国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

核武装と常温核融合に向かって大きく一歩前進した日本

2011年09月24日 | 常温核融合・重力遮蔽・生物兵器などの超先端科学技術
●レーザー法ウラン濃縮商用化計画 GE・日立系、米紙報道  2011/08/21 18:15 共同通信

【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は20日、核燃料となる濃縮ウランを低コストで製造できるレーザー法のウラン濃縮技術を米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立製作所の合弁会社系企業が軌道に乗せ、商用プラントの建設を計画していると報じた。

 同技術を用いれば小規模の施設でウラン濃縮が可能になることから、技術が流出した場合、テロリストやいわゆる「ならず者国家」による核兵器の秘密開発が発見困難になるとの懸念を研究者らが強めていることも指摘した。

 同企業によるレーザー濃縮は2009年に成功。
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011082101000531.html




●太田述正コラム#4943(2011.8.21)

 GEと日立の子会社が、レーザーによるウラン濃縮の実用化に成功してたんだね。↓

 ・・・General Electric has successfully tested laser enrichment <of
Uranium> for two years and is seeking federal permission to build a $1 billion plant that would make reactor fuel by the ton. ・・・its initial success began in July 2009 at a facility just north of Wilmington, N.C., that is jointly owned with Hitachi. ・・・critics fear that if the work succeeds and the secret gets out, rogue states and terrorists could make bomb fuel in much smaller plants that are difficult to detect. ・・・
http://www.nytimes.com/2011/08/21/science/earth/21laser.html?_r=1&hp=&pagewanted=all
http://blog.ohtan.net/archives/52096341.html



【私のコメント】
1ヶ月前のニュースだが、日立とGEの子会社が米国でレーザーによるウラン濃縮に成功していたという報道があった。この会社は米国国内に存在する。また、会社の規定で親会社の日立がどこまでこの技術に関与可能かは私は知らない。しかし、何らかの形で日本がこの技術にアクセスすることは恐らく可能と思われる。

ウランは原子番号の近い複数の同位体から成り、これらを分離・濃縮することはやや困難で、従来は遠心分離法などが用いられてきた。しかし、今回の新技術によって、より安価で大規模なウラン濃縮が可能になっている。日本独自の核武装や原子炉用のウラン・プルトニウム燃料製造に道を開いたと言えるだろう。

この技術は常温核融合にも大きな貢献を行うと予想される。北海道大学工学部の助教である水野博士の著書では、常温核融合の電極に用いるパラジウムの単体(特定の同位体のみを濃縮したもの)を使用したいが日本や米国では高価で入手困難であること、ロシアでは安価で大量に手に入ることが記載されている。ロシアは恐らくこの技術を既に持っており、日米がそれに何とか追いついたというのが現状ではないかと思われる。更に、広島原爆が実はドイツ製のウラン濃縮型であったとの未確認情報と合わせると、ロシアのウラン濃縮技術はナチスドイツの敗北後にドイツから導入されたものであることが想像される。ナチスはオカルト的な先端技術を多数保有していた。これらの技術はひょっとすると宇宙人から手に入れたのかも知れない。




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19 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-09-24 13:17:00
氏は宇宙人の存在を信じているようですが、いるとしたらどんな姿をしているんでしょうかね?
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一歩前進 (カチガラス)
2011-09-24 14:43:22
常温核融合に一歩前進だそうで大変喜ばしいです。
完成までの歩数はあとわずか
9999999999・・・・・・・・・・9999999999歩だけとなりましたね。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-09-24 15:24:45
くだらない質問するな!馬鹿野郎!
ここは国際情勢の分析と予測の場だぞ!
返信する
Unknown (Unknown)
2011-09-24 16:23:50
すいません。

話は本筋に戻りましてちょっと前に大江健三郎主宰の脱原発デモが大々的に報道されましたが、これを隠蔽するのが目的でですね。

やはり進歩的文化人は日本の国益に貢献している。
返信する
分散電源を目指すべきでは? (ねむ)
2011-09-24 21:24:24
原発事故で明らかになったのは、その事故時の被害が余りに巨大で、
平時から備えるの不可能に近い事だ。

賠償請求、手続き複雑…東電6万世帯に発送
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20110913-OYT8T00285.htm
高度経済成長期のサラリーマンの生涯所得は2~3億円と聞く。
その範囲で、住宅ローン組んだり消費したり子育てしていたのだろう。
そんな人生が吹っ飛んだ事について、1世帯に1億円の補償なら、60兆円。
国家予算が90兆円で、東電の資産規模は14兆円。
これで家計分だけで産業分は別に要る。


核融合と核分裂は違うのかもだが、最終的には発電所が目的だろう。
そのような莫大なエネルギーを生成する装置を安全と言うのは馬鹿げている。

事故時への備えが何時も甘い上に、国土に自爆装置を乱立させるのはやめて欲しいものだ。
絶対に守らねばならぬ場所なんてのは、国防上の弱点でしかない。

事故時の被害が小さいもので、「分散」した発電系の方が良いだろう。
同じ核融合でも、太陽を利用するものとかだが。

補助金+総括原価方式で、事故時への積み立て不十分なら、何だって成り立つだろうが、
それじゃ困るのだ。
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Unknown (ナナ)
2011-09-24 22:47:15
イランにしろ、米国にしろ(もしかしたら日本も?)、何故ウラン濃縮型の核兵器に拘るのか。
それは、ニュートリノ・ビームによって核爆弾が未熟爆発し無効化される事を想定した場合、
ウランの方がプルトニウムよりも耐性が強いからだろう。
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Unknown (Unknown)
2011-09-24 23:52:24
どんな新技術、新兵器でも翌日には韓国に情報がつつぬけでは意味がありません。
防諜の拡充を急ぐべきです。
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  ( )
2011-09-25 16:49:20
このあたりの科学技術は論文として掲載されてるものばかりで
もともと世界中に筒抜けだから
どうせ論文を見ても韓国には何もできないよw
返信する
Unknown (某自衛隊員)
2011-09-25 19:32:47
大変喜ばしい!
後は、自衛隊を日本軍へ!
ここからは、私の個人的妄想だが、韓国といった、国家があるそうな?ある、ある、我が国、軍事シミュレーションで、3日あれば弾圧下、眼中なし、なしwww

敵国指定は、中国一本化!
返信する
Unknown (面白い発想だが)
2011-09-26 00:02:58
韓国ネタもひといきというところでしょうか。
現政権は中国に領土問題でけんかを売り、日本には慰安婦の協議と冗談抜きに自滅コースをたどっています。


常温核融合は、軍事面での応用開発をぜひやって欲しいものです。ウランやプルトニウムを要さない新型水爆があれば原発は不要となります。米国は911で実戦使用したという噂もありますが。

CERNから光速を超えるニュートリノを検出。まだ確定はしていないですが、これは大変なことになりました。超光速で相対論が破綻するかどうかですが、タイムマシーンができてしまうかもしれない。反重力も規定されるかもしれません。ナチスは未来人と接触したなどという妄想も浮かんでしまいます。


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