ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

善哉

2014年05月30日 03時57分25秒 | 教育・指導法
2010年の「通信 ドリーム」より。

まどかの名前もあったので掲載します。



少林寺拳法  橋本西支部 道場通信
ドリーム No.659
発行日 2010年2月15日(月) 発行・文責 長坂 徳久



【善哉・・なんと読みますか?】


2/8(月)。少年部への法話より。


板書「善哉」


長坂『読めない人?』(全員手を挙げた。)  ※以下『   』は長坂


『適当でもいいから、言ってみて。』

「ぜんしか読めれへん。」

「ぜんざい」(四年生航太郎くん。)

『正解!正解者に拍手。(ちなみに、ここは「平成教育委員会」の感じで。)』

「おれ、適当に言ったのに!」

『だから、思ったことは間違ってもいいから発表することが大切なんよ。』

『この「ぜんざい」と名付けたのはある人です。誰でしょう?』

「織田信長!」(航太郎)

『航太郎!お前、やるな~!めっちゃ調子いいな~。全然違うけど。』(笑)

「豊臣秀吉」「明智光秀」

『もうちょっと前の人。』

「聖徳太子」

『そこまで古くはない。ヒント、お坊さん。』

「ぜんざい和尚!」(六年生たち。沢庵(たくあん)和尚を知っているからだろう。長坂が言ったのかな・・)

『ぜんざい和尚はいません! 』

『一休さん』(二年生涼雅君。)

『正解、よくわかったね。」(橋本西はこんなとき自然と拍手が起こる。)

ここで、少し一休さんのことを話しした。

『ぜんざいは、前からあったようです。一休さん(一休禅師)は名付け親です。はじめて食べた一休さんは、そのおいしさに「善き味哉(よき

あじかな)と言ったそうです。そこから「善哉」という名前がついたと言われています。」

『善という漢字の中にはいくつかの漢字が入っています。』

「口」「王」「美」「平」

『美しいという漢字には?』

「大」「羊」

『羊が大きいと書いて「美しい」です。』(これは大切なのでまた機会をみて詳しく書きます。拳士たちには話ししたが紙幅の関係で割愛。)

『君たちに取って、「善いこと」はどんなことですか?』

「ボランテイアをすること」(水浪まどか)

『長坂先生もボランティアで少林寺拳法を教えているんやで。』

子どもたちはびっくりした顔。少林寺拳法の先生と言う仕事だとおもっいるのだろう。

「挨拶をする」「返事をする」「人助けをする」「ごみ拾い」「掃除」など。


このあと、たくあん和尚の話しになり、つい脱線。

『ハヤシライスを作ったのは林さん。(ハッシ―ライスからという説もあり。)サンドイツチを作ったのはサンドイツチさん。』

『じゃあ、ポテトチップスを作ったのは誰か知っているか?』

「小池さん!!」(航太郎)  全員爆笑!


じゃあ、次はポテトチップスがどうやつてできたのかを話ししてあげます。


様々

2014年05月30日 03時21分16秒 | 教育・指導法
読売新聞より





DSMが4から5になったので、発達障害の名称も変わる。

とくに、アスペルガー症候群、PDD(広汎性発達障害)という名称はなくなり、今後は、


「自閉スペクトラム症」(ASD)となる。





夕方の隅田八幡神社






高野山 花坂のやきもち→保護者の方にいただきました。

写真は、上きしやのやきもち

※花坂出身の歌手「岡本愛美ちゃん」(橋本高校卒業生)の「plum」に出てくるのは、♪下きしやのやきもち♪


















全中

2014年05月30日 02時58分37秒 | 教育・指導法
今年は全中予選突破の可能性は、きわめて低いと思う。

昨日は拳士たちには、

「この前までは、可能性-20%やったけど、やっと5%ぐらいにはなってなぁ。(笑)」

拳士たちも自覚している。

だから、言っている。

「まだ、中2やから、2年計画で行こう! 来年は全中で入賞させたる! だから、今年がだめでもあきらめるな。」

親にもそういってある。


しかし、「5%」は可能性はあるのだ。

だから、それに向けて全力を尽くす。

とにかく、

「強くやれ」

を徹底してきた。

それだけをやらせてきた。

それぐらい突き蹴りが弱く、迫力がなかったからだ。

よくなってきた。



あと、木、金、土だ。



当然、逆算で計画する。


土曜日は、通し稽古。


金曜日は、気合。


木曜日は、雰囲気・風格。


今日も15分で5分休憩。


1.運歩そのものを見栄え良く変えた。

2.それを覚えさせた。

3.運歩中もたたかいであると理解させ、それをやらせた。

4.残心を理解させ、やらせた。

5.1.2構成→3.4構成→5.6構成

6.1.2.3構成→4.5.6構成

7.全部通し1回


かなり、よくなった。

「自分たちてもうまくなったと思うやろ?」

「はい。」


やっと、演武は闘いであると理解できたのだろう。


可能性は、5%あれば十分だ。

長坂 対 Aチーム ○×対決

2014年05月30日 02時28分29秒 | 教育・指導法
「やばい、ちょっとしゃべりすぎた!」

と思ったら、残り時間あと15分になっていた。

8時に体育館へ移動させることになっていたから。


今日のノルマはやっておかないと!


うーん、ひらめいた!


「○×対決をします。(構成を変えたところを)、まちがわずに1回できたら「○」をつけます。間違ったりそろってなかったら「×」をつけま

す。

○が10個集まったら、君たちの勝ち。飴をあげます。

×が10個集まったら、先生の勝ち。君たちはひとり腹筋100回。」


○(Aチーム)か×(長坂)のどちらがはやく10個たまるかの勝負形式。


まあ、飴はよけいかもしれないが、長坂的にはそれもありだ。


××××
○○○○○


という感じになってくる。


「アタックチャンス使ってもええで。」


「なにそれ?!」


「アタックチャンスで○になれは3ポイント獲得できる。」


「おー!」(と歓声)


「その代り、×になったら、×が3つ増える。」


「え~。先生、せこい!」


「べつにやらんでもええで。」


そして、6回目にアタックチャンスを使ってきた。





一気に8まで○が増えた。


××××
○○○○○○○○


あと○ふたつでAチームの勝ちだ。そこで、長坂が、


「先生もアタックチャンス使わせてや!」


「ええけど。」


「×になったら、×が3つ増える。○なら、君たちのゴール。」


「じゃあ、使っていいよ。」


「いや、まだ使わん。」


「わーあ、ずるー。俺らが9になったときに使うんや!」


そして、○が9になったときに、


「アタツクチャンス!」


「悪魔くんや~ 悪魔くんや~」


しかし、見事Aチームは、最後の局面をクリア。 


結果として、新しい構成もばっちりマスターということになる。








終わってから、


「長坂先生の練習の感想を言いなさい。」


「いつも時間が短く感じる。」

「疲れてきたと思ったら、いろいろな話をしてくれるので楽しい。」

「しんどく感じない。」

「面白いけど、緊張感もあって、うまくなれるきがする。」

「話が長い。」

「うん? それはあかんてこと?」

「いや、いいってこと!」


と。


そして、飴をあげる。これも楽しくやる。


一種類新しい飴をくわえて、


「これをつかんだ人は、あたりでもういっこあげます。」


当然、目をつむってやらせる。


おわり


展開する話

2014年05月30日 02時03分30秒 | 教育・指導法
今日の少林寺拳法。

日曜日の全中予選(組演武一組)につきっきり指導するため、Aチームもドリーム会館で稽古にした。

体育館が長坂不在になるので、あと指導者は土橋しかいない(橋本西の指導者は長坂と土橋だけ。ずっとそうです。)ので、Aチームはこちらで

みて、土橋の負担を減らす。


全中組は部活で遅れるようなので、Aチームだけを見ることにした。

しばらくして来た中学生には、第2道場で自主稽古することを指示。(昨日の復習を)



Aチームは、紀北大会が終わり、県大会にシフトチェンジ。

紀北大会は修学旅行で出場できなかった黒帯の「横ちゃん」が加入するので、これは心強い。


さて、構成を少しいじった。


それができれば今日のノルマはOK。

今週末、運動会の小学校も多いので、無理はさせない。


【ちなみに、小学生の指導に大切なことは、稽古のやりすぎはダメということだと思う。

日本のジュニア指導の欠点だ。

子どものうちに練習しすぎて、けが(一時的なものではなく、スポーツ選手として致命的な)をさせたり、しやすい体にしてしまう。

ジュニア期のスポーツは(武道も)、楽しみながら、心身を養い、将来的に伸びるようにしてあげることだ。

鍛えることをジュニア期にやろうとするから、体罰や過度の叱責(自尊感情が落ちる)、無理な練習につながる。】


橋本西の拳士たちは、少林寺拳法でけがをすることはまずない。

一般になったときも、肩や肘、膝を痛めている(スポーツを長くやっているとよくあるケース)ことはほぼない。(ほぼということは、まったく

ないということではない。)


さて、この日は、その構成変更の練習の合間に、


●「ウルトラマンの話」(横ちゃんがチームに帰ってきたので、「帰ってきたウルトラマン」に関連して。)


●そこから、スパイダーマンの話になり、「映画 スパイダーマン観た?」となり、


●「くもはなぜ自分の蜘蛛の巣にかからないのか?」の話になり、


●映画の話の流れで、「ネイチャー、観た?」となり、


●一人の子が、「アリのところが気持ち悪かった」(兵隊アリのところ)と言って、


●働きありの話になり、


●働きアリから、「2:6:2」の黄金律の話になり、その流れで、


●自分の長所と短所の話になり、一人ずつ指名なし発表させて、


●口癖が自分の人生をつくるという話になり、


●天国言葉の話となって、


●前向きに行こうと、強引にまとめた。




セカチューぽく

2014年05月29日 02時30分48秒 | 教育・指導法
これは2004年の通信「ドリーム」に書いた、小説の書きはじめ(苦笑)

当時、大ヒットした「世界の中心で愛を叫ぶ」っぽく書いたものだ。

ただし、続きは書いていない(笑)

一応、記録として残しておこうっと。




【小説 僕のメールが鳴るときに】

作 長坂徳久

 朝、目覚めたとき、なんともいえない幸せな気分になれる。

 それは、目が覚めて最初に思うのが君のことだから。

 どんなに夜更かしをした次の日でも、目覚まし時計をたたきつけた後でも、口うるさい母親にたたき起こされたときでも・・・・・目覚めた

あとはすぐにその幸せな気分になれる。


 僕と美月が出会ったのは、去年の春、2人が高校に入学した日だった。

 知り合ったのは同じクラスになったから。僕たちは今高校2年生。2年間クラスメートとして同じ教室で過ごしている。

 僕がこの高校を選んだのは、家から近かったからというただそれだけの理由。

 僕たちの高校は進学校とはいわれていても、すこぶる頭のいい連中が集まっているということでは決してない。かといってクラブ活動に力を

入れている学校でもない。そんな校風を反映しているかのように、僕もまた特に勉強ができるわけでもなく、取り立ててスポーツが得意なわけ

でもない。

 美月は、勉強もスポーツもよくできる優等生だ。でも優等生によくありがちな「性格が悪い」というタイプではなく、そして、ひがみから

「あの子って性格が悪いよね」と周囲から噂を立てられるタイプでもない。少なくとも美月のことを悪く言う奴には僕はまだ出会ってない。


 僕たちはあることからメル友になった。そして、実は毎晩2人で1時間以上もメールのやりとりをしている。でもそんな僕たちの関係をクラ

スの誰も知らない。だって、僕たちは学校ではごく普通のただのクラスメートだから。


 だけど、僕が美月のことを好きなことは間違いない。それは、僕が僕であるという事実と同じぐらいに疑いのない事実だ。そして、好きだと

思うたびに胸の下のあたりが苦しくなることを僕は経験している。

 そのことで、胃というものがそのあたりにあるということ。そして、これがおとなたちがいう「愛している」ということなんだろうというこ

と。この二つのことを僕は17年間生きてきて最近初めて知った。

 でも、美月が僕のことをどう思っているのかはまったくわからない。それは、この世界にUFOが本当に存在するのかどうかというぐらい、

それぐらいわからない。(続く・・・・?)



※2004年(当時36歳)まときに書いたものです。はずかしい~


これも2009年の通信より

2014年05月29日 02時14分32秒 | 教育・指導法
これも2009年の通信「ドリーム」より。


少林寺拳法  橋本西支部 道場通信
ドリーム No.646
発行日 2009年4月2日(火) 発行・文責 長坂 徳久







【H、感動したぞ!】

次は昇級試験合格後の作文です。長坂は読んで、感動しました。

「ぼくと少林寺拳法」

橋本西道院  K・H(小3)


1年生の時ぼくは少林寺拳法をならいました。ならおうと思ったのはおにいちゃんがやっているすがたをみてすごくかっこいいと思ったからです。

はじめはけいこがかんたんだったけどだんだんむずかしくなってきました。

こんなことがありました。

友だちが一人の友だちに「お前は来たらあかん。ひろき、あっちで遊ぼうぜ」と言われたけど、ぼくは「そんないじわるなやつとは遊べへ

 ん」

と言って遊びませんでした。

少林寺拳法で弱いものいじめをしないと教わったのですぐに言うことができました。

友だちとは今もずっとなかよしです。少林寺拳法をしていなかったら言えなかったと思うし、友だちともなかよくなれなかったと思います。

少林寺拳法はぼくに大切なことを教えてくれました。少林寺拳法はこれからもがんばります。

2009年の通信「ドリーム」より

2014年05月29日 02時07分40秒 | 教育・指導法
2009年の通信「ドリーム」より。



少林寺拳法  橋本西支部 道場通信
ドリーム No.648
発行日 2009年4月23日(木) 発行・文責 長坂 徳久



(月曜日の稽古にて)

「この作文には名前がありません。少し読みます。誰のですか?」

(さわりを読んだ。)

「あっ、俺のや!」

とGくん(隅田小学校5年生)。

「これはね、いい作文やから全部読みます!」(昇級試験後の作文です。)

以下がその作文。

「少林寺拳法がぼくにくれたもの」

G

 少林寺拳法がぼくにくれたものは、あいさつをするようになったことです。

 習っていなかった時はやっていたけど、声が小さかったです。その時ははずかしかったから出せませんでした。

 でも、少林寺拳法を習いはじめてから大きな声であいさつが出来るようになりました。そのわけは、長坂先生が、

 「出せへんほうがはずかしい。」

 と教えてくれたからです。
 
 ドキドキしたけど、大きな声で言えて、スッキリしました。
 
 そして、自分から進んであいさつを、出来るようになりました。
 
 あいさつは自分も人も気持ちよくなるということが分りました。

 


  いい作文ですね。なんだか、心があたたかくなります。

 
 長坂は拳士の書類を一拳士一ファイルで保管しています。

 たとえば、このGくんなら、Gくんの専用のファイルが一つあります。そこに彼の入門願書からいままで作文、その他彼に関するものをそのフ

ァイルに保管します。

たとえば入門願書ならすべての拳士の入門願書を古い順などに綴る方法が一般的ですが、長坂式の一拳士一ファイルの方が適確に必要なとき

にその書類を出せます。また、そのファイルはその拳士の橋本西道院での少林寺拳法の歴史にもなります。少林寺拳法でのお子さんの作文が

必要なときなどは言ってください。



※注 2009年の通信です。

2008年の通信より

2014年05月29日 01時34分31秒 | 教育・指導法
2008年の通信「ドリーム」より



少林寺拳法  橋本西支部道場通信
ドリーム No.627
発行日 2008年5月26日(月)   発行・文責 長坂 徳久



【紀北大会・・支部舞台裏②】


①感心したこと

高学年A、Bチーム。
前日の稽古終了後。いつものとおりミーティングをはじめた。ミーティングは最初に「形」を教えてあるので、いつも子どもたちだけで自主的にやっている。

明日は、紀北大会。そのため、いつも以上にしっかりミーティングをしていた。(稽古前のミーティングは舞台上で、稽古後のミーティングは、体育館のフロアーで行っている。)

まずBチームのミーティングが終わった。普段はそれで帰宅する。しかし、なんとBチームがそこから稽古をはじめた。長坂は何も指示していない。自主的にはじめたのだ。すると、Aチームもミーティングが終了後稽古をはじめた。

自分たちで、今日の反省点と明日へつなげる確認を行ったようだ。立派になったものだ。
その意識の高さと人としての成長に、指導者として手ごたえを感じた。


(さらに裏話)

 大会数日前。Aチーム拳士たちから「大会が終わったら、Aチームで打ち上げで食事会をするので、先生も来てください。」と。

しかし、長坂は言った。「いまの先生は、Aチームだけの先生ではないから、いけない。Bもあれば、C、Dもある。低学年もある。君たちが

ファイナリストになって、橋本西支部で唯一のチームとなった場合、そのときは、打ち上げにも参加することができる。だから、今回はまだ行

けない。」と。



②一番うれしかっこと。

「部活のほうにいくことはかまわない。でも、一つだけ間違っているやろ?」

紀北大会前の木曜日に二人の中学女子にそう言った。部活の関係で紀北大会に出られなくなったのだ。保護者の方からそのメールをもらったが

「自分の口で直接言いにくるように。」と指示した。そのときの話。

「順番が違うんよ。まず最初に少林寺拳法のほうに出ると言っていたのだから、どうしても部活のほうにでるようになったとしても、まず、少

林寺拳法のほうに「出られなくなりました。部活のほうに行かせてください。」と連絡、許可を得てから、部活のほうに話をする。これが

「筋」なんよ。それが今回は逆にやったやろ?」

ただし、「学校の都合や時間の都合もあっただろうから、仕方なかったかもしれないが・・こういうことも知っておきなさい。」とつけたし、

フォローはしておいた。

叱ったのではなく、こういうときは、このようにするのだということを教えたのだ。


 さて紀北大会当日の日曜日。「まんまや」で打ち上げをしているときその二人が現れた。部活の試合で京都へ行っていたはずだ。いま帰って

きたところらしい。正直「なにをしに来たのかな?」と長坂は思った。

すると、二人は長坂の前に来て次のように言った。

「先生、今日は大会に出られずにすみませんでした。」

そのことを直接、自分たちの口で長坂に言いに来たのだ。そして、翌週からテスト発表があり、稽古を休むということも直接伝えていった。

すごくうれしいことだった。紀北大会の結果以上にうれしかった。なにがうれしいか? 二人がそのような気持ちになったこと? いや、違

う。それは、二人が行動に表せたことだ。

思っていても、行動に表さないと人の気持ちは伝わらない。行動が伴っているかどうか、人間の真価はそこで問われる。

二人が確実に成長してきたこと(人として)を感じて、ものすごくうれしくなった。

 長坂は目の前のコーラを一気に飲み干した。炭酸のきつさが妙に心地よく感じた。

夏帆 小5のときの作文

2014年05月28日 03時09分40秒 | 教育・指導法
昔の通信に夏帆(現高3)の小5のときの作文が載っていたのでアップしておきます。




少林寺拳法橋本西支部 隅田道場通信
ドリーム No.583
《きみたちへ 3》
発行日 2007年4月23日(月)   発行・文責 長坂 徳久



《きみたちへ》は子どもに向けた通信です。

【作文 特別賞② 細野夏帆】

 やあ、きみたち! 便器ですか?! あっ、また、間違えました!

 元気ですか?! 元気があれば、なんでもできる! 

今日は、N-1で作文特別賞をとった「細野夏帆ちゃん」の作文です。

 細野夏帆ちゃんは、本当に少林寺拳法が好きなんだそうです。人生の中で少林寺拳法が一番大切なんだって! 先生はすごくうれしいです。

 感謝します!


『Dreams come true』

 細野 夏帆
 
 もし、この世界に神様がいて、みんなの願いをかなえてくれるとしたらなんと答えますか?

「全国大会に出る。」

「セラピードックを育てる人になる。」

 私だったらこう言います。城山小学校の米田たかし校長先生は、

 「12才にもどりたい。」

 とお願いすると言っていました。なぜかと言うと、

 「人生は、自分が思いえがいたようになる。」ということに気が付いたからだそうです。

 大きなゆめを持っていたらそのゆめがかなうかを自分で考え努力していけば実げんすると教えてくれました。

 「うーん。」

 長坂徳久先生がいつも話してくれることといっしょだなと思いました。

 勉強の好きな子、スポーツが好きな子、勇気のある子、思いやりのある子、

 いろいろな子がいるけど何か一つでもいいから得意なものを見つけてそれをかがやかせてゆめの第一歩にしたらいいと思います。

 全国大会に行くためには、家で今日ならったことをねりこみでくり返してふく習したらいいと思います。

 毎日、心、トランク体そう、コーディネーション、真向法、こきゅう法をすればずいぶんゆめに近づくと思います。

 全国大会に出ると願うだけではなくて努力し行動していきたいです。
 
 セラピードックを育てる人になるには、まず大人になることです。

 勉強して、人の心を見つめたり、犬の気持ちを見つめたりできるようになれば全国大会のゆめのように一歩近づけると思います。

 これらのことを毎日つづけて努力し、ゆめに、二歩、三歩、四歩、と近づけると思いました。

 それとゆめは、いっぱい変わると思うけど変わったら、どうすればゆめに近づけるかいろいろ考えてみたいと思います。

10年前に書いた資料

2014年05月28日 02時45分46秒 | 教育・指導法
これは、10年前に書いたレポート。
依頼があり、あるところへ提出するのに書いたもの。  




子ども同士のいざこざの対応

                     


「3年生男子M君」と「2年生男子Y君」はいつも楽しそうに遊んでいた。

しかし、Y君がふざけてちょっかいを出す事が、M君には「いじめられている」と感じることがあるようであった(そのことを日記に書いてきていた。)

 そのため、たえず気をつけて二人の様子を見ていたが、楽しんでいるという印象にしか見えなかった。

 また、Y君に「Mと仲がいいなぁ、Mのこと好きか?」と聞くと「うん」という返事が返って来た。

 そして、これらのことはM君の保護者には所見表で伝えていた。

 M君の保護者から次のような返事があった。

「最近Mはドッジボールが苦手で、学校でそのことを友達に指摘され落ち込む事が多いのです。それで少し神経過敏なり、少林寺拳法でも友達

 に何か言われると「いじめられている」と思ったのかもしれません。Y君も一緒に遊ぼうと言う表現でMにちょっとちょっかいをだしたのだ

 と思います。しばらくは、親も神経質にならないで見守ろうと思います。」

しかし、先日の稽古終了後、M君がお母さんに伴われて長坂のところにきた。泣きながら「Y君にいじめられた。」と訴えてきた。

 私のそばにY君とY君のお母さんもいた。

 
 長坂は次の通り対応した。
 

①M君、Y君、長坂の三人で話をした。お母さん達には外で待っていてもらった。


②まず、いじめられたというM君から状況と事情を詳しく聞いた。

 M君「Y君と他の二人に体育倉庫に閉じ込められた。1回目は自分で開けて出た。次
 
    は出してもらえなかった。」

  あとの二人は誰かを聞くがよく分からないという。Y君に確認すると正直に教えてくれた。

  しかし、その二人はもう帰宅していた。他にあいまいな点を確認した。


③Y君に、「今のことは本当か? 違うところや言いたいことがあったら言ってごらん。」

 とやさしく聞いた。Y君は、「本当・・」だと答えた。


④M君はY君に先に何かしたのかを聞いた。

 「何もしていない」という。


⑤Y君に「ふざけてやったのか」「いじめたのか」を聞く。

「いじめた」という答え。これは意外だった。本人の中に悪い事をしたという認識が

 あり、それが「いじめた」という返答になったと考えた。正直に答えたのはほめた。


⑥Y君にその理由を聞いた。

 答えなかった。「ふざけすぎたんかな?」とフォロー。


⑦さらにY君に「やったことをどう思うか?」を聞いた。

 Y君「悪いと思う。」


⑧M君に悪い部分はなかったのかを確認した。

 M君は「あとで仕返しをした」と答えた。


⑨Y君は10個のうち、何個悪いと思う?

「9」

「残りの1は?」(回答はなかった。)


⑩M君は全く悪くはないと思う?

「仕返しをしたから5悪い」と答えた。


⑪次のように謝らせた。

「でも、先にやったほうが当然悪いね。だからY君は9の分ちゃんと謝ろう。きちん

 と目を見て謝ろう。」

 そのあと、M君も謝っていた。(指示はしていないが自主的に謝っていた。)


⑫最後に次のようにまとめた。

 「たぶん、Y君はM君が好きだから、ついふざけてやってしまったんだよね。でもM
 
  君にはそれはとてもいやだと感じたんだね。Y君が悪くないと思ってやっても、M君
 
  がいやだと思えばそれはしてはいないね。(あだなを例に簡潔に話した。)Y君はこ
 
  れから気をつけなさい。M君もこれで許してあげてください。では、二人で握手をし
 
  てもうこの話しは終わりにしよう。男だから、終わったことはごちゃごちゃ言っては
 
  いけない。先生もいいません。三人で約束しましょう。」



 二人は納得して帰って行った。次の稽古の時も一緒に遊んでいた。

 次の日記で、M君は次のように書いてきた。
 
 「Y君と話しが出来てすっきりしました。これからは仲良くします。」

 翌日、Y君のお母さんから、「昨日はご迷惑をおかけしてすみませんでした。事情を詳しく聞きたかったです。子ども同士はすつきりして

 も、親同士が気まずくなります。」とメールを頂いた。すぐに、直接電話して、


①昨日はばたばたしていてゆつくり説明できず申し訳なかった事を話した。

②今までの事も含めて事情、対応をきっちりと説明した。

③「先方には次に出会ったときに一言声をかけておけばどうですか。」と助言をした。


 Y君のお母さんは納得してくれていた。



(対応後の感想)

①今回は一連の経緯から、けんかの類の対応をしたが、いじめの要素を感じた場合は、向山型で全員を巻き込んで対応しなくてはいけない。
 
②保護者への説明の必要性も感じた。直接話ししたのは正解。感情的な問題は手紙やメールではうまく伝わらない事もある。

  

15分間

2014年05月28日 02時20分40秒 | 教育・指導法
インターハイ予選、全中予選の少林寺拳法指導。

次を指示して、あとは自分たちで行った。

7時~10時30分。


2階の道場は学童勉強会で使用のため、ドリーム会館第2道場で実施。

第2道場とは、1階の「教室」。

マットを敷いてあるので、机をどけると、道場に早変わり。

どんな場所でもジョイントマットを敷けば一気に道場になる。






・1セット15分間

・休憩 5分間

・1セットにやるのは一つの構成のみ







1.その構成をタブレットで撮影

2.各自で見て確認

3.自主稽古(15分間)

4.もう一度撮影

5.各自で見て、成果を確認


これを繰り返す。


ただし、稽古内容の局面を指示してある。


全中予選 組演武は、「強く」のみをやること。


インターハイ予選組は、「運歩・転換などすべてにおいて、相手を想定して動くこと」


「強く」(思いきり)が体感できない子がたまにいる。

「軽くジャンプしてごらん。」

「その感じで、逆突。」

「思い切りジャンプしてごらん。」

「その感じで、逆突。」

「声を出して、思い切りジャンプしてごらん。」

「その感じで気合も入れて、逆突。」

とやったりすることもある。









稽古の後は、


今日は、


「黒糖ロール」

をみんなで食べた。



プティアシェツトの黒糖ロール、うまし! お勧めです。

うちの保護者のお店です。








おまけ。懐かし系ジュース