ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

善哉

2014年05月30日 03時57分25秒 | 教育・指導法
2010年の「通信 ドリーム」より。

まどかの名前もあったので掲載します。



少林寺拳法  橋本西支部 道場通信
ドリーム No.659
発行日 2010年2月15日(月) 発行・文責 長坂 徳久



【善哉・・なんと読みますか?】


2/8(月)。少年部への法話より。


板書「善哉」


長坂『読めない人?』(全員手を挙げた。)  ※以下『   』は長坂


『適当でもいいから、言ってみて。』

「ぜんしか読めれへん。」

「ぜんざい」(四年生航太郎くん。)

『正解!正解者に拍手。(ちなみに、ここは「平成教育委員会」の感じで。)』

「おれ、適当に言ったのに!」

『だから、思ったことは間違ってもいいから発表することが大切なんよ。』

『この「ぜんざい」と名付けたのはある人です。誰でしょう?』

「織田信長!」(航太郎)

『航太郎!お前、やるな~!めっちゃ調子いいな~。全然違うけど。』(笑)

「豊臣秀吉」「明智光秀」

『もうちょっと前の人。』

「聖徳太子」

『そこまで古くはない。ヒント、お坊さん。』

「ぜんざい和尚!」(六年生たち。沢庵(たくあん)和尚を知っているからだろう。長坂が言ったのかな・・)

『ぜんざい和尚はいません! 』

『一休さん』(二年生涼雅君。)

『正解、よくわかったね。」(橋本西はこんなとき自然と拍手が起こる。)

ここで、少し一休さんのことを話しした。

『ぜんざいは、前からあったようです。一休さん(一休禅師)は名付け親です。はじめて食べた一休さんは、そのおいしさに「善き味哉(よき

あじかな)と言ったそうです。そこから「善哉」という名前がついたと言われています。」

『善という漢字の中にはいくつかの漢字が入っています。』

「口」「王」「美」「平」

『美しいという漢字には?』

「大」「羊」

『羊が大きいと書いて「美しい」です。』(これは大切なのでまた機会をみて詳しく書きます。拳士たちには話ししたが紙幅の関係で割愛。)

『君たちに取って、「善いこと」はどんなことですか?』

「ボランテイアをすること」(水浪まどか)

『長坂先生もボランティアで少林寺拳法を教えているんやで。』

子どもたちはびっくりした顔。少林寺拳法の先生と言う仕事だとおもっいるのだろう。

「挨拶をする」「返事をする」「人助けをする」「ごみ拾い」「掃除」など。


このあと、たくあん和尚の話しになり、つい脱線。

『ハヤシライスを作ったのは林さん。(ハッシ―ライスからという説もあり。)サンドイツチを作ったのはサンドイツチさん。』

『じゃあ、ポテトチップスを作ったのは誰か知っているか?』

「小池さん!!」(航太郎)  全員爆笑!


じゃあ、次はポテトチップスがどうやつてできたのかを話ししてあげます。


様々

2014年05月30日 03時21分16秒 | 教育・指導法
読売新聞より





DSMが4から5になったので、発達障害の名称も変わる。

とくに、アスペルガー症候群、PDD(広汎性発達障害)という名称はなくなり、今後は、


「自閉スペクトラム症」(ASD)となる。





夕方の隅田八幡神社






高野山 花坂のやきもち→保護者の方にいただきました。

写真は、上きしやのやきもち

※花坂出身の歌手「岡本愛美ちゃん」(橋本高校卒業生)の「plum」に出てくるのは、♪下きしやのやきもち♪


















全中

2014年05月30日 02時58分37秒 | 教育・指導法
今年は全中予選突破の可能性は、きわめて低いと思う。

昨日は拳士たちには、

「この前までは、可能性-20%やったけど、やっと5%ぐらいにはなってなぁ。(笑)」

拳士たちも自覚している。

だから、言っている。

「まだ、中2やから、2年計画で行こう! 来年は全中で入賞させたる! だから、今年がだめでもあきらめるな。」

親にもそういってある。


しかし、「5%」は可能性はあるのだ。

だから、それに向けて全力を尽くす。

とにかく、

「強くやれ」

を徹底してきた。

それだけをやらせてきた。

それぐらい突き蹴りが弱く、迫力がなかったからだ。

よくなってきた。



あと、木、金、土だ。



当然、逆算で計画する。


土曜日は、通し稽古。


金曜日は、気合。


木曜日は、雰囲気・風格。


今日も15分で5分休憩。


1.運歩そのものを見栄え良く変えた。

2.それを覚えさせた。

3.運歩中もたたかいであると理解させ、それをやらせた。

4.残心を理解させ、やらせた。

5.1.2構成→3.4構成→5.6構成

6.1.2.3構成→4.5.6構成

7.全部通し1回


かなり、よくなった。

「自分たちてもうまくなったと思うやろ?」

「はい。」


やっと、演武は闘いであると理解できたのだろう。


可能性は、5%あれば十分だ。

長坂 対 Aチーム ○×対決

2014年05月30日 02時28分29秒 | 教育・指導法
「やばい、ちょっとしゃべりすぎた!」

と思ったら、残り時間あと15分になっていた。

8時に体育館へ移動させることになっていたから。


今日のノルマはやっておかないと!


うーん、ひらめいた!


「○×対決をします。(構成を変えたところを)、まちがわずに1回できたら「○」をつけます。間違ったりそろってなかったら「×」をつけま

す。

○が10個集まったら、君たちの勝ち。飴をあげます。

×が10個集まったら、先生の勝ち。君たちはひとり腹筋100回。」


○(Aチーム)か×(長坂)のどちらがはやく10個たまるかの勝負形式。


まあ、飴はよけいかもしれないが、長坂的にはそれもありだ。


××××
○○○○○


という感じになってくる。


「アタックチャンス使ってもええで。」


「なにそれ?!」


「アタックチャンスで○になれは3ポイント獲得できる。」


「おー!」(と歓声)


「その代り、×になったら、×が3つ増える。」


「え~。先生、せこい!」


「べつにやらんでもええで。」


そして、6回目にアタックチャンスを使ってきた。





一気に8まで○が増えた。


××××
○○○○○○○○


あと○ふたつでAチームの勝ちだ。そこで、長坂が、


「先生もアタックチャンス使わせてや!」


「ええけど。」


「×になったら、×が3つ増える。○なら、君たちのゴール。」


「じゃあ、使っていいよ。」


「いや、まだ使わん。」


「わーあ、ずるー。俺らが9になったときに使うんや!」


そして、○が9になったときに、


「アタツクチャンス!」


「悪魔くんや~ 悪魔くんや~」


しかし、見事Aチームは、最後の局面をクリア。 


結果として、新しい構成もばっちりマスターということになる。








終わってから、


「長坂先生の練習の感想を言いなさい。」


「いつも時間が短く感じる。」

「疲れてきたと思ったら、いろいろな話をしてくれるので楽しい。」

「しんどく感じない。」

「面白いけど、緊張感もあって、うまくなれるきがする。」

「話が長い。」

「うん? それはあかんてこと?」

「いや、いいってこと!」


と。


そして、飴をあげる。これも楽しくやる。


一種類新しい飴をくわえて、


「これをつかんだ人は、あたりでもういっこあげます。」


当然、目をつむってやらせる。


おわり


展開する話

2014年05月30日 02時03分30秒 | 教育・指導法
今日の少林寺拳法。

日曜日の全中予選(組演武一組)につきっきり指導するため、Aチームもドリーム会館で稽古にした。

体育館が長坂不在になるので、あと指導者は土橋しかいない(橋本西の指導者は長坂と土橋だけ。ずっとそうです。)ので、Aチームはこちらで

みて、土橋の負担を減らす。


全中組は部活で遅れるようなので、Aチームだけを見ることにした。

しばらくして来た中学生には、第2道場で自主稽古することを指示。(昨日の復習を)



Aチームは、紀北大会が終わり、県大会にシフトチェンジ。

紀北大会は修学旅行で出場できなかった黒帯の「横ちゃん」が加入するので、これは心強い。


さて、構成を少しいじった。


それができれば今日のノルマはOK。

今週末、運動会の小学校も多いので、無理はさせない。


【ちなみに、小学生の指導に大切なことは、稽古のやりすぎはダメということだと思う。

日本のジュニア指導の欠点だ。

子どものうちに練習しすぎて、けが(一時的なものではなく、スポーツ選手として致命的な)をさせたり、しやすい体にしてしまう。

ジュニア期のスポーツは(武道も)、楽しみながら、心身を養い、将来的に伸びるようにしてあげることだ。

鍛えることをジュニア期にやろうとするから、体罰や過度の叱責(自尊感情が落ちる)、無理な練習につながる。】


橋本西の拳士たちは、少林寺拳法でけがをすることはまずない。

一般になったときも、肩や肘、膝を痛めている(スポーツを長くやっているとよくあるケース)ことはほぼない。(ほぼということは、まったく

ないということではない。)


さて、この日は、その構成変更の練習の合間に、


●「ウルトラマンの話」(横ちゃんがチームに帰ってきたので、「帰ってきたウルトラマン」に関連して。)


●そこから、スパイダーマンの話になり、「映画 スパイダーマン観た?」となり、


●「くもはなぜ自分の蜘蛛の巣にかからないのか?」の話になり、


●映画の話の流れで、「ネイチャー、観た?」となり、


●一人の子が、「アリのところが気持ち悪かった」(兵隊アリのところ)と言って、


●働きありの話になり、


●働きアリから、「2:6:2」の黄金律の話になり、その流れで、


●自分の長所と短所の話になり、一人ずつ指名なし発表させて、


●口癖が自分の人生をつくるという話になり、


●天国言葉の話となって、


●前向きに行こうと、強引にまとめた。