ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

説明会(少林寺拳法)

2013年02月26日 01時10分15秒 | 教育・指導法

本日、金剛禅総本山少林寺橋本西道院、一般財団法人少林寺拳法連盟橋本西スポーツ少年団支部の来年度説明会を実施した。

 

詳細は書かないが、大切にした考えは次の二つ。

 

◎人数や大会の結果ではなく、どの拳士もイキイキと日々の修行に取り組む橋本西にする。

 

◎成果主義ではなく、成長主義を目指す。

 

そのために、

修行する拳士、それを支える保護者の負担を減らし、活動をスムーズかつシンプルにする。

 

 

次は、水曜日にはぐくむ学童(これは長坂の仕事の一つ)の説明会。

 

あっというまに、二月は逃げていく・・・

 

 

 


今週の作文教室宿題

2013年02月22日 14時45分27秒 | 教育・指導法

作文宿題(日記)

 

5分間だけやること。それ以上はやらない。

 

・2/22(金)  

「今日の作文教室」

 

・2/25(月) 

「なぜ、おとなは携帯ばかりさわっているのだろうか?」

 

・2/26(火)

「すきな教科とその理由」

 

・2/27(水)

「自由にはいくを3つ作りなさい。」

 

・2/28(木)

 「どうして2月は28日までなのか?」


いまのうちに・・

2013年02月18日 17時56分05秒 | 教育・指導法

今日の仕事も終わり(一応)、間もなく少林寺拳法の指導に出かける。

 

その前に、昨日の稽古(一般)の感想を載せておこう。これは、稽古前に「目標」を書かせて、稽古後に、それの評価及び感想を書かせている。

 

中二男子

技術・体力面 【気合を大きくする。】 (A・○B・C)

そのためにすること

①他の人より大きな気合を出す(A・○B・C)

②腹の底から出す(A・○B・C)

③集中する(○A・B・C)

 

心・行動面【行動をすばやく】 (A・○B・C)

そのためにすること

①他の人より早く動く(A・○B・C)

②集中する(○A・B・C)

③全力で走る(A・○B・C)

 

【成功への大切な4つのツール  今日の振りかえり項目】(出来ていいたらチェックする)

□表情  □ 言葉  □思考 □態度

 

(今日の感想)

ビツグミットの時、痛かったけど面白かった。

(課題)

目標を達成出来なかった。

(次回への展望)

目標の達成をさせる。

 

今日の自分は(80)点でした。

 

 

中二女子(しろおび)

技術・体力面 【先生のをよくみる!!】 (○A・B・C)

そのためにすること

①先生のまねをする(○A・B・C)

②家でもやってみる(A・B・C)

 

心・行動面【元気よくする!】 (A・○B・C)

そのためにすること

①何でも積極的に!(A・○B・C)

成功への大切な4つのツール  今日の振りかえり項目】(出来ていいたらチェックする)

□表情  □ 言葉  □思考 □態度

 

(今日の感想)

廻し蹴り、じゃつかん出来てよかった。

龍王拳、あと少しでいける!!

学科で大切なことを学べてよかったです。

(課題)

試験の技を家で毎日する!!

(次回への展望)

ネックスプリング(?)を出来るようにしたい!!

 

今日の自分は(80)点でした。

 

高3男子

技術・体力面 【息が上がって、汗をかく】 (○A・B・C)

そのためにすること

①3㎝大きく動く(○A・B・C)

②気合を出す(○A・B・C)

③膝を曲げる(○A・B・C)

 

心・行動面【人より大きな声を出す】 (○A・B・C)

そのためにすること

①返事をする(○A・B・C)

②声を出す(○A・B・C)

③大きく息をする(A・○B・C)

 

【成功への大切な4つのツール  今日の振りかえり項目】(出来ていいたらチェックする)

□表情  □ 言葉  □思考 □態度

 

(今日の感想)

ゆつくり動くことの大切さを学んだ。

それから、「友だち」にもいろいろあるということと、そのいろいろというものを視点を変えて見られるようになりたいと思えた。要考察。

(課題)

更に笑いましょう。笑顔こそが人類の力だ! 異論は認めぬ。

(次回への展望)

新しいことを学ぶだけではなく、温故知新で行こう、あれ字が・・・。

 

今日の自分は(98)点でした。


今日の一般

2013年02月17日 02時24分42秒 | 教育・指導法

最近取り入れているトレーニングがある。

 

「ワーキングメモリトレーニング」

 

これは、脳のトレーニング。

少林寺拳法でも育夢学園でも取り入れている。

すべては「ワーキングメモリ」に帰結する、と考えるからだ。

とくに、発達障害は、ワーキングメモリをきたえることでかなりの効果が期待できる。

 

今日の少林寺拳法

 

鎮魂行

 

ワーキングメモリトレーニング

 

音トレ

※「永遠プレッシャー(AKB48)、恋のダイヤル6700(フィンガー5)、ウィーゴー(ワンピース)、タイガーマスクを新しく取り入れた。

音楽トレーニングの内容は、

内功(嵐オルゴール)→D2ダンス(うさぎとかめ)→移動稽古(UWFテーマ)→倒立系、ブリッジ系、馬跳びなど(橋本真也のテーマ)→バランス、腰、ストレッチ(永遠プレッシャー)→ラダー(パワーホール)→ハンドミットへ各種とび蹴り(ワンピース)→レスリング(タイガーマスク)→長坂体操(ラジオ体操第一)

 

5分休憩のあと、今日は抜き技の稽古。

 

その後学科「筋肉の話」

 

全半最後に、少林寺拳法進化ジャンケン①  そして、ついに本邦初公開「少林寺拳法進化ジャンケン相対バージョン」。なかなかいい感触だった。

 

その後9時~10時は、ウェイトトレーニング、級稽古、作務。

最近の体幹トレーニングの中心が、「X腹筋」「大の字」「ツイスト」の三種類。拳士たちは悲鳴を上げています。

 


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2013年02月17日 02時10分30秒 | 教育・指導法

ここ一カ月で、7~8kg体重を落とした。

太りすぎていたので・・

79→71まで来た。

まあ、一か月でこんなに落とすのは逆にだめかも。

ここからがなかなか落ちない。

たぶん、夜中に食べるからだろうと思って、最近は、夜10時以降は食べないようにした。

体内時計遺伝子のBMAL1(ビーマルワン)が最近よく言われるので。

で、夜はホツトミルクを飲むようにしている。

これがうまい。うまくて、つい1リットル飲んでしまうこともある。(意味ないやん・・)

 

 

日常以外の諸々が詰まっていて、その準備、資料作り、などに追われそうだ。

 

20日 こころとからだのトータルフィットネス講座  ※今回はアイソメトリックス

 

25日 少林寺拳法来年度の橋本西説明会  ※めっちゃシンプルなシステムにするつもり

 

27日  来年度はぐくむ学童説明会  ※小学校が二つに分かれ、一方の小学校の子どもたちには送迎を出すことになる。その説明がメイン。タクシー会社と提携を組むことになった。

 

3月1日~3日まで、仙台南の土佐久先生のところへお邪魔する。

 

そのまま、仙台から大阪まで帰ってきたら、橋本に帰らずに別のところへ旅に出ようかと計画中。一泊で。

 

2月中に、60kg台へ持っていきたい。

 

 

橋本西ライブラリー http://hashimotonishi.blog.fc2.com/

橋本西デモチーム演武 http://hashimotonishi.blog.fc2.com/blog-entry-2.html


楽しみ・・

2013年02月16日 15時48分29秒 | 教育・指導法

今日は、一般部の稽古で、「進化少林寺拳法ジャンケン 相対バージョン」を試してみる。

 

楽しみだなー。

 

少し難しそうなのは、いつも一般部から試す。そして、高学年→低学年と下ろしていく。そのことで、課題が見つかってくる。

 

あと一つ「めちゃぶつけ式乱捕」もやってみようかな。

橋本西ライブラリー http://hashimotonishi.blog.fc2.com/

橋本西デモチーム演武 http://hashimotonishi.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

 


ラジオ放送終わりました

2013年02月16日 01時01分20秒 | 教育・指導法

11日(月)~15日(金)まで、ラジオ出演しました。(録音です。)

 

wbs 和歌山放送 「グッディー!」の中の一コーナー。一回六分。長坂の話は三分半ぐらい。

 

11日  長坂のプロフィール、育夢学園とは。

12日  育夢学園の活動、いじめについて。

13日  指導技術、体罰について。

14日  著書「ドリーム」 長坂の生い立ちと児童養護施設について。

15日  長坂の夢、願い

最後の15日は、リクエスト曲を一曲お願いしますと言われていました。

福山雅治の「道標」にしました。

 

全体的に早口なのは反省ですが、うまく編集してくれて、まあまあいい感じにはなりました。

聴いてくれた方の評判もいいようです。

 

よかったらみなさんにも音源をお送りします。ネット公開は著作権の関係で控えます。

希望者は、長坂までメールください。ccu11970@syd.odn.ne.jp

 


作文教室宿題6

2013年02月15日 14時52分06秒 | 教育・指導法

作文宿題(日記)

 

5分間だけやること。それ以上はやらない。

 

・2/15(金)  

「今日の授業参観で一番心に残ったこと」

 

・2/18(月) 

「たいやきをあたまから食べる? しっぽから食べる? その理由は?

 

・2/19(火)

「すきな色は?」

 

・2/20(水)

「自由にはいくを5つ作りなさい。」

 

・2/22(木)

 「やったー、宝くじで3億円当たった!」


チャレンジャー

2013年02月15日 02時24分51秒 | 教育・指導法

最近、少年部の稽古終わりにやっているのが、

「ジャンケンチャレンジャー」

簡単なこと。

長坂が舞台に立つ。

全員と一斉にジャンケンをする。

負けた人は座っていく。(あいこは、その日の残り時間に由りセーフかアウトを決める。)

残り、3~5人になると、その子たちでジャンケンをして、チャンピオンを決める。

一人がチャンピオン。

しかし、ここからが盛り上がる。

一人が決まった瞬間に、全員からコールが起こる。

「チャ~レンジャー!  チャ~レンジャー! チャ~レンジャー!」

その一人は、コールとともに舞台に上がる。

そして、長坂と握手して、ジャケン。

長坂はオーバーアクションでジャンケンする。

長坂に勝てば、真のチャンピオンになる。

しかし、なかなか長坂には勝てないのだよな~(笑)

 

これが盛り上がる理由ももう一つある。

「賞品」があるからだ。

大したものは必要ない。

今日は、「雑誌「小学○年生」のふろく」(女の子向け)と「壊れかけのストップウォツチ」。

どちかを選べる。

 

たまに、じゃんけんをごまかそうとする子がいる。(10人に1人ぐらいはいる。)

一つはその子たちを長坂がさりげなく見ておく。もう一つは、

「負けた子は、ずるしている子がいないか見といてよ。」

という。子どもたち自身がチェック係となる。

 


新作! 進化少林寺拳法じゃんけん

2013年02月15日 02時06分55秒 | 教育・指導法

今日は、ふと思いつき、新作ゲームをつくった。

 

「進化少林寺拳法じゃんけん」

 

少林寺拳法オニゴツコ、少林寺拳法ビンゴ、少林寺拳法カルタ、少林寺拳法すごろく・・・・などいろいろ作ってきた。(注 あくまで個人の工夫であり、ここでいう「少林寺拳法」とは組織の公認ではない。)  少林寺拳法長坂体操も、いまは「長坂体操」と呼称している。

 

さて、進化少林寺拳法ジャンケンは、長坂としてはここ最近のヒット作(かも)。

 

進化じゃんけんというのがある。たとえば、

ゴキブリ→カエル→うさぎ→くま→ゴリラ→人→とり→天使

と進化していく。

最初は、全員ゴキブリから。(ゴキブリは、床を「ゴキゴキ」と言いながら這っていく。)

ゴキブリはゴキブリ同士でジャンケンする。勝ったら、カエルに進化。負けた方はゴキブリのまま。

くまはくま同士でじゃんけん。

このゲームが面白いのは、くまで負けても「ゴキブリ」に戻る(つまり、どこで負けてもふりだしに戻るのだ。)

 

これを応用して、少林寺拳法バージョンにした。

1合掌礼→2順突→3逆突→4順蹴→5逆蹴→6上中二連突→7上中蹴3連→8ほだかくんとじゃんけん→9先生とじゃんけん

 

8と9は保険。(意味わかりますか?)

 

相手を探すために、「移動する」のがなかなかいいところ。ゲームなので、突き方などは適当にはなるのは仕方ないが、たとえば移動しながら逆突をしてじゃんけんの相手を探すことになる。

 

なお、「ペアバージョン」も考えてある。(これを先に考えた。ルールをわからせるために、まずは今日の「一人」バーシ゜ョンを行った。)

 

月に一つぐらい、新作を発表しようと思う。(道場内でです。)


さりげなく詰める!

2013年02月15日 01時49分30秒 | 教育・指導法

本日の少林寺拳法稽古。

 

副部長指揮のアップ(ダイナミックフレキシビリティー)が終わって、そのまま基本へ。

その瞬間に、帯を結びなおす拳士が二名。(列から外れてくくりなおすのは、日ごろ指導しているのでよしとしよう。)

明らかに、基本がいやなのはわかっている。最近、毎回基本が始まると帯をくくりなおそうとするから。

しかも、別に帯は乱れていない。

ここは指導をいけておかないと、他の拳士たちにも波及してしまう。

振子突10本が終わったところで、

「やめ!  みんな、ちょっと待ってあげて。いま、帯くくっている人がいるから。悪いね~」(嫌味にならない程度で、しかし、さぼってはいけないという空気を全員に解らせる。)

二人は、かなりあせって帯を締めている。

さらに、

「みんな悪いね~ ドッヂビーの時間が少なくなるな~。」

とつぶやくようにいう。

二人が帯をくくり終わり、合掌礼をして列に戻った。そこで言う。

「はい、二人でだけで振子突10本。みんなもう終わったからな。」

やっていない分をやらせた。

バツが悪そうにやっていた。1年生と3年生。

「はい、土橋、続けて。」

と副部長に。

これで、二人にも、全員にも次のことが入ったはず。

・さぼっても同じことをやらされる。(やらなくてはいけない。)

・みんなに迷惑をかけてはいけない。

ただし、本当に帯が外れたりすることはあるので、

「みんなも、できないときは、あとでやったらいいからな。(抜けた分の稽古をということ。)」

と言っておく。

 

この二人の事実は「帯をくくりなおした」ということ。

基本がいや(なのだろう。)というのはこちらの推測。

だから、決めつけはしない。してはいけない。

しかし、上のように手は打つ。

集団というのは、少しのほころびから崩れていくからだ。

 


電光石火62号(はぐくむ学童通信)

2013年02月14日 14時41分09秒 | 教育・指導法

NPO法人 こころとからだの総合教育 育夢学園 はぐくむ学童通信

電光石火

第62号

発行日 2013年2月12日(火) 発行者・文責 理事長 長坂徳久

 

※この通信は、はぐくむ学童保育の保護者向けに発行しているものです。

 

【教育技術 静かにさせる②】

騒乱状態になっていたらどうしますか?

これは、机を「バーン」と強く叩いたり、大声をあげるしかないかもしれません。「騒乱状態」ですから。しかし、その状態にしてしまうことに問題があります。子ども達が、わいわいがやがや、キャツキャッして楽しんでいるのは、騒乱状態ではありません。一番子どもらしい光景だと言えます。

 

まあまあ、聞いているが、ざわつきがある場合。状況により、そのざわつきもとってしまいたいとき。一つは言葉で指導します。

「外の車の音が聞こえるぐらい静かにしなさい。」

「自分の心臓の音が聞こえますか?」

「いま、しゃべっている人は立ちます。その人を見ます。」

など多少の硬軟を取り入れていきます。

静かにさせたいときに、「静かにしなさい。」。これは、《AさせたいならA》ということ。「外の車の音が聞こえるぐらい静かにしなさい。」。これは、《AさせたいならBという。》ということ。

A⇒Aよりも、A⇒Bのほうが知的な空間が生まれ、子ども達は一瞬考えます。そして、そのことが脳の関心となり、効果が高いのです。

家で走り回っていたら、たとえば、「忍者のように歩きなさい。」とか言うといいかもしれませんね。

 


山中教授  読了

2013年02月13日 00時59分33秒 | 教育・指導法

 ■祝・ノーベル賞受賞! 唯一の自伝。はじめて明かした、研究人生とiPS細胞のすべて

決して、エリートではなかった。「ジャマナカ」と馬鹿にされ、臨床医をあきらめた挫折からはじまった、僕の研究――。

■「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」

ぼくは医師であるということにいまでも強い誇りを持っています。臨床医としてはほとんど役に立たなかったけれど、医師になったからには、最期は人の役に立って死にたいと思っています。父にもう一度会う前に、是非、iPS細胞の医学応用を実現させたいのです(本文より)

■読みやすい語り口で、中学生から読める

父は町工場の経営者/高校柔道部から受験勉強に邁進/「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代/臨床医としての限界/はじめての実験/求人広告に手当たり次第応募/オスマウスが妊娠?/帰国/「アメリカ後うつ病」にかかる/新入生争奪戦/遺伝子を二四個まで絞り込んだ!/論文捏造スキャンダルの陰で/再生医療の可能性/病気の原因解明と創薬 (本書の内容より)

 

以上、Amazonより

 


記事のタイトルを入力してください(必須)

2013年02月13日 00時57分08秒 | 教育・指導法

NPO法人 こころとからだの総合教育 育夢学園 はぐくむ学童通信

電光石火

第61号

発行日 2013年2月12日(火) 発行者・文責 理事長 長坂徳久

 

【教育技術 静かにさせる】

子どもは騒がしいもの。シーンとしすぎている教室には長坂なら違和感を感じます。はぐくむ学童でも同じです。

 

しかし、「集中させたいとき」は多々あります。大切な話しを聞かせる時、宿題のとき、百人一首や指導員が行う授業の時など。

 

「静かにしなさい。」(素人の指導。)

「うるさい!」と怒鳴る。(最悪の指導。)

 

聞いていないように見えても、全員が聞いていないわけではありません。そんなきとは、たとえばこう言ってみます。

「先生の声が聞こえる人は手を挙げなさい。」

何人かが手を挙げます。それに気付いた子が、「なに?」と思って注目しはじめます。次に、声を小さくして、

「先生の声が聞こえる人は手を挙げなさい。」

これでさらに集中してきます。そして、一種のゲーム化してきます。そうしていると20秒以内には静かになります。

「いまの状態が静かにするということです。」

と言って、大切な話しをしたり、カリキュラムに入っていきます。

 宿題をしているときも、長坂なら、

 「しゃべっている人は立ちなさい。」

と指示することもあります。しばらく立たせておきます。

「ちゃんとできるなら座りなさい。」

 こんな指示のときに反抗する子がいたとします。それは、もう末期です。その子が末期なのではなく、その指導員とその子との関係が末期です。学校なら学級崩壊していく図式です。

つづく


電光石火51号(はぐくむ学童通信)

2013年02月11日 20時11分48秒 | 教育・指導法

NPO法人 こころとからだの総合教育 育夢学園 はぐくむ学童通信

電光石火

第51号

発行日 2012年12月12日(水) 発行者・文責 理事長 長坂徳久

 

【Be はぐくむ】

 

はぐくむ学童が、はぐくむ学童となって四年目の秋を迎えます。

いまの4年生が1年生として入学してきたときから、はぐくむ学童は、いまのようなはぐくむ学童になりました。

 

それまでは、育夢学園として学童保育事業はしていましたが、長坂が指導に入ることもほぼなく、また、人数も5人程度でした。

そんななか、前任者(学童担当の指導員)が退職することとなり、有無もいわせずに長坂が四六時中学童にも入ることとなりました。

ただし、神は捨てたものではないようで、同時にその4月から、東浦と山田の右腕、左腕が手伝ってくれることとなりました。

これは、奇跡的な出会いでした。東浦とはそれまで面識は全くありませんでした。存在すら知りませんでした(笑)

その後、はぐくむ学童が、いまのはぐくむ学童となっていきました。

 

私たちには「志」がありました。それは、預かった子ども達を、安全にかつ「やさしくて、かしこくて、つよい子」に育てるという「志」です。

しかし、予算がありませんでした。補助金もありません。だから、人を増やせないのです。ところが、それが、はぐくむ学童にはラッキーなことだったと言えます。

 

人を増やすことができないために、長坂は、自分自身も含めて、指導員一人一人の指導力をあげることに全精力を注いだのです。先日、東浦が部外のある方に言ったそうです。

「長坂先生の下でやってたら、どんだけいろいろなことを勉強させられるか知ってる?」

まあ、これは冗談交じりで言った会話のようですが、でも、これは事実です(笑)。

たとえば、「この本を読んでおくように。」「このCDを聞くように。」などと次々に勉強させていきます。勉強会も日付が変わるまでやります。うちの指導員たちがすごいのは、「すごく勉強させられて大変やけども、それがいやじゃない。」と口に出して言うことです。

 

そこには、先述した「志」があるのでしょう。

いま、長坂は、はぐくむの指導員はどこのスタッフにも負けないと自負しています。