合宿での尖閣諸島の授業は、谷先生の追試。
思想教育ではありません。
領土教育です。
長坂は公学校の先生ではないので、周りを気にせず、遠慮せずやらせてもらいます。
日本人として自分の国に誇りを持たなくてどうするのか。
ましてや、尖閣諸島の問題は、あきらかにおかしい。
【尖閣諸島は、日本固有の領土である。】
これを、歴史的資料、根拠をもとに授業展開する。(谷先生が作られたのだから、授業の組み立ても深さもレベルが違う。)
「先占」
「実効支配」
「国際条約」
を元に展開され、最後に、1970年と1971年の「中国の教科書に載っている地図」の違いへ。
尖閣諸島で、石油が発見されたことで、そのときから中国が尖閣諸島は中国の物だと言い始めた。
【小学生の感想】
(4年生)
「中国の人に出会ったら、日本はこうゆうことだと言えばいいと思う。」
(4年生)
「中国もおかしいと思ったが、日本も考えないとだめだと思った。」
(5年生)
「せんかくしょとうについて、日本の意見がわかったし、中国と意見を話し合って仲良くしていってほしいし、これからも争いがないようにしてほしい。」
(6年生)
「尖閣諸島は1895年に日本の領土として、それを宣言したことは初めて知りました。感謝状を送っているのに、石油が見つかったとたんに自分の領土にしているのはまちがっていると思います。」
(6年生)
「日本のものなのに、せきゆがみつかったからって自分のこっきょうをふやすのはいけないと思う。中国から感謝状がきていて、その時の中国の政府から感謝がきているから日本だと思う。」
(6年生)
「尖閣諸島は日本では魚釣島とよばれ、中国では釣魚島ということがわかり、1895年1月14日に日本の領土になったのに、1971年に中国の領土だといい、いまもめていることがわかりました。」
(中二)
「尖閣諸島のことは、まったく知らなかったけど、この学科でいろんなことがわかった。尖閣諸島はずっとどこの国でもないと思っていたけれど、もともと日本の国だったということがわかった。」
(中二)
「結構以外に難しく、少しわからないところもあったけど、長坂先生の説明がわかりやすくて、とてもよかったです。この尖閣諸島の話はよかったと思います。最初はみんなについていけるかどうか不安だったが、意外とついていけたのでよかったです。ありがとうございました。」
(中二)
「はじめは、自分の領土と主張していなかった中国が、急に自分の領土と言い始めるのはおかしいと思った。でも、となりの国どうしだから、仲良くしなければいけないと思った。」
(中二)
「尖閣諸島のことを学んで、新しい知識や考えが増えたと思います。ニュースや新聞などで少しは知っていましたが、『尖閣諸島の日』があるとことや、当時の島民の方が中国政府から日本の島だと宛て名に記された感謝状をもらっており、それが現存するのを知って、やはり尖閣諸島は日本の領土だと思いました。しかし、中国は歴史も長く、漢字などの日本がもらった文化もあるので、相手の主張も大切で、両方の話し合いによる考え方の違いや主張の理解がこれから大切だと思いました。なので、この問題については調べていきたいと思いました。」