ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

講話 水

2014年05月18日 04時25分57秒 | 教育・指導法
この日は、「水」をテーマに、

一水四見(一見四水)と上善如水の話。




一水四見(一見四水)


ある人からみると、それは

血に見える。


ある人から見ると、それは、

宝石に見える。

ある人からみると、それは、

家に見える。

ある人から見ると、それは、

飲み物に見える。


それとは何?


から入った。


その後、話をして、上善如水へ。


「水の優れているところ、すごいところをノートに書きなさい。書けた人から板書しなさい。」





上善如水を解説。



「今日の講話をマインドマップにしなさい。時間は5分間。50個書けない人は腹筋100回ね。」

かおりだけしか50個書けなかった。

稽古終了後に、カオリ以外は100回やらせた。

指導者は言ってしまった以上、それをやらせなくてはいけない。

そうしないと、「なんや、いうだけか。」となり、少しではあるが指導者の権威は落ちる。

そんな小さな積み重ねが大きな崩壊へとつながる。

もうひとつ、大切なことは、指導者は、できもしないこと、やらせることもできないような、「軽はずみなことをいわないこと」である。

脅しの場合は、

「腹筋100回やってもらうかもしれません。」と濁しておくべきだった。これも今日はちょっと反省だ。



今日の一般部への一言


指導者に頼るな、指導者を活用せよ

図化せよ

2014年05月18日 04時17分10秒 | 教育・指導法
次に、

集合させて、

小学生のチーム対決の板書を使って、

「これは、どんなロジックになっているか?」

と問う。

そして、どんなことでも、

「ゲーム化」

するだけで楽しく、かつ、モチベーションが上がることを具体的に説明。(勉強のやり方で説明)

「長坂の練習方法は、このようなゲーム化が多いね?  いまから、また自主稽古を15分間します。それをゲーム化する方法を考えなさい。
 ノートに書いて持ってきなさい。いいのがあれば、先生も真似させてもらいます!」

10分ぐらい考える時間も与える。

それぞれが工夫をして、書いてくる。

文字だけ書いている拳士には、

「図化しなさい。」

と指示する。

そして、それで稽古スタート。


拳士たちが考えたゲーム化のパターンは、

・評価型(◎、○、△、×)などを記入

・ご褒美型(うまくできたら、5分休憩とか、次へ進めるなど)

・×ゲーム型(うまくできなったり、手を抜いたら、腕立て○回など。)

・ご褒美と×ゲームの複合型

・すごろく型(進んでいくパターン。)


こんな思考方法はきつと社会に出ても役に立つと思う。

一般部 

2014年05月18日 04時03分49秒 | 教育・指導法
一般部指導。

今日の稽古はよくなかった。(長坂として)

なぜかをいろいろと反省してみたが、やはり、内容と指導者(長坂)のノリの問題だろうと思う。

子どもたちの指導で精力を使い果たしているのかもしれない。

その切り替えが自分でもコントロールできていない。

子どもたちの指導でのストレスを一般にぶつけるとまではいかないが、高いものを要求してしまう帰来にある気がする。

本当は、指導も一時に一事(一日に一つの指導)がいいのかもしれない。


さて、一般も大会の稽古が中心。

大会に出ない拳士にも演武を稽古させている。

一般部にも教えたいことは、

「少林寺拳法で学んだことを他の分野でも生かす」

ということ。

そのためには、そのような指導を長坂がしなくてはいけない。

まずは、自主稽古を15分間させた。

1.ゴールを決めること。(具体的な目標)

2.どんな練習をするか。(具体的な方法)

3.達成率

4.達成できなかった割合の部分の理由

5.次の課題

終了後は、それを発表させていく。

そのなかで、

「達成率は7割ぐらい」

という回答が多いので、

「どうすれば10割になるのか? なぜ、10割にならないのか?」

と問う。

練習が足りない。

やり方が悪い。

などの回答。

長坂は、

「目標設定が高すぎるからだ。」

と指摘。

「15分で目標達成できるレベルをゴールにする。目標は低めに設定し、達成したら、それを少しずつ上げていくのだ。そのほうがやる気も出るし、効果も大きい。」

達成出来なかったという拳士に、

「次はになにをする?」

「達成出来なかった部分をもう一度やります。」

「よろしい。それでOk。」

最後はトータル

2014年05月18日 03時54分32秒 | 教育・指導法
4セット目。


「最後は、トータルにみます。つよいか、そろっているか、気合があるか、です。チームワークが悪い場合は即0点。それは顔を見ていればわかります。」










時間になり、終了。

低学年は解散。


Aチームは、

子「あれ、やりたい!」

長「今日はサイコロないやん。」

子「ミットあるやん。」

長「じゃあ、やるか?」

子「やったー!」

さて、「あれ」とは?


紙幅の関係でいずれまた。


その後、長坂は一般部の指導。

Aチームに「今日の反省と明日の目標」をミーティングして終わるように指示。

しかし、気づいたら、8時20分になってるのにまだミーティングをしていた。

なかなか、チームはよい方向へ向かっている。

橋本西Aチームは、

1番目の「A」であり、

エースの「A」である。


大会で勝つことは一つの小さな目標であり、目的は、Aチームを通じて人として成長すること。

それをエースとして、橋本西全体波及させることが使命。

3セット目は・・・

2014年05月18日 03時43分57秒 | 教育・指導法
3セット目は、

「思いきりやっているかを見ます。高学年は「気合を出しません。」。低学年は気合も出します。」

気合を出さない方が、動きに集中して、いい演武になるというのが長坂のいままでの経験則だ。

案の定、Aチームはとてもいい演武になってきた。

低学年は、リーダーは号令を入れるので、彼は「号令」に気持ちがいき、動きがとても悪い。

仕方がない。以降の指導者の課題だ。





一般部が7時~の稽古に来たので、最後の9回目は、次のようにした。

「一般は自由に演武が見やすいところへ行きなさい。どちらが思い切りやっていたかを判定してもらいます。」

そして、2チームともいっつせいに演武を行わせた。

演武後。

「一般は、よかっちた方のチームの前に並びます。ただし、高学年の方が強いのは当然なので、相対評価で判定しません。絶対評価で判定しなさい。」

これで、一般にもいい機会となる。思案している。

6対9で高学年の勝ち。

さきほどの、経験を生かして、「全員5分間休憩」とした。

いよいよ、ファイナルセットへ。

2セット目はそろっているか?

2014年05月18日 03時30分35秒 | 教育・指導法
1セット目が終わって、5分間の自由休憩。

だいたい15分やって、5分休憩となる。

2セット目は、ちょっと緊張感がほしいなあと思い、

「勝った方はまた5分間休憩。負けた方は一人腹筋を5分間。」

「同点は?」

「同点は、どちらも一人腹筋。」

「今回は、そろっているかどうを判定します。ちょっでもずれたら×1、これが2つまで×2では3点。×3は2点、×4は1点、×5以上は0点です。

厳しく見ます。」

具体的にしているので、こちらもつけやすい。





結果は同点になった。


「同点ですが、どちらもがんばっていたので、ジャケン対決で勝った方休憩!」

ここで、代表戦すると面白くない。

低学年が6人なので、6対6で対決。

なんと、これも引き分けになった。

「代表決定戦をします。代表を決めなさい。」

子どもたちは、自分が代表になりたがる。

代表になった子に言う。

「責任重大やな~。負けたら、みんなに・・・(笑)」

高学年が勝った。休憩。即ボールに走る。

低学年は、一人腹筋。

これがまずかった。

やはり、仲間割れ勃発!(笑)

でも、想定内なので、問題なし。

前よりは、仲間割れの回数が減っている。

指導者がそれを成長と思えばいいのだ。



さあ、次は・・・

まずは、気合

2014年05月18日 03時16分29秒 | 教育・指導法
12回を3回ずつに分ける。

だから、4セットとなる。

先攻、後攻は1セットずつ交代。

ここで、ただ通すだけでは、指導としては片手落ちだし、効果が薄い。

やはり、ここは、

「一時に一事」



「局面限定」

橋本西では、子どもたちに、

「先生がみて、○か×かいいます。個別評定です。」

と言うと、低学年でも、

「どこを見ますか?」

「どのレベルで見ますか?」

と質問してくる。

一時に一事、局面限定が当たり前になっているからだ。


「最初の3回は、気合だけを判定します!」

最初は、わざと低く点数をつける。





まず、「気合」から入ったのは、点数がつけやすいのと子どもたちもがんばり次第で点数を上げられるからだ。

最初から駄目だしの連続になると、そこで気持ち的に切れて、適当にやる子が出る可能性もある。

また、低学年はチームがまとまっていないので、仲間割れが始まる可能性もある(笑)。


予想通り、低学年の3回目に、失敗した子を責める言葉が聞こえた。

「仲間の失敗はみんなでカバーするのが橋本西です。誰でも失敗するときはあります。失敗を責めるのはダメ。0点です。」

と。

試合形式の団体演武指導

2014年05月18日 02時59分13秒 | 教育・指導法
今日は小学生Aチーム(高学年)と低学年団体の特別稽古。

6時~8時。


土橋(副部長)がAチーム、長坂が低学年を指導する予定だった。

しかし、土橋が体調不良のため欠席。

急遽、稽古内容を変えた。

こんなときは、盛り上がり、かつ、練習効果も大きい、


「高学年 VS 低学年」


しかない。


稽古開始前15分で、ふと次の方法を思いついた。






1.高学年、低学年、順に団体演武を通す。

2.長坂が評定をして、点数をつける。

3.12回通し、最後に点数が多い方が勝ち。


この日の方法は、題して、

「ベースボール団体演武」

評定基準は、

アウト(ダメ)→0点

ヒット(よい)→1点

2ベースヒット(とてもよい)→2点

ホームラン(かんぺき)→3点


次に、

「ラッキータイム」をそれぞれチームで相談して「3つ」決めることができる。

ラッキータイムは、点数が「2倍になる」。






さあ、スタート。