ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

スリーとバリ

2014年05月02日 02時05分30秒 | 教育・指導法
隠語である。

橋本西内の隠語。

スリーは、演武の稽古をするときに、

1.間合

2.構え

3.気迫

を自己チェックさせる。


これを、

「スリー」

と呼称している。


高学年の場合は一気に、

「スリー!」

と指示する場合もあるし、

「間合い」

「構え」

「気迫」

と順に指示することもある。

単独演武の場合は、間合いの代りに、

「相手」(相手がいることを想定せよという意味)

「構え」

「気迫」

がスリーになる。


言語化すると指導は入りやすい。

そして、短い方がいい。

あとは、ちょっとかっこいいのが拳士たちは好きだ。


「バリ」

これは、稽古開始時の橋本西のルーティーンワーク。


ルーティーン

と言ってもいいのだが、橋本西ルーティーンというのが昔からある。

真向法・コーディネーション・トランク体操である。

※鈴木先生、思い出しました。DVD送りますね!


だから、いい方を変える。

内容は、

・作務(雑巾がけ3回)
・姿勢筋
・バックブリッジ
・リアクションコーチ

これを「一言」にまとめる。

頭文字をとって、

「さしばり」

なんか、ダサいな。

ローマ字にして、

「SSBR」(エスエスビーアール)

ちょっと長いな。

「ツーエスビーアール」

これも長い。

「ダブルエス」

これもいまいち。

で、

バックブリッジの「BA」



リアクションコーチの「RE」

だけをとって、

「BARE」(バリ)

にした。

これは短くていい。

「バリやりなさい」

で済む。

いまは、愛媛県今治の「ばりぃさん」が有名なので、

「バリィさんやるよ!」

という場合もある。

ちなみに、時間になると拳士たちが自分たちで自主的にこのバリをスタートする
(長坂が開始の号令もスタートもかける必要はない。)

ので、「バリしなさい」と指示することもあまりない。

こんなの考えるの好きなんだよな~


でも、「ドリーム会館」を「ドリ館」とか縮める奴は許さない(笑)

橋本西を「西支部」と呼ぶのは拳士、保護者ともに多い。