勇輝が来たのが13日夜。
夕方には、慶太がきた。愛知県から盆休みで帰省。
長坂は仕事が入ってたので、立ち話だけ。
「二階に穂高がおるから会っていったら?」
と。
そして、再会。
二人の反応が面白かった。
慶太がくれたお土産を今日の稽古の休憩で、全中団体メンバーでいただいた。
そのときに五年前のビデオを見た。
中学生たちが低学年の頃だ。
「な? この頃よりはうまくなったやろ?(笑)」
と。
全中→奇跡かと思うほど、短期間で大成長している中学生たちに驚いている。
同時に、可能性というダーマの教えを痛感できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/13/98db1b9e26965f3bab6ce9cbfe273ff1.jpg)
日曜日。
堺常磐スポーツ少年団の久田先生が、娘さんのユカちゃんと一緒に稽古に来てくれました。
ユカちゃんは、別の道場に在籍。
全中の女子単独演武に3年連続の出場。
しかも、大阪府予選を3年連続一位で通過しています。
2時半頃に到着され、部屋で休憩のあと、3時~7時までびっしり稽古しました。
気合測定アプリも使ったり、局面限定の稽古をしました。
橋本西からも、みゆいが女子単独演武で出場しますが、ユカちゃんのことは我がごとのように気になります。
それは、一年生から知っていることに加えて、なによりも、拳友・久田先生の愛娘であるから。
そして、みなさん、ユカちゃんは世界大会のアトラクションでも活躍されますから大注目ですよ!
是非、全中で一位になって、世界大会で華を飾ってもらいたいです。
稽古が終わってからは、かつらぎのラグマンへラーメンを食べに行きました。
写真のワンピースは久田先生からの長坂への誕生日プレゼント。(非売品)
久田先生、ユカちゃん、めっちゃ楽しかったよ(^_-)
ありがとうございます!
昨日、今日と全中男子団体の強化稽古。
2日ともに、9時~18時。
12時~13時は昼食休憩。
13時~14時はチームミーティング。
昨日のテーマは、
「どんなチームで終わりたいか? そのためにいますべきことは?」
今日は、いまちょうどやっている。
テーマは、
「本当のチームワークに一番必要なもの(こと)」
今日のは、討論。
事前に、二つに論点を絞らせる。
・各自が大切だと思うものを全部出させる。
・それを消去法で二つに絞らせる。
残ったのは、
コミュニケーション
と
目標
コミュニケーション側が四人。
目標側が二人。
討議ではなく、討論なので、答えを出させる必要はない。
討論することそのものに意味がある。
昼御飯あとにさせるのは、食べたあと、眠くなってくるのを効率よく時間消化させる意味がある。
挑戦する者だけが伸びる。例外はない。(向山洋一氏)
少林寺拳法の子どもたち。
最初は自信がない。
だから、みんなの前でやることはなかなか名乗り出なかったりする。
それでも、数人は前に出てくる。
まずは、その子達をめっちゃほめる。そして、全員に言う。
「道場は間違いや失敗をするところです。間違いや失敗を恐れることが一番ダメ!」
さらに、煽る。
「挑戦する者だけが伸びる。例外はない。」
と。すると次からはわれもわれもと前に出てくるようになる。
すかさずほめる。
「凄い! 挑戦する者だけが伸びる。例外はない。」
イキイキと挑戦する道場。
堂々と失敗する道場。
間違いや失敗を認めていく道場。
そうやっていくから、道場の中に快活さや知的な空間ができる。
大人にも言える、
「挑戦する者だけが伸びる。例外はない。」
先週終わった全国高等学校少林寺拳法大会。
橋本西所属のあやのが県立伊都高校から女子単独演武で出場。
一次選考通過→準決勝通過→決勝進出。
16人で競われた決勝で12位。
女子単独演武出場64人中の12位。
一年生のあやのとしてはがんばった。
大会から帰り、日曜日には一般部のみんなに応援のお礼と報告。
翌日月曜日には、小学生の稽古(中学生、高校生もいた。)で同じくお礼と報告。
このあとは長坂が仕切る。
「あやのちゃんに質問タイム!」
「一番緊張したのはいつでしたか?」
「一次予選です。」
「最初に会場へ入ったとき、どう思いましたか?」
「みんなが上手そうに見えました。」
等々。
次に、中学生、高校生にも質問をさせた。
そして、
「みんなであやのに声をかけてあげるなら、どんな言葉がふさわしい?」
高校生に聞いたら、
「お疲れ様でした。」
だと言う。
長坂は、
「うーん、みんなで言ってやるにはちょっと違うなぁ。よし、
みんなで、がんばったね!って言ってあげよう。」
長坂のせーので、全員が、
「がんばったね!」
の大コール。
子どもたち特有の少しゆっくり目の、
「がんばったね!」
は、長坂の胸にグッとくるものさえあった。一瞬、涙が出そうになった。
一人で長い期間がんばってきたあやのにもグッと来た瞬間だった。見ていてそう思った。
「ありがとうございました。」
とあやのはお礼を言った。
その二つのやりとりが場の空気を橋本西らしさにしてくれた。
橋本西はどんなときでも、全員で挑む(たたかう)。
今回も、みんながあやのと一緒にたたかったのだ。
「あやの、がんばったね!」