ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ランキング制

2014年05月13日 03時21分47秒 | 教育・指導法
そのあと、組演武の通し。

6組みを長坂が指導。

「ランキング制をします! 一位はここ、2位はここ・・・・」

と順位により、前からだんだと後ろにさがるようになる場所を指定する。

いわゆる、AKBの「センター」感覚だ。

「今日、「主に」見るところは、運歩のときに気が抜けていないかです。当然、ほかのところも見ます。」

ここで、「局面を限定」する。

しかも、「一事」だ。

「1分後に通します。それまで練習しなさい。」

1回通したあと、集合。

順位を発表する。

順位は極端に言うと適当だ。

人をみて、機をみて、変えていく。(子どもたちにはそう思わせない。)

下の順位になるとやる気をなくす発達障害の子もいる。

しかし、そんな場合もうまくやっていけば大丈夫。

何回かのあと、

「次は一位は舞台に上がれます。」

そして、通して順位を発表。

下の順位の子をフォローしておくことも大切。

「○○でちょっと失敗したやろ? おしかったね。」

「他の組が上手すぎるな~。」

ちなみに、演武は6組みいつせいに通している。

最後の1回を通した後、

「集合。これは順位は発表しません。」

「してよ!」

「しません。」

「してよ!」

「しません。」

「けち!」

「誰がけちやねん!(笑)」


「全員集合! 左の逆突を合格した人からドッヂビー。」

個別評定をする。1分ぐらいで、30人を評定し、不合格は何回もチャレンジさせる。

ドッヂビーは始まっている。   

平等な競争原理

2014年05月13日 03時06分43秒 | 教育・指導法
子どもたちは競争が大好き。

それは、ゲーム感覚になるから。

競争を否定する人もいる。

それは、競争により不幸になる人が出るからだろう。

競争しても、みんなが幸せになるならそれはOK。


この日も面白くかつ子どもたちが燃えた指導法を思いついた。(その場で思いつくことが大半。)


まずは、単独演武の通しの練習で。

通した後で、

「たくみ、ななみ、こうきは前に出なさい。とっても一生懸命にやっていました。メダル級です。」

と言って、次の1回は前でやらせた。

「次、また、一生懸命にやっている人を選びます。」

これで、子どもたちは燃える。


「たくみ、しゅんた、しょうや 舞台に上がりなさい! この3人は金メダル。」


「A、B、C、D、E、列の後ろに行きなさい。先生から見ていると少し気持ちを抜いているように見えました。銅メダルです。」


「ほかの人たちは銀メダルです。その場所でやりなさい。」


また、1回通す。


「○○、□□、◆◆、上に上がりなさい。」


「A、C、D、E 戻りなさい。Bはそのままです。まだ思いきりできるはずだ。」


「F、G、H 一つさがりなさい。さっきよりも出来ていませんでした。」


これは、Bを孤立させないためと、全体に緊張感を与える効果がある。


次の1回を通す。

「よーし、次はあがったるぞ!」

という声が聞こえる。

しかし、3構成目ぐらい、

「やめ~! 時間なので休憩します!」

「え~! もっとやりたい!」

ここで、

「じゃあ、やりましょう。」

はしない。もっとと思わせておくことが大切。

5分の休憩(子どもたちはボール遊びやオニゴツコをして遊ぶ)のあとはまた15分間通す。

合計、単独演武だけで、10回は通している。

楽しいことは疲れない。(ように感じる)

大会前は休憩を多くする橋本西

2014年05月13日 02時55分37秒 | 教育・指導法
ブロツク大会まで、2週間を切った。

大会前になればなるほど橋本西は休憩が多くなる。

この日も、15分やって5分休憩を繰り返した。

このパターンは稽古効率がよい。

拳士は集中できるし、15分ならがんばれる。

しかも、がんばれば5分間の休憩(自由遊び)というご褒美がある。

これで「報酬系の脳」になっていく。

ただし、最初に、

「一生懸命にやっていない拳士は、休憩時間にも稽古するかもしれません。」

と言っておく。

「・・するかもしれません。」

とぼやかしていうのがポイント。

断定すると、必ずそうしないといけない。

ぼやかしておくと、指導者の裁量で変えていくことができる。


2週間前からは演武を通していく。

次のようにしている。

1.ねりこみ→姿勢、形の意識

2.スピード6→目配りの意識

3.スピード10 気合なし→気迫の意識

4.スピード10 気合あり→気合の意識

これを繰り返していく。

ただし、1.2.3は2回程度で、あとは4を繰り返す。

長坂が全体指揮をし、土橋はその間にピックアップして個別指導を行う。

橋本西の指導者は、長坂と土橋の二人だけ。

それで、十分事足りる。

システムがあるかないかの問題である。

人数があれば、人を使う。

人数がないときは、頭を使う。

ただそれだけ。



今日の稽古 2014/5/12

2014年05月13日 02時46分09秒 | 教育・指導法
7時~15分

バリ

Aチーム→天地拳2系のリズム(土橋)

低学年団体→ミーティング(長坂)

※問題多発の低学年チーム。

「今年は大会に出るのは無理だと思います。」

と長坂の言葉から始まったミーティング。

詳細は割愛。


15分~30分

少林寺拳法創始者 宗道臣先生御命日


30分~45分

単独演武通し


45分~50分

休憩


50分~8時05分

単独演武通し 2


5分~10分

休憩


10分~25分

組演武通し


25分~30分

休憩


30分~45分

組演武通し 2


45分~50分

体構修正


50分~55分

ドッヂビー
低学年+一般 対 高学年


55分~9時

逆突→道場訓→じゃけんチャレンジャー


帰る前に、「立位ブリッジチェツク」とお土産配布。

Aチームと低学年団体は9時15分まで。

高田 好胤氏CD

2014年05月13日 02時43分03秒 | 教育・指導法
法話CD集。















※高田 好胤(たかだ こういん、1924年(大正13年)3月30日 - 1998年(平成10年)6月22日)は、法相宗の僧。薬師寺第百二十四世管主。法相宗管長。写経勧進というユニークな方法で金堂、西塔など薬師寺の伽藍を復興し名物管長と呼ばれた。(ウィキペディアより)



少林寺拳法創始者 宗道臣先生 御命日

2014年05月13日 01時37分18秒 | 教育・指導法
本日の橋本西スポーツ少年団の稽古で、少林寺拳法創始者 宗道臣先生の御命日を拳士で合掌しました。


1.支部長合掌

2.道訓唱和(聖句・誓願・信条)

3.拳士合掌

※開祖の写真に一人ずつ順に合掌し、感謝と自分の決意を心した。

4.支部長講話

開祖について話をした。


以上、15分間。

まどかのこともあり、小学生の拳士たちも、人の命に対して意識が変わってきていると感じる。

開祖忌法要は、橋本西道院にて後日執り行う。