ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

インターハイ

2014年07月28日 17時30分39秒 | 教育・指導法
ドリームぶせんと並行して、インターハイは強化稽古。

ごみひろいと学科は一緒にして、あとは単独演武の稽古。

実質6時間。

稽古メニューとこの日のポイント




アプリを使って気合の測定







最後の法話

「いまのあなたをつくっているのは、あなた」

「未来を変えるのも、あなた」






インド料理 ダルシャン












broken open &ゴジラ

2014年07月27日 12時30分14秒 | 教育・指導法


7/25 インターハイ稽古での話


ブロークン・オープン


→「つぼみを壊さなければ花は開かない!」


という話をした。


絵は、誰が「つぼみ」の絵が上手いか選手権


1 長坂が書いた

2 あやのが書いた

3 かほが書いた


みなさんならどれが上手いと思いますか?


ちなみに、長坂は絵心ゼロです。




夜11時~上映の

「ゴジラ」

を鑑賞してきました。



ドーパミン

2014年07月27日 11時42分37秒 | 教育・指導法




道場通信ドリーム 767


部内の通信です。だから、上から目線で書いています。ブログで読む方はその点ご容赦ください。



【ドーパミン】


 こんな経験はありませんか?

 ディズニーランドなどの遊園地へ行きました。園内ではかなりの距離を歩いたり、

時には小走りで走ったりしています。でも、楽しくて全く疲れを感じません。
 
 ところが、遊びが終わり、帰路につきました。その途端に車の中や電車の中で爆睡

してしまう。(運転手さんはそうはいきませんが)

 これらはお子さんに限らず、大人にもよくあることです。旅行の帰りはだいたい寝ていませんか?

 遊園地で遊んでいる時は、

 ドーパミンが出ているのです。

 ドーパミンは楽しい時に出ます。そして、ドーパミンは「やる気」の脳内物質です。

 遊園地の例でいえば、やる気が出ているから疲れを感じません。

 しかし、遊園地から帰路につくと、楽しさが消え、同じくドーパミンの分泌が消えます

(もしくはかなりの量落ちます)。

 そのことで、実際には歩きまわって、溜まっていた肉体の疲労がどっと出てきます。そ

して、眠りに落ちるのです。

 では、他にどんなときにドーパミンは分泌されるのでしょうか? 

 どうすればドーパミンは出るのでしょうか? 

 「やる気」のホルモンなのですから気になるところですね。

 お子さんには「やる気を出しなさい」としょっちゅう言いませんか? 

 もしかしたら、「やる気がないならやめてましいなさい!」なんて言ってませんか? 

 いくら言ってもダメ。このドーパミンが出ないと「やる気」は起こりません。

 反対にいえば、ドーパミンさえ出れば、何をしてもやる気満々!です。

 そう、大人のあなた自身もね・・・


 脳科学の平山諭氏は次のように書いています。

「ドーパミンが増えれば、子どもは元気が出て、注意力、集中力が高まり、

 学力と関係のあるワーキングメモリを向上させ、行動抑制(俗っぽく言え

 ば「がまん」ができるようになる。)」 次週へ続く

























全員を巻き込む

2014年07月20日 22時16分36秒 | 教育・指導法




























※月曜日⇒子どもたちへ。木曜日⇒保護者へ。土曜日⇒一般へ。日曜日⇒指導者へ。


【全員の原則 2】


全員を巻きこめ!

(悪い例)

・指導者が一方的に話しをしているが、聞いていない子や自分のことだと思っていない子が大半。

・一部の発表が好きな子だけが手をあげて発言している。

全員が活躍できるようにする!

全員が意欲的に取り組むようにする!

この2つが指導には大切であり、それを指導者が仕掛ける必要があります。

稽古をしている場合は、全員を動かしています。観取り稽古というのはあっても、

基本的には一人一人が活動(練習)をしています。

しかし、学科や法話になったときは、その先生の話が面白くなければ、

退屈そうにする子がいるでしょう。長い講義なって面白くなければ大人

でも寝てしまいます。


また、手を挙げる一部の子だけを発表させるようにすると、発表をしたくない子ややる気がない子は、

手を挙げようとはしません。「この退屈な時間さえ過ぎればいい」「自分には関係ない」

「恥をかきたくない」と思っているからです。

発表するから緊張感が生まれ、その緊張感が脳を活性化させます。また、緊張場目の経験が人を強く、そして、成長させます。


《授業(講話で全員を巻きこむために)》

1.指導者が一方的に話さない。 2.発問をする。 3.作業・活動をさせる。

4.発表をさせる。 5.確認を入れていく。


 これらを具体例に即して書いてみます。先日の橋本西修行参観日(保護者、家族の参観日。

橋本西は普段は保護者も見学禁止。)

この日授業で、「ホタル」を題材として「命」をテーマに扱った授業をしました。その場面を切り取ってみます。

(全員を巻きこむところを書きます。)


「何の写真ですか?」(全員を注目させる。)

「どんなホタルの種類を知っていますか?」(簡単な発問で全員に考えさせる。)

「源氏ボタル!」

「そう、それ知っていた人?」(このように聞くことで全員を巻きこむ。)

「ホタルは一度に何個ぐらいの卵を産むでしょうか?」

「50個!」

「そう思った人?」(ここで全員を参加させ巻き込む)

「それより、少ない?」(同)

「いや、多い?」(同)


「1/500、どんなことだと思いますか? 近くの人と話しあってごらんなさい。」

(全員が行う作業・活動をを入れる。)


「全員、起立。発表したら座りなさい。」(全員を発表させる機会をつくる。)


「命は誰のものか? 全員ホワイトボートに書きなさい。」(全員の作業・活動)
 

「自分の書いたものを順に読んでいきなさい。」(同)


「そう思った人?」と聞いたり、「(数字が出たら)それより上だと思う人? 下?」

と聞くだけで巻き込める。このように展開していくと、

飽きることはないし、反対に気を抜くところもありません。全員を巻きこみ、フル稼働します。





アドラー心理学

2014年07月20日 04時09分17秒 | 教育・指導法
今日の一般稽古は、いらいらせずに指導できた。

拳士がよかったのか?

ちがう。

長坂がよかったのだ。

「今日は、アドラーで行こう!」

と心して、指導に入ったからだ。

だから、イライラしなかった。

つまり、拳士の言葉や態度が悪いから、指導者がいらいらするのではない。

同じ言葉や態度でも、いらいらする指導者もいれば、気にならない指導者もいる。

いらいらする日もあれば、しない日もある。


ということは、すべて指導者の問題である。(拳士の側からみればすべて拳士の問題)


いらいらする長坂がいる。

いらいらしない長坂もいる。

拳士のアクションは同じなのに。


そして、どちらが拳士のアクションがよりよくなるのか?

それは、いらいらしていない長坂のときである。


長くなりました。


この日、心して臨んだのは、


アドラー心理学の、


「未来志向」の目的論をやろうとしたこと。


その反対は、

「過去志向」の原因論。


過去志向・原因論は、

「どうしてそんな態度をするんだ?」

「なぜ、やらないのだ。」

と過去に理由を見つけようとする。

これが、うまくいかないんだよね~


未来志向・目的論は、

「その態度をとったのは、どんな目的があるのだろう。きっと、その態度をとってしまった目的があるだろう。」

「どうやれば、君はやる気になる?それを考えてごらん。(一緒に考えよう)」


詳しくは省くが、結局は、長坂が、そのような心づもりをして指導に臨むだけでも大きく違うということ。


己こそ己の寄る辺だ。


「人間は自分の運命の主人公である」
(アルフレッド・アドラー)