国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

1986-88年の中曽根元首相、渡辺美智雄元副総理の黒人差別発言について考える

2006年11月18日 | 日本国内
●日本におけるちびくろさんぼ問題の経緯

 一九八六年九月二二日、当時の中曽根首相が「日本はこれだけ高学歴社会になって、相当インテリジェントなソサエティーになってきておる。アメリカなんかより、はるかにそうだ。平均点からみたらアメリカには黒人とかプエルトリコとか、メキシカンとか、そういうのが相当おって、平均的にみたら非常にまだひくい」と発言し、九月二四日、米議会トーレス下院議員や、黒人議員連盟から抗議を受けた。これに対して中曽根首相は「米国は複合民族なので、教育など手の届かないところもある。日本は単一民族だから手が届きやすい」などと弁明したが、これに対して、一〇月二一日アイヌのウタリ協会などが抗議した。アイヌの民族も沖縄の民族も存在する。また在日韓国・朝鮮人は七〇万人いる。日本は単一民族という理解は事実に即していない。中曽根首相は「私もマユやヒゲが濃いし、アイヌの血が相当入っている」などと発言した。

一九八八年六月「ワシントンポスト」の極東総局長、マーガレット・シェピロ氏が都内の百貨店でおもちゃのさんぼをみて驚いた。七月、同氏はそごう百貨店で黒人のマネキンを見て、日本発のニュースにしようと決心した。

七月一八日、「ワシントン・ポスト」がサンリオ社、ヤマトマネキン社、そごう百貨店を取材した。

七月二二日「黒人の古いステレオタイプが日本で息を吹き返す。市場関係者は差別の意図なしと強調」という見出しで「ワシントンポスト」に掲載された。

七月二三日日本の各紙に「ワシントンポスト」の記事内容が伝えられる。

七月二四日、渡辺美智雄政調会長が自民党の軽井沢セミナーで、アメリカの黒人は破産しても「アッケラカンのカー」だという主旨の発言をした。

七月二五日この発言を「ワシントンポスト」が報道した。、サンリオ社、ヤマトマネキン社は製品の製造中止と市場からの撤去を決める。

八月一日、黒人議員連盟は竹下首相に渡辺発言について抗議の書簡を送る。

八月九日、「黒人人形・マネキン人種差別問題の波紋」(朝日新聞)と、絵本「ちびくろサンボ」の差別論争が英米での排除の状況が報道される。

八月一一日、有田利二氏親子三人が「黒人差別をなくす会」を結成し、黒人を商品化したものを集める。

一二月八日、小学館、学習研究社、講談社が絵本「ちびくろサンホ」絶版の方針をきめる。その後、新聞・雑誌などに「ちびくろさんぼ」絶版をめぐる投書が掲載され論議がなされた。
http://www.nwjc.ac.jp/~yamashiro/yamashiro/txt/ecce/10.htm







●米国の黒人・同性愛者・麻薬中毒者、アフリカの黒人の人口を減らす為の生物兵器として開発・使用されたエイズウイルス
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/f374be1be332cfa70b83af33b200c9d6






●468 名無しさん@6周年 New! 2005/11/28(月) 14:41:28 ID:5ra2352W0
>>464
政治家がいつも本音を言っていると思うのは間違いだよ。
たまに本当の失言もあるけど、基本的には政治家の発言は
二重にも三重にも意味がある場合が多い。
批判のようで実は援護射撃になっている場合もあるんだよ。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1133147315/468






【私のコメント】
 中曽根首相(当時)が1986年9月22日に「黒人などがいるアメリカは知的水準が低い」と問題発言した事件、その2年後の1988年7月24日に中曽根派の故渡辺美智雄政調会長(当時)が『アメリカの黒人は破産しても「アッケラカンのカー」だ』という主旨の問題発言をした事件があった。日本には縁のない米国の黒人差別を容認するかのようなこの二つの発言の意図は不明であるが、二人とも中曽根派の重鎮であること、渡辺美智雄氏が問題発言後も失脚せず1991-1993年に外務大臣・副総理という要職に就いていること、渡辺美智雄氏の発言の直前に「ちびくろサンボ」問題が米国のワシントンポスト紙に報道されていることを考えると何らかの意図を持った発言であった可能性も考えられる。

 最近私が知った、「エイズが生物兵器であり、米国の黒人の人口削減がその目的の一つ」という仮説によれば、1980年代後半はエイズ生物兵器説が広まり始めた時期に一致する。中曽根元首相と故渡辺美智雄元副総理の発言、更にワシントンポスト紙によるちびくろサンボ問題報道は、このエイズによる「黒人大虐殺」に関連しているのではないだろうか?

 中曽根康弘氏と渡辺美智雄氏が一体であると仮定して、両者が黒人虐殺賛成派か反対派かで二つのシナリオが立てられる様に思われる。



・シナリオ1(黒人虐殺賛成派):
 エイズウイルスが遺伝的に黒人を選択的に大虐殺するためにイルミナティ=国際金融資本によって作られた生物兵器であり、それが現実に使用されていることについて米国では黒人議員や反イルミナティ陣営から激しい批判が起きていた。イルミナティ=国際金融資本は有色人種の壊滅を狙っているが、日本人は対象に含んでいないことを知った中曽根氏はそれに賛同し、米国の黒人議員や反イルミナティ陣営を叩き潰す為にわざと、イルミナティの黒人に対するホンネを含んだ問題発言を起こし、先進七カ国中で唯一の有色人種国家である日本は「イルミナティによる黒人大虐殺を支持する」ことを明らかにした。一回目の発言では十分な効果が得られなかったため、2年後にワシントンポスト紙の協力を得て「ちびくろサンボ」問題と同時期に右腕の渡辺美智雄氏に中曽根康弘氏が頼んで問題発言をさせた。


・シナリオ2(黒人虐殺反対派):
 エイズウイルスが遺伝的に黒人を選択的に大虐殺するためにイルミナティ=国際金融資本によって作られた生物兵器であり、それが現実に使用されていることについて米国では黒人議員や反イルミナティ陣営から激しい批判が起きていた。イルミナティ=国際金融資本は優生学的信念に基づいて日本人を含めた有色人種の壊滅を狙っていることを知った中曽根氏はそれを憂慮し、米国の黒人議員や反イルミナティ陣営と協力してわざと、イルミナティの黒人に対するホンネを含んだ問題発言を起こし、その後に米国内でエイズによる黒人虐殺に反対する運動の高まりを誘発させた。一回目の発言では十分な効果が得られなかったため、2年後にワシントンポスト紙の協力を得て「ちびくろサンボ」問題と同時期に右腕の渡辺美智雄氏に中曽根康弘氏が頼んで問題発言をさせた。



 以上の私の文章は確たる証拠もなく、陰謀マニアの妄想に過ぎない可能性も高いであろう。しかし、二人の問題発言の内容と時期、二人が問題発言を行った後も失脚していないことから考えて、米国を巻き込んだ何らかの陰謀シナリオが存在した可能性は否定できない様に思われる。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-11-18 22:46:10
なるほど、だからあの当時
中曽根首相は失脚工作を仕掛けられなかったのかも

そういう視点は今までになかった

単なる失言だけだと思ったが・・・
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Unknown ( )
2018-11-25 21:23:42
アホだろ
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