ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

全国中学生少林寺拳法大会

2007年08月28日 01時26分52秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
終わりました。

出場拳士は各都道府県から1,200名。

参観者を入れると約3000名の大会でした。

橋本西支部から男子六名、女子六名が参加しました。

その中には、盲腸を治した「みなみちゃん」も含まれています。

結果は次のとおりです。

●男子団体演武の部(出場73チーム)

 橋本西支部 2位

●女子団体演武(出場14チーム)

 橋本西支部 2位

●男子組演武の部(出場175組)

 橋本西支部 K・O組出場

 予選突破、本選(決勝・12名)進出

 本選では入賞ならず。

 結果は、175組中8位

●男子単独演武の部(出場142人)

 橋本西支部 T、M、Yが出場

 予選敗退。本選(12名)進出ならず。

●女子組演武の部(出場104組)

 橋本西支部 K・H組、T・Ⅰ組出場

 予選敗退。本選(12組)進出ならず。

●女子単独演武の部(出場90人)

 橋本西支部 M出場。

 予選突破、本選(12名)進出。

 本選入賞ならず。

 結果90人中10位。


 大変よくがんばってくれました。
 
 男女ともに団体が二位でした。
 
 みんなの感想は、
 
 「悔しい!」
 
 でした。喜びはありません。
 
 しかし、同時に、
 
 「来年は必ず優勝して、日本一になりたい!」
 
 でした。
 
 勝負では負けましたが、みんなが自分には克つ
 
 ことができた大会でした。
 
 そして、勝負以上に、「仲間との絆」「感謝の
 
 気持ち」「あきらめないことの大切さ」を学ぶ

 ことができたようです。

 大会の夜のミーティングでも、私が指導したこ

 とは、いつものとおり、

 「返事・あいさつ・行動・感謝」

 これをきちんとしようということです。

 競技については、「リラックスしてやろう」だ

 け。

 今日は、稽古最後に、大会報告会を支部の拳士、保護者が集まって行いました。

 その中で出場した拳士12名が、全員スピーチしました。

 全員、「悔しい」「いい結果ではなかった」といいました。

 しかし、同時に「いい大会だった」「いい仲間だった」という声も聞けました。

 私は、最後の支部長あいさつで、次のように言いました。

「出場した拳士たちは、とても悔しいと思います。それは、トップを目指してやってきたからです。しかし、全国で、あの激戦の中で二位はすばらしいです。みんなで、「おめでとう!」を言ってあげましょう。(みんなで、「おめでとう!」を唱和しました。)
 この子達が、今、掛けているメダルは銀メダルです。最高の金メダルではありません。しかし、このメダルをかけている彼らは、最高の拳士です。私にとっては最高の弟子たちです。保護者の方にとっては最高のお子さんです。本当にありがとうございました。」
やはり、泣いてしまいました。

 そして、私から、彼らに、それぞれに応じた言葉を書いた色紙をプレゼントしました。

次のとおりです。

 女子

【ゆりへ  清真 長坂 2007.8.27】

【りまへ  期待 長坂 2007.8.27】

【みなみへ 希望 長坂 2007.8.27】

【まいへ  成長 長坂 2007.8.27】

【ちひろへ 感謝 長坂 2007.8.27】

 男子

【ゆうきへ 平和 長坂 2007.8.27】

【こうきへ 直心 長坂 2007.8.27】

【りょうへ 結実 長坂 2007.8.27】

【まことへ 友愛 長坂 2007.8.27】

【たかやへ 夢  長坂 2007.8.27】

【ゆうやへ 光  長坂 2007.8.27】

 日本一は逃しましたが、それ以上の大きな、そして、大切なものをつかんだ大会

でした。

 



希望

2007年08月23日 01時37分06秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
支部掲示板へ書いたことです。



今週土曜日、日曜日に香川県総本部で全国中学生

大会が開催されます。

橋本西支部から、そこに出場する女子団体演武メ

ンバーの一人が、今日は緊急入院しました。盲腸

です。

幸い、まだ、オペはしていません。点滴治療を行っています。

99%もう大会への出場は無理でしょうが、残りの1%

にまだ希望を託しています。

その子が出れないと、チームも出れないのです。

野球やサッカーのように急にメンバーを変えるこ

とがてきないのが、少林寺拳法の競技の特性で

す。

本当に全国優勝を狙らっているので、まだまだ希

望は捨てません。

でも、その子が出場できなくても、仕方ありませ

ん。そして、誰もそれを何もいいません。

なぜならば、チームとは家族だからです。

だから、一蓮托生です。

 



女子中学生

2007年08月22日 01時19分15秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
最近、稽古で、「面談」をよくします。

拳士の話を聞いてあげます。

その中で、いままで難しいと思っていた、

「女子中学生」の指導や付き合い方・・もそんなに大変なことではないと思いはじ

めました。

いま、いろいろな「点」が、一本の「線」につながりそうです。

つまり、原理、原則が見えてきています。

ポイントを一言で言えば、いま重視されたり、流行でもある、

「コーチング」ですね。

仕事と少林寺拳法

2007年08月16日 01時09分18秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
今はどちらも忙しい。

特に、今年は夏に少林寺拳法の大きな大会(県大会・全国中学大会)があり、あと2

週間は、少林寺拳法にかなり力を入れています。

といっても、仕事を休むことはできず、また、許されません。

九月になると、少林寺拳法はまだ忙しい・・・

仙台への派遣指導、本部の少年部指導講習会講師など。

でも、大会は終わっている(秋の全国へ出場が決定したらまた忙しくなる)ので、日

常の稽古は、楽しい稽古に戻る! 大会稽古が楽しくないのではありませんが、ど

こか、やはり、大会稽古はプレッシャーがかかりますね。

九月以降は、仕事面で新規プロジェクトをどんどん展開していく予定!

ちなみに、長坂は「忙しい」と書いて「たのしい」と読むようにしています!

引き上げろ!

2007年08月08日 23時08分08秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
同じ中学生でも、男女で体力差があり、また、意識の高さも違う。

そんなとき、稽古で、わざと男女で組ませて演武をさせたりします。

また、スピードのある拳士とない拳士を組ませます。

すると、高いほうに引っ張られて、力は引き上げられます。

ただし、もともと、その子にそれだけの力があったということでしょう。

人は、限界を自分で作ってしまいます。

それを何かのきっかけで破ることができたときに、また一段階段を上がれるように思います。

指導者の役目 ①教える②考えさせる③引き出す④包み込む