ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

15分で生き返る

2010年07月30日 01時33分14秒 | 育夢学園(仕事)
夏休みに入り、学童保育事業部門は、早朝よりフル稼働だ。


夜は、ドリームコースや少林寺拳法指導のどれかが毎日入っている。


睡眠時間は三時間だ。


昼間にとてつもなく眠くなる。


休憩時間を使って、仮眠する。これがわずか15分ぐらいなのだが、それだけで不思議と夜中まで心身ともに好調を保てる。


アインシュタインは毎日10時間以上寝ていたらしい。

それに対して、レオナルド・ダ・ヴィンチは1日の睡眠時間はトータルで90分。一回15分を四回ぐらいとっていたそうだ。


なお、私は眠るのは大好きだ。だから時間さえあればいくらでも寝ていたい…


この日曜日はたっぷり寝れるかな(^^ゞ

自動車教習所

2010年07月28日 22時30分47秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
数日前の【下手なドライバーと下手なドライバーは?】の続き。


結論は、下手な指導者ということではない。


「できる相手と組むと(組ませると)上達が数倍はやい」


ということ。


子どもたちの技を指導する場合。(例、次二級受験拳士)


義和拳第一系相対が出てくる。

これを、次二級同士(はじめてやる拳士たち)で組ませるとすごく時間がかかる。

しかし、次に初段を受験するぐらいの拳士と組ませると、あっという間に習得してしまう。

相手はすでにできているからだ。

これが【うまいドライバーと下手なドライバーが狭い道で出会ったとき】も何とか難をこなすという理屈になる。

しかし、その次初段の拳士が教えるので、指導者の数がいなくてもすいすいで進む。

次初段拳士にはとてもいい復習にもなる。

少林寺拳法の指導法の「誘導法」になると思う。

できる拳士が導いてやるということ。

これは、「疑似成功体験」を積ませていくことで、実際の動きに近くなり、本当にできるようになっていくという習熟過程でもあるだろう。

たとえば、ここでは、「同じ級同志で稽古するのが基本的」という固定概念を壊せば、さまざまなアプローチが見えてくる。

「ブロークン・オープン」→【つぼみを壊さなければ、花は開かない】ということ。

ドッヂボール?

2010年07月28日 20時40分16秒 | 育夢学園(仕事)

障害物ドッヂボール。


跳び箱をおく。


そこに隠れて当てられない作戦あり。


これをボール二個にすることでさらに高度になる。


わざと跳び箱にボールをぶつけるという作戦をとる子どもたちも出てくる。


この写真は少林寺拳法ではなく、育夢学園ドリームコースの子どもたち!

下手なドライバーと下手なドライバーは?

2010年07月27日 02時26分02秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
8月昇級試験、10月昇段試験に向けて小学生は稽古している。


長坂の指導は


【教えない(できるだけ教えない)】


【評定だけする】


【評定して×だったときに、一時に一時で端的に悪いところを言う。何個か悪いところがあっても一回に一つのことしか言わない。】

うちのスタイルは、長坂は評定だけする(できているのかいないのかのチェックをかけるということ。)


子どもたちは、知らない技は知ってる人に聞く(教えてもらう)→自分や自分達で稽古する→長坂に見せにきて評定してもらう。できていれば次に進む。できていなければ練習してまた見せにくる。


技や運動の上達段階は


粗調協発生の段階





粗調協定着の段階





精調協発生の段階





精調協定着の段階





運動の自由化


である。


説明は割愛します。


タイトルの


【狭い道で下手なドライバーと下手なドライバーが出くわすと?】


これは事故の確率が高くなる。


【同じく、上手いドライバーと上手いドライバーが出くわすと?】


なんなく、余裕でお互いに通り過ぎる。


では、【下手なドライバーと上手いドライバーが出くわすと?】


これも、なんとかなるものだ。


これを指導に当てはめると?


長くなるので、別途書きます。

どれもこれもできる必要はない。

2010年07月26日 04時49分01秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
毎週日曜日は、7時~8時まで六地学園(児童養護施設)で少林寺拳法指導。


昨日も行ってきた。


中学生7人、小学生1人の計8人。


子どもたちに法話した。


長坂「大人って、君たちにあれもできるようになれ、これもできるようにしとけとか言うやろ?勉強もしろ、運動もしろ、とかね。」


中学生たち「うん。」


長坂「なんでも平均的にはできるようになれって感じかな。でもね、ホンマのこと言ったら、そんな必要はまったくないんよ。」


中学生たち「??」


長坂「なんでもできる人よりな、これは誰にも負けないってのを持ってる人が人生では成功するんよ。だから、君たちは出来ないことや不得意なことがあっても、そんなものまったく気にするな。そのかわり、自分はこれが好きとか、これが得意ってことは、誰にも負けないぐらいに必死でやれ。それがきっと君たちの人生に役に立つ。生きていく武器になる。」


中学生「(なるほどという顔つき)」


長坂「Yは何が得意や?」

Yちゃん「うーん、気がきくことかな!」


長坂「いいやんか!じゃあそれを生かす仕事につけばいいんだ。お店屋さんとかウェイトレスとかに向いてるかもね。」


長坂「Rは?」


R「運動かな…」


長坂「じゃあ、部活を一生懸命にやれ。それで大学や会社に入れるぐらいやるんだ。プロのスポーツ選手を目指してもいい。」


施設の子どもたちは、現実には大学進学などはまず不可能。
育った環境から、やはり将来つく仕事も制約されざるを得ない。


だからこそ、


「自分の得意なことを徹底してやってみろ。」


と長坂は言ってやりたい。


長坂「平均的な人間になる必要はない。できないことなんていくらあってもいい。凸凹があっていい。そのかわり、これだけは誰にも負けない。これだけは誰にも負けたくないってものを一つだけ身につけるんやで。」


施設の子どもたちにはハンディがあるかわりに、養殖ではない強さや美しさを持っている。


だからこそ、長坂は施設でずっと指導を続けている。

わたしはなんでしょう?

2010年07月16日 04時29分58秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法での本日の法話より。


長坂「わたしはなんでしょう?わかったら起立しなさい。」


「ヒント1、わたしは約400年前に日本に伝わりました。」


誰も立たない。


「ヒント2、わたしには、菊とか牡丹があります。」

まだ誰も立たない。


「ヒント3、わたしには、おもちゃと打ち上げがあります。」


わかった子もいるようだがまだ自信がない様子。


「ヒント4、わたしは夏の夜によくされます。」


これで半分が立った(わかった)


「最後のヒント、わたしは紀ノ川祭で見ることができます。」


ほぼ全員が立った(わかった)


指名して発表。


「花火です。」


「そうだと思った人?違うという人?正解は花火です。」


長坂「日本で一番最初に花火を見たと言われている人がいます。誰ですか?」
いまから4ひゃく年前。1613年。」


「徳川家康!」


「正解!徳川家康が駿府城(静岡県)で中国人が打ち上げたのを最初に見たと言われています。ただし、それよりも前に伊達政宗が見たという話もあります。」


「花火について知っていることをできるだけたくさんノートに箇条書きにしてごらんなさい。」


5分後


「Sちゃんのほうに体を向けなさい。指名なし発表。全員発表してもらいます。発表した人は安座。はじめ。」


指名なしで全員が発表していくが、どうしても発表できない子もいる。それはまた今度書きます。
結果として最後は全員発表しました。


これは発表させる練習をさせている。目的は


緊張場面の設定


発表力をつける


こと。


長坂「先生のほうに、おへそを向けなさい。
花火は暗い夜空に明るく、美しい光で、みんなの喜ばしてくれます。君たちも、この花火のように、人に明るく、楽しく、やさしくして、人から喜ばれる人になろうね。終わります。」


最後のまとめはかなり強引。
何の話からでも最後は「法話」にしてしまうのが長坂の手法です。


花火のネタ元は「朝日小学生新聞」です。

子どものためのメンタルトレーニング

2010年07月16日 02時23分06秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
子どものためのメンタルトレーニング


教育月刊誌


「楽しい体育の授業」(明治図書・根本正雄編集長)

に連載されているのが


「子どものためのメンタルトレーニング」


白石豊氏(福島大学人間発達文化学類教授)


の執筆。


これがものすごくいい!


スポーツの競技としてだけでなく、日々、子どもたちや学生を指導していく上で一番大切で、みんなが難しいと思っていることをはっきり、具体的に書いてくれてある。


それは、


自信とは何か?


自信を持たせるためにはどうすればいいか?


どうすればやる気がもてるのか?持たせられるのか?

目標設定の具体的な方法は?


など。


この夏はメンタルトレーニングを徹底して勉強してみようと思っている。


ほとんどの指導者は昔の熱血スポーツ根性漫画の世界に入り込んでいる。


だから、


罵声→どうして?→命令→否定命令


の繰り返しをしている。


馬鹿野郎、なにやってんだ! どうしてお前はそんなこともできないんだ。しっかり構えてみろ。ぐにゃぐにゃするな!


とかね。


少林寺拳法の指導現場はこの点は良識がある先生方が圧倒的に多いと私は思っている。


競技スポーツの世界では、結構、耳を疑うすごい言葉がけを聞くことが多い。


反面教師にしたい。

少林寺拳法の技

2010年07月14日 22時15分07秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
法形は、(子どもたちレベルでの話)

すべてコーディネーション運動になる。

足だけを使うとか、手だけを動かすということはない。

同時になにかをしたり、連動してなにかをしたりする。

スキップ、ギャロップができない拳士には、いくら「蜘蛛足」を教えてもなかなかできない。

スキップ、ギャロップができる拳士なら、蜘蛛足は「見て覚えることができる」だろう。


受身ができないのも、その前に「回転感覚」「高さ感覚」「逆さ感覚」を養っていないから。


とくに、低学年のうちは、技の形や演武のうまさよりも、「その時期(年齢)でしか、養えない感覚・動き」を楽しく学ばせてあげることが大切。

急がば回れだ。

橋本西支部で少年部を過ごした拳士たち(現高校生など)は、

「隅田はみんな運動ができるといわる。」

と言っていた。その隅田のメンバーを聞いたら、

「全員橋本西支部でやっていた拳士たち」だった。

やっている本人たちややっていた子どもたちは、それが橋本西支部で基礎感覚・基礎技能などをやってきたからとは思っていない。

それで、いいのだ。

でも、その子たちの役に立っていることは間違いないようだ。

誰がやるかは関係ない。ということ。


聴覚調整感覚

2010年07月14日 22時11分39秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
聴覚調整感覚とは、


「耳と手」


「耳と足」


「耳と手足」


の協応動作を高める運動。

リズム感覚に大きく関係がある。


視覚調整感覚と聴覚調整感覚を同時に行うのが、

「リズムコーディネーション」

だろう。

おおなわの中で「短なわ」を跳ぶ「組み合わせ」とびなどはこのような感覚を養う。

視覚調整感覚

2010年07月14日 22時02分11秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
視覚調整感覚は、


「目と手」

「目と足」

「目と手足」

の協応動作を高める運動。

コーディネーション運動である。

ボールつき、ボールころがし、ボール投げ、輪転がし、輪投げ、ボールけり、なわとびなどが代表。

いまは、コーディネーション運動の大切さが周知されているので、その具体的な運動方法も多数出ている。


自然体バレー塾(草野健次塾頭)の「モーションバランストレーニング」は最適だと思う。


少林寺拳法でも、子どもたちの能力を伸ばしてあげたいと願うなら、このような分野に目を向けることが大切だ。

子どものうちには結果(大会など)で残しても、中学、高校、大学とすすむときに、伸びていかないような方法はやはりどこかに問題があるのかもしれない。

子どものうちは、のびのびと。

あわゆる可能性を伸ばしやる。

20歳や30歳からでも少林寺拳法の技量があがっていくような指導を心掛けたい。



位置感覚

2010年07月14日 21時57分24秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
位置感覚には、


「逆さ感覚」(ブリッジ・足打ちとび・倒立など)


「高さ感覚」(ジャングルジム・跳び箱・鉄棒・うんていなど)


「回転感覚」(マット運動・鉄棒など)



「振りの感覚」(こうもり振り・足かけ振り・けんすい振りなど)



「平衡感覚」(平均台・片足ずもうなど)


なとがある。


この位置感覚は、幼児の間に養いたい。

基礎感覚・基礎技能

2010年07月14日 21時42分32秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法の指導で。


長坂作成の「基礎感覚・基礎技能チェック表」を使っている。

これは、当時の法則化体育(現TOSS体育)から学んだ。

このチェック表をもう一度きっちりやろうと思っている。

とくに、新入門やいまの四年までは、このチェック表をクリアするまでは技にはあまり進まない。
新入門はそれを徹底する。

そのことで、以降の技の習得も容易になり、またレベルも高くなるだろう。

なぜ、四年生までか?

高学年の場合は、「柔軟性」に関しては、時間をかけてやりなおさなくてはいけない拳士もいるためだ。

急がば回れは身体運動にも通じる。

カラーコピー

2010年07月11日 04時14分07秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
体調を崩して県大会も欠席させてもらった。


大学生たちが長坂の代わりにしっかりと引率してくれた。(社会人指導者は全員仕事のため元々欠席だった)
うちからの出場拳士は64人だった。


何事もなく大会を終えられたこと、引率、監督をしてくれた大学生たちに、心から感謝してます。


ご心配なく、体調はもう大丈夫です(^.^)。


さて、タイトルの


カラーとは…


先日からドリーム会館のコピー機をカラーコピー機に入れ替えた。


リース代、トナー代、カウンター代をトータルして、現行の白黒コピー機を「再リース」するよりも、カラーコピー機を新しくリースするほうが諸々で経費削減となるのだ。


今日(土曜日)に業者が来て、様々なセッティングをしてくれた。
育夢学園の事務、経理担当職員も一緒に。


そのことで以降の仕事がかなり効率よくなった。


1、FAXをコピー機につなげた。これによりFAX付き電話機が不要になった。


2、プリントアウトしなくても直接パソコンからFAXできるようになった。


3、事務員のパソコンも事務所でインターネットに接続できるようになった。
コピー機とも連動。


4、コピー機でスキャンすることができるようになった。


こんなところかな。


恐らく、みなさんからすれば、


「今頃、そんなことやっとんか?!」


と思われることでしょうね(笑)