の区割りの不公平さに不満の声も漏れてくる。
東京電力東京支店によると、都内で18日現在、計画停電の対象となっているのは多摩全地域と荒川、足立、板橋、練馬の4区のみ。理由について同店は「送電系統や技術的なこと、社会的影響などを考えて総合的に判断した」と説明するにとどまる。
通勤電車はJR山手線、京浜東北線などはほぼ平常運転なのに対し、西武鉄道や東武鉄道は4~5割程度だ。両社とも「計画停電の対象地域が沿線に多いうえ、東京電力からの電気が供給が十分でないため」という。
繁華街でも営業時間を短縮したり、看板の照明を落とすなど自粛の動きは広まっているが、派手なネオンをつけたままの店もある。
池袋駅(豊島区)を毎日利用するという会社員、佐藤英裕さん(38)は「電車が遅れて仕事に支障がでているのに、パチンコ店やアミューズメント施設が営業を続けているのは納得できない。電車以外でも電気使用を削減できるはず」と指摘する。
JR有楽町駅前(千代田区)の駅前広場にいた練馬区の中学2年、金沙羅さん(14)は「地元の人がよく知っている店や習い事教室などはもっと節電してもよさそう。今の時期無理に点灯する必要はないのでは」。
停電対象の区域分けにも不満が出ている。
板橋区の福祉施設職員(38)は「(世田谷区などにある)高級住宅街の家ほど消費電力が多いのではないか。同じ都民としてどの区の人も平等に停電に協力すべきだ」。足立区内に勤める男性(46)も「(埼玉県草加市の)自宅が17日は2回、18日は夜に停電だ。連日だとさすがに疲れる。隣町は対象から外れており、1日交代にならないか」と注文した。
品川区の会社社長の男性(52)は「どこのマンションの廊下も一晩中明かりがついている。最小限に絞るなどできることはたくさんある。政府や東京電力は具体策を呼び掛けてほしい」と現行の方法に不満を漏らした。
一方、目黒区の会社社長、伊賀則夫さん(65)は「千代田、中央区を停電させてはいけない。国会議事堂、霞が関、日銀などがある日本の中枢だ。国内有数の繁華街もあり、ここが停電したら日本全体が真っ暗なイメージになる。希望の明かりはつけていてほしい」。
板橋区では、19日は1日2回の停電の可能性もある。同区の主婦、但野イツ子さん(71)は「1人暮らしなので夜の停電は怖い。でも被災地の状況を考えると、私たちができるのは停電に協力することくらい。なるべく部屋の暖房を消して厚着をしているから大丈夫ですよ」と気丈に話していた。
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/110320/cpd1103201640016-n1.htm
●パ・リーグが21日に緊急オーナー会議 - 野球 - SANSPO.COM 2011.3.20 05:04
すでに4月12日への開幕延期を決めているパ・リーグ。しかし、3・25開幕を発表したセ・リーグに選手、ファン、さらに政府が反発。世論の猛バッシングで延期を余儀なくされた中、オーナーが緊急集合し、プロ野球の在り方や公式戦への対応などを話し合うことになった。
同リーグの花井史朗光統括は「今までにない重大な状況。あらゆることについて話し合いたい」と説明。本来、一方のリーグのオーナーだけの集まりは「懇談会」と称するが、今回あえて「会議」と呼ぶことで、事態の重大さが示された。球団代表ら実務者も出席し、楽天の主催球場を含めた当面の日程も話し合われる。
いち早く反応したのはロッテだ。この日、本拠地・QVCマリンでのナイター開催中止を明らかにした。4月は本拠地での11試合中、ナイターは10試合が予定されているが、石川晃球団運営本部長は「行政からOKが出るまでナイターはやらない。国民感情がありますから」と話し、異例の“平日開幕”を決めた。
石川本部長によると、同球場でナイター1試合を開催する場合、1万6000キロワット時の電力が必要となるが、デーゲームだと1万1000キロワット時となり、5000キロワット時の節電。さらに4000-5000キロワット時を消費する大型ビジョンは使用せず、スコアボードの選手名、カウント表示のみを行う予定だ。
ただ文科省からの通達では、東北・東京両電力管外での試合開催を求められたが、瀬戸山隆三球団社長は「代替は考えていない。やるからには自分の所でやるのが使命。デーゲームなら問題ない」との認識を示した。
http://www.sanspo.com/baseball/news/110320/bsr1103200505001-n2.htm
●セ理事長「4月12日開幕にしたかった」 - プロ野球ニュース : nikkansports.com 2011年3月19日22時22分
セ・リーグ理事長のヤクルト新(あたらし)常務取締役が19日、都内で行われた約7時間の臨時理事会を終え、取材に応じた。
開幕を3月29日に延期、大規模な節電対策、延長戦を行わずに9回で打ち切り、可能な限りデーゲーム開催を推進することなどを述べ「本拠地の神宮ではアマ野球開催もあってデーゲームにするのは難しいが、ナイターで最大30%の節電をしていく。ヤクルトとしては、パと同じ4月12日開幕にしたかった。選手会も協力してくれると期待しています」と話した。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20110319-750574.html
●上原「正気じゃない」開幕強行の巨人批判 - MLBニュース : nikkansports.com 2011年3月18日7時43分
米フロリダ州サラソタでキャンプ中のオリオールズ上原浩治投手(35)が、25日の強行開幕に踏み切ったセ・リーグを痛烈に批判した。17日、本紙の電話取材に「いったい何を考えているのか。こっちでもニュースはしょっちゅう流れている。電気が足りなくて停電とかしているんでしょ? そんな中でナイターをやるなんて正気の沙汰じゃない」と憤慨して話した。強行開催の先導役になっているのは、古巣の巨人であることを知っており「本当に情けない。巨人の人気も、野球の人気も落ちてしまうんじゃないか」とコメントした。
東日本大震災の被害を受けた日本の惨状に、心を痛めている。自身は右肘に痛み止めの注射を打ち、2日前に投球練習を再開したばかり。「開幕までに何試合か投げますよ。今の状態では、お前はそんなことを言っている場合じゃないだろって言われそうだけど…」と言いつつ、黙っていられなかった。「もしやるんでも、照明を使わないでやるべき。被災地でも、寒さで凍えている人がいる。そんな人たちの感情を考えれば、明かりをつけて野球なんてやったらいかんでしょ」と提言した。
労組プロ野球選手会の意向もバックアップ。「選手会だってやりたくないって言ってるんでしょ? 当然ですよ。選手がそんな気持ちでプレーしているのに、野球ファンだって喜んでくれるんですかね。球団のフロントも、もう少し選手の気持ちを理解すべき」と、選手の気持ちを代弁した。【小島信行】
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20110318-749737.html
●セ・リーグ開幕、29日に延期…節電も推進 : プロ野球 : スポーツ 2011年3月19日21時46分 読売新聞
プロ野球のセ・リーグは19日、臨時理事会を開き、今季の開幕日を3月29日に延期することを決めた。
さらに、4月3日までの東京電力、東北電力管内のナイターを取りやめ、その後もナイター開催に際して、シーズンを通した節電対策を行うことも発表した。セは3月25日の開幕を目指していたが、東日本巨大地震の影響で計画停電が行われていることから、18日の文部科学省の節電協力の要請を受け入れた。
これにより、セは29日に、広島―巨人(マツダスタジアム)、阪神―中日(京セラドーム大阪)、横浜―ヤクルト(横浜)で開幕する。
セは「ファンの皆様へ」として節電対策など6項目を盛り込んだ声明を発表した。声明では、〈1〉開幕を3月29日に延期する〈2〉開幕後も4月3日までは東京電力、東北電力管内のナイターを取りやめ、デーゲームとする〈3〉4月5日から両電力管内のナイターは「減灯ナイター」とし、大規模な節電策を講じ、その他の球場についても節電対策を推進する〈4〉今季レギュラーシーズンでは延長戦を行わず、九回で打ち切りとする〈5〉両電力管内では夏場の試合は可能な限りデーゲームとすることを検討する〈6〉被災地対策、観客、選手、球場の安全確保や節電対策に対処するため、震災対策会議を設置し、選手たちと連携してこの難局を乗り越える――としている。
25~27日は、巨人―横浜(東京ドーム=25、26日はナイター)、ヤクルト―阪神(神宮=25日はナイター)、中日―広島(ナゴヤドーム=25、26日はナイター)の計9試合が予定されていた。代替日は後日発表される。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20110319-OYT1T00727.htm
●東京ドームの巨人戦は4割節電、照明最小限に : プロ野球 : スポーツ 2011年3月19日22時24分 読売新聞
セ・リーグが大規模な節電策を講じることを受け、巨人と東京ドームは19日、当面の節電策を以下のように決めた。
主な節電策は〈1〉グラウンドやスタンドの照明を試合及び観戦に支障のないレベルまで落とす〈2〉ドーム内の冷暖房は当面使用しない〈3〉ドームの外灯を消す〈4〉コンコースや外周通路の照明を観客の安全確保が出来る最小限まで下げる〈5〉場内ショップの照明を最小限とする〈6〉大型スクリーン使用を可能な限り控える――など。
東京ドームでは現在、巨人のナイター開催の際は練習が始まる午後1時ごろから試合終了の午後10時ごろまでの間に約4万キロ・ワット時の電力を使用している。グラウンドやスタンドの照明など、検証が必要なものもあるが、これらの節電策により、約40%減の2万3000~2万4000キロ・ワット時まで減らせる見通しという。
巨人と東京ドームでは、さらに削減が可能かどうか検討する。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20110319-OYT1T00783.htm
【私のコメント】
プロ野球はセリーグが3月29日、パリーグが4月12日に開幕を延期した。私は開幕時期には拘らない。しかし、東京電力及び東北電力の管内の深刻な電力不足を考慮するならば、少なくとも計画停電が予想される四月及び夏期期間は両社管内での試合は中止し、北海道や西日本に場所を移して試合を行うべきだと考える。また、火力発電所が復旧し冷房の電力需要が高まる前の5月・6月も、両社管内でのプロ野球の試合はデーゲームに限定し、空調や照明で膨大な電力を消費するドーム球場の使用は中止すべきであると考える。ドーム球場はデーゲームであっても膨大な電力を消費するのだ。
両社管内でドーム球場を保有するのは巨人と西武の二球団であるが、西武は大宮球場での開催や東京電力の管轄外での開催も視野に、調整を進めていくという。実に賢明な姿勢である。沿線住民が停電による交通信号停止や病院・在宅医療機器・電話などの機能麻痺、家庭や工場での停電による不便、西武電車の運転本数削減による混雑などに苦しんでいる状態で、膨大な電力を使用したドーム球場での試合を行うことは理解が得られないと言う正当な判断によるものだ。ただ、私はそれでも3月29日や4月12日の開催は国民の理解を得られないと考えている。少なくとも東京電力管内では、計画停電中止の見込みのある4月末まで試合開催を中止すべきである。
巨人軍が東京ドームでのナイターの試合に拘っていることは東京電力管内の住民の理解を得られないことは確実である。そこまでして彼らが拘るのは、平日夜の時間帯に巨人戦をテレビ中継することで系列の日本テレビの視聴率を稼ぎたい、東京ドームも儲けたいという私利私欲によるものであって、絶対に容認されるべきものではない。このような反社会的な組織である巨人軍は永遠に取り潰し、その事実上の指導者であるナベツネは全財産を没収して無期懲役の刑に服させるべきである。恐らく読売グループ内でも常識ある人間は東京ドームでの試合に反対しているのだろうが、ナベツネが余りに強大な権力を握っているためにその意向を覆すことができないのだと思われる。
東京ドームでは巨人戦の半数の試合が行われる。それがテレビ中継されることで日本テレビに多額の収益が入る。更に、東京ドーム内部の企業広告はテレビ中継で多くの人の目に触れるので、膨大な広告料があると思われる。東京ドームでの試合を中止すると、恐らく広告企業に違約金を支払う必要が出てくる。結局これが一番の大問題なのだろう。ただ、読売新聞や日本テレビは社員の給与の高さで知られる優良企業である。計画停電期間中は社員が給与の1000万円以上の部分の半分を返上するなどの方法で東京ドームを支援することは可能ではないかと思われる。
東京ドームでのナイター強行は短期的には日本テレビや東京ドームの経営に好影響を与えるだろう。しかし、長期的視点で見るならば、計画停電に苦しむ5000-6000万人の東日本の住民の激しい怒りを引き起こし、巨人軍の人気、プロ野球の人気、読売グループの信頼に致命的打撃を与えることになると思われる。この様な常識的判断の出来ないナベツネというリーダー、そのリーダーに対してクーデターを起こせず従順に従うことしかできない幹部社員たちの愚かさには呆れる他はない。
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読売の利益になることは、CIAの活動資金にもなりますし、ブログに書かれていることに共感しました。
私は少し違った見方をしています。ナベツネは米国の手先という点で、エジプトのムバラクと似ています。米国は最近、エジプトやバーレーンなどで親米傀儡政権を事実上見捨てています。今回の巨人軍のナイター強行も、エジプト同様の反ナベツネ運動を引き起こすことで、日本の米国からの自立を促進するというメリットがあると考えています。ムバラクやナベツネなどの米国傀儡が失脚した後には自国の国益を真に追求する人々が国家を支配することになり、それによって世界は米国一極支配から多極化していくことになると思います。
この期に及んで、死ぬまでアメリカに
日本のカネを上納したい。
忠誠を尽くしたいのなら、そうさせた方がいいのでしょう。
返って、国民教育、反面教師の実験材料として
こんなバカが、日本にいました。という
ネタになるのですから、
ほっとけばいいのでしょう。
だから国を平気で売れる。
私は野球に興味がありません。どこのファンでもありません。
B層をつくりだすには最も適した遊戯なのよ!
3Sのうちの一つの最たるSです
朝練やって、3時間目終わって昼飯食って
昼休み練(や)って、放課後また・・・・・
年がら年中、、、、
わがまち(市)はそれが最も成功した例だね
他の選手もやりたくなさそうだよ
プロ野球はナベツネたちの利権団体に成り下がってしまった
まさか、管理人さんは在日チョン公とか?www
正に馬鹿馬鹿しいの一言です。もちろん、このブログの内容が。もちろん、私自身強硬な渡辺恒雄氏に疑問を感じています。わざわざ、この時期に開幕させる必要があるのか?電力の回復・発電所の復旧後でも良いのではないか?とも思います。ですが、冷静に考えてみるとこの震災で多くの日常が失われ未だ多くの被災者が苦しんでいます。そして、首都東京の灯は消えかけたまま娯楽のほとんどが再開のめどが立たない状態です。渡辺恒雄氏がこの事を危惧し、テレビで野球中継を復活させて日本人を元気付けたい。(かなり良心的な解釈です)と考えたかもしれません。まぁ、確かに的外れで時勢にあってはいないでしょう。ですが、ここまで口汚く罵られる必要性があるのでしょうか?
たとえそれがナベツネ氏の会社の利益の為だとしても同じ事です。大企業として会社を守るべくこのような行動をしたのかもしれません。それでも一社長の行動としては立派だと言わざるをえません。間違っても無期懲役にしろなどとは言えないと思います。