ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

今日から

2011年11月19日 07時10分46秒 | 教育・指導法

今日から合宿。

 

花園村 ふるさとセンター。

 

四年生以上の34名が参加。学校行事以外の全員が参加。

 

二年ぶりの合宿。昨年は実施できなかった。

 

実施できることに感謝して、精一杯二日間を過ごす。

 

合宿名は、

 

「ふれあい合宿2011 AT  橋本西」

 

です。

 

 

 


今日は一本も突き蹴りをしなかった

2011年11月11日 04時06分37秒 | 教育・指導法
今日の稽古は、


7時~15分 雑巾がけサーキット


タイムを計るデメリットが出てきた。


平均台を適当にやるようになる。


そりゃそうだ。速さを求めれば、雑になるのは当然。

ではどうしようか??


評価基準を変える。


「今日はタイムを計りません。平均台をきちんとやっているかだけを評定します(評価ではなく評定)」


と仕掛けるしかない。


または、平均台は「渡るだけでもいい」と割りきるかだ。


速さ(早さ)と丁寧さは両立しにくいのは何事にもいえる。



さて11月になったので雑巾がけサーキットのあとは「大縄」。
六人以上でやりなさいと指示。


15分~30分


宝運びゲーム


これが盛り上がりかつ楽しめた。


今度やり方を書くとしよう。


30分~8時 学科宿題の取り組み方の学習


そのあと、掃除→休憩


合宿説明。これが時間がかかった。
説明は短い。


質問が多い。


今回は携帯電話、ゲーム類、音楽機器などをすべて持参禁止にした。


そのため、

「じゃあ、○○は持って行っていいか?」
などの質問が多い。


さらに、「肝だめし」をするかもしれないと言ったら、そこから話がさらに盛り上がる。


まあ、こちらも掛け合いをしながら楽しんでいるのだが。


気がつけば、9時になっていた。


合宿は四年生以上なので、以下のけんしたちは昇級試験の稽古をかなり進んだ。(中学生が指導)


合宿は19日~20日。

宿題

2011年11月11日 03時40分11秒 | 教育・指導法
橋本西の昇級試験宿題は次のようにしています。


1、読本の提出対象学科部分を音読10回。
○を10個書いて、一回読むごとに塗りつぶす。


2、各学科(例えば当身の五要素)を読んで、「わかったこと」「気づいたこと」をできるだけたくさん箇条書き(原稿用紙へ)→わかったこと、気づいたこととは「読み取り(読解力)」になる。


3、次に「思ったこと」「考えたこと」をできるだけたくさん箇条書きにする。思ったこと、考えたことは「自分の頭で考えた自分の考え」ということになる。

読本の理解(読み取り)をして、自分の考えを書くというレポートにしてあります。


自分の考えを書くためには、読本の読み取りができなければいけない。


読本は使いがてがいいとは言えないので、指導者がその読本の使い方を子どもたちに示さないといけないだろう。


なぜ、使いにくいか。


使いにくい=指導につかいにくいということ。


しかし、読本にはきちんとそのことを書いてある。


「拳士が自ら学習できるように構成、編集してある」(文責 長坂)


ちなみにあの少年部読本は少年部委員会が作ったのではありません。科目表もそうです。


読本自体が子どもたちの自己学習用であるという位置付けだと私は解釈している。

だから、指導者が授業するには使いにくいのかもしれない。


なぜか?


「徳目」が先に書いてあるからだ。


その徳目を理解して、覚えればいいようになっている。
そのあとに解説が来ている。


だからこそ、様々な授業展開ができる。指導者次第だろう。



教えは文言一つ変えるべきではない部分があると思う。開祖が作ったもの、開祖が語ったことをそのまま忠実に覚えることは必要だと思う。


聖書もコーランもタルムードもそうだ。


難しくとも、そのまま覚える部分は必要だと個人的に思っている。


なんか話が飛躍というか脱線してしまいました。


だから、私は小学生の学科はそのまま覚える項目と理解する項目の二つに分かれていると考えています。


当身の五要素や修行の心得はそのまま覚える項目。


少林寺拳法とは何かや本当の強さについては、しっかりと理解することが必要な項目。


そうやって整理していくと少林寺拳法の学科は大した量ではないと思います。
各々の級や年齢でそれぞれの理解をさせていく。


だから、科目表の各々の級で学ぶ学科項目はとても素晴らしい配列だと私は思います。


そのあとの学科指導(教えを生かす)ことが大切ではないでしょうか。

プロ意識

2011年11月10日 04時18分27秒 | 教育・指導法
10月から、育夢学園で幼児体育教室をやっている。


3歳~6歳まで9人が参加している。


3、4歳は保護者同伴にはしている。


それでも、差がある。


なかなか手強い子どもが3名。


先週から長坂の補助として指導員を一名入れた。


女の保育士(うちの学童保育指導員)。


先週は長坂としてもちょっと指導に失敗した。


それをみたからか、保育士の彼女から今朝メールがあり、
「最初に絵本の読みきかせを入れてはどうでしょうか?」


長坂はそれをする気はなかった。


それじゃ、体育でなくなる。体育だから、体育の中身で勝負する。それがプロだ。


幼児体育教室は5時~。


3時ぐらいから4時半まで、近くの神社に車を停めて、先週のことを振り返り、かつ今日の対策を立てた。

絵本の読みきかせはするつもりはなかった。


緩急を使い分けなくてはいけないと思った。


緊張場面もつくり、ノルアドレナリンを出させる必要もある。
それが先週は欠けていた。

今日は具体的には、すべてを一斉に動かすのではなく、ときおり個別評定をいれてみた。幼児なので誉めまくりながらやっていく。
それで場が締まった。


そして、車の中でずっと検討したのが、導入だった。

向山型準備運動から入る。これは決めていた。
ただし、幼児向けに内容をしなくてはいけない。


携帯からTOSSランドで「体育 準備運動」を検索した。
いくつも出てきた。
その中から、松藤先生のサイトをみつけた。
それを見ていて、私のやり方との違いを知った。


リズム太鼓。個人的には笛のほうが好きなのだが、幼児にはリズム太鼓の方がいいと思っているので、リズム太鼓は使っていた。我流だ。(それがダメ!)
いつもは、太鼓で動きを止めていた。
「タタン・タン」
この音で止まります。と。

松藤先生のは太鼓の音が止まったら、動きを止めてその場に座るだった。


これだと思った。


やってみた。


音が止まる→動きが止まる→座る


この間がいい感じだった。

幼児にも音が止まったら動きも止めるという方がわかりやすいようだった。


自分なりにもこれで間をつかめた感じ。
空間支配。


今日はいける!


案の定、45分間、最後まで安定した。(比較的)
かつ、楽しくもできた。


さらに、先週は幼児体育教室のあとの小学生用のわくわく体育教室の場づくりで体育用具やトレーニング用具を事前にセットしておいた。
幼児で使う分も事前にセットしておいた。(その方が効率がいいと思って)


しかし、それが良くなかったと振り返った。


特に視覚優位の子には極力、場はシンプルな方がいい。それを反省した。


だから、視覚に入る刺激は必要最低限にしようと考えた。


今日は、最初から用具を置かずに、必要なタイミングで用具をセットするようにした。その保育士にタイミングよく指示を出すようにした。


これも比較的に効果があったように思う。


日々勉強できる。ありがたい。
同じ失敗は繰り返さない。少なくとも上手くいかなかったら、次はなんとかしてやると思っている。


月末に福岡である向山型体育セミナーに仮予約してある。
仕事と少林寺拳法の都合がまだ確定しないのでなんとも言えないが、是非参加したい。
まだまだ勉強しなくてはいけないことだらけだから。

筆舌にならない生の「空気」を味わうことが絶対に必要だと思っている。
本やビデオでは伝わらないものがある。それはライヴでしかわからない。肌で感じるしかない。
それを体験していないと、その空気を作り出すことは絶対に無理だと思っている。


日々学べることほど楽しいことはない。
高いレベルを学べることはさらに楽しく、血が騒ぐ(笑)

日記

2011年11月10日 04時03分09秒 | 教育・指導法
11月9日(水曜日)


午後出勤。


事務仕事をして3時~4時半まで神社にこもる(笑)→後で書く。


4時半~体育教室の準備。

5時~5時45分 幼児体育教室(9名)


6時~7時 小学生わくわく体育教室(27名)→募集してないのに、毎週増えていく(^.^)


7時~8時 スーパー体育教室(4名)


8時~9時 ウルトラ体育教室(2名)


9時に終わって、ドリーム会館へ。


二段稽古と大会稽古を副道院長が指導してくれていた。長坂は話だけした。


試験は
「自業自得」
だということ。


「先生、学科って当日追試ありますよね?」


「あるよ。それで受かって嬉しい?」


「嬉しくない…」


「だよね。それで合格したら、先生はずっと「准二段」って言うで(笑)ずっとな…(笑)」


准拳士の准は「未完」ということ。准教授などと使われる。


「それもいややな~」


と中学生。


「やろ。やるしかないよね。とにかく試験をなめるな。ライオンは…続きを言ってみ。」


「ライオンは…肉食獣」


「わかっとるわ(笑)ちゃうがな、ライオンはウサギを捕まえるときも全力を尽くす、や」


「聞いたことあるような…」


「どんなことにも一生懸命にやるということ。試験が簡単なことという意味ではないよ。目の前のことに全力を尽くすということ。」

10時に稽古は終わって、機関誌「大車輪」の折り込みを六人でやった。


今回もなかなか読み応え、見応えあり!


今日は風呂に行ってから即帰宅。


ちびまる子ちゃん(心にしみるものがたり編)を観て、3回ほど涙を流す。


明日も午後出勤。


手首は治ってきた。
しかし今日は頭痛薬を六錠(三回)飲んだ。

日記11/8

2011年11月09日 02時29分47秒 | 教育・指導法

出勤前に近くの神社へ参拝。(日課)→当然、私は金剛禅門信徒です!

 

事務所に顔だけ出して、銀行へ。

 

その後、パルポートへ。(入会)

 

次に、整骨院へ。昨日の乱捕稽古で手首を痛めてしまったようだ。

あまりにも痛い。

ちょっうど、久しぶりに院長先生(少林寺拳法の元保護者)とも話をしたいので念のため診察。

ねんざということで。テーピングとシップ。

 

ドリーム会館へ戻る。

 

今日は小学校の遠足。学童の子どもたちはもう帰って来ていた。

 

事務所で、金曜日に実施される「漢検」(財団法人 日本漢字能力検定協会)の準備や確認などを。

 

本来火曜日は、三時半~10時までぶっ通しで「ドリームコース」→「トレーニングコース」と仕事が入っている。

 

しかし、遠足のため、ドリームコースはやすみに。

 

八時まで時間が空いた。

 

少林寺拳法の中学生たち(二段受験)が七時~自主稽古をすることになっていた。時間が空いたので長坂が指導。

 

ただし、30分だけ指導して、あとは自主稽古をさせた。(それの方が彼らのためだ。)

 

動きはいい。技はまだまだ中学生なので難しい。試験は日曜日。

 

剛法はある一点を指導。(すべての技に通じること)

 

柔法は、それに加えてさらにあと一点指導(これも柔法全部に通じること)

 

これで、一気によくなった。(見た感じということですが・・・)

 

だから、あとは自主稽古にさせた。(いまの彼らなら、目の前の試験に向かって「自分の稽古」ができている。)→まあ、さすがに切羽詰まってきたのでしょう。

 

長坂はパソコンで、さらに漢検関係の確認。

 

8時になって、トレーニングコースの高校生が来た。(サッカー。元少林寺拳法拳士)

 

そのあと、中学生のテニス選手。

 

二人にトレーニング指導。

 

今日は、

 

①ストラツクアウトをテニスで。

 

②パランストレーニング。

 

③ねりこみ(これはすべてのスポーツに応用できます。)

 

④ラダー(今日はT字ラダー)

 

⑤また、ストラツクアウト(シーンの設定をイメージしろ!とだけ指示。)

 

⑥筋トレ(4点支持・2点支持・クランチ・スロトレで腕立て)・チンニング)

 

⑦ストレッチ、スワイショウ。

 

終わって、迎えに来た保護者の方と談笑。

 

あっ、そうそう少林寺拳法の拳士たち(6人)は自主稽古。

 

ときおり、チェックを入れる。笑顔で。

 

そのあとは風呂に入って。

 

また事務所に戻ってきて、あしたの学童通信をつくり、

 

なんやかんやしていたら、またこんな時間。

 

明日こそは、早く帰ります。

 

 


日記

2011年11月08日 02時02分00秒 | 教育・指導法

11/2(水)  発熱(風邪)。仕事を休んで病院へ。

 

11/3(木・祝) 体調はほぼ回復。祝日のため通常少林寺拳法稽古は休み。二段受検者稽古予定も、事務仕事が溜まっていたため中止に。ずっと事務をする。

 

11/4(金)  回復。学童保育の子どもたちは学校から帰ってくると、「もう熱下がったん?」「もう治った?」「大丈夫?」とみんな声をかけてくれる。ありがたい。作文教室→学童→脳トレ教室→少林寺拳法指導。

 

11/5(土) 朝九時に田辺に向けて出発。学童指導員と一緒。12時に田辺着。白浜の会員制高級ホテルの支配人と昼食。(平さん、ありがとうございました。高級な中華をごちそうになりました。あんなにおいしい「杏仁豆腐」は初めてでした。)

13時~17時まで、県教育委員会の官制研修会に参加。教員でなくても、教育に関心のあるものは参加できる研修だった。講師は、玉川大学院の谷和樹先生。あんなすごいセミナーはそう受けられない。200名の受講者が谷先生の話や模擬授業にぐいぐい引き込まれていく。全員のメモを取る手が止まらない。一緒にいった学童指導員も「もし、もっと若かったら人生が変わっていたかもしれない・・というぐらい感動した。」と。

17時に田辺を出発。20時過ぎに橋本着。少林寺拳法稽古指導(中高生通常稽古)。22時まで。

 

11/6(日) 昼までぐっすり寝る。まだ咳が出る。薬は最後まで飲んでおこう。昼間は事務とメール。夜7時~10時まで少林寺拳法稽古(中高生)。

 

11/7(月) 午前は事務や雇用保険の振り込みやら様々な雑務。2時~五時まで学童保育指導(楽しい)。そして、本日は、少林寺拳法の道場へ取材゛来た。朝日新聞の「あさすぽ」。いい記者さんだった。最初は道場の取材。そのうちに、長坂の指導方法や取り組みに関心が変わったようだ。「「話をする間(ま)や内容が絶妙ですよね。子どもたちにすーと入って行っているのがよくわかります。」と。

 

明日は、S小学校が遠足で、「ドリームコース」を休みにしたので、六時まではゆってくりできる。

 

 

 

 

 

 

 

 


続き

2011年11月01日 04時32分58秒 | 教育・指導法
準備や片付けのシステム。

うちの少林寺拳法の稽古では使う用具や物が多い。


それをそれぞれが準備や片付けをするシステムがある。


早くに来た子どもから行う。


1、2年生→低学年用平均台二台。


3年生→平均台大二台


4年生→ラダー


5年生→ホワイトボード、マット


6年生→スマートボード、パソコン、プロジェクターの接続。通信ドリームの配布用意。


中学生は全体を把握して、時間までに出来ていないところがあればフォローする。


一人が行うことはたいしてない。時間にして二分~五分(パソコンなど)だ。


長すぎると子どもたちは遊ぶ時間がなくなるから嫌がるだろう。


そして、その日それを出した人が、その日はそれを片付けるというシステムになっている。これも時間にして二分程度(帰りは他の子どもも進んで手伝ってくれるから余計に早い。)


長坂の車に用具や荷物を直すのは中学生の仕事。


その間に長坂はその日のまとめや気づいたことをノートに書いたり、次の日の稽古の予定を立てたりしている。


子どもたちには言います。

「道場の中でお客さんになってはいけません。」


「先輩よりも先に動く」


「先輩がやっていたら、すぐに自分がやりにいく」


それをみんながやります。


だから、先輩がふんどりかえっていることもあり得ない。


「言われたことをやらないのは三流です。」


「言われたことをきちんとやって二流です。」


「言われなくてもやるのが一流です。」


「自分の仕事が終わっても、次に、何か手伝うことはありませんか?と言えたり、自分で仕事を作ることができる人は超一流です。」


と話をする。


仕事(手伝い)をやらせているとその子の本質がよく見える。


働かない子ども(掃除や準備、片付け)はちょっと性格がわがままやいじわるな子が多い。


反対に手伝いなどが好きな子は、特に小さい子どもから好かれていることが多い。


世の中に出たときに、どちらが重宝されるかは一目瞭然だ。

指導者が動かなくてもよいシステム

2011年11月01日 04時06分06秒 | 教育・指導法
少林寺拳法のこと。


指導者が動かなくてもよいシステムを作っておく。


楽をしたいのではない。


無理無駄を無くす、子どもたちが活動(働く)するように仕向ける。


そのことで、指導者は余裕が出て、非常時の対応やさらに、気になる子への目線の行き届きや言葉がけが行える。


うちの小学生の少林寺拳法の開始は、時間になると指導者の号令も合図もなく、自主的にサムが始まる。


ただし、ここでのサムは雑巾がけだけで、トレーニングの要素が大きい。
(稽古中盤にもう一度作務がある。これは体育館内の掃除。トイレや倉庫なども行う。そして、稽古後にはもう一度床の雑巾がけをする)


稽古開始のサムは以前は雑巾がけ10回だった。
行きは雑巾がけ、帰りは端を走って戻るだった。


いまは、行きは雑巾がけ


帰りは、平均台(逆突・逆蹴を一回ずつ交互に)→ラダー(一回一回種目を変えること。同じ種目はやらない。)→マットの上で受身(前受身、大車輪を交互に。)


まあ、サーキットトレーニングにしてあるわけです。


そして、タイムを計っています。


「たぬきよりも自分抜き」


自分の記録を毎回越えていけばいいのです、と。


無理はさせてはいけない。心臓発作などの要因になる。


一番早い子で六分前後。遅い子で11分ぐらい。


早く終わった子から、その月々の遊びトレーニングを行っていく。


10月は、ナイロン袋蹴り。

9月は、メンコだった。


11月は、大縄。


このサム~遊びトレーニングまでの時間は15分間。
7時~7時15分まで。


サムが早く終わると長く遊べる(中身は練習の一つなのだが)ようになっている。


無理をさせないが、サボらせもさせない。(早く遊びたいのでサボらなくなる。)


15分になると整列をして鎮魂行に入る。


子どもたちの場合はさきに発散させておくことで、そのあとの稽古が集中して、落ち着きのあるものになる。


これを反対にして、きちんとさせてから稽古に入ろうとすればうまくいかない。

動くことでドーパミンが出る。


ドーパミンが出ると脳は満足するから、次にセロトニンが出やすくなる。


子どもたちの場合は約束やルールから入ろうとすれば失敗する。


脳を満足させてから約束やルールを入れると、スムーズに入っていく。


特に多動傾向の子どもは動かせなくてはいけない。


普通は反対をやっている。多動傾向の子どもを言葉や指導で落ち着かせようとする。
だから失敗する。


走り回っている子どもには「一周回って戻っておいで」と言ってやればよい。


続く。