ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

2009年の通信「ドリーム」より

2014年05月29日 02時07分40秒 | 教育・指導法
2009年の通信「ドリーム」より。



少林寺拳法  橋本西支部 道場通信
ドリーム No.648
発行日 2009年4月23日(木) 発行・文責 長坂 徳久



(月曜日の稽古にて)

「この作文には名前がありません。少し読みます。誰のですか?」

(さわりを読んだ。)

「あっ、俺のや!」

とGくん(隅田小学校5年生)。

「これはね、いい作文やから全部読みます!」(昇級試験後の作文です。)

以下がその作文。

「少林寺拳法がぼくにくれたもの」

G

 少林寺拳法がぼくにくれたものは、あいさつをするようになったことです。

 習っていなかった時はやっていたけど、声が小さかったです。その時ははずかしかったから出せませんでした。

 でも、少林寺拳法を習いはじめてから大きな声であいさつが出来るようになりました。そのわけは、長坂先生が、

 「出せへんほうがはずかしい。」

 と教えてくれたからです。
 
 ドキドキしたけど、大きな声で言えて、スッキリしました。
 
 そして、自分から進んであいさつを、出来るようになりました。
 
 あいさつは自分も人も気持ちよくなるということが分りました。

 


  いい作文ですね。なんだか、心があたたかくなります。

 
 長坂は拳士の書類を一拳士一ファイルで保管しています。

 たとえば、このGくんなら、Gくんの専用のファイルが一つあります。そこに彼の入門願書からいままで作文、その他彼に関するものをそのフ

ァイルに保管します。

たとえば入門願書ならすべての拳士の入門願書を古い順などに綴る方法が一般的ですが、長坂式の一拳士一ファイルの方が適確に必要なとき

にその書類を出せます。また、そのファイルはその拳士の橋本西道院での少林寺拳法の歴史にもなります。少林寺拳法でのお子さんの作文が

必要なときなどは言ってください。



※注 2009年の通信です。

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