ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

【学童  29日のメニュー】

2009年10月30日 20時43分56秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
育夢学園学童教育「ドリーム学童」

“和顔(わげん)”
No.76
2009/10/30(金) 発行・文責 理事長 長坂徳久



【29日のメニュー】

① あいさつ(みんな玄関では「こんにちは!」と大きな挨拶。道場への入室には「お願いします。」と大きく挨拶できています。)

※道場とは「道を学ぶ場」です。学童にとっても二階は道場です。

② くつも今ではきちんと揃えられるようになりました。

③ 手洗い、うがい、消毒をしっかりとやりました。

④ おやつ(穂高君がお世話してくれました。ありがとう。)

⑤ 自由

⑥ 3時40分~片付け 机出し

⑦ ドラえもん九九の歌

⑧ 呼吸法(大壱くんがすばやくできていた、立派。映奈ちゃんは姿勢がいい。直登くんもとてもよかった。)

⑨ 道場訓

⑩ 天国言葉(ついてる、うれしい、たのしい、感謝します、しあわせ、ありがとう、ゆるします。)

⑪ 法話(ただ(無料)のものほど大切だという話し→お子さんに聞いてください。)

⑫ 宿題→ペーパーチャレラン→暗記暗唱

⑬ 片付け

⑭ DVD「母をたずねて三千里 第一話」→これから毎週木曜日は一話ずつ(30分)見せていきます。名作は見せておきたいのです。しかし、一気に見せると飽きます。週一回というテレビ放映と同じような感じで見せていきます。「アルプスのハイジ」「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」などなども見せていきます。ちなみに、オープニング曲、エンディング曲はみんなで一緒に歌うようにしています。

⑮自由

飲む

2009年10月30日 01時24分22秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
【ファイナル2009 10/17】


遠征は、旅行ではない。


特に小学生、中学生がいるから、修学旅行の引率にイメージは一番近い。


以前は、一般社会人だけで、全国へ行くときは、「慰安旅行」という感じではめのはずしまくりであった。



修学旅行だから、引率者は飲んではいけない。(部屋飲みはあり。)


まあ、長坂は飲みません。飲めません。


酒、たばこ、「男」が嫌いです。(笑)


今回は、美酒にはならなかったが・・・


Mには最初から飲んでもらうつもりだった。(今回、彼は引率者ではない。)


ただし、何重にかフィルターをかけている。


中学生のAとOを長坂の部屋に呼んで言ってある。


「もし、一般のことで、なにか困ったことがあったら、内緒でもいいから遠慮なく先生にいいにくるか、連絡しておいで。」


と。大人といえども、はめをはずす場合もあるからだ。


しかし、組織の場合、それが命取りになることもある。


でも、はめをはずさない程度の楽しみは与えてあげないといけない。


そのために、フィルターをかけておくのだ。


Aは中学生で一番しっかりしているから呼んだ。


Oはお兄ちゃんがたくさんいるので、大人との接点が一番あるから呼んだ。




かくいう私も、20前半で高校の監督をしていたころは、生徒と一緒にさわいでいました。


しかも、自分が先頭になって。


年下の気持ちなんか考えずに、同じレベル(感覚)にもっていってしまう(同じと思ってしまう)のが年上の悪いところではある。



いま思えば、若さゆえに突っ走ってこれたことも多々。


40を超えてしまって、


下手にかしこくなり、


世間体も気にするようになってしまった


いまは、まさに


「冷静と情熱のはざま」


の年代かも・・・!



もう何も見えません・・・・

2009年10月28日 22時58分15秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
忘れてきたから…







メガネを



事務所に



コンタクトを外したから



もう見えません…(*_*)



メガネって


ありがたい存在だ!


コンタクトレンズも


ありがとう!


視力の大切さも分かる


目が見えることの


凄さもわかる


人は無くしてはじめて


その存在の大切さを


知ることになる


でも無くしてから


知っても


帰ってこないものもある。


だから、


この人がいま居なくなったら?


とか



この物がいまなくなったら?





仮定(想定)してみて


いろいろなことを考えるようにしよう~と思います


そうすれば


感謝の気持ちは


より膨れ


ますますにあらゆる者に物に


やさしくなれるかもしれません


メガネを忘れたことで


大切なことに気づかせてもらいました



以上は、長坂のMIXIの日記より。

保護者の同行

2009年10月28日 22時53分19秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
【ファイナル2009  10/18】


今回、保護者(11名)に同行してもらって本当によかったと思っています。


いろいろな面で助けてもらいました。


大人数になると、どうしても大変になるのですが、今回はプラスに働きました。


精神的に長坂が「苦」に思うことはありませんでした。本当です。


とかく、指導者と保護者は、唇歯輔車の関係でありながらも、どうしても


「指導者⇔保護者」


となるものです。これは、「教師⇔保護者」にもいえます。


まあ、そのように、パワーパランスをとることで、うまくいく場合もあるので、必要悪ではあります。


それを差し引いても、今回も保護者の方には助けられました!  


なんというか・・・慌ただしかったですが、


楽しかったですよね!


また、まちちゃん(三年)としいなちゃん(四年)にも助けられました。


二人がいたおかげで、長坂も本当に癒されました。


ドリームコースで普段から指導しているので長坂としても楽でした。


感心したのは、大会そのものをさわぐこともなく、きちんと過ごしてくれたのは何よりもうれしかったです。


あんなにずーと


「せっせっせ」


をやれるものだなーと思いました(笑)


なんというか、今回の引率は実際は本当に大変だったのです・・・


おそらく、この保護者の方たちがいなかったら、長坂は倒れていたかもしれません。


それぐらい、感謝しています。


ということを今日は伝えたいと思いました。



ps、今日は、JTBの乾君と打ち合わせしました。


友輝くんのメリケンの話しをしたら、


「子どもだからよかったですが・・・・大人でちょっと風体の悪いやつだったら、別室へ連れていかれていますね~。メリケンサックは初めて聞きました。」


と。(笑)


ありがとうございました。


○○でセキュリティーチェック!

2009年10月28日 00時23分37秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
【ファイナル2009  10/16】


行きの飛行機のセキュリティーチェックでのこと。


「ピンポーン」


ひっかかったのは、友輝くん(中二)。


なんや?


まさか、変なものを持っているはずもないし・・


携帯?


ベルト?


カバンをチェックされてた。


出てきたのは、


「メリケンサック!」(拳につけて殴る凶器。)


おいおいおい、ともき、


青森は、演武やぞ~~!


おまえは、なにと戦おうとしているんだー~~


本人いわく


「なんかしらんけど、はいっとった・・」


らしい(笑)


その後、処分された。


あっ、処分されたのは、メリケンサックの方です。


友輝は処分されていません(笑)


これが、帰りの飛行機だったら・・・


みんな、もう一泊していたでしょう。


【ファイナル こぼれ話 10/15】

2009年10月26日 23時09分46秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
【ファイナル こぼれ話 10/15】


いくつかのアクシデントがあった。(毎回あります。)  頭と終わりを書きます。


・飛行機が秋田着。全員降りた後で、Hさん(保護者・お母さん)が

「あっ、携帯おとした・・」

と、冷静に語る。


すかさずに、アテンダントが対応。無事に生還!   


長坂はHさんが携帯を落としたことよりも、あの冷静さに「感動!!」。

脱毛。いや脱帽。


・伊丹から難波へ空港バスで。

難波で降りた後、将也(高三)が

「携帯忘れてきた!!」

と。

おとしたではなく、忘れてきたというところが将也らしい。

Hさんの場合は「おとした」で、将也の場合は「忘れてきた」だ。

日ごろのまさやを知っているものからすれば、「忘れてきた」が当たっていると思う。


本人はすこしあせっているも、長坂が「大丈夫、なんとかする」と言って、そのまま行程を進める。


jtbの乾君に電話。確認してもらう。

翌日メールあり

「秋北バスに問い合わせしましたが、忘れ物はないそうです。」

と。長坂の説明不足だつた。

「空港バス」

だと再度お願いした。


すると次に、しばらくしてメール


「携帯の忘れ物が多くてどれかわからないそうです。色、機種などを教えてください。」



「わかりました。では、直接バス会社から将也から電話させます。番号を教えてください。」



ということで、将也の携帯も無事に帰ってくるはずである。


ちなみに、長坂は将也が携帯を忘れてきたことを知っているにもかかわらずに、「そのことを忘れていて」遠征から帰ってきた夜1時過ぎに、ある内容をまさやにメールした。


送信して、しばらくしてから、「あっ、携帯ないんやった・・・」と思いだした。


長坂の場合は、歳のせいである・・・・


そのメールは、三段の部で最優秀を取れずにかなり落ち込んでいた彼に、

YUTUBの長淵剛の曲を送った。


その曲は何か?


知りたい方は長坂またはまさやまで。



全国大会・・・こぼれ話

2009年10月25日 22時45分54秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
【ちょっとずつ全国裏話を公開・・】


なかなか通信ドリームではおっつかないので、ここで書いていき、そしてまたドリームに掲載します。


Tくん(六年)とOくん(六年)がパスの発車時間に遅れて、長坂に叱られた・・・・・


と思っている方は多いでしょう。

実は違います。

誰かが遅れることはある程度は計算済み。


では、なにを叱ったのか?


彼ら二人がトイレから歩いて出てきて、長坂は急ぐように促した。そのとき、彼らにそっと

「バスに乗ったら、みんなに謝るんやで」

と言った。


しかし、彼らはそれをしなかった。そのことを長坂は叱ったのです。


まあ、なかなか六年生には厳しい注文ではありますが、大切なことだとです。


おかげで、ラストの飛行機まではスリルある展開になりました。(笑)


伊丹でお母さんたちと一緒に二人は長坂に謝りに来ました。でも、先の通り遅れてきたことを叱ったのではないのです。


二人が立派だったのは、「言い訳」をしなかったことです。成長も感じた瞬間でした。



今日はここまで。次回。「携帯にはじまり、携帯に終わる」です(笑)


ありがとうございました。

新しい方法

2009年10月25日 04時31分18秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
いま、単独演武の指導をしています。


高校選抜県予選に出場する高校一年生男子。


その指導の中で


新しい稽古方法を見つけました。


「こんにゃく」





「ミラー演武」



二つとも長坂のネーミング

ポイントは


「脳からの指令」


です。


こんにゃくは予想通り


力みをとる方法


ミラー演武は


スピードをつける方法です。


事件は現場で起こってるんだ!


新しい指導方法も現場から生まれる。


研究と実践はつながらなくてはいけませんね。

【男らしさってなんだ!とふと疑問になった】

2009年10月22日 23時16分53秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

育夢学園学童教育「ドリーム学童」

“和顔(わげん)”

 No.74

2009/10/22(木) 

発行・文責 理事長 長坂徳久

 【男らしさってなんだ!とふと疑問になった】

  先日、少林寺拳法をいまは辞めている女子高校生二人と現役男子拳士一人が長坂のところへ来た。

  軽く食事をしていたのだが、そのうち「恋愛話」(いわゆる、こいばな)になった。

  長坂は相談を受けるほうだ。

  誤解してはいけない。

  長坂は相手が多すぎて一人に絞れないから結婚が伸びているだけだ(笑)

  そんな、なかなで、その女の子たちは、

「先生、彼氏からこんなメールが来たんやけど、どう思う?」

 とそのメールを見せてくれる。

「で、私はこう返したんやけど、これでよかったんかな?」

などと自分の送信メールも見せてくれる。

  また、彼氏からの「別れ話」のメールやそれに対する彼女の「別れたくない」という返信メールも全部見せてくれた。(これは、長坂だから見せてくれているということで、親などには絶対に見せないだろう。)

  その中で、気になったのが、男の別れ話を切り出す内容が、

「俺は、○○になにもしてあげられていないし。」とか「○○を幸せにしてあげていないように思う。」などという内容。

  えっ、そんなこと男が言うか?  いや、俺達の若いころはそんなことは女には言わなかったぞ。(長坂だけ?)

  女の子がいう言葉のように長坂には感じた。(時代の流れ。男がやさしくなった?)

  そして、昨日の育夢学園ドリームコースでも、

 「ドッヂビーをします。男の子に聞きます。女の子には負けない!という自信がある人?」

 なんと、いないのだ。

「えっ、お前ら、女の子に勝つ自信ないの?」

「な~い。」

「それは、男としてまずいやろ?」

「なんで?」

「男は女よりも強いなかったらあかんやろ?」

「そうかな・・」

「だって、いざというときに、お父さんがお母さんに守ってもらっていたらおかしいやろ?」

「ううん、かっこいい!」

「えっ・・・・(怒・長坂絶句)」

 確かに、いま少林寺拳法を行う子どもたちや学生でも「強くなりたい」とはあまり思っていない。

 一昔前は、「強くなりたい」「家族を守りたい」などの入門動機が多かったが・・

 

 男たちよ、もう少し気概をもて!

 せめて、自分より弱いものはかばってあげられる、守ってあげられる男になろうよ!

 いや、待てよ・・・女の子が強くなったのか? 守ってあげる必要がなくなったのか?

 そういえば、昔は「お父さん、お母さん」という子どもたちが大半だったが、最近は「お母さん、お父さん」という子どもたちが増えた。

 まあ、それはいい。女が強くなるのはいい。

 男女雇用機会均等法などでジェンダー(女性差別)などがなくなってきている証拠だ。ただ、

 男はやはりいつまでも、強く雄々しくありたいと思う。

 男よ、強くなれ! 

 いま一度強くなれ!  

 明治維新の志士のように!

 と思うのは、長坂だけだろうか・・・


2009年少林寺拳法全国大会 

2009年10月13日 21時46分18秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
終わりました。


長い旅でした。


飛行機が直通で取れずに、


秋田(行きの飛行機着)→青森(一泊目宿泊・大会会場)→秋田(二泊目宿泊)→岩手(昼食)→宮城(仙台空港から飛行機)


という東北の旅でした。


んだ、んだ、よがった。



大会結果報告



☆女子初段の部   


藤井梓・林美伽組


最優秀(第一位)   日本一!


ついにやりました。二人にとっては悲願という感じです。



☆男子三段の部


松田千明・上田将也組


予選通過も六位以内入賞ならず。


ちなみに、最優秀(一位)が262点。二人は259点。混戦でした。
本当に惜しかったです。



発表の部


☆中学生団体演武


最高得点獲得(実質日本一です。)


全中に続いてv2。




☆小学生団体の部



コート内1位



☆小学生組演武


コート内4位



またまた多くのことを学べた大会でした。


大会実行委員会の皆さまに感謝申し上げます。


また、全国の多くの同志にも感謝でした。

青森へ  少林寺拳法全国大会

2009年10月09日 22時22分28秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

明日から青森へいってきます。


男子三段の部


女子初段の部


小学生組演武の部


小学生団体の部


中学生団体の部


です。


出場拳士22名


保護者など11名


計33名の大移動です。


大目標は、出場全種目で最優秀演武披露をすること。


しかし、本当の目標は、無事に大会に行けて、無事に帰ってくること。


地元でも(全国的に)新型インフルエンザが流行っているし、インドネシア世界大会も中止になった。
そんなことを考えると、無事に大会へ行けることがなによりです。


そして、大会を主催してくれる青森の皆さんや連盟本部に心から感謝しないといけません。


演武だけでなく、そんなこともきちんと教え、考えさせるのが指導者の務めだと思っています。


皆さん、見かけたら声をかけてください。

楽しみにしています。

【時間がないので、mixiの日記(長坂)を転記】

2009年10月03日 01時18分27秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法  橋本西支部 道場通信

ドリーム No.655

発行日 2009年10月1日(木) 発行・文責 長坂 徳久



【時間がないので、mixiの日記(長坂)を転記】



午前一時に家に帰ってきた。

手洗い、うがい、コンタクトレンズを外す、洗い物、部屋の掃除をしたあとで



携帯がないことに気づいた。



今日はS村先生と一献していた。

そのあとで風呂へ。

そして、事務所へ戻って仕事を少々。

あ~、事務所に忘れてきたな

とわかった。


明日まで半日ぐらいはいいかと思ったが、大切なメールか電話が入る予定があった


事務所まで車を走らせた。
ない。

事務所の電話で自分の にかけてみた。

鳴らない

鳴らしたままで車にも確認しにいったが

ない


記憶を辿る

風呂から出たときは持っていた。

ということはそのあとか?



わかった!

風呂へ行ったあと、日課の神社詣をした。

車から降りたときに

カチャ

と音がなった

なんか落とした?

と確認したが、なにもなかった。

でも、記憶を辿ると

それだ

と確信した。

神社に向う。

近くまで車で行き過ぎて…踏んでしまっては最悪

手前に駐車。




あった


赤い携帯なので夜でもわかりやすかった


しかし、問題は



機能は無事か (落下したということなので)



そして、今夜は


雨、雨、雨


水没か?



結果は

いま、その携帯からこれを打っています


一番の奇跡は自分の車で踏み潰さなかったことかな


落としたと気づかずに神社を出たのだから、そのときに踏み潰していても仕方ない



奇跡か?



普段からの運の強さ?





すまん、あずさ、みか
青森で使う
運をこれで使ってしまったようです

ということで
実力のみで頑張って下さい(笑)

まあ、最近の携帯は丈夫なんでしょうね



久しぶりに日記書いてみました。

乱文多謝。




通信「ドリーム」はもともと部内の通信です。だから、このようにくだけた内容もたまに載せます。


このブログを見てくれている人もお気軽にお読みください。

真剣に指導などについて一緒に研究、勉強してくれる方は長坂と直接メールしましょう。お待ちしています。

【知的好奇心の摩滅】

2009年10月03日 01時13分01秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
育夢学園学童教育「ドリーム学童」

“和顔(わげん)”

No.73

2009/10/1(木)  発行・文責 理事長 長坂徳久



【知的好奇心の摩滅】

 大人がよく使う方法。

「よーし、○○で勝ったら、□□を買ってあげよう。」

「100点取ったら、□□を買ってあげる。」

 子どもたちも言う。

「○○したら、□□を買ってくれる?」

「△△したら、なんか買ってよ!」

 おとなはご褒美のつもりでやっているでしょう。しかし、いずれ子どもたちは、すべてに見返りを求めるようになり、「つぎは何買ってくれる?」と加速します。

それがないと、がんばらなくなります。それが知的好奇心の摩滅です。

 もともと、子どもたちは純粋にがんばろうという気持ちを持っています。それは、子どもは知的好奇心の塊だからです。

 同時に、「これをがんばったら○○をあげるから」とか「一位には、賞品があります。」ということで、子どもたちはさらによく動きます。やる気になります。 

 よく動く・・だから、いい方法だと錯覚してしまうのです。この方法はうまく活用すればいい指導技術になりますが、ほんの少し方向性を間違うと反教育的行為になります。じゃあ、どうすればいいか?

 とくに約束という形ではなく、

 「よーし、今回の○○ではよくがんばったな。だから、これはご褒美だよ。」

 という形がよいといわれます。前者は取引、後者は称賛です。

 そして、なによりも、お母さん、お父さんから心からほめられて、抱きしめられることが何よりのプレゼントであり、その子にとって一番成長できるものです。

 大切なのは、

「(徒競走)で、お前が一位であろうが、六位であろうが、私たちには大切な宝物だよ。」
 というような言葉ではないでしょうか。

【脚下照顧】

2009年10月03日 01時10分17秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

育夢学園学童教育「ドリーム学童」

“和顔(わげん)”

 No.72

2009/9/29(火)  

発行・文責 理事長 長坂徳久

【脚下照顧】

   禅家の言葉であり、少林寺拳法の言葉でもあります。

  自分の足元から見つめなおすこと。

  具体的には「はきものをそろえる。」ことを指します。 

 長坂はこの「脚下照顧」をなによりも大切な指導だと考えています。

  だから徹底します。

 「学校でも下駄箱を見ればそのクラスがわかる。その子の様子が映し出される。」と言われます。 

  森信三先生は、しつけの三原則を、「挨拶ができること」「返事ができること」「履物をそろえること」とおっしゃいました。

  この3つが出来ているとあとのことは全部できるということです。

 道元禅師の言葉

「はきものをそろえると 

 心もそろう 

 心がそろうと 

 はきものもそろう 

 ぬぐときに そろえておくと 

 はくときに 心がみだれない 

 だれかが みだしておいたら だまって そろえておいてあげよう 

 そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう」

 

  最近は、学童のみんなも下駄箱の靴をきちんと揃えています。家でもそれができるようになると完璧です。

 「家ではやらない」とよく聞きます。当然です。家では気が緩むからです。