ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

かばんに

2008年09月30日 01時07分21秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
はがきをいつも入れて持っている。

自分の住所(職場)、名前、連絡先は最初からゴム印で押してある。

気づいたときに、お礼状を出したり、手紙を出したりする。

昨日、少林寺拳法のバリューアップ研修会があった。

ある先生がとてもいい話をしてくださつた。夜にすぐお礼のはがきを書いて、今日は投函した。

これは、媚を売ることとは違う。感謝の気持ちだ。

拳士や生徒にも「お礼状」の大切さを教えるために、機会があれば書かせる。いまでは言わなくても書いて出しているようだ。(合宿後や特別な講義を受けたあとなど)

長坂のかばんには20枚ぐらいのはがきを入れてある。

努力は成長曲線を描く

2008年09月29日 01時52分57秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法の橋本西支部ML。

毎日発信します。

連絡事項のためのMLです。ときおり、所感もいれます。

土曜日に次のように書きました。


「Oくんのルーティーンワークの努力のあとがとても見受けられます。

あんなに固かった体が、いまは、腰が立つ(立腰)できるまでになりました。

これは、もともと固かった彼からすれば、数週間や数ヶ月でできることではありません。

こつこつと日々数年かけてつくりあげたものでょう。本当に立派です。

立腰ができる拳士はたくさんいますが、もともと出来たのではなく、努力してできるようになったこと。その努力を継続したということは他の拳士の模範でもあります。

来年の全中や県大会のメンバーにもふさわしいといえます。」

※ルーティーンワーク内容(心(家の手伝い→一番大切)、真向法、コーディネーション、トランク体操、股わり、白樺のポーズ) 当分はこれを継続してください。


お母さんから次のようなメールをもらいました。

「Oです。いつもお世話になっています。

いつも身体の太い事がプレッシャーでそのせいで走るのが 遅くて、体育祭をずっと嫌がっていました。

当日きっと嫌々しているのだと思い、気が重いままに見に行ったのですが、体育祭前に転校した友達の代わりに体育委員を任され、それが幸いしたのか準備や片付け応援、全て生き生きとしていました。

全員リレーは抜かれはしましたが、一生懸命頑張って走っている姿を見て負けていても嬉しくて、思いきりほめてやりました。

大縄跳びでも、縄を回す役割を頑張っていて成長を感じました。

母より」


これと同時ぐらいに、次のメール(自動返信)を流していた。


「O(中一)。6年生のときにAチームに選ばれた。

追加選考。

パワーはあるが、身体が固いためにうごけない技も多かった。

しかし努力を続けた。

ルティーンである。

真向法は1日1ミリを目標にやる。

彼は第三運動が「手のひらもつかないぐらい」固かった。

それが少しずつ変わってきているのを長坂はずっと見ていた。

そして「本当にルティーンを続けているなー」と感心。

そして、ついに「立腰」できるまでになった。

真向法の目的はこの立腰。

立腰ができるということは、股割ができているということ。

彼は先週の体育祭のあとの夜も稽古に来ていた。

「お前は必ず実るときがくる」

とそのとき話した。

今日まさに「開花結実」目前を感じた。

こんな地道な努力が一番美しいと長坂は思う。」



本日、またお母さんからメールをいただいた。

「こんにちは。いつも、お世話になっています。O母です。体育祭のメールと、あと先になって申し訳ありません。

昨日、本当に嬉しいメールを頂き感動と感謝で胸がいっばいです。

昨日、迎えに行った時に少しうたた寝をしていたらメールが入り、夢かと思うぐらい嬉しくて車に乗ってきたOと手をとりあって喜び涙がでてきました。

正直言って、部活との両立が辛くて(最初から、わかっていたのですが)稽古に行く時にぐずぐずしているのを見て叱りつけた事もありました。

「中途半端な気持ちやったら、周りの人に迷惑やから全部辞めてしまい。もう学校も行かんでいい!」

と泣きながら、怒鳴った事もありました。でも昨日、Oの口から「頑張ってきて良かった!」と言う言葉を聞いて本当に嬉しく思いました。

日々の努力の大切な事、相手の立場になって考える事など理解し実行できるようになってきたのは長坂先生や土橋先生や諸先輩の、おかげだと感謝いたします。これからも、よろしくお願いいたします。乱文で申し訳ありません。失礼いたします。」


指導者にとっては何十人かの一人でも、ご両親からすればかけがえのないお子さん。

一人一人を大切にすること。

一つ一つのことを大切にすること。

大事なことだとあらためて思った。

自動返信メール

2008年09月25日 00時42分21秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
指導者はネガティブな言葉を吐いてはいけない。

たとえ、冗談であっても。

冗談は子どもたちには通用しないこともある。

冗談の場合は、「いまのは冗談」と確実に打ち消しておくことが必要。

先日、昇級試験の前の稽古で、一級の拳士たちに、はっぱをかける意味で、

「落ちたら、それは支部長の責任やから、先生が辞めらなあかんな。」とぼそっと

言った。

試験の後、五年生の女の子が、日記で、

「試験に合格したこともうれしかったですが、一番嬉しいことは、長坂先生が辞めなかったことです。」

と書かれていました。しまったーと反省しました。

気をつけます。

支部自動返信メールより

2008年09月25日 00時40分19秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
中島みゆきの「糸」。

バングバンドもカバー?している。

「♪たての糸はあなた。横の糸はわたし。逢うべき糸に出会えることを、人は仕合せと呼びます。」

幸せは江戸時代には「仕合せ」と書かれていました。

ドリームでこれを使って法話しました。

そして、

「君たちにとって、出会ってよかったと思う人を三人あげなさい。」

両親よりも友達の名前をいう子が多かったです。

長坂は「なかなか三人には決められないね。当然、であって仕合せという人
が多いほうがいいね。でも、三人と言われれば、
「まずお父さん、お母さん。いま、もしなにか事情があって一緒に暮らしてなくても、この2人は欠かせません。君たちを生んでくれたのですから。そして、もう一人は、君たちの未来の結婚相手でしょうね。」

さて、長坂のもう一人は?!(笑)  



9/24 ドリームコース

2008年09月25日 00時36分56秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
6時~6時30分 

ドッヂビーを使ったゲーム(コーン落とし)
ドッヂビーのストラックアウト

向山型体育を追試。

段階を踏んでゲームさせるときに、最初の段階に人が集まりすぎる。
だから、最初の段階は三つ用意する。

6時30分~7時

観光立国授業。

前半 土橋指導員(かつらぎ町)→本人に感想及び注意点をメールした。

後半 長坂(九度山町) 

二つとも和歌山のTOSSの先生がつくってくれたテキストを活用。

7時~7時30分

身体ソーシャルスキル(育夢学園オリジナル)

7時30分~8時

スプリントトレーニング。

法話(講話)「中島みゆきの「糸」を使って。」

8時~8時30分

向山型サッカー指導。

これが、本当にすごいシステムだ! みんな熱中! 指導者の熱中!

サッカーチームの子どもたちには、

「男には、ロマンを持つことが必要だ。難しいことにあえてチャレンジする。それがかっこいい。サッカーチームらしく、わざと難しいやり方でやってみろよ。」

などと。具体的に言えば「距離を長くする」「スピードをあげる」など。

8時30分~9時

さきほどの「かつらぎ町」の授業を長坂がやった。土橋指導員への指導でもある。

一番違いは、「言葉をけずる。説明の授業をしない。」という点かな。

そのあと、男女に分かれてバスケット。

女子は長坂担当。

特別ルール(向山型)

ボードにあたれば一点。

枠に当たれば二点。

ネットに入れば五点。

この点数配点は、もう一度原典を調べないといけない。

そのまま追試することがまずは大切。

最後にクールダウンをかねて、ペアマッサージ「きゅうり」。これは誰でしても受けますね。
これもTOSS実践です。

あっ、そうや、これも愛知でやろうかな・・

なんか、点が線につながりつつあるぞ(ワクワク)


その後、ドリーム会館に戻って少林寺拳法の指導。(全国大会出場の女子初段と中学生。)

8時~9時は自分たちで稽古しておくように、内容を事前に指示。

途中、裏固にいくとき、高3女子が軽い肉離れのような感じになったようなので、稽古を中断して、アイシングをさせた。

10時半終了。

9/23

2008年09月24日 02時11分51秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
今日は仕事はやすみ。(一応、頭の中は営業中。たえず、企画その他を考えているということ)

なので、少林寺拳法のことがたくさんできました。

1,10月の日程表作成。

項目は、「日時」「特別事業・行事・指導者特別予定など」「通常稽古」「特別稽古」「メモ欄」


2,月通信「小車輪」 ※橋本西支部の「大車輪」を見たことの方ももう多くなったことでしょう・・機関誌です。

内容は、

「10月、11月の事業・行事予定 詳細」

「9/21付け昇級試験合格者」

「10月事業・行事予定(長坂・指導者分) ※拳士が参加する行事は省く」

「10月のおやすみ及び変更点」

「昇級試験・昇段試験について」

「道衣・防具の注文について」

「今年、来年度の各種大会日程について」

「第四回 ドリーム祭兼支部1周年記念祭 12/21」

「本山・本部からの通達など」

「道院・支部連絡先」

「全国大会出場メンバー紹介」


3,月例回答(保護者からの回答を集める用紙。回答、提出は自由)

まず、長坂から「今月のその拳士の所見」を書く。(手書き・10行程度)

保護者記入項目

「通信「ドリーム」「ブックレビュー」「Power」の感想、ご意見、取り上げてほしいテーマ。」

「今年のお子さんの運動会のドラマをお教えください。」

「全国中学生少林寺拳法大会について。報告会、壮行会含む」

「その他の8月、9月の事業、行事、稽古について。またはこの期間のお子さんのことについて何でもお書きください。」

「前面の「長坂より(所見)」へ返答があればどうぞ。

文末には、「提出締め切り 10/13  お忙しい中、ご丁寧なご記入ありがとうございました。特記入なき場合は提出不要です。」


所見は、明日書きます。約120人分。一人分1分で書いたら二時間で終わります。

以前は毎回の稽古の様子を所見に書いていましたが、いまはその余裕がありません。

指導者が書くから、保護者も書いてくれるのです。

人は、意気を感じてくれます。


あと、ファイナリスト(全国大会出場者)に明日メッセージを書かせます。大会への意気込みなどです。

自分で似顔絵を描かせて、マンガの吹き出し風に「コメント」を入れさせます。それをコピーして全世帯に配布します。

4年生のとき

2008年09月23日 02時28分03秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
「ゆめ」 

ぼくは大きくなると、東京にある日体大を出て、国体に出場する。

そして、有名になり、オリンピックに出場して、トラックきょうぎぜんぶと、はば
とび、高とびにゆうしょうする。

そして、有名になれば橋本に国立公園きょうぎじょうを立て、そこにスポーツ会社をたて、そこの社長になる。

そして、この会社から、ゆうしゅう者をたくさん出すのです。


→以上は、長坂が四年生のときの文集に書いてある「将来のゆめ」です。


ありがたいです。

2008年09月23日 01時15分19秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
更新していないときでも200人ぐらいの方たちが見てくれているようで恐縮です。

しっかり更新します。

少林寺拳法は昇級試験がおわり、基礎稽古に。

今日は、まったく、突き、蹴りはやらなかったです。

7時~10分 作務 雑巾がけ体育館の一番長い方向を10回。

10分~30分 D2ダンスと白樺のポーズ

30分~57分 なわとび

57分~8時7分 休憩

「いま、57分なので8時7分まで休憩します。」

「礼」

「ありがとうございました。」

「あれ、声が小さいから一分短くしようかな・・もう一度」

「礼」

「ありがとうございました!」

8時7分~ 鎮魂行

橋本西支部では時間がくれば拳士たちは自分から自主的に並びます。指導者は、
「集合」や「整列」はかけません。
それでも、タイムラグはでます。並び始めたのをみて、気づく拳士もいるし、誰でもギリギリまで遊ぼうとするからです。

なにも言わずに、長坂は「白樺のポーズ」をやります。
すると、それをみて、拳士たちも真似し始めます。
全員が並び終わったところを見計らって、

「鎮魂行をはじめます。」

主座は長坂がやる場合、他の指導者にやらせる場合、子どもたちにやらせる場合とそのときにより変えます。

長坂がやることが一番、場が締まりますから、その日の拳士や稽古の状況により判断して決めているのです。

8時25分~40分 法話 「昇級試験での気づき」(作務・あいさつ・アップ)

40分~9時 サーキツトトレーニング指導。

橋本西支部では、最先端の運動科学を取り入れたりしていますが、その反面、「腕立て」「腹筋」「背筋」という筋トレ基礎種目をやってなかったりします。
低学年には筋トレは必要ないし、他のトレーニングで効果はあげているからでもあります。

しかし、、「腕立て」「腹筋」「背筋」という世間一般の運動もできないと困りますし、また効果が薄いわけでもありません。

次のサーキットトレーニングを「復活」させました。

「膝抱え込みジャンプ」→「腕立て伏せ」→「V字腹筋」→「V字背筋」→「スクワツト蹴り」

本来のサーキットトレーニングは、タイム内で回数をはかり、その2分の一を実施回数にしたりします。

しかし、それは低学年にはムリです。回数をその場で覚えることはできません。

最初、時間でやりました。

回数を指示すると「早くやろうとして、動きが適当になる」と思ったからです。

しかし、反対で、「動きが遅いこと」が目に余りました。

そこで、「三年生までは7回。4年生以上は10回」と指示して、一セットさせました。

「さあ、誰が一番早いかな?!」

とふります。

このほうがいい稽古でしたね。

次に、これを「3セット」と指示。

しかし、時間の関係で途中で終了。

「はじまりの時間を守るのは拳士の責任」

「終わりの時間を守るのは指導者の責任」

だからです。

そのあと、道場訓をして終わりました。

毎回、ほぼ9時にちょうど終わりの挨拶をします。

そのあと、拳士は作務→長坂と挨拶して握手→帰宅となります。

そして、パパツと後片付け(中学生)や各自の仕事(トイレのスリッパ点検係り、窓閉め係り、体育倉庫の点検係り、落し物がないかの係り)をします。

橋本西支部では、茶帯以上は、「一人一役」の仕事を与えます。自分で決めさせます。

このような整理や後片付けの係りもあれば、「拍手係り」(誰かがいいことをしたり、ほめられると進んで拍手をする。すると他の子もする。)や「返事係り」(同様)などがあります。

9時以降は、一般は専有道場に移動して各自で稽古しました。




誰と・・

2008年09月20日 01時34分42秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
本部での講習会は久しぶりだった。

一日の稽古(実技)時間は、約六時間。

そのほかに講義(講話)や報告事項がある。

朝九時に始まって夕方6時まで。

そのあと自由稽古が二時間ぐらいある。それを入れると1日八時間。

長坂は今回は自由稽古は参加しなかったが、受講者300人のうち、半分ぐらいは残っていた。はるかに長坂よりも年上の人たちなのに熱心だ。

日ごろは道場では、子どもたちの指導が中心で自分の稽古ができない分、こんな講
習会などで一生懸命に稽古する人が多いようだ。

長坂が気づいたこと。それは、

どんな稽古内容なら楽しいのか?ではなく。誰と稽古するかによって楽しいか、楽しくないか変わるということ。

今回の講習会はいい稽古相手に恵まれた。

二つの成功

2008年09月20日 01時31分22秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
橋本西支部の成功点は二点。

長坂がいなくても稼動するシステムを作り上げたこと。

そのように指導者(特に土橋)の指導レベルを鍛えあげたこと。

そのことで、自然に他の指導員のレベルも上がった。

いま長坂が急病やなんらかで稽古に参加できなくなっても、三年間はいまの支部の状態を維持できると思う。

そのあとは、わかりませんが。

これは、橋本西支部の成功点であり、指導者として長坂が自慢できること。

自分はできるが、自分がいなくなると全てつぶれてしまう。

こんな支部づくりは指導者としては失格であり、自分よがりな勝手な指導だと
いえる。

もう一点は、10年前に教えた拳士などが、いま立派に成長している(
少林寺拳法はしていなくても)を感じること。


こだわります

2008年09月20日 01時27分40秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法であるということへのこだわり。

同じ、突き、蹴りでも空手やキックとは違う。

少林寺拳法の突き、蹴りを行うし、指導する。

他の武道は研究はする。

しかし「少林寺拳法」にこだわる。

こだわっていいぐらい、少林寺拳法にはすべて詰まっていると信じている。

他から技のヒントをもらうことや見つけることは多々ある。

しかし、それを少林寺拳法の中で使えないと意味はない。

そして、教えや思想、これも少林寺拳法にこだわる。

少林寺拳法にこだわる=開祖・宗道臣にこだわるということ。

ただし、それは長坂がということ。

長坂のそれがいやな人は他へいけばいい。

長坂は少林寺拳法(開祖宗道臣先生)にもTOSS(向山洋一先生)にも、一度恩を受けた限りとことんついていく。

指導者メーリングリスト

2008年09月19日 02時24分49秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

橋本西支部の指導者メーリングリスト(ML)。

現在、10人を登録(うち4人は今は稽古にはきていない。だから、実質指導に当たるのは6人。)

うちわけ 支部長 長坂41歳。

副支部長 T 36歳。毎回必ず稽古に参加できる。

道場長  M 22歳。禅林学園本校卒。八割ぐらい参加できる。ただし、8時~のみ。(少年部は7時から9時)

高校生 U(2年)、H(3年)、Y(3年)

次のメールは、昨日のこのメーリングリストの長坂発信分。

「長坂です。今日は、全国大会の演武稽古で、

①まずすべて「洗い出すこと」 

②それを分析、検証すること 

③課題を克服すべく稽古、取り組みを行う。

④評価をしてもらう。

といいました。これは、全てに当てはまります。

②と③は誰でもやるのです。

①をやりません。大切なことは「すべて」洗い出すことです。

そして、④の評価。これは評価できる人間にしてもらうしかありません。評価できない人に評価してもらってもそれは、ただの「感想」に過ぎません。それでもないよりはいい場合はあります。

また、評価と「評定」は違います。評定は、100点満点で何点とかつけることで
す。つまり、大会は評定なのです。

さて、昇級試験も日曜日に終わりますが、橋本西支部の昇級試験(法形、ひいては、橋本西支部の少林寺拳法そのもの)を洗い出します。

昇級試験の指導をしていて感じること(できていない部分)を一人10個あげてきてください。明日の稽古でメモで提出または、メールで発信のこと。

たとえば、「上級者でもあしさばきが出来ていない」「同 かぎてがいいがげん」
「攻者が甘い」など。

これを検証していくと、支部の課題も見つかります。

また、四級までは、「うまく抜くことよりも、かぎてを集中してやろう」とか「六級までに受身を完璧にしよう」とか長いスパンで見た指導もできますし、見つかります。

いまの現状は、一級でも出来ていません。

これは、それまでの過程をやはりおろそかにしてきているといえます。

現実には、初段受験の際に、かなり稽古して、一応高いレベルにはもっていっています。しかし、かなり稽古しててです。

上記のとおり、級により、「めあて」や「重視するポイント」をしぼっていくことが望ましいように思っています。

ただし、受身などは低学年でもできる(反対に高学年になると、マスターは遅くな
る)が、やはり低学年にはできない動きも出てきます。

そのあたりは、また話します。結局はコーディネーション能力になります。

この昇級試験が終わると全て見直していく予定です。

では、たったの10個です。よろしく。

10個以上は大歓迎。人とかぶってもいいです。

KJ法していくと、当然必要な部分が残ってきます。」


こういう風に橋本西支部の指導者は鍛えられていきます。

拳士には努力をさせて、指導者は高みから教えているという風潮は違うと思います。

指導者こそが努力しないいけないのではないでしょうか。


こうやってつぶれていくのだろう。

2008年09月18日 02時07分40秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
土曜日TOSS関西フレッシュライセンスセミナーが終了してから、四国へ移動しました。

少林寺拳法の「2008年講習会」(土曜日から月曜日)を受講するためです。

土曜日はセミナーだったので、2日目からの参加でした。

遅刻なので、修了書はでません。それでもいいから受講したかったのです。

受講生は約300名。

長坂は最近は、自分が講師や指導員を務めることが多く、受講生としての参加は10年以上ぶりでした。

そのときに、タイトルのように感じたのです。


1,,長坂のことを知ってくれている人たちがたくさんわざわざ挨拶に来てくれる。

2,ローカですれ違うときなどにこちらが知らない人から挨拶してくれる。

3,同じくこちらの知らない方々から話しかけてくれる。

4,本部職員も気をつかってくれる。

5,支部のホームページにも次のような書き込みがあった。

「まさか長坂先生がいらっしゃるとは思っても無かったのでビックリしました。なのに気がつかなくて、同じホテルなのに本部まで一緒に行けるチャンスを逃してしまいました。先生も気を使っていらっしゃるようで、本当にすいませんでした。
その上、帰りの挨拶も出来なくてごめんなさい。」


この書き込みをしてくれた方をはじめ、ほとんど長坂よりも年上の方々です。


上のようなことは、気分の悪いことではありません。ただ、そこに慢心している自分自身もいるということを感じました。

どこかで「まあ、これぐらいはいいか・・」というようなおごりがあることに気づいたのです。

でも、ふと、

「あれ、こんなことから人間ってつぶれていくのではないか・・」

「成功した人が足元を救われたり、落ちていくのはこんなことがきっかけなんじゃないだろうか・・」

と思ったのです。

【初心に帰る。初心忘れべからず。】

だと自分を戒めました。

そして、相手や他人がどうであれ、きちんとやるべきことをやっていこうと思いました。

これは、前日に谷先生、伴先生からTOSSセミナーでプロとしての「覚悟のすごさ」と「志しの高さ」を感じたからです。

また、名刺交換させていただいたときのご丁寧で謙虚なお姿に本当に感激しました。

そのことから、長坂は今回のように感じることができたのだと思っています。

講習会の一日の最後は館内の作務(掃除)を全員で行います。
長坂も一生懸命に雑巾がけをして、マットを拭きました。
受講生としてはあたりまえのことなのですが、長坂自身は初心に帰ることができました。


どの世界、分野でも、つぶれるか、さらに成長を遂げるのかは自分自身の心のあり方にあるのだと気づいた講習会でした。


講習会づくし

2008年09月13日 00時57分58秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
明日土曜日は一日中「TOSS関西フレッシュセミナー」を受講。

伴先生、谷先生の両八段(TOSSの技量検定最高段位)の講義や模擬授業も受けることができる。楽しみだ。

それが終了後すぐに四国へ向かう。

少林寺拳法の講習会を受講する。

今回は圧法、整法(整体)中心と聞いたので急遽行くことにしました。